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出会いと別れ
商人と食と禁術-3-
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「マトンセットに行ってその、ホワイトモカ飲んだり、案内とかしてくれるかな」
タスクはリリーファを真っ直ぐ見て言う。
「う、うん。いろんなものがあるから、楽しいと思うよ。スイーツとかも名物あるから楽しみにしていてね」
リリーファとの談笑をして、コーヒーを飲み終わった。
「ちょっとこのあと用事があるんだよね」
リリーファはこちらを見つめる。
「ん、どこに行くの」
タスクは図書館と答える、リリーファは素直に「そうなんだ」と返事を返してくれた。今回の報酬でタスクは払い。マトンセットで会うことを約束した。
(私も用はあるんだけどなーー)
図書館につき、門番をかわし、中へ入ると、何やら慌ただしくしている。よく見ると棚に間が空いているところが増えている。受付をしている司書に話しかける。
「あっ、お久しぶりです」
司書は覚えててくれたみたいだ。
「本を見ていいですか」
司書は笑顔で答えてくれる。
「ええ、もちろん。7日目には、ここから出ていきます。片付けているので慌ただしいかもしれませんが見ることはできますよ。もうしまっている、本もありますのでみつからないかもしれませんがよかったらどうぞ」
色々気になる点はあるが忙しそうなので返事をし本を探すことに。
(まずは、体術に関するものだ。少しづつならしていけば使えるようになるだろう)
本棚をみても格闘に関するものたくさんある。ひっさつ拳だの必中拳だのいろんな流派のものが並んでいるがここにに使わない、体の使い方と書かれた本がある。見てみると。体の動かし方によって力を溜めていき放つ事や溜めることを書いてある。
(まずはこれだ)
他に禁術について書かれてるものを探すことにする。棚を見て回ったが、わからない。まず、禁術に対してどれがそうなのかがわからない。とにかく古そうで背表紙が掠れているものを探そう。
最奥に古そうたが、皮も剥がれずしっかりしている。背表紙は読めないぐらい掠れている。本を手に取り,表紙の方は題名が残っており、傷んでいない。
題名はそのまま禁術集~禁術の全て~と書かれている。古いものなので現代の禁術が載っていない可能性がある、あるいは現在、封じられている禁術もあるかも知れない。この本を取り、人気のない席を見つける。
席につき、禁術の本を見ると、目次からこんなものが禁術でこれのってていいのと言うものがある。
一つは鑑定の最上位、千里眼。これはモノが透けて見えるものではない。人を見るとその人が持っているもの、場所、持っているものの名称までわかる。例えば、戦士を職業なら、頭の上に戦士と出る。頭の横に装備されだもの、兜、バンダナ等装備されだモノが出る。空いた場所にバック等の収納運搬袋の中身が出てくる。宝箱は中身がわかる。宝なのかミミックなのか。
もう一つが生命一サツ。これは自分の命と引き換えにその種族を亡くしてしまうものとなっている。
タスクはリリーファを真っ直ぐ見て言う。
「う、うん。いろんなものがあるから、楽しいと思うよ。スイーツとかも名物あるから楽しみにしていてね」
リリーファとの談笑をして、コーヒーを飲み終わった。
「ちょっとこのあと用事があるんだよね」
リリーファはこちらを見つめる。
「ん、どこに行くの」
タスクは図書館と答える、リリーファは素直に「そうなんだ」と返事を返してくれた。今回の報酬でタスクは払い。マトンセットで会うことを約束した。
(私も用はあるんだけどなーー)
図書館につき、門番をかわし、中へ入ると、何やら慌ただしくしている。よく見ると棚に間が空いているところが増えている。受付をしている司書に話しかける。
「あっ、お久しぶりです」
司書は覚えててくれたみたいだ。
「本を見ていいですか」
司書は笑顔で答えてくれる。
「ええ、もちろん。7日目には、ここから出ていきます。片付けているので慌ただしいかもしれませんが見ることはできますよ。もうしまっている、本もありますのでみつからないかもしれませんがよかったらどうぞ」
色々気になる点はあるが忙しそうなので返事をし本を探すことに。
(まずは、体術に関するものだ。少しづつならしていけば使えるようになるだろう)
本棚をみても格闘に関するものたくさんある。ひっさつ拳だの必中拳だのいろんな流派のものが並んでいるがここにに使わない、体の使い方と書かれた本がある。見てみると。体の動かし方によって力を溜めていき放つ事や溜めることを書いてある。
(まずはこれだ)
他に禁術について書かれてるものを探すことにする。棚を見て回ったが、わからない。まず、禁術に対してどれがそうなのかがわからない。とにかく古そうで背表紙が掠れているものを探そう。
最奥に古そうたが、皮も剥がれずしっかりしている。背表紙は読めないぐらい掠れている。本を手に取り,表紙の方は題名が残っており、傷んでいない。
題名はそのまま禁術集~禁術の全て~と書かれている。古いものなので現代の禁術が載っていない可能性がある、あるいは現在、封じられている禁術もあるかも知れない。この本を取り、人気のない席を見つける。
席につき、禁術の本を見ると、目次からこんなものが禁術でこれのってていいのと言うものがある。
一つは鑑定の最上位、千里眼。これはモノが透けて見えるものではない。人を見るとその人が持っているもの、場所、持っているものの名称までわかる。例えば、戦士を職業なら、頭の上に戦士と出る。頭の横に装備されだもの、兜、バンダナ等装備されだモノが出る。空いた場所にバック等の収納運搬袋の中身が出てくる。宝箱は中身がわかる。宝なのかミミックなのか。
もう一つが生命一サツ。これは自分の命と引き換えにその種族を亡くしてしまうものとなっている。
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