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新世界と月の光
隣国 マトンセット
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「よく、ここにいるとわかったな」
スレッジが顎をさすりながら言う
「えっ、まぁ興味あったし、顔もしっていたし、タスクと言えば結構有名だし、依頼を受けてたまたま見かけたからきたの。それに依頼期間に終わらせられれば問題ないんでしょ」
リリーファは最初に驚いていたが、声量は小さく、動揺もしていなかった。段々と声は大きくなっていた。
「まぁ、依頼されている方向は一緒だった。それにあんなに依頼が少なくなるのは珍しいからな」
スレッジはリリーファを見ながら言う。
「そうなの、マトンセットから出たことないから依頼の事は分からないけど、私はタスクと会えて嬉しいなて思っているよ」
リリーファは訝しげに語り、元気よく、応えた。
禍根を残しながら夜はふけていく。
寝支度をするのにスレッジを手伝う。リリーファは一人で待っている。
「リリーファは絶対怪しい気をつけた方がいい」
忠告しながら手際よく作業をするスレッジ。
「うん、まぁ大丈夫だよ。俺はこの世界とは相性が悪い」
話しながらスレッジから離れる。俺は火を絶やさないように薪をくめる。
くめたあと、リリーファの元に行く。
「リリーファ、テントとか宿とか取っているの」
リリーファは目を擦りながら答える。
「大丈夫だよ、ちゃんと用意しているから」
リリーファの小さい上着が大きく体を包ようになり、背中あたりから糸が出て、かってに木にくくりつける。そのまま、木にぶら下がる感じになる。まるでミノムシみたいだ。だが凄く綺麗だ。
「なんで見つめているの」
俺はリリーファを見惚れてしまった。白く神々しくもあり可愛らしくもあり、ちょっと笑えてもくる。
「綺麗だな」
俺はそっと呟く。
リリーファは微かに聞こえたのか言葉を聞きたいみたいで何度も聞きかえしてくる。タスクはそれを拒む。リリーファは体を捩り悶える。段々とふりこ運動のように左右に振れ出す。
「ねえ~ぇなんて言ったの」
「可愛いし綺麗だなって」
俺はチークを塗ったようになる。リリーファは落ち着きを取り戻し、揺れが収まっていく。
スレッジは寝床が完成させたようだ。
俺は火の当番をするといい。先にスレッジの体を休めるように言う。
(あんなこと言われて眠れるわけないじゃない。なんなの、いきなり綺麗だ、可愛い…あ~あ、本当にずーと火が絶えないように木をくめているし)
タスクは、火の当番をしなが、最低限、軽傷を与えられるぐらいの魔法を、手の中で練り続ける。
(このくらいかな。コレをどのぐらいまで出し続けることができるのだろう。限界近くなるまで続けるか。)
また、あぐらの上に重みを感じる。
「ふーん、すごいじゃない、魔法を五大元素使えるなん…て」
リリーファがのけぞり、興奮をしている。
「光と闇も使えるの、ありえな…くはないけど、こんなに多属性を扱えるなんて…」
タスクは手から魔法を消し、リリーファに寄りかかる。魔力が尽きかけたみたいだ。ポツリポツリと答える。
「う~ん…どうなんだろう、想像したら出来たし…それに使えたら便利だなって…思うぐらいだし。ごめんね、魔力切れた、重いでしょ」
「重くないよ」
(重い、早く退いてよ、潰れちゃう)
リリーファは動揺していた。自分がわからなくなるぐらいに。
(なんでわたし、重くないよなんていちゃたんだろう)
スレッジが顎をさすりながら言う
「えっ、まぁ興味あったし、顔もしっていたし、タスクと言えば結構有名だし、依頼を受けてたまたま見かけたからきたの。それに依頼期間に終わらせられれば問題ないんでしょ」
リリーファは最初に驚いていたが、声量は小さく、動揺もしていなかった。段々と声は大きくなっていた。
「まぁ、依頼されている方向は一緒だった。それにあんなに依頼が少なくなるのは珍しいからな」
スレッジはリリーファを見ながら言う。
「そうなの、マトンセットから出たことないから依頼の事は分からないけど、私はタスクと会えて嬉しいなて思っているよ」
リリーファは訝しげに語り、元気よく、応えた。
禍根を残しながら夜はふけていく。
寝支度をするのにスレッジを手伝う。リリーファは一人で待っている。
「リリーファは絶対怪しい気をつけた方がいい」
忠告しながら手際よく作業をするスレッジ。
「うん、まぁ大丈夫だよ。俺はこの世界とは相性が悪い」
話しながらスレッジから離れる。俺は火を絶やさないように薪をくめる。
くめたあと、リリーファの元に行く。
「リリーファ、テントとか宿とか取っているの」
リリーファは目を擦りながら答える。
「大丈夫だよ、ちゃんと用意しているから」
リリーファの小さい上着が大きく体を包ようになり、背中あたりから糸が出て、かってに木にくくりつける。そのまま、木にぶら下がる感じになる。まるでミノムシみたいだ。だが凄く綺麗だ。
「なんで見つめているの」
俺はリリーファを見惚れてしまった。白く神々しくもあり可愛らしくもあり、ちょっと笑えてもくる。
「綺麗だな」
俺はそっと呟く。
リリーファは微かに聞こえたのか言葉を聞きたいみたいで何度も聞きかえしてくる。タスクはそれを拒む。リリーファは体を捩り悶える。段々とふりこ運動のように左右に振れ出す。
「ねえ~ぇなんて言ったの」
「可愛いし綺麗だなって」
俺はチークを塗ったようになる。リリーファは落ち着きを取り戻し、揺れが収まっていく。
スレッジは寝床が完成させたようだ。
俺は火の当番をするといい。先にスレッジの体を休めるように言う。
(あんなこと言われて眠れるわけないじゃない。なんなの、いきなり綺麗だ、可愛い…あ~あ、本当にずーと火が絶えないように木をくめているし)
タスクは、火の当番をしなが、最低限、軽傷を与えられるぐらいの魔法を、手の中で練り続ける。
(このくらいかな。コレをどのぐらいまで出し続けることができるのだろう。限界近くなるまで続けるか。)
また、あぐらの上に重みを感じる。
「ふーん、すごいじゃない、魔法を五大元素使えるなん…て」
リリーファがのけぞり、興奮をしている。
「光と闇も使えるの、ありえな…くはないけど、こんなに多属性を扱えるなんて…」
タスクは手から魔法を消し、リリーファに寄りかかる。魔力が尽きかけたみたいだ。ポツリポツリと答える。
「う~ん…どうなんだろう、想像したら出来たし…それに使えたら便利だなって…思うぐらいだし。ごめんね、魔力切れた、重いでしょ」
「重くないよ」
(重い、早く退いてよ、潰れちゃう)
リリーファは動揺していた。自分がわからなくなるぐらいに。
(なんでわたし、重くないよなんていちゃたんだろう)
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