10 / 75
第十話
しおりを挟む
「トロッコのレール...... ここか。 で中に何がいるんだ。 スマホのモンスター情報には記載がないぞ」
スマホを見ながらガルムに聞いた。
「モンスターの情報は、世界がひとつになってからだからな。 モンスターの生息域がまだ記載されてないものも多い」
坑道内を歩きながらガルムが答える。
「でもモンスターは魔力を吸収した生物、植物、物質から生まれる。 だからその近くの生き物やなんかが変異したものが多いよ」
ラクレイがライティングの魔法を使いながらいった。
「だとすると、鉱物ベースのモンスターがいるのかもな...... 固いから厄介だな」
「ああ、それにこの間のこともあるし、やばそうなら即撤退だ」
「だね。 欲張って死んだら意味ないし」
そう二人と話ながら鉱山へと入っていく。 数人が横一列になれるぐらいの広さはあった。 中は木で周囲を補強されていて奥へと続く、長い一本道を進んだ。
「きたぞ!」
それはかなり大きな蜂が数匹飛んできた。 三人で一斉に斬りつける。
ガキッ
尾の針を向けられるがそれをかわし、体を斬りつけると剣が中に入らない。
「かた!! くそ!」
それを力で地面に叩きつけると、蜂は羽ばたきをとめた。
「そっちは!?」
「俺はギリギリきれた!」
「僕もなんとか!」
(やっぱり二人は筋力があるからな。 やはり早めに使うか...... いやまだ一発しかつかえない...... ここは力で)
俺は地面に叩きつけ蜂を倒していく、何とか全て倒した。
「こいつ岩みたいな姿だな。 鉱物の変異モンスターか...... ここは前みたいに巣じゃないだろうな」
「こいつはストーンビー、そこまで大きい群れは作らない。 だから大丈夫だ」
「ねえ、二人とも、ほら!」
ラクレイが先をみていった。 そこは広くなっており壁に小さな蒼い光が瞬く。
「これか」
「ああ、ブラムライトだ」
「小さいね」
ラクレイが壁から鉱石をスコップでほりながらいった。
「やっぱり小さいのしかとれなくなったから閉山したんだろうな...... おい、ラクレイあそこ」
「なに? ん? あれは地面の土が盛り上がってる。 しかもよくみると何か所も......」
地面を照らすとそこかしこに噴火口のような形で、土が盛り上がっている。
「おい...... なんか地面から音が聞こえる。 近づいてる! なんかやばいぞ!」
「逃げよう!!」
ガルムにいわれ俺たちはすぐ離れようと駆け出した。 部屋の入り口で目の前の地面が天井に向かって盛り上がる。
「こいつは!?」
それは大木のような巨大な赤いミミズが現れた。
「やばい! キラーワーム!! 凶暴な肉食のミミズだ!!」
するとキラーワームは無数の牙が生えた口で頭上から、こちらに向かって落ちくる。
ドオオォォォン!
何とかかわすと、地面をえぐりそのまま地中に潜る。
「あ、あぶない!! 地面に潜られると、攻撃ができないよ!!」
「ちっ! 地下じゃ、俺のハウリングもあてられねえ!!」
「まて...... 俺に策がある。 何とか二人であいつを防いでくれ」
「わ、わかったよ! ガルムあいつを呼び寄せるよ!」
「ああ! 頼むぜマモル!」
ラクレイとガルムが盾と斧を構え、俺からはなれ地面に音を立ててワームを呼び寄せる。
地面の振動が二人を追った。 俺は魔力を貯める。
(使えて一発...... 必ず当てないと。 だがでてくるタイミングが...... 頼むぞ! ガルム、ラクレイ!)
突然地面からでてくるワームに、ラクレイとガルムが弾き飛ばされながら防いでいる。
「ダメだ! ガルム、ラクレイなんとか動きを止められないか!」
「無茶いうな!!」
「食べられないので精一杯だよ!」
(確かにな...... 地面から出た瞬間を狙うのは無理だ。 威力もさだかじゃないが、巻き添えで二人も危険だ)
その時キラーワームが突然飛び出し二人を弾いた。
「ぐはっ! ......くそっ、音も振動も少ないから、どこか分かりづらい......」
「......痛、このままじゃ、まずいよ......」
(まずい! もう二人がもたない! 地面に通路ができてて、移動音がしなくなったのか!)
「ヴァライアいないか!!」
影を見るも反応がない。
(やはりいない...... 一か八か地面に攻撃を...... 地面、いや!)
「よし! 二人ともこっちに走ってこい!」
「なっ!」
「一緒にやられるよ!」
「いいから! 走れ!」
「わ、わかった!」
二人がこっちに向かってくる。
(追ってくるはずだ!)
