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第3章 守るべきか、攻めるべきか

いい出会いに乾杯

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 『まずはなんでパートナーってことがバレたのか。何か気づいたことある』
 アーウェンがまず議題を出す。
 『見た瞬間に、なんでこんな所にいるのって感じになってた』
 アーリーが不思議そうに言う。
 『うーん、魔法かアイテムかスキルか、あとは見た目かな』
 アーウェンは自信なさげに言う。
 『えーえ。スキルは特殊体質過ぎますし、魔法も習得がむずそうですから、アイテムが一番しっくりくるんじゃないでしょうか』
 バニラは悩みながら言う。
 『確かにね、何か付けてなかったの』
 パドーは元気よく言う。
 『それは…身につけているとすれば青いスカーフを首に巻いてたぐらいで、他には…ついて無かったかな』
 アーリーは言う。
 「うーん」
 アーウェンは唸る。
 『もし、アイテムでパートナーってわかる物って、作れたりする』
 アーウェンは聞く。
 『できるよ』
 皆一斉に答える。
 『魔法は』
 アーウェンは聞く。
 『できるよ』
 皆一斉に答える。
 『スキルは』
 アーウェンが聞く。
 『スキルはある———』
 『スキルは選ばれなくちゃ現れないかな———』
 『スキルは経験による副産物———』
 皆は一斉に答える。
 (そうか、魔法とアイテムはどうにかなるのか)
 アーウェンはまとめる。
 『それじゃあ、アイテムが一番濃厚て事で。そのアイテム、作れるとしたらまず物を作るよね…』
 『うんそうだね』
 『作っている最中か、出来上がった物に、パートナーを見つける魔法を付与するって事だよね』
 『そうそう』
 『それって、知っていれば誰でもできるの』
 『そうでもないよ、まず大量の魔力が必要になる』
 アーリーが答える。
 『うーん、多分、できるとしたら、ギルド、宗教、王族…』
 アーリーは続けて言う。
 『元々、パートナーか判断する事を見つけたのが魔物だ、伝記によれば、パートナーは野生の魔獣と行動原理が異なる事が多い。魔物は、見つからないように過ごす。見つかれば戦う。パートナーは人間を見ても見て見ぬふり、無視をして通り過ぎるのを待つ。攻撃してきたら逃げる。そんな感じらしい。それで魔物はパートナーを見たき、縄張りにいるのに、のんびりしている、おかしいと思い、魔物が、パートナーを襲った。あけっなくパートナーがやられて、魔物の中にパートナーかパートナーじゃないかわかるモノが現れて、その魔物はパートナーと話せるようになって一大勢力になったとか…』
 クロムが話してくれる。
 『それじゃあ…そのパートナーを見分けられるし会話もできる、魔物が現れたから、レイカさんみたいな人がいるって事』
 アーウェンはそう言い、考え込む。
 (魔物はパートナーを食べた。その結果、パートナーか魔物か、わかるようになった。それが一体とか、極一部。こうゆうのって、大体そのパートナーの心臓か脳だよな)
 前世の漫画のメタ読みである。
 『———話聞いてる』
 アメリアが話していたらしい。
 
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