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第3章 守るべきか、攻めるべきか
いい出会いに乾杯-6-
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クロムが帰ってくる。
「おかえり、指揮官と部下退治お疲れ様」
クロムは服は切れ、肌は擦り切れていて、少し赤い。
「主、抱きしめて」
アーウェンは、静かに抱きしめる。
(一人で頑張ったね。大変だったね。擦り傷いっぱいで痛くない)
クロムに優しく言う。
クロムは黒い。球体になり、アーウェンの二歩下がった辺りにまた現れる。そこには服も直り体も傷一つ付いていない。
アーウェンビックリする。抱きしめて、言葉を添えただけで傷ついている所がずべて治るなんて。
「それで、これからどうするの」
パドーが痺れをきたす。
「そうだね、この洞窟に地下があるか知りたい。誰かわかる人いる」
アーウェンが言う。
「ここからなら出来るかも…」
アーリーが言う。
アーリーは早速、タネを植えることにする。手の指先から雫のように見える。そのしずくは黒く、茶色い。地面に着いた瞬間に発芽する。そこからは捻れたひょろっとした幹が現れる。
アーリーがその辺に落ちている枝を立て、添え木にすると、その木に蛇のように絡みつき大きくなっていく。あっという間に、バニラの背を超え、小さな木になる。木はまだまだ伸び続けていく。
アーリーは、木を握る、すぐに木は枯れる。
「地下は無さそう。どうする」
アーリーはこちらを見て言う。
「それじゃあ…杉の枝を集めよう。葉っぱが着いてるものがいいな。後、森にいる残党を倒さないとか。フー、ルーなんとか出来る」
アーウェンは手を合わせてお願いする。
「うん、出来るよ」
「任せて、一人も残さないよ」
フー、ルーが魔力を高める。
become severe
「終わったよー」
「これで、ここで悪さしているのはいなくなるよ」
フー、ルーは笑顔で言う。
ゴブリン達は、さらに苦しみ出し、咳や息苦しそうにするもの、頭を抱えてのたうち回る者がいる。しばらくすると体がだらーとして動かなくなる。
アーウェンはフー、ルーを読んで、まずフーを抱きしめる。すぐに、ルーを抱きしめて、二人同時に抱きしめる。
(これで、洞窟に集中出来るよ。二人ともありがとう)
アーウェンが言うと、フー、ルーは気恥ずかしそうにもじもじしてる。
「それじゃあ、この岩を覆うもの出せる人いる」
アーウェンは聞く、アーリーが手を上げようとした。手のひらが見えそうな時に元気のいい声でアメリアが手を上げる。
「はい、はーい。私、耐寒、耐火に優れた、布作ったよ。耐久試験として使ってみて」
アメリアは手際良く、岩に布を当て、タッカーで止める。小気味良い音がなる。洞窟の入り口が塞がる。布の下に長さ20×深さ20センチの半円方の穴を作り、そこに集めていた、枝を入れる。
「お〇〇は消毒だ~」
アメリアは枝を火焔放射で火をつける。一気に燃え、消し炭になりそうだ。アメリアはハイになり、止まらない。
「アメリア、もう大丈夫だよ」
アメリアの手を持つ、アメリアは気づいた。背中に背負っているガスボンベが無くなると、すかさず、アーウェンは背中に周りアメリアの体に腕を絡ませる。
「もう、大丈夫だからアメリア…アメリア止まって」
アーウェンが言うと、アメリアは止まった。
「おかえり、指揮官と部下退治お疲れ様」
クロムは服は切れ、肌は擦り切れていて、少し赤い。
「主、抱きしめて」
アーウェンは、静かに抱きしめる。
(一人で頑張ったね。大変だったね。擦り傷いっぱいで痛くない)
クロムに優しく言う。
クロムは黒い。球体になり、アーウェンの二歩下がった辺りにまた現れる。そこには服も直り体も傷一つ付いていない。
アーウェンビックリする。抱きしめて、言葉を添えただけで傷ついている所がずべて治るなんて。
「それで、これからどうするの」
パドーが痺れをきたす。
「そうだね、この洞窟に地下があるか知りたい。誰かわかる人いる」
アーウェンが言う。
「ここからなら出来るかも…」
アーリーが言う。
アーリーは早速、タネを植えることにする。手の指先から雫のように見える。そのしずくは黒く、茶色い。地面に着いた瞬間に発芽する。そこからは捻れたひょろっとした幹が現れる。
アーリーがその辺に落ちている枝を立て、添え木にすると、その木に蛇のように絡みつき大きくなっていく。あっという間に、バニラの背を超え、小さな木になる。木はまだまだ伸び続けていく。
アーリーは、木を握る、すぐに木は枯れる。
「地下は無さそう。どうする」
アーリーはこちらを見て言う。
「それじゃあ…杉の枝を集めよう。葉っぱが着いてるものがいいな。後、森にいる残党を倒さないとか。フー、ルーなんとか出来る」
アーウェンは手を合わせてお願いする。
「うん、出来るよ」
「任せて、一人も残さないよ」
フー、ルーが魔力を高める。
become severe
「終わったよー」
「これで、ここで悪さしているのはいなくなるよ」
フー、ルーは笑顔で言う。
ゴブリン達は、さらに苦しみ出し、咳や息苦しそうにするもの、頭を抱えてのたうち回る者がいる。しばらくすると体がだらーとして動かなくなる。
アーウェンはフー、ルーを読んで、まずフーを抱きしめる。すぐに、ルーを抱きしめて、二人同時に抱きしめる。
(これで、洞窟に集中出来るよ。二人ともありがとう)
アーウェンが言うと、フー、ルーは気恥ずかしそうにもじもじしてる。
「それじゃあ、この岩を覆うもの出せる人いる」
アーウェンは聞く、アーリーが手を上げようとした。手のひらが見えそうな時に元気のいい声でアメリアが手を上げる。
「はい、はーい。私、耐寒、耐火に優れた、布作ったよ。耐久試験として使ってみて」
アメリアは手際良く、岩に布を当て、タッカーで止める。小気味良い音がなる。洞窟の入り口が塞がる。布の下に長さ20×深さ20センチの半円方の穴を作り、そこに集めていた、枝を入れる。
「お〇〇は消毒だ~」
アメリアは枝を火焔放射で火をつける。一気に燃え、消し炭になりそうだ。アメリアはハイになり、止まらない。
「アメリア、もう大丈夫だよ」
アメリアの手を持つ、アメリアは気づいた。背中に背負っているガスボンベが無くなると、すかさず、アーウェンは背中に周りアメリアの体に腕を絡ませる。
「もう、大丈夫だからアメリア…アメリア止まって」
アーウェンが言うと、アメリアは止まった。
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