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ロマリア帝国事件編
ナスターシャ・フォン・カレンベルク
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そんなある日、ミリアムは高熱にかかり朝から体調が悪かった。
それでも職場に行くために家を出たが、しばらく歩いたところで酷い目眩と倦怠感に襲われて地面に座り込んでしまった。
「身体が重くて動けない。。まさか。。」
この当時、ギガンティア大陸に猛威を奮っていた流行り病の事がミリアムの頭をよぎった。
大勢の死者を出している高熱を発する病であり、ロマリア帝国の初代皇帝ミカエルもこの病で短い生涯を終えている。
「ちくしょう。まだ家族の敵討ちもしないうちにこんなところで死んでたまるか!」
息を切らせながら立ち上がろうとするミリアムに声を掛ける一人の女性がいた。
「お身体の具合が悪い様ですが大丈夫ですか?」
ミリアムは突然声を掛けられて驚いた。
ソレーヌと別れて以降は友人も作らず、両親が役人に処刑されてからは人を無闇に信用しなくなり、用心深く一人で生きていたミリアムであったが、声を掛けた女性の容姿はそんなミリアムの警戒心を解くほど知性的な印象と慈愛に溢れていた。
その女性は見た目ミリアムとそれほど歳が変わらず、グレーに近い髪に赤い瞳が印象的であった。
肌の色はまるで大理石のように白くその姿は凛としていて落ち着いた物静かな人であった。
(私と同じ十八、九歳くらいであろうか?でも落ち着いているし、雰囲気といい只者ではない)
「私は医師です。具合が悪いのであれば診て差し上げますよ」
「医師なんですか。では、お願い出来ますか。。今朝から熱っぽくて身体が重くて思うように動けないんです」
女性がその場で額に手を当て脈を測り、胸に指をトントンと当てて診察をした結果は流行り病ではなく普通の風邪による高熱であった。
このギガンティア大陸を襲った流行り病は後世でいうインフルエンザであった。
肺炎を引き起こして高熱を発して死亡するケースが多発していたので、この医師は胸を打診して肺に異常がないかを確認したのである。
打診という技法がまだ発見されていなかった当時としては最新の診断法であった。
結果は肺に異常はなくただの風邪とわかったのでミリアムもひと安心した。
「この薬を飲んで今日は一日ゆっくり休まれた方がいいですよ」
女性医師はミリアムに三日分の風邪薬を渡して体調が良くなるまで休む事を勧めた。
普段のミリアムであれば人の言う事に耳を貸さずに薬だけ飲んでそのまま仕事に向かっていたであろうが、体調の悪さとそれ以上にこの医師の言う事には素直に従った方がいいと本能的に感じていた。
「わかりました。そうする事にします。ありがとうございました。あの。。私はミリアム・ヴェルッティと言います。お医者様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「私はナスターシャ・フォン・カレンベルクと申します。このザラメスで母と二人で医師として活動していますので、もし何があればいつでも尋ねてきて下さい」
そう言うとナスターシャは会釈をしてその場から立ち去っていった。
よもや私が自分から名前を名乗るなんて。。とミリアムは不思議な気持ちであった。
「おそらく私とほとんど歳が変わらないと思うけど、なんて凄い人なんだ。あの人は味方に。。いや友人として付き合っていきたい」
ミリアムはソレーヌと別れて以来、久しぶりに打算や利害関係のない本当に信頼出来る人物を見つけたような気がした。
ミリアムはナスターシャからもらった薬が効いて熱も下がり、体調も元に戻り身体は元気を取り戻すと、ナスターシャに会いたいという気持ちが強くなり、病気でもないのにナスターシャの診療所に行くようになっていった。
「ミリアムさん、今日は如何なされましたか?」
「何となく気分がすぐれないのです」
こんな感じで数日に一回診療所に行っては他愛のない話しをして帰るという日々がしばらく続いた。
ミリアムにとってナスターシャと会う僅かな時間が安らぎと活力になっていた。
ナスターシャもそれはわかっていた。
ミリアムが何か心に不安を抱えていて自分を頼っているのだと。
だからどんなに忙しい時でもミリアムが来れば話し相手になり、心の不安を取り除くために出来る事をしてくれていたのだ。
⭐︎⭐︎⭐︎
ザラメスでの情報収集が半年を超えてミリアムの村に弾圧に入ったのが首都ハーフェンの隣町であるドナウゼンの在中兵で、その隊長の名前がファビアン・ホルトであると突き止めたのである。
その男は今、県令となってギアラエ鉱山都市を統治しているという事であった。
「ファビアン、お前は絶対に許さない」