俺は二人が近づくと近くのワームがつくった大きい穴へと飛び込む。
「二人とも穴から離れてろ!」
ーーその燃え盛る炎をもって、混沌すら焼き尽くせーー
「フレアエクスプロージョン」
俺の手のひらから炎の球体が穴の中を飛んだ。 俺は地中から飛び出したその瞬間、地面が膨らみ無数の穴から火柱が噴出した。
「あぶなっ、ここまで威力があったのか...... うっ、魔力不足か、やばいくらくらする......」
地面から火だるまになったキラーワームが暴れながら飛び出してきた。
「いまだラクレイ!」
「よっしガルム!」
ガルムとラクレイの二人がキラーワームを両断した。
「ふぅ、なんとかなった......」
ガルムとラクレイが小躍りしてるのをみて、俺はその場で座り込んだ。
スマホを見ながらガルムに聞いた。
「モンスターの情報は、世界がひとつになってからだからな。 モンスターの生息域がまだ記載されてないものも多い」
坑道内を歩きながらガルムが答える。
「でもモンスターは魔力を吸収した生物、植物、物質から生まれる。 だからその近くの生き物やなんかが変異したものが多いよ」
ラクレイがライティングの魔法を使いながらいった。
「だとすると、鉱物ベースのモンスターがいるのかもな...... 固いから厄介だな」
「ああ、それにこの間のこともあるし、やばそうなら即撤退だ」
「だね。 欲張って死んだら意味ないし」
そう二人と話ながら鉱山へと入っていく。 数人が横一列になれるぐらいの広さはあった。 中は木で周囲を補強されていて奥へと続く、長い一本道を進んだ。
「きたぞ!」
それはかなり大きな蜂が数匹飛んできた。 三人で一斉に斬りつける。
ガキッ
尾の針を向けられるがそれをかわし、体を斬りつけると剣が中に入らない。
「かた!! くそ!」
それを力で地面に叩きつけると、蜂は羽ばたきをとめた。
「そっちは!?」
「俺はギリギリきれた!」
「僕もなんとか!」
(やっぱり二人は筋力があるからな。 やはり早めに使うか...... いやまだ一発しかつかえない...... ここは力で)
俺は地面に叩きつけ蜂を倒していく、何とか全て倒した。
「こいつ岩みたいな姿だな。 鉱物の変異モンスターか...... ここは前みたいに巣じゃないだろうな」
「こいつはストーンビー、そこまで大きい群れは作らない。 だから大丈夫だ」
「ねえ、二人とも、ほら!」
ラクレイが先をみていった。 そこは広くなっており壁に小さな蒼い光が瞬く。
「これか」
「ああ、ブラムライトだ」
「小さいね」
ラクレイが壁から鉱石をスコップでほりながらいった。
「やっぱり小さいのしかとれなくなったから閉山したんだろうな...... おい、ラクレイあそこ」
「なに? ん? あれは地面の土が盛り上がってる。 しかもよくみると何か所も......」
地面を照らすとそこかしこに噴火口のような形で、土が盛り上がっている。
「おい...... なんか地面から音が聞こえる。 近づいてる! なんかやばいぞ!」
「逃げよう!!」
ガルムにいわれ俺たちはすぐ離れようと駆け出した。 部屋の入り口で目の前の地面が天井に向かって盛り上がる。
「こいつは!?」
それは大木のような巨大な赤いミミズが現れた。
「やばい! キラーワーム!! 凶暴な肉食のミミズだ!!」
するとキラーワームは無数の牙が生えた口で頭上から、こちらに向かって落ちくる。
ドオオォォォン!
何とかかわすと、地面をえぐりそのまま地中に潜る。
「あ、あぶない!! 地面に潜られると、攻撃ができないよ!!」
「ちっ! 地下じゃ、俺のハウリングもあてられねえ!!」
「まて...... 俺に策がある。 何とか二人であいつを防いでくれ」
「わ、わかったよ! ガルムあいつを呼び寄せるよ!」
「ああ! 頼むぜマモル!」
ラクレイとガルムが盾と斧を構え、俺からはなれ地面に音を立ててワームを呼び寄せる。
地面の振動が二人を追った。 俺は魔力を貯める。
(使えて一発...... 必ず当てないと。 だがでてくるタイミングが...... 頼むぞ! ガルム、ラクレイ!)
突然地面からでてくるワームに、ラクレイとガルムが弾き飛ばされながら防いでいる。
「ダメだ! ガルム、ラクレイなんとか動きを止められないか!」
「無茶いうな!!」
「食べられないので精一杯だよ!」
(確かにな...... 地面から出た瞬間を狙うのは無理だ。 威力もさだかじゃないが、巻き添えで二人も危険だ)
その時キラーワームが突然飛び出し二人を弾いた。
「ぐはっ! ......くそっ、音も振動も少ないから、どこか分かりづらい......」
「......痛、このままじゃ、まずいよ......」
(まずい! もう二人がもたない! 地面に通路ができてて、移動音がしなくなったのか!)
「ヴァライアいないか!!」
影を見るも反応がない。
(やはりいない...... 一か八か地面に攻撃を...... 地面、いや!)
「よし! 二人ともこっちに走ってこい!」
「なっ!」
「一緒にやられるよ!」
「いいから! 走れ!」
「わ、わかった!」
二人がこっちに向かってくる。
(追ってくるはずだ!)
俺は二人が近づくと近くのワームがつくった大きい穴へと飛び込む。
「二人とも穴から離れてろ!」
ーーその燃え盛る炎をもって、混沌すら焼き尽くせーー
「フレアエクスプロージョン」
俺の手のひらから炎の球体が穴の中を飛んだ。 俺は地中から飛び出したその瞬間、地面が膨らみ無数の穴から火柱が噴出した。
「あぶなっ、ここまで威力があったのか...... うっ、魔力不足か、やばいくらくらする......」
地面から火だるまになったキラーワームが暴れながら飛び出してきた。
「いまだラクレイ!」
「よっしガルム!」
ガルムとラクレイの二人がキラーワームを両断した。
「ふぅ、なんとかなった......」
ガルムとラクレイが小躍りしてるのをみて、俺はその場で座り込んだ。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
虚弱高校生が世界最強となるまでの異世界武者修行日誌
力水
ファンタジー
楠恭弥は優秀な兄の凍夜、お転婆だが体が弱い妹の沙耶、寡黙な父の利徳と何気ない日常を送ってきたが、兄の婚約者であり幼馴染の倖月朱花に裏切られ、兄は失踪し、父は心労で急死する。
妹の沙耶と共にひっそり暮そうとするが、倖月朱花の父、竜弦の戯れである条件を飲まされる。それは竜弦が理事長を務める高校で卒業までに首席をとること。
倖月家は世界でも有数の財閥であり、日本では圧倒的な権勢を誇る。沙耶の将来の件まで仄めかされれば断ることなどできようもない。
こうして学園生活が始まるが日常的に生徒、教師から過激ないびりにあう。
ついに《体術》の実習の参加の拒否を宣告され途方に暮れていたところ、自宅の地下にある門を発見する。その門は異世界アリウスと地球とをつなぐ門だった。
恭弥はこの異世界アリウスで鍛錬することを決意し冒険の門をくぐる。
主人公は高い技術の地球と資源の豊富な異世界アリウスを往来し力と資本を蓄えて世界一を目指します。
不幸のどん底にある人達を仲間に引き入れて世界でも最強クラスの存在にしたり、会社を立ち上げて地球で荒稼ぎしたりする内政パートが結構出てきます。ハーレム話も大好きなので頑張って書きたいと思います。また最強タグはマジなので嫌いな人はご注意を!
書籍化のため1~19話に該当する箇所は試し読みに差し換えております。ご了承いただければ幸いです。
一人でも読んでいただければ嬉しいです。
断罪されるヒロインに転生したので、退学して本物の聖女を目指します!
オレンジ方解石
ファンタジー
『アリシア・ソル!! お前は偽聖女だ!!』
黒髪の青年がアリシアを糾弾する。
『本物の聖女は、このデラクルス公爵令嬢セレスティナだ!! お前は卑しい平民でありながら、公太子をたぶらかし、罪のない高貴なセレスティナに「悪役令嬢」の汚名を着せて処刑し、自分が公太子妃になろうと画策した!! よって、希代の悪女にふさわしい罰を下す!!』
幼い頃、魔王に命を助けられた平民の少女アリシア。
成長した彼女は、癒しの聖魔力を認められて王立学院へ入学するものの、公爵令嬢セレスティナとの出会いにより、この世界が前世で読んだ漫画の世界であり、セレスティナこそが主人公の悪役令嬢で、アリシアはセレスティナの婚約者である公太子レオポルドを誘惑して、セレスティナを陥れようとするものの、セレスティナの真の恋人である隣国の第三皇子に断罪される、偽聖女ことゲームヒロインであることを思い出す。
処刑の未来を回避するため、魔王に助けられた代償を払うため、学院を退学して本物の聖女を目指すアリシア。
だがセレスティナはアリシア以上の癒しの聖魔力を発現させたうえ、彼女を愛する執事の工作で、アリシアは危険な戦場へ行かされる羽目になる。
さらに、セレスティナを愛していたはずのレオポルドも、漫画どおりアリシアに求婚して来て……。
※病人、怪我人、戦場描写があるため、念のためにR15に設定しています。
※この話は『断罪されるヒロインに転生したので、退学します』(非公開中)の長編版です。長編化にあたってキャラクターを増やし、一部のモブキャラの性格や設定も少し変更しています。
※アリシア、セレスティナ、レオポルドといったメインキャラの性格はそのままです。
※キャラクターが増えた分、特に中盤以降はストーリーが大きく変化しており、ラストも前作とは異なる展開となっています。
※そのため「前作のほうが