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第3章 守るべきか、攻めるべきか
いい出会いに乾杯-3-
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食料を売っている、場所に移り、あらかた買って、歩いていると、白いローブを着た、男性二人がいる。そこだけ異様な空間に感じる。そのローブには、綺麗な白の糸で刺繍が縫われている。
「そこのあなた———」
ローブを来た紳士に声かけられるが知らんぷりした。
「あなた、あなたですよ」
ローブの紳士はアーウェンの肩を掴む。そのまま前に塞ぐように立つ。
「やぁ、冒険者にしては、軽装だし…武器も持っていない。商人にしても軽装すぎる」
白いローブの男は、アーウェン達の格好を丹念に見られる。
「僕達は魔法を主にして戦っている。武器も要らないむしろ邪魔なくらいだよ」
白いローブの男は一歩下がる。
(ふーん、蛇が剣に絡みついてる、ブローチをつけてる。なるほどこの人たちが野良パートナーを捕まえているのか)
アーウェンは右胸にブローチをつけているのを見つけた。もう1人のローブの男も右胸につけている。
「この街に初めて来たんだけど、あなた達は何をしている人なの」
アーウェンは明るく、元気に言う。
「ああ、私たちかい。私達は、この世界の平和を願い、皆にその手伝いを手伝ってもらうために、存在する者だよ」
ローブの男は言う。
「それじゃあ、パートナーもすっごく強いんだろうな」
アーウェンは再び、明るく元気に言う。
「ははは、そうだな。私のパートナーはすごいぞ、なんってたって神の使いだからな」
男の言葉にアーウェンは「すごいな。あなたのパートナーが居れば世界は平和になれる。良かった」っと共感と賛美を送る。
(ふ~んどうやら、平和、白いローブ、金のブローチ、神の使い…教会関係者か、これは教会には行かないほうがいいな。パドー達のことは気づかれてない…か)
アーウェンは確信までは行かなくとも、教会には近づかない事を皆に念話した。
「天の使いさんに合わせて、拝みたい」
アーウェンは目をキラキラして言う。
「しょうがないなー…うおっ」
男がパートナーを呼ぼうとすると、もう1人の男に止められる。
(何をしてるんだ、ここでは出してはいけない。それが我々の掟ではないか。教会には入れないぞ)
男は必死な顔で聞き迫る声で言う。パートナーを出そうとした、男は不貞腐れる。
「そうか…合わせられない理由があるんだね…迷惑だよね、もう、行くね」
『皆、行こう』
アーウェンはきびを返し、走り出す。門まで走り抜く。途中、路地に入ったりしながら行く。
「ふ~、なんとか、あの場を抜けれた。はぁー良かった皆ついて来れていかな」
ブラックボックスをみると、アメリア、アーリー、フー、ルーのレリーフが刻まれている。どうやらブラックボックスに入ったようだ。
門の近くの人通りが少ない小道に入り。皆を出して、門を出る。
「さっきの子ら、怪しくないか。一緒に居るにしても、年齢的にばらつきすぎだし、男女比も1:7モテモテでもああはならんだろ」
男の意見を聞き、もう1人の男が答える。
「確かにな…怪しい、調べてみるか」
男達はまずギルドを回る事にした。
「そこのあなた———」
ローブを来た紳士に声かけられるが知らんぷりした。
「あなた、あなたですよ」
ローブの紳士はアーウェンの肩を掴む。そのまま前に塞ぐように立つ。
「やぁ、冒険者にしては、軽装だし…武器も持っていない。商人にしても軽装すぎる」
白いローブの男は、アーウェン達の格好を丹念に見られる。
「僕達は魔法を主にして戦っている。武器も要らないむしろ邪魔なくらいだよ」
白いローブの男は一歩下がる。
(ふーん、蛇が剣に絡みついてる、ブローチをつけてる。なるほどこの人たちが野良パートナーを捕まえているのか)
アーウェンは右胸にブローチをつけているのを見つけた。もう1人のローブの男も右胸につけている。
「この街に初めて来たんだけど、あなた達は何をしている人なの」
アーウェンは明るく、元気に言う。
「ああ、私たちかい。私達は、この世界の平和を願い、皆にその手伝いを手伝ってもらうために、存在する者だよ」
ローブの男は言う。
「それじゃあ、パートナーもすっごく強いんだろうな」
アーウェンは再び、明るく元気に言う。
「ははは、そうだな。私のパートナーはすごいぞ、なんってたって神の使いだからな」
男の言葉にアーウェンは「すごいな。あなたのパートナーが居れば世界は平和になれる。良かった」っと共感と賛美を送る。
(ふ~んどうやら、平和、白いローブ、金のブローチ、神の使い…教会関係者か、これは教会には行かないほうがいいな。パドー達のことは気づかれてない…か)
アーウェンは確信までは行かなくとも、教会には近づかない事を皆に念話した。
「天の使いさんに合わせて、拝みたい」
アーウェンは目をキラキラして言う。
「しょうがないなー…うおっ」
男がパートナーを呼ぼうとすると、もう1人の男に止められる。
(何をしてるんだ、ここでは出してはいけない。それが我々の掟ではないか。教会には入れないぞ)
男は必死な顔で聞き迫る声で言う。パートナーを出そうとした、男は不貞腐れる。
「そうか…合わせられない理由があるんだね…迷惑だよね、もう、行くね」
『皆、行こう』
アーウェンはきびを返し、走り出す。門まで走り抜く。途中、路地に入ったりしながら行く。
「ふ~、なんとか、あの場を抜けれた。はぁー良かった皆ついて来れていかな」
ブラックボックスをみると、アメリア、アーリー、フー、ルーのレリーフが刻まれている。どうやらブラックボックスに入ったようだ。
門の近くの人通りが少ない小道に入り。皆を出して、門を出る。
「さっきの子ら、怪しくないか。一緒に居るにしても、年齢的にばらつきすぎだし、男女比も1:7モテモテでもああはならんだろ」
男の意見を聞き、もう1人の男が答える。
「確かにな…怪しい、調べてみるか」
男達はまずギルドを回る事にした。
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