ミリアムはザラメスを離れてファビアンの居るドナウゼンへ行き、両親の敵討ち実行に移す決意を固めた。
「ミリアムちゃん、ギアラエ鉱山に興味があるのかい?やめておいた方がいいよ。あそこは傍若無人で有名だったファビアンの作った街だ。表向きは失業者ゼロを目標に掲げているけど裏で何をしているかわからない。危険だよ」
そう忠告してくれたお客さんもいた。
「情報をありがとうございます。決して鉱山でひと儲けしようとか思っているわけではないので心配しないで。ただの好奇心のようなものです」
「ならいいけど。あそこに近づいたネープ民族女性が行方不明になっているという噂もある。怪しきには近寄らずが一番だよ」
「はい」
と返事だけは返したが内心はやっと見つけたファビアンの尻尾を離してなるものかという執念に燃えていた。
「ドナウゼンに行くとなるとナスターシャに別れの挨拶をしないといけないな。。用も無いのに度々押しかけて迷惑だったろうな」
このザラメスを一歩出たら、自分は復讐に燃える鬼となる。
こうしていられるのも今日が最後と決めてきたミリアムはナスターシャの元へと挨拶に向かった。
「そうですか。お仕事の都合でドナウゼンに行かれるのですね。どうかお身体に気をつけてお元気でお過ごし下さい」
「ナスターシャさん、色々とお世話になり度々押しかけてすみませんでした。大仕事を無事に終わらせる事が出来たらまたここに戻って来るつもりです。ご迷惑でなければ、その時に再会出来るといいですね」
「迷惑なんでとんでもない。無事に帰られて再び会える日を楽しみにここでお待ち致します。あ、ミリアムさん少しお待ち下さい」
ナスターシャはそう言うと隣の部屋へ行きしばらくするとお守り程の小さな袋を持ってきてミリアムに渡した。
「これは薬草で飲むと気分が落ち着きますよ。飲み易くするために数種類の茶葉と混ぜ合わせてありますが、効果は間違いないので気分が優れない時はそのままお湯に溶かして飲んで下さい」
「ナスターシャさん。ありがとうございます」
ミリアムはナスターシャから受け取ったこの袋と薬草はドナウゼンに着いてからもお守り代わりにずっと肌に離さず持ち歩き、中の薬草は余程の事がない限り飲まないと心に決めたのである。
決意を決めた表情で出て行くミリアムをナスターシャは不安そうな顔で見ていた。
こうしてナスターシャと別れの挨拶を済ませたミリアムは復讐の計画を実行に移すために悪鬼の如く一切の情を捨てさり、ファビアンを倒す事だけに全てを賭けるはずだった。
そこに運命の再会が待っていようなどとは思いもしなかった。
それでも職場に行くために家を出たが、しばらく歩いたところで酷い目眩と倦怠感に襲われて地面に座り込んでしまった。
「身体が重くて動けない。。まさか。。」
この当時、ギガンティア大陸に猛威を奮っていた流行り病の事がミリアムの頭をよぎった。
大勢の死者を出している高熱を発する病であり、ロマリア帝国の初代皇帝ミカエルもこの病で短い生涯を終えている。
「ちくしょう。まだ家族の敵討ちもしないうちにこんなところで死んでたまるか!」
息を切らせながら立ち上がろうとするミリアムに声を掛ける一人の女性がいた。
「お身体の具合が悪い様ですが大丈夫ですか?」
ミリアムは突然声を掛けられて驚いた。
ソレーヌと別れて以降は友人も作らず、両親が役人に処刑されてからは人を無闇に信用しなくなり、用心深く一人で生きていたミリアムであったが、声を掛けた女性の容姿はそんなミリアムの警戒心を解くほど知性的な印象と慈愛に溢れていた。
その女性は見た目ミリアムとそれほど歳が変わらず、グレーに近い髪に赤い瞳が印象的であった。
肌の色はまるで大理石のように白くその姿は凛としていて落ち着いた物静かな人であった。
(私と同じ十八、九歳くらいであろうか?でも落ち着いているし、雰囲気といい只者ではない)
「私は医師です。具合が悪いのであれば診て差し上げますよ」
「医師なんですか。では、お願い出来ますか。。今朝から熱っぽくて身体が重くて思うように動けないんです」
女性がその場で額に手を当て脈を測り、胸に指をトントンと当てて診察をした結果は流行り病ではなく普通の風邪による高熱であった。
このギガンティア大陸を襲った流行り病は後世でいうインフルエンザであった。
肺炎を引き起こして高熱を発して死亡するケースが多発していたので、この医師は胸を打診して肺に異常がないかを確認したのである。
打診という技法がまだ発見されていなかった当時としては最新の診断法であった。
結果は肺に異常はなくただの風邪とわかったのでミリアムもひと安心した。
「この薬を飲んで今日は一日ゆっくり休まれた方がいいですよ」
女性医師はミリアムに三日分の風邪薬を渡して体調が良くなるまで休む事を勧めた。
