31 / 146
戸惑いと発見
知らなくてはいけないこと-9-
しおりを挟む
無事キノコの依頼を受け、颯爽と門まで行く。
門が開かれ、マトンセットお王国の方に向かう。方向としては西だ。薬草取りやかくれみのに使った盛りを過ぎると。南に山がある。俺はスレッジに問う。
「あれ,登る」
スレッジは頷き。
「近くにあるなら麓でいいが上に登った方が出会える確率は上がる」
二人は歩みを止めず、のどかな自然を歩き、風を浴び、砂ホコリを被りつつ、何も起きず山の入り口に着く。
スレッジは荷物を置き出す。サックを置きイス代わりにする。俺もサックを椅子にする。
「この辺で一回休もう。今日は…下の方を探してまたここにテントを立てよう」
石を集め、下にひく。周りに大きめの石を囲い焚き火場が出来た。少し軽食を取り、山に入る。
ここには熊や猪、鹿がいるみたいだ。捕まえたいのはやまやまなのだが警戒心が強くあえるかわからない。
日が沈み出してたので焚き火場に帰ることにする。さほど離れた場所ではないのですぐに戻れた。帰り際に小枝、葉っぱを拾い、拠点に戻る。
俺はテントを立てるのを手伝い、枝を立て、中に葉っぱを入れる。その間スレッジは火種を作る。
火種はまだかかりそうだ。俺は朽ちて折れた、木を探しに行くことに。すぐ見つかったがなかなか重い。なんとか引きずって拠点に戻り、額の汗を拭う。そのまま前を見つめていると、先程依頼を受けていたパーティが帰っていく。野菜を持っている。大根の葉を縛り肩からぶら下がっている。キャベツをお手玉にする者、いもをムチにする者、人参を食べてる者がいる。
火種ができたのか木が組まれた中に入れる。葉っぱがじわりと燃え赤く縁取られながら徐々に黒く染まっていく。その頃には火が移り、火柱が立つようになる。
火が落ち着いて枝が白くなり時折燻っているいる火が鼓動のように赤く光る。空いている辺りに丸太を置き、上に赤い枝をかぶせる。段々と煙がたちこむ。
噎せながら風をおこす。火が強くなり綺麗に燃えている、これなら料理ができそうだ。
野菜炒め肉入りニンニクマシマシ味の決め手は塩胡椒。隠し味に味噌を少々入れる。野菜の蒸気に乗って美味しい匂いがあたりに充満する。
俺の股に違和感を感じる。
「すご~い、美味しそう。えっ何が入ってるのコレ」
突然のことで二人とも動けない。
「ねっ……」
二人とも声がする方から避けるように下がる。
(女の…子)
女性は確定していたがこんなに幼いとは思わなかった。
「焦げちゃうよ、コレー」
とりあえず、大丈夫のようだ。野菜炒めを取る。
「お皿三つある?何ならタスクのからもらおうかな」
俺の分がすぐなくなるかもしれない。
門が開かれ、マトンセットお王国の方に向かう。方向としては西だ。薬草取りやかくれみのに使った盛りを過ぎると。南に山がある。俺はスレッジに問う。
「あれ,登る」
スレッジは頷き。
「近くにあるなら麓でいいが上に登った方が出会える確率は上がる」
二人は歩みを止めず、のどかな自然を歩き、風を浴び、砂ホコリを被りつつ、何も起きず山の入り口に着く。
スレッジは荷物を置き出す。サックを置きイス代わりにする。俺もサックを椅子にする。
「この辺で一回休もう。今日は…下の方を探してまたここにテントを立てよう」
石を集め、下にひく。周りに大きめの石を囲い焚き火場が出来た。少し軽食を取り、山に入る。
ここには熊や猪、鹿がいるみたいだ。捕まえたいのはやまやまなのだが警戒心が強くあえるかわからない。
日が沈み出してたので焚き火場に帰ることにする。さほど離れた場所ではないのですぐに戻れた。帰り際に小枝、葉っぱを拾い、拠点に戻る。
俺はテントを立てるのを手伝い、枝を立て、中に葉っぱを入れる。その間スレッジは火種を作る。
火種はまだかかりそうだ。俺は朽ちて折れた、木を探しに行くことに。すぐ見つかったがなかなか重い。なんとか引きずって拠点に戻り、額の汗を拭う。そのまま前を見つめていると、先程依頼を受けていたパーティが帰っていく。野菜を持っている。大根の葉を縛り肩からぶら下がっている。キャベツをお手玉にする者、いもをムチにする者、人参を食べてる者がいる。
火種ができたのか木が組まれた中に入れる。葉っぱがじわりと燃え赤く縁取られながら徐々に黒く染まっていく。その頃には火が移り、火柱が立つようになる。
火が落ち着いて枝が白くなり時折燻っているいる火が鼓動のように赤く光る。空いている辺りに丸太を置き、上に赤い枝をかぶせる。段々と煙がたちこむ。
噎せながら風をおこす。火が強くなり綺麗に燃えている、これなら料理ができそうだ。
野菜炒め肉入りニンニクマシマシ味の決め手は塩胡椒。隠し味に味噌を少々入れる。野菜の蒸気に乗って美味しい匂いがあたりに充満する。
俺の股に違和感を感じる。
「すご~い、美味しそう。えっ何が入ってるのコレ」
突然のことで二人とも動けない。
「ねっ……」
二人とも声がする方から避けるように下がる。
(女の…子)
女性は確定していたがこんなに幼いとは思わなかった。
「焦げちゃうよ、コレー」
とりあえず、大丈夫のようだ。野菜炒めを取る。
「お皿三つある?何ならタスクのからもらおうかな」
俺の分がすぐなくなるかもしれない。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R18】禁断の家庭教師
幻田恋人
恋愛
私ことセイジは某有名私立大学在学の2年生だ。
私は裕福な家庭の一人娘で、女子高2年生であるサヤカの家庭教師を引き受けることになった。
サヤカの母親のレイコは美しい女性だった。
私は人妻レイコにいつしか恋心を抱くようになっていた。
ある日、私の行動によって私のレイコへの慕情が彼女の知るところとなる。
やがて二人の間は、娘サヤカの知らないところで禁断の関係へと発展してしまう。
童貞である私は憧れの人妻レイコによって…
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
悪役令嬢の独壇場
あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。
彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。
自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。
正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。
ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。
そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。
あら?これは、何かがおかしいですね。
目が覚めたら夫と子供がいました
青井陸
恋愛
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
なろう様でも同時掲載しています。
乙女ゲームの断罪イベントが終わった世界で転生したモブは何を思う
ひなクラゲ
ファンタジー
ここは乙女ゲームの世界
悪役令嬢の断罪イベントも終わり、無事にエンディングを迎えたのだろう…
主人公と王子の幸せそうな笑顔で…
でも転生者であるモブは思う
きっとこのまま幸福なまま終わる筈がないと…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる