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南プロシアン王国編
大円団
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七月十八日
エクレイネの港にはフロリアーナを筆頭にアレッシオとヴィンセントにカルドザルス騎士団が整列して、帰国するティファたちタスタニア軍の見送りに集まっていた。
レジーナは「私は学生の身だし、おまけで参加したようなものだから女王様とご挨拶なんて恐れ多過ぎて」と参加を拒んで船の中で待機していようとしたが、マリアとレイラに半ば強引に引っ張り出された。
フロリアーナは一人ずつ声をかけて別れの挨拶を交わした。
「レジーナ、サウジレジア海戦の戦いの時もそうであったが、見事な剣技を使うな。お主はマリア、レイラにも決して劣る事のない優れた騎士だ。もっと自信を持った方がいい。危険を顧みず私たちを助けてくれてありがとう」
フロリアーナの謝礼の言葉にレジーナは「こちらこそありがとうございました」と緊張から脈のない返事を返して周囲から笑いが起きた。
「レイラ、お主はマリア同様に頼もしい騎士であったぞ。色々と世話になった、ありがとう」
「私ごときに身にあまるお言葉。光栄でございます」
「お主はやはりティファの妹じゃな。見た目は違っても、雰囲気が姉に似ている。これからも姉妹で仲良くな」
「もちろんです。私は姉を尊敬していますので」
レイラがそう答えるとフロリアーナはレイラと握手をして優しく微笑んだ。
早くに姉妹を亡くしたフロリアーナは姉妹で仲の良い二人が羨ましく、微笑ましかった。
「ティファ、世話になったな。お主は生涯私の恩人だ」
「恩人だなんてとんでもない。女王様に散々生意気な口を叩いて申し訳ございませんでした」
「気にするな。私はお主のそんなところが気に入っているのだからな。約束通り我が国はタスタニアと同盟を結んで海軍力を提供しよう。タスタニアにも早く平和が訪れるといいな。私たちもその一端を手伝わせてもらうぞ」
「私たちも必ず平和を手に入れます。それまで今しばらくお力添えをよろしくお願いします」
ティファはそう言ってフロリアーナに頭を下げるとフロリアーナはそれを制した。
「頭を下げるのは私の方だ。ティファニー、ありがとう」
フロリアーナはティファの前にひざまずいて頭を下げた。
その行動にティファは慌てて声をあげた。
「フロリアーナ様、お立ちください。女王様が私如きにそのような事をなさらくても。。」
「人が人に心から感謝するのに身分は関係ないぞ。私が頭を下げたからといってお主の命が取られるわけでもあるまい」
「寿命が縮みます」
「これはいい。お主の寿命が縮むならもっと頭を下げてやろう」
「え。。ちょっと、フロリアーナ様!」
ティファはフロリアーナのきつい冗談に少しむくれた表情を見せた。
それを見て笑うフロリアーナだった。
そして最後にマリアの前に立つと少しだけ寂しげな表情を見せた。
「マリア。お主と会わなかったら私も南プロシアンも今日の日を迎える事は出来なかっただろう。お主には大変世話になった。我が国にもお主のような騎士を一日も早く育てるのが今後の目標だ」
「フロリアーナ様。私こそお仕えして色々と学ぶ事が多くございました。数々のご不便をおかけ致しまた事をお詫び致します。どうかご達者で」
「マリアは相変わらず堅いな。ティファやシャローラのようにもっと笑顔で気楽に話すがいい。お主にとって「可愛い」は不要なのかもしれぬが、女子にとって「可愛い」はないよりあった方がいいぞ」
フロリアーナにそう言われてマリアは「はあ」と困惑の表情を見せてティファとレイラに笑われた。
「マリア、ありがとう。お主のような騎士がいるタスタニアが羨ましいぞ」
フロリアーナはそう言ってマリアと抱擁を交わした。
「団長、フロリアーナ様を頼むぞ」
「お主に言われなくとも一命を掛けて守り抜く所存だ」
最後にマリアとヴィンセントが互いにかっちりと握手しながら微笑みあった。
それはフロリアーナの護衛がマリアからヴィンセントにバトンタッチされ、ヴィンセントがそれを確かに受け取ったという証でもあった。
ティファたち一向はフロリアーナとの別れを済ませると主力艦イーリスに乗り込んだ。
船が出港し、岸から離れるとフロリアーナとその重臣たちは横一列に並びティファたちに敬礼した。
その姿を見てティファたちも敬礼を返す。
「フロリアーナ様、そして南プロシアンの皆様。どうかお元気で」
ティファは大声で叫ぶとフロリアーナは手を振ってそれに応えた。
フロリアーナたちはティファたちの乗った船が見えなくなるまで敬礼を続けた。
「行ってしまいましたな」
「アレッシオ、ヴィンセント。これから忙しくなるぞ。国を再建し、ティファたちとの約束を守るために、ロマリア帝国を牽制する海軍部隊を設立せねばならぬ。寂しいなんて感じている暇はない」
そう言いながらフロリアーナの目から涙が溢れていた。
「いい人たちでしたね」
アレッシオがひと言だけそう言った。
それ以上の言葉はこの場で必要なかった。
「アレッシオ、ヴィンセント。行こう」
「御意」
「承知仕りました」
この後、フロリアーナの統治した南プロシアンは男性と女性が平等な権利、報酬、勉学を得られるようになり、自由な結婚の選択も認められるようになった。
さらにワインと塩以外にも国の文化を育成する事に力を入れて、後世に残るような劇場や美術館を数多く建造し文化面でも国を発展させていくのである。
⭐︎⭐︎⭐︎
「ティファ、マリア。フロリアーナ様がいなくなると寂しくなるね」
「いれば生意気だしうるさいけど、いなくなるとこんなに寂しいんだね。何だか今までの事が夢だったみたいだよ。マリアはずっと側で仕えていたから、なおさら喪失感が大きいんじゃない?」
「私にあんな風に話しかけてくれた人はあの方が初めてだった。対応に困らされた事も何度もあったが、フロリアーナ様は大きくて暖かい人であった。しばらくは寂しい気持ちが続くだろうな」
その言葉を聞いてティファはマリアは本当はフロリアーナにずっと付いていたかったんじゃないかと思った。
「マリア、たとえあなたが南プロシアンに残ってフロリアーナ様に仕えても私は。。いや私だけじゃなくパトリシアもシャローラも何も言わないよ」
ティファが半ば本気でそう言うとマリアは表情を引き締めた。
「私はタスタニアの騎士だ。フロリアーナ様は尊敬するが、それとこれとは別だ。私はタスタニアのために戦う」
「そうか。マリアがそう言ってくれて安心したよ」
「私が南プロシアンに残ると思ったのか?」
「少しだけ。でもマリアはやっぱりマリア。いい意味で無骨で一途なんだよね。本当に生粋の騎士だな」
「良く言われてるのか悪く言われてるのかわからぬが。。」
「はいはい。表情が堅いよ。フロリアーナ様に散々言われたでしょ。もっと明るい笑顔で気楽にね」
「私には出来そうもない」
マリアがそう言うとティファたちは大笑いした。
「さあ、私たちも南プロシアン王国のようにタスタニアを平和な国にしていこう。そのためにはロマリア帝国との戦争を一日も早く終わらせないとね」
ティファの言葉にレイラ、マリアの二人がうなずき、レジーナは「私はもう少し学業を頑張って、正式に軍に配属されたらみんなのように活躍したい。いや、してみせる」と決意を新たにした。
タスタニア王国に南プロシアン王国という力強い味方が加わり、陸と海の二方面からロマリア帝国を挟撃出来る体制が整った。
タスタニアと南プロシアンはこれ以降、長年に渡って同盟国として友好関係を築き上げる事となる。
⭐︎⭐︎⭐︎
北部反乱軍とオスカーを陰から支えるシュトライト家とニーナ。
北部反乱軍と組んでルーファスに対抗する足場を作ろうとするオスカー。
自身の疑惑が晴れて虚いがなくなり、タスタニアの要害ブラウゼンを制圧すべく進撃するバスティアン。
それを防ぐべく遅延戦闘のための防御を強化するシャローラ。
ティファとの戦いを切望しながら、任務上守備に付いて戦う事が出来ずに悶々とした日々を過ごすセリア。
そして南プロシアン反乱軍を制圧してフロリアーナが女王になったのを見届け、返す刀でシャローラたちと合流し、バスティアンの進撃を阻止すべく西方戦線へと移動するティファ。
それぞれの思惑が入り乱れるキルス歴一〇九六年七月十八日であった。
ー 第一部 完 ー
エクレイネの港にはフロリアーナを筆頭にアレッシオとヴィンセントにカルドザルス騎士団が整列して、帰国するティファたちタスタニア軍の見送りに集まっていた。
レジーナは「私は学生の身だし、おまけで参加したようなものだから女王様とご挨拶なんて恐れ多過ぎて」と参加を拒んで船の中で待機していようとしたが、マリアとレイラに半ば強引に引っ張り出された。
フロリアーナは一人ずつ声をかけて別れの挨拶を交わした。
「レジーナ、サウジレジア海戦の戦いの時もそうであったが、見事な剣技を使うな。お主はマリア、レイラにも決して劣る事のない優れた騎士だ。もっと自信を持った方がいい。危険を顧みず私たちを助けてくれてありがとう」
フロリアーナの謝礼の言葉にレジーナは「こちらこそありがとうございました」と緊張から脈のない返事を返して周囲から笑いが起きた。
「レイラ、お主はマリア同様に頼もしい騎士であったぞ。色々と世話になった、ありがとう」
「私ごときに身にあまるお言葉。光栄でございます」
「お主はやはりティファの妹じゃな。見た目は違っても、雰囲気が姉に似ている。これからも姉妹で仲良くな」
「もちろんです。私は姉を尊敬していますので」
レイラがそう答えるとフロリアーナはレイラと握手をして優しく微笑んだ。
早くに姉妹を亡くしたフロリアーナは姉妹で仲の良い二人が羨ましく、微笑ましかった。
「ティファ、世話になったな。お主は生涯私の恩人だ」
「恩人だなんてとんでもない。女王様に散々生意気な口を叩いて申し訳ございませんでした」
「気にするな。私はお主のそんなところが気に入っているのだからな。約束通り我が国はタスタニアと同盟を結んで海軍力を提供しよう。タスタニアにも早く平和が訪れるといいな。私たちもその一端を手伝わせてもらうぞ」
「私たちも必ず平和を手に入れます。それまで今しばらくお力添えをよろしくお願いします」
ティファはそう言ってフロリアーナに頭を下げるとフロリアーナはそれを制した。
「頭を下げるのは私の方だ。ティファニー、ありがとう」
フロリアーナはティファの前にひざまずいて頭を下げた。
その行動にティファは慌てて声をあげた。
「フロリアーナ様、お立ちください。女王様が私如きにそのような事をなさらくても。。」
「人が人に心から感謝するのに身分は関係ないぞ。私が頭を下げたからといってお主の命が取られるわけでもあるまい」
「寿命が縮みます」
「これはいい。お主の寿命が縮むならもっと頭を下げてやろう」
「え。。ちょっと、フロリアーナ様!」
ティファはフロリアーナのきつい冗談に少しむくれた表情を見せた。
それを見て笑うフロリアーナだった。
そして最後にマリアの前に立つと少しだけ寂しげな表情を見せた。
「マリア。お主と会わなかったら私も南プロシアンも今日の日を迎える事は出来なかっただろう。お主には大変世話になった。我が国にもお主のような騎士を一日も早く育てるのが今後の目標だ」
「フロリアーナ様。私こそお仕えして色々と学ぶ事が多くございました。数々のご不便をおかけ致しまた事をお詫び致します。どうかご達者で」
「マリアは相変わらず堅いな。ティファやシャローラのようにもっと笑顔で気楽に話すがいい。お主にとって「可愛い」は不要なのかもしれぬが、女子にとって「可愛い」はないよりあった方がいいぞ」
フロリアーナにそう言われてマリアは「はあ」と困惑の表情を見せてティファとレイラに笑われた。
「マリア、ありがとう。お主のような騎士がいるタスタニアが羨ましいぞ」
フロリアーナはそう言ってマリアと抱擁を交わした。
「団長、フロリアーナ様を頼むぞ」
「お主に言われなくとも一命を掛けて守り抜く所存だ」
最後にマリアとヴィンセントが互いにかっちりと握手しながら微笑みあった。
それはフロリアーナの護衛がマリアからヴィンセントにバトンタッチされ、ヴィンセントがそれを確かに受け取ったという証でもあった。
ティファたち一向はフロリアーナとの別れを済ませると主力艦イーリスに乗り込んだ。
船が出港し、岸から離れるとフロリアーナとその重臣たちは横一列に並びティファたちに敬礼した。
その姿を見てティファたちも敬礼を返す。
「フロリアーナ様、そして南プロシアンの皆様。どうかお元気で」
ティファは大声で叫ぶとフロリアーナは手を振ってそれに応えた。
フロリアーナたちはティファたちの乗った船が見えなくなるまで敬礼を続けた。
「行ってしまいましたな」
「アレッシオ、ヴィンセント。これから忙しくなるぞ。国を再建し、ティファたちとの約束を守るために、ロマリア帝国を牽制する海軍部隊を設立せねばならぬ。寂しいなんて感じている暇はない」
そう言いながらフロリアーナの目から涙が溢れていた。
「いい人たちでしたね」
アレッシオがひと言だけそう言った。
それ以上の言葉はこの場で必要なかった。
「アレッシオ、ヴィンセント。行こう」
「御意」
「承知仕りました」
この後、フロリアーナの統治した南プロシアンは男性と女性が平等な権利、報酬、勉学を得られるようになり、自由な結婚の選択も認められるようになった。
さらにワインと塩以外にも国の文化を育成する事に力を入れて、後世に残るような劇場や美術館を数多く建造し文化面でも国を発展させていくのである。
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「ティファ、マリア。フロリアーナ様がいなくなると寂しくなるね」
「いれば生意気だしうるさいけど、いなくなるとこんなに寂しいんだね。何だか今までの事が夢だったみたいだよ。マリアはずっと側で仕えていたから、なおさら喪失感が大きいんじゃない?」
「私にあんな風に話しかけてくれた人はあの方が初めてだった。対応に困らされた事も何度もあったが、フロリアーナ様は大きくて暖かい人であった。しばらくは寂しい気持ちが続くだろうな」
その言葉を聞いてティファはマリアは本当はフロリアーナにずっと付いていたかったんじゃないかと思った。
「マリア、たとえあなたが南プロシアンに残ってフロリアーナ様に仕えても私は。。いや私だけじゃなくパトリシアもシャローラも何も言わないよ」
ティファが半ば本気でそう言うとマリアは表情を引き締めた。
「私はタスタニアの騎士だ。フロリアーナ様は尊敬するが、それとこれとは別だ。私はタスタニアのために戦う」
「そうか。マリアがそう言ってくれて安心したよ」
「私が南プロシアンに残ると思ったのか?」
「少しだけ。でもマリアはやっぱりマリア。いい意味で無骨で一途なんだよね。本当に生粋の騎士だな」
「良く言われてるのか悪く言われてるのかわからぬが。。」
「はいはい。表情が堅いよ。フロリアーナ様に散々言われたでしょ。もっと明るい笑顔で気楽にね」
「私には出来そうもない」
マリアがそう言うとティファたちは大笑いした。
「さあ、私たちも南プロシアン王国のようにタスタニアを平和な国にしていこう。そのためにはロマリア帝国との戦争を一日も早く終わらせないとね」
ティファの言葉にレイラ、マリアの二人がうなずき、レジーナは「私はもう少し学業を頑張って、正式に軍に配属されたらみんなのように活躍したい。いや、してみせる」と決意を新たにした。
タスタニア王国に南プロシアン王国という力強い味方が加わり、陸と海の二方面からロマリア帝国を挟撃出来る体制が整った。
タスタニアと南プロシアンはこれ以降、長年に渡って同盟国として友好関係を築き上げる事となる。
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北部反乱軍とオスカーを陰から支えるシュトライト家とニーナ。
北部反乱軍と組んでルーファスに対抗する足場を作ろうとするオスカー。
自身の疑惑が晴れて虚いがなくなり、タスタニアの要害ブラウゼンを制圧すべく進撃するバスティアン。
それを防ぐべく遅延戦闘のための防御を強化するシャローラ。
ティファとの戦いを切望しながら、任務上守備に付いて戦う事が出来ずに悶々とした日々を過ごすセリア。
そして南プロシアン反乱軍を制圧してフロリアーナが女王になったのを見届け、返す刀でシャローラたちと合流し、バスティアンの進撃を阻止すべく西方戦線へと移動するティファ。
それぞれの思惑が入り乱れるキルス歴一〇九六年七月十八日であった。
ー 第一部 完 ー
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