普段のミリアムであれば人の言う事に耳を貸さずに薬だけ飲んでそのまま仕事に向かっていたであろうが、体調の悪さとそれ以上にこの医師の言う事には素直に従った方がいいと本能的に感じていた。
「わかりました。そうする事にします。ありがとうございました。あの。。私はミリアム・ヴェルッティと言います。お医者様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「私はナスターシャ・フォン・カレンベルクと申します。このザラメスで母と二人で医師として活動していますので、もし何があればいつでも尋ねてきて下さい」
そう言うとナスターシャは会釈をしてその場から立ち去っていった。
よもや私が自分から名前を名乗るなんて。。とミリアムは不思議な気持ちであった。
「おそらく私とほとんど歳が変わらないと思うけど、なんて凄い人なんだ。あの人は味方に。。いや友人として付き合っていきたい」
ミリアムはソレーヌと別れて以来、久しぶりに打算や利害関係のない本当に信頼出来る人物を見つけたような気がした。
ミリアムはナスターシャからもらった薬が効いて熱も下がり、体調も元に戻り身体は元気を取り戻すと、ナスターシャに会いたいという気持ちが強くなり、病気でもないのにナスターシャの診療所に行くようになっていった。
「ミリアムさん、今日は如何なされましたか?」
「何となく気分がすぐれないのです」
こんな感じで数日に一回診療所に行っては他愛のない話しをして帰るという日々がしばらく続いた。
ミリアムにとってナスターシャと会う僅かな時間が安らぎと活力になっていた。
ナスターシャもそれはわかっていた。
ミリアムが何か心に不安を抱えていて自分を頼っているのだと。
だからどんなに忙しい時でもミリアムが来れば話し相手になり、心の不安を取り除くために出来る事をしてくれていたのだ。
⭐︎⭐︎⭐︎
ザラメスでの情報収集が半年を超えてミリアムの村に弾圧に入ったのが首都ハーフェンの隣町であるドナウゼンの在中兵で、その隊長の名前がファビアン・ホルトであると突き止めたのである。
その男は今、県令となってギアラエ鉱山都市を統治しているという事であった。
「ファビアン、お前は絶対に許さない」
ミリアムはザラメスを離れてファビアンの居るドナウゼンへ行き、両親の敵討ち実行に移す決意を固めた。
「ミリアムちゃん、ギアラエ鉱山に興味があるのかい?やめておいた方がいいよ。あそこは傍若無人で有名だったファビアンの作った街だ。表向きは失業者ゼロを目標に掲げているけど裏で何をしているかわからない。危険だよ」
そう忠告してくれたお客さんもいた。
「情報をありがとうございます。決して鉱山でひと儲けしようとか思っているわけではないので心配しないで。ただの好奇心のようなものです」
「ならいいけど。あそこに近づいたネープ民族女性が行方不明になっているという噂もある。怪しきには近寄らずが一番だよ」
「はい」
と返事だけは返したが内心はやっと見つけたファビアンの尻尾を離してなるものかという執念に燃えていた。
「ドナウゼンに行くとなるとナスターシャに別れの挨拶をしないといけないな。。用も無いのに度々押しかけて迷惑だったろうな」
このザラメスを一歩出たら、自分は復讐に燃える鬼となる。
こうしていられるのも今日が最後と決めてきたミリアムはナスターシャの元へと挨拶に向かった。
「そうですか。お仕事の都合でドナウゼンに行かれるのですね。どうかお身体に気をつけてお元気でお過ごし下さい」
「ナスターシャさん、色々とお世話になり度々押しかけてすみませんでした。大仕事を無事に終わらせる事が出来たらまたここに戻って来るつもりです。ご迷惑でなければ、その時に再会出来るといいですね」
「迷惑なんでとんでもない。無事に帰られて再び会える日を楽しみにここでお待ち致します。あ、ミリアムさん少しお待ち下さい」
ナスターシャはそう言うと隣の部屋へ行きしばらくするとお守り程の小さな袋を持ってきてミリアムに渡した。
「これは薬草で飲むと気分が落ち着きますよ。飲み易くするために数種類の茶葉と混ぜ合わせてありますが、効果は間違いないので気分が優れない時はそのままお湯に溶かして飲んで下さい」
「ナスターシャさん。ありがとうございます」
ミリアムはナスターシャから受け取ったこの袋と薬草はドナウゼンに着いてからもお守り代わりにずっと肌に離さず持ち歩き、中の薬草は余程の事がない限り飲まないと心に決めたのである。
決意を決めた表情で出て行くミリアムをナスターシャは不安そうな顔で見ていた。
こうしてナスターシャと別れの挨拶を済ませたミリアムは復讐の計画を実行に移すために悪鬼の如く一切の情を捨てさり、ファビアンを倒す事だけに全てを賭けるはずだった。
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