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第二章 新世界と神々
休息-2-
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ギルドにある、紙を引きちぎり、休む旨が書かれた紙を貼り付ける。
スレッジの家に行き、部屋に入り、鍵をする。すぐに、山の家に向かう。まだ陽は高い、商業ギルドに打診してみるか。
マトンセットに行き、商業ギルドへ行く。
「ああ、待っていたよ。お前さんが言っていた薬香草屋を集めといたよ」
表情は変わらないようだがどこか貫禄あるように見える。
「ありがとうございます……」
タスクは資料を手に取り、みるがピンと来ない。写真の部分は絵で描かれていて、細かい部分がわかりずらいのと、横に説明書きがあるがこれもわかりずらい。それに自分が知っている、ポーションとはかけ離れているものばかり。長年商業ギルドやって来て経験をつんできたのに、悪いが余り期待できない。
タスクはサックから、ポーションを取り出し、ギルド長に見せる。
「ふーむ、濁りが少なく、透き通っている…振っても、濁らない。少し飲んでも良いか」
ギルド長はこちらを睨むように言う。首がそこまでしか曲がらないのだろう。タスクは、「良いですよ」と言う。
ギルド長がのんですぐに首が上がっていく、二口飲み曲がっていた体が姿勢が良くなる。三口飲んだら、シワが薄くなっていく。
「これはすごい…えっ」
しゃがれたギルド長の声は少女のような声になった。驚き、私の声…と混乱しつつ、あらぬ事を言ってしまったりしていた。
「…大丈夫ですか」
タスクは、心配すると、ギルド長はすぐに。
「何か、心配されることはあったか、なに見ての通りだ。色々軽くなった気がする———」
まだ、ギルド長は話し足りないようなのでずっと喋っている。
タスクはギルド長に魔法で作った。鏡を見せた。
「お前何をする。そんな物ヒャャャャ———」
ギルド長は自分の顔を見て、声にならない声をあげる。その叫び声に職員が駆けつける足音が聞こえる。
「そうかだからまぶたも重くないんだな」
「どうされましたか…ギ…ル…ド、すみません。ギルド長のお友達と…タスク様…いや、いやいや、タスク様はわかります。ギルド長は前からいたはずあなたは誰だ」
「なんだ…この騒ぎは、ここはギ…———アイリーン様…」
待て待て何が起きてる。
「その名も懐かしいね。私も40年若返った感じだよ。背は戻らないか」
タスクは整理する。
(ギルド長は若返った。見た目も幼顔で身長140センチどう見ても子供だ。そして、年老いた、ギルド長が子供になっているのだから、それは驚く…うるさい…そして昔から勤めてる人だから名前をしている、だから昔のギルド長の名前が出て来たのかな)
タスクの推測を立てたが場を納める手立てがあるのか疑問だ。
「それで、何故このようなことが起きているんだ説明しろ」
説明できるものはタスクとギルド長しかいないが、どうなることやら。
「このポーションを飲んでみてください」
ポーションを渡す。
「こんな粗枠品…」
「ええ、効果が薄いならシミが取れるぐらいですから大丈夫ですよ」
「そうだな、ふぅ」
一口飲み、口から息が漏れる。みるみるうちに若返っていく。
スレッジの家に行き、部屋に入り、鍵をする。すぐに、山の家に向かう。まだ陽は高い、商業ギルドに打診してみるか。
マトンセットに行き、商業ギルドへ行く。
「ああ、待っていたよ。お前さんが言っていた薬香草屋を集めといたよ」
表情は変わらないようだがどこか貫禄あるように見える。
「ありがとうございます……」
タスクは資料を手に取り、みるがピンと来ない。写真の部分は絵で描かれていて、細かい部分がわかりずらいのと、横に説明書きがあるがこれもわかりずらい。それに自分が知っている、ポーションとはかけ離れているものばかり。長年商業ギルドやって来て経験をつんできたのに、悪いが余り期待できない。
タスクはサックから、ポーションを取り出し、ギルド長に見せる。
「ふーむ、濁りが少なく、透き通っている…振っても、濁らない。少し飲んでも良いか」
ギルド長はこちらを睨むように言う。首がそこまでしか曲がらないのだろう。タスクは、「良いですよ」と言う。
ギルド長がのんですぐに首が上がっていく、二口飲み曲がっていた体が姿勢が良くなる。三口飲んだら、シワが薄くなっていく。
「これはすごい…えっ」
しゃがれたギルド長の声は少女のような声になった。驚き、私の声…と混乱しつつ、あらぬ事を言ってしまったりしていた。
「…大丈夫ですか」
タスクは、心配すると、ギルド長はすぐに。
「何か、心配されることはあったか、なに見ての通りだ。色々軽くなった気がする———」
まだ、ギルド長は話し足りないようなのでずっと喋っている。
タスクはギルド長に魔法で作った。鏡を見せた。
「お前何をする。そんな物ヒャャャャ———」
ギルド長は自分の顔を見て、声にならない声をあげる。その叫び声に職員が駆けつける足音が聞こえる。
「そうかだからまぶたも重くないんだな」
「どうされましたか…ギ…ル…ド、すみません。ギルド長のお友達と…タスク様…いや、いやいや、タスク様はわかります。ギルド長は前からいたはずあなたは誰だ」
「なんだ…この騒ぎは、ここはギ…———アイリーン様…」
待て待て何が起きてる。
「その名も懐かしいね。私も40年若返った感じだよ。背は戻らないか」
タスクは整理する。
(ギルド長は若返った。見た目も幼顔で身長140センチどう見ても子供だ。そして、年老いた、ギルド長が子供になっているのだから、それは驚く…うるさい…そして昔から勤めてる人だから名前をしている、だから昔のギルド長の名前が出て来たのかな)
タスクの推測を立てたが場を納める手立てがあるのか疑問だ。
「それで、何故このようなことが起きているんだ説明しろ」
説明できるものはタスクとギルド長しかいないが、どうなることやら。
「このポーションを飲んでみてください」
ポーションを渡す。
「こんな粗枠品…」
「ええ、効果が薄いならシミが取れるぐらいですから大丈夫ですよ」
「そうだな、ふぅ」
一口飲み、口から息が漏れる。みるみるうちに若返っていく。
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