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第二章 新世界と神々
神との遭遇
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[僕と会うのは2回目だね]
もう2回なのか、早いな。この世界に来て一年が経つのか。
[確か、僕が最初に現れたのが君の女房役が居なくなった時だったっけ]
そうスレッジが、この家を好きに使ってくれと手紙が置いて、居なくなったあの日に、遠くから話しかけられたんだった。また、魔力岩を出して欲しいって言われて怪しかったんだよな。
[僕が現れたってことはもう分かるだろ。君の願いを一つ叶える。言っても、スキル的なものだね。この前は…]
この前は無限の魔力。魔神や神、悪魔だとしても無限の魔力は扱えきれない。魔力が多すぎるといろんな副作用が出てくるらしい。なので俺は常に魔力を吸収して魔力が満たされている状態にする事と魔力がなくなっても、瞬時に魔力を回復出来るスキルをもらった。近くに魔力源がなくても遠くから吸収できるようになっている。
(そうですね、神様のお陰で色々役に立ちました)
タスクは感謝を述べると、神は頷いてるように見える。
[そう言えば、転移魔法で仕事してたじゃん、その発想とかで驚いたんだけど最初から聞きたいな]
タスクは頷く。
(話長くなりますけど良いですか)
神は頷く。
[ぜひぜひ、ここは無限の時間だからね。あれ、好きなんだよね]
タスクは手を握り、口元に持って行き、咳払いをする。
「こほん、それでは始めます。約半年前、の話です」
タスクは大きく息を吸う。そこにはタスクしかわからない感情が渦巻いている。
依頼をこなし、帰ってきて、翌日から図書館が終わるまでかよってました。その図書館の司書さん達が盗賊ギルドだったのは驚きでしたけどね。義賊らしいですけど。
図書館の最終日、本を読んでいたり、選んでいたらやたらと露出度が高い軽装の女性が近づいてきて、話かけられて。
「何か良いものはありましたか」
声で誰かわかりました。
「もしかして司書さん」
司書さんと思われる人は不敵な笑みを浮かべる。妖艶にも見えた。
「そうだよ、こうやって長く司書をしてるとちょっとはそう見えるだろ」
司書は笑う。タスクはまだ目の前にいる彼女が司書だったのか今と前の姿が合わなく、混乱してる。
「はは、ははは…うん、うん今すごく驚いてる」
タスクは乾いた笑いして話す。お互い黙ってしまうが、最後だと思い。タスクは想いを告げる。
「司書さんには、本当によくしてもらって、すごく、優しく、親切で、助けられたりして本当にありがとございます」
タスクはハニカミ言うと、司書は目を見開き。後ろを向く。
「そうだ、欲しい本があったら一冊言ってね後、そんなに他人に優しい言葉、かけて勘違いや騙されたりするから気をつけなよ」
司書はそのまま受付の方に向かって行く。
「はい、わかりました。司書さんの事忘れないですから」
タスクは大声で言う。周りを見ても人は居ないからだ。司書は大声の注意をしないで足早に受付に戻る。
タスクは一冊の本を持って、受付に向かう。
もう2回なのか、早いな。この世界に来て一年が経つのか。
[確か、僕が最初に現れたのが君の女房役が居なくなった時だったっけ]
そうスレッジが、この家を好きに使ってくれと手紙が置いて、居なくなったあの日に、遠くから話しかけられたんだった。また、魔力岩を出して欲しいって言われて怪しかったんだよな。
[僕が現れたってことはもう分かるだろ。君の願いを一つ叶える。言っても、スキル的なものだね。この前は…]
この前は無限の魔力。魔神や神、悪魔だとしても無限の魔力は扱えきれない。魔力が多すぎるといろんな副作用が出てくるらしい。なので俺は常に魔力を吸収して魔力が満たされている状態にする事と魔力がなくなっても、瞬時に魔力を回復出来るスキルをもらった。近くに魔力源がなくても遠くから吸収できるようになっている。
(そうですね、神様のお陰で色々役に立ちました)
タスクは感謝を述べると、神は頷いてるように見える。
[そう言えば、転移魔法で仕事してたじゃん、その発想とかで驚いたんだけど最初から聞きたいな]
タスクは頷く。
(話長くなりますけど良いですか)
神は頷く。
[ぜひぜひ、ここは無限の時間だからね。あれ、好きなんだよね]
タスクは手を握り、口元に持って行き、咳払いをする。
「こほん、それでは始めます。約半年前、の話です」
タスクは大きく息を吸う。そこにはタスクしかわからない感情が渦巻いている。
依頼をこなし、帰ってきて、翌日から図書館が終わるまでかよってました。その図書館の司書さん達が盗賊ギルドだったのは驚きでしたけどね。義賊らしいですけど。
図書館の最終日、本を読んでいたり、選んでいたらやたらと露出度が高い軽装の女性が近づいてきて、話かけられて。
「何か良いものはありましたか」
声で誰かわかりました。
「もしかして司書さん」
司書さんと思われる人は不敵な笑みを浮かべる。妖艶にも見えた。
「そうだよ、こうやって長く司書をしてるとちょっとはそう見えるだろ」
司書は笑う。タスクはまだ目の前にいる彼女が司書だったのか今と前の姿が合わなく、混乱してる。
「はは、ははは…うん、うん今すごく驚いてる」
タスクは乾いた笑いして話す。お互い黙ってしまうが、最後だと思い。タスクは想いを告げる。
「司書さんには、本当によくしてもらって、すごく、優しく、親切で、助けられたりして本当にありがとございます」
タスクはハニカミ言うと、司書は目を見開き。後ろを向く。
「そうだ、欲しい本があったら一冊言ってね後、そんなに他人に優しい言葉、かけて勘違いや騙されたりするから気をつけなよ」
司書はそのまま受付の方に向かって行く。
「はい、わかりました。司書さんの事忘れないですから」
タスクは大声で言う。周りを見ても人は居ないからだ。司書は大声の注意をしないで足早に受付に戻る。
タスクは一冊の本を持って、受付に向かう。
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