3 / 4
第三話 俺、慣れてきた?…
しおりを挟む
まぁ人間”慣れ”ってものは素晴らしい。
ひどい毎日を送ってても、だんだんと慣れてくる。いや、麻痺してくんのかな?
少しずつ、本当に少しずつだけどそんな生活にも慣れ始め、そこそこ動けるようになってきちゃうから、慣れってものは凄い。
みんなに比べればだいぶ遅いけど、一年もたてば皆になんとかついて行けるぐらいにはなる。
でも、そこらへんになってくると、毎日同じことの繰り返し、朝起きて、店行って、作業して、夜遅くに帰る。
そう、だんだん料理してる感覚ってのが無くなって、作業になってくるんだ。
それを毎日繰り返し、繰り返し。…気づけば一ヶ月半ぐらい休日ない!なんてことがざらにあるのが飲食業。
”週休二日”と”完全週休二日”の意味を知る。…そして半休という名の極悪魔法を。
半休+残業というコンボにより、名目上は休日取得した事になっちゃうから、世の中不思議なもんだ、そりゃ眠りながら鍋振ってるなんて事が出来ても不思議じゃない。
そんなんだから、残業代+の給料の為、貯金だけは貯まってく。就職して一年足らずで月40万近く貰った時はさすがに驚いた。
「一万払うんで、休みをください!」
こんな言葉を店長に言っても不思議でもなんでもない。
金は貯まるけど、使う時や場所がない。たまの休みは店からの電話が来ないかビクビクしながら、ひたすら寝てるだけだったからな。
「おはよう、すまないけどバイトの一人が来れなくなっちゃったから、今から店来て。」
…こんな感じだ。
の◯太じゃ無いけど、どこでも寝れるようになった、目を瞑るだけで。休憩時間の15分だけ寝るなんて余裕余裕。
えっ?疲れが酷すぎるだけ?そうとも言う。
家に帰れないなんて事も時々あったな、三日に一度くらいだが。店の片付けが長引くと終電が無くなるし、次の日も朝から勤務だからタクシーで帰ったりするよか、ネカフェや店に泊まった方が休めるんだわ。
疲れは取れないがな。布団大事!本当に大事!そして家に帰るのはもっと大事!
終電無くなって、
「明日は久々の休みだ!もうネカフェに泊まって朝帰ろう!」
なんて事を実行すると、バイトから次の日の朝に電話来て
「すいません、風邪引いちゃって動けないんでふ。代わりに17時まで出てもらえませんか?」
なんて言われるから、帰るのは大事。
そして、そんな生活は身体を壊す原因になって当たり前だった。
ひどい毎日を送ってても、だんだんと慣れてくる。いや、麻痺してくんのかな?
少しずつ、本当に少しずつだけどそんな生活にも慣れ始め、そこそこ動けるようになってきちゃうから、慣れってものは凄い。
みんなに比べればだいぶ遅いけど、一年もたてば皆になんとかついて行けるぐらいにはなる。
でも、そこらへんになってくると、毎日同じことの繰り返し、朝起きて、店行って、作業して、夜遅くに帰る。
そう、だんだん料理してる感覚ってのが無くなって、作業になってくるんだ。
それを毎日繰り返し、繰り返し。…気づけば一ヶ月半ぐらい休日ない!なんてことがざらにあるのが飲食業。
”週休二日”と”完全週休二日”の意味を知る。…そして半休という名の極悪魔法を。
半休+残業というコンボにより、名目上は休日取得した事になっちゃうから、世の中不思議なもんだ、そりゃ眠りながら鍋振ってるなんて事が出来ても不思議じゃない。
そんなんだから、残業代+の給料の為、貯金だけは貯まってく。就職して一年足らずで月40万近く貰った時はさすがに驚いた。
「一万払うんで、休みをください!」
こんな言葉を店長に言っても不思議でもなんでもない。
金は貯まるけど、使う時や場所がない。たまの休みは店からの電話が来ないかビクビクしながら、ひたすら寝てるだけだったからな。
「おはよう、すまないけどバイトの一人が来れなくなっちゃったから、今から店来て。」
…こんな感じだ。
の◯太じゃ無いけど、どこでも寝れるようになった、目を瞑るだけで。休憩時間の15分だけ寝るなんて余裕余裕。
えっ?疲れが酷すぎるだけ?そうとも言う。
家に帰れないなんて事も時々あったな、三日に一度くらいだが。店の片付けが長引くと終電が無くなるし、次の日も朝から勤務だからタクシーで帰ったりするよか、ネカフェや店に泊まった方が休めるんだわ。
疲れは取れないがな。布団大事!本当に大事!そして家に帰るのはもっと大事!
終電無くなって、
「明日は久々の休みだ!もうネカフェに泊まって朝帰ろう!」
なんて事を実行すると、バイトから次の日の朝に電話来て
「すいません、風邪引いちゃって動けないんでふ。代わりに17時まで出てもらえませんか?」
なんて言われるから、帰るのは大事。
そして、そんな生活は身体を壊す原因になって当たり前だった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
AOZORA
Yuniarti
青春
高尾は帝光中のリベロ。彼はそこでバレーボールの先輩たちから影響を受け、ホワイトイグル高校に進学しました。しかし、ホワイトイグル高校のバレーボール部は先輩たちが卒業してなくなってしまっていました。彼は部員を集め、厳しい練習を続け、日本一のバレーボール学校に育て上げました?
Beside suicide
田向 早藁
青春
同じクラスの女子生徒が自殺した。特に理由もない熱量の低い自殺。僕の方が余程辛い思いをしているのに、何故そんな事が出来たんだ。見えない思いと友情は果たして君に届くのか。今助けに行くからね。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
毒薬にもならない友人
おきた
青春
友だちってなんだろうね?
神戸愛花(こうべまなか)は三連休の前日に、同級生である美少女の園原創(そのはらはじめ)が血に塗れた金属バットを片手に徘徊しているところに鉢合わせしてしまう。
【ショートショート】雨のおはなし
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
青春
◆こちらは声劇、朗読用台本になりますが普通に読んで頂ける作品になっています。
声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる