悪役令嬢女神が担当だが、神様からヨメを貰いました。

parip Nocturne

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第二章 新世界と神々

戦闘は慎重に

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 このまま、戦況が変わらないのは、めんどくさい。魔法を使って洞窟の、入り口を地魔法でふさぐ。皆一斉に、タスクを見る。その視線を振り切り、片手剣の元に行き。タスクのぶんのポーションを飲ませる。これで治癒力が高まれば良いが…

 「貴方、ウィップを助けなさいよ」
 金切り声の怒号が聞こえる。
 タスクは、ウィップの首に手を当てる。魔法使いは目を見開き、話しかけて来る。
 「ちょっと何しているの早くなんとかしなさいよ」
 この世界は脈を図らないようだ。脈の速度は遅く、弱っている。脈があればまだいけるはず。
 「俺のポーションは片手剣の女性に使ってもうない。だけら、ここで提案。まだ動けるもので、この洞窟にある宝を持ち帰り、治療費に当てるのか、このまま帰るか。欲を出さなければ、すぐ集まるんじゃないかな。どうする」
 そうタスクは言うと、主盾は行くことを示す。
 「ああ、このままじゃ誰も助けられない。俺はいく、アルマのためにも」
 それを聞き。弓使いも賛同する。
 「ええ私も行く、トラップは任せて」
 士気が上がってきた。
 魔法使いは、確固たる決心で拒否をする。
 「私は…行かない。ここで待ってる」
 主盾は,食い下がる。
 「誰が怪物を倒す。お前が行かなければ誰がウィップを助ける」
 主盾は熱く説得しているが魔法使いは冷めていくのがわかる。
 (なんでも良いけど早くしてくれないかな)
 魔法使いは口を開く。
 「それでも…ウィップの近くにいたい。兎に角今は…」
 魔法使いは、がんとして動こうとしない。
 (行くのか,行かないのかどっちなんだろう)
 「え~~…」
 タスクは口火を切る。
 「では、主盾さんと弓使いさんが行くので良いですか…改めまして私、タスクと言いますよろしくお願いします」
 主盾さんと弓使いさんは頷き、決意を見せる。
 「俺はイアン、それでこいつがアイシスだ。よろしくな」
 イアンが彼女の分まで紹介して手を差し出す。タスクは手を取り決意をが漲る。アイシスを見ると、真顔でこちらを見ている。名乗れなかったことが不複だったのだろうか。アイシスに近寄り、改めて手を差し出す。
 「タスクです」
 アイシスは手を両手で握る。
 「私は、魔法は苦手だけど矢は外さないから、期待して、あと手が器用だから宝を見つけたら教えてね」
 タスクは頷く。洞窟の前に立つ。
 「今から洞窟の蓋を取ります。そのあと、炎の魔法を放つので前には立たないでください」
 片手に火球を作りながら、蓋をしている地の魔法を段々解いていく。火球は圧縮、膨張を繰り返して中々威力になっている。
 「貫け、喰らい尽くす一槍ディボアジャベリン
 ゴブリン達の攻撃は行われない、その代わり叫び声が何重も聞こえる。少しするとまた叫び声が聞こえる。最奥までとどいてくれたかな。
 「それじゃあ、行こうか」
 イアンは大きい声を出す。
 「ちょっと待った。洞窟内は空気が薄いはず…」
 そう言いタスクは風の魔法で三人の体を覆う。

 
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