17 / 88
第1章 相棒と別れと
道中奇々怪々-2-
しおりを挟む
「みんな、外で食べない」
アーウェンは小屋の中の皆に伝えると、出て食べることにした。
どんな状況でも持ち歩くものがあるそれは、塩。これさえあればハーブをたたいて塩を振れば、出来上がり。万能調味料だ。
まずは味見、5mm5枚食べる。
皆、絶賛の嵐この暴風圏を抜けないうちに、5cmの縦でも横でも聳え立つ、肉を配る。そのままも良し、また薄くするも良しで皆楽しんでくれればいい。プラントとは水、ライトニングは山菜をおひたしにしたものを出す。
肉も、三分の一まで減らして、残ってしまった。途中でまた食べれるだろう。次は平地はあるが山小屋とかはない。いけるとこまで行こう。
これから、100kはすすむのだ。
山は、曲線を絵描き、起伏が激しい。ただここのいいところは高いところだ。
準備運動をして、皆に声かける。
「ここから…あそこまで行こうと思うんだけど、一緒にいく」
アーウェンは指を指すのだが、雲に覆われ場所がわからない。もし自分でああ、あそこねって納得できる場所でも、それより遠い可能性がある。
まず、プラントはブラックボックスに入ると言う、次にミストが入る。雲を伝って行けば一瞬で着けそうなものだが。ドールもブラックボックスに入ると言う。
他の子は、一緒に行ってくれるらしい。
「それじゃあいくよ」
皆一斉に飛び出す。ライトニングは光になり飛んでいく。ライトニングの影の部分にレイブンは入りそのままついていく。キメラと鵺は消えたり出たりと亜空間に飛び、移動している。アーウェンの姿は見えない。
「主人は、どこにいるのでしょう」
ライトニングは後ろを振り返る。後ろに二つ消えたり現れたりする気配は感じる。前にも微かに上がったり下がったりしている…。
前をよく見るとあり得ないぐらいの高さから滑空して、ある程度の高さになったら直角に落ちていく人の姿が見える。
(あれは主人なのでしょうか)
「急ぎますよ、これでは100kどころじゃ収まらない」
ライトニングは光球ではなく、一番遠い、光に飛ぶ。
「結構、日が伸びたのかなーまだまだ行けそうだけど、そういえば…ドールに聞いたんだけど、ミストはブラックボックスに最初から行ったの」
アーウェンは滑空中に聞く。
『あー……どうなんだろう。でもシュー君が影響受けて私はできたかなって感じはする。一番最初に声をかけたの私だし,それに…シュー君、昔ねこが好きでピューマやトラを連れてきたでしょ。お母さんが返してきなさいって言ってその後も、サーバルやカラカルとかも連れてきて、小さいからいいかみたいになってたのが面白いなって。でもお肉いっぱい食べるから飼えないってなったんだよね』
ミストは思い出しながら笑っている。
アーウェンは急速落下して魔法陣を出しそれを踏む、するとトランポリンのように凹む。落下速度がついただけ遠くに飛ぶ。
アーウェンは小屋の中の皆に伝えると、出て食べることにした。
どんな状況でも持ち歩くものがあるそれは、塩。これさえあればハーブをたたいて塩を振れば、出来上がり。万能調味料だ。
まずは味見、5mm5枚食べる。
皆、絶賛の嵐この暴風圏を抜けないうちに、5cmの縦でも横でも聳え立つ、肉を配る。そのままも良し、また薄くするも良しで皆楽しんでくれればいい。プラントとは水、ライトニングは山菜をおひたしにしたものを出す。
肉も、三分の一まで減らして、残ってしまった。途中でまた食べれるだろう。次は平地はあるが山小屋とかはない。いけるとこまで行こう。
これから、100kはすすむのだ。
山は、曲線を絵描き、起伏が激しい。ただここのいいところは高いところだ。
準備運動をして、皆に声かける。
「ここから…あそこまで行こうと思うんだけど、一緒にいく」
アーウェンは指を指すのだが、雲に覆われ場所がわからない。もし自分でああ、あそこねって納得できる場所でも、それより遠い可能性がある。
まず、プラントはブラックボックスに入ると言う、次にミストが入る。雲を伝って行けば一瞬で着けそうなものだが。ドールもブラックボックスに入ると言う。
他の子は、一緒に行ってくれるらしい。
「それじゃあいくよ」
皆一斉に飛び出す。ライトニングは光になり飛んでいく。ライトニングの影の部分にレイブンは入りそのままついていく。キメラと鵺は消えたり出たりと亜空間に飛び、移動している。アーウェンの姿は見えない。
「主人は、どこにいるのでしょう」
ライトニングは後ろを振り返る。後ろに二つ消えたり現れたりする気配は感じる。前にも微かに上がったり下がったりしている…。
前をよく見るとあり得ないぐらいの高さから滑空して、ある程度の高さになったら直角に落ちていく人の姿が見える。
(あれは主人なのでしょうか)
「急ぎますよ、これでは100kどころじゃ収まらない」
ライトニングは光球ではなく、一番遠い、光に飛ぶ。
「結構、日が伸びたのかなーまだまだ行けそうだけど、そういえば…ドールに聞いたんだけど、ミストはブラックボックスに最初から行ったの」
アーウェンは滑空中に聞く。
『あー……どうなんだろう。でもシュー君が影響受けて私はできたかなって感じはする。一番最初に声をかけたの私だし,それに…シュー君、昔ねこが好きでピューマやトラを連れてきたでしょ。お母さんが返してきなさいって言ってその後も、サーバルやカラカルとかも連れてきて、小さいからいいかみたいになってたのが面白いなって。でもお肉いっぱい食べるから飼えないってなったんだよね』
ミストは思い出しながら笑っている。
アーウェンは急速落下して魔法陣を出しそれを踏む、するとトランポリンのように凹む。落下速度がついただけ遠くに飛ぶ。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
迷い人 ~異世界で成り上がる。大器晩成型とは知らずに無難な商人になっちゃった。~
飛燕 つばさ
ファンタジー
孤独な中年、坂本零。ある日、彼は目を覚ますと、まったく知らない異世界に立っていた。彼は現地の兵士たちに捕まり、不審人物とされて牢獄に投獄されてしまう。
彼は異世界から迷い込んだ『迷い人』と呼ばれる存在だと告げられる。その『迷い人』には、世界を救う勇者としての可能性も、世界を滅ぼす魔王としての可能性も秘められているそうだ。しかし、零は自分がそんな使命を担う存在だと受け入れることができなかった。
独房から零を救ったのは、昔この世界を救った勇者の末裔である老婆だった。老婆は零の力を探るが、彼は戦闘や魔法に関する特別な力を持っていなかった。零はそのことに絶望するが、自身の日本での知識を駆使し、『商人』として新たな一歩を踏み出す決意をする…。
この物語は、異世界に迷い込んだ日本のサラリーマンが主人公です。彼は潜在的に秘められた能力に気づかずに、無難な商人を選びます。次々に目覚める力でこの世界に起こる問題を解決していく姿を描いていきます。
※当作品は、過去に私が創作した作品『異世界で商人になっちゃった。』を一から徹底的に文章校正し、新たな作品として再構築したものです。文章表現だけでなく、ストーリー展開の修正や、新ストーリーの追加、新キャラクターの登場など、変更点が多くございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる