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第1章 相棒と別れと
仮想敵-3-
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ブラックボックスを見て、ミストに話しかける。
「何も変わりは無いよ」
ミストは見て、首を傾げる。
「ふーん、何か変わるかと思ったら変わらんのか」
トンビを着た、黒い服装に黒い髪かなり個性的だ。
「ちょっとしたら変わると思うんだけどな」
黒い液体が喋っている。肩位の位置まで伸びている。決して固体では無い。
「お前なんでここにいるんだ」
「大丈夫、ちゃんと幻影残しているから」
城の方から叫び声が聞こえる。
アーウェンは、積まれている、ブラックボックスを取る。
「ミスト、霧を出してくらないか、多分…」
ミストは頷く。察しているのか言葉を取られる。
「そうだね、気づかれているみたいだ」
ミストが霧を撒くと、驚いた声が聞こえる。
「ブラックボックス取るなら早く取った方がいいよ、兵が戻ってきたみたいだから」
言い争う声が聞こえるが、入った場所に向かわねば。
霧に包まれる、頭上まで隠れるとトンネル状になり、そちらに向かう。ミストはトボトボと歩き前傾姿勢になっている。無茶をしすぎたか。
霧は一部しか隠れていない。このまま霧ごと動くにしても、動く的だ。ミストにはもう無理をさせられない。
(どうしたら、いいんだ。何か目隠しできれば良いんだけど)
脳内に直接声が響く。
『それじゃあ、私かしら』
ブラックボックスが光、隣に光の球が出てきた。足は細く太ももから尻にかけて厚くなっている。腰回り細く僕でも腕を回せるぐらいだ。見上げると胸が大きすぎて、頭のてっぺんのウサ耳しか見えない。
前屈みになってくれる。その際、胸に舐められるように顔を通過していく。艶かしい声が聞こえたが、気にしない。
「ちょっとあんた…」
ミストが元気がないが怒ってることはわかる。ライトニングは妖艶に余裕綽々と返す。
「あるじの顔見たいじゃないですか。この霧の中だと見えにくくって」
ミストはすぐに反論する。
「私の霧が…邪魔なわけ」
ライトニングはこう返す。
「そんなことはないですよ。霧がなかったら、見つかってますし、助かってます。あるじの顔もこんなに近くで見れますから感謝しかないですよ」
ミストは力を入れ、アーウェンの体に密着する。ライトニングがそのこと気づくが動揺せず微笑む。
「ちょっと、動けないよ」
アーウェンが照れくさそうに言う。溢れる笑顔に、ライトニングは苛立ちを覚える。
「それであるじ、何をすれば良いのです」
ライトニングにしては早口で棘がある感じだ。アーウェンは意識をライトニングに向ける。
「霧のトンネルの方向に城から見える、見張り台があるんだけど、兵士をどうにか出来ないかな」
ライトニングはすっと姿勢を直す。また胸に舐められる。手を胸を包むように当て、もう片方の手を日差しを避けるようにおでこに当てる格好をする。
「何も変わりは無いよ」
ミストは見て、首を傾げる。
「ふーん、何か変わるかと思ったら変わらんのか」
トンビを着た、黒い服装に黒い髪かなり個性的だ。
「ちょっとしたら変わると思うんだけどな」
黒い液体が喋っている。肩位の位置まで伸びている。決して固体では無い。
「お前なんでここにいるんだ」
「大丈夫、ちゃんと幻影残しているから」
城の方から叫び声が聞こえる。
アーウェンは、積まれている、ブラックボックスを取る。
「ミスト、霧を出してくらないか、多分…」
ミストは頷く。察しているのか言葉を取られる。
「そうだね、気づかれているみたいだ」
ミストが霧を撒くと、驚いた声が聞こえる。
「ブラックボックス取るなら早く取った方がいいよ、兵が戻ってきたみたいだから」
言い争う声が聞こえるが、入った場所に向かわねば。
霧に包まれる、頭上まで隠れるとトンネル状になり、そちらに向かう。ミストはトボトボと歩き前傾姿勢になっている。無茶をしすぎたか。
霧は一部しか隠れていない。このまま霧ごと動くにしても、動く的だ。ミストにはもう無理をさせられない。
(どうしたら、いいんだ。何か目隠しできれば良いんだけど)
脳内に直接声が響く。
『それじゃあ、私かしら』
ブラックボックスが光、隣に光の球が出てきた。足は細く太ももから尻にかけて厚くなっている。腰回り細く僕でも腕を回せるぐらいだ。見上げると胸が大きすぎて、頭のてっぺんのウサ耳しか見えない。
前屈みになってくれる。その際、胸に舐められるように顔を通過していく。艶かしい声が聞こえたが、気にしない。
「ちょっとあんた…」
ミストが元気がないが怒ってることはわかる。ライトニングは妖艶に余裕綽々と返す。
「あるじの顔見たいじゃないですか。この霧の中だと見えにくくって」
ミストはすぐに反論する。
「私の霧が…邪魔なわけ」
ライトニングはこう返す。
「そんなことはないですよ。霧がなかったら、見つかってますし、助かってます。あるじの顔もこんなに近くで見れますから感謝しかないですよ」
ミストは力を入れ、アーウェンの体に密着する。ライトニングがそのこと気づくが動揺せず微笑む。
「ちょっと、動けないよ」
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「それであるじ、何をすれば良いのです」
ライトニングにしては早口で棘がある感じだ。アーウェンは意識をライトニングに向ける。
「霧のトンネルの方向に城から見える、見張り台があるんだけど、兵士をどうにか出来ないかな」
ライトニングはすっと姿勢を直す。また胸に舐められる。手を胸を包むように当て、もう片方の手を日差しを避けるようにおでこに当てる格好をする。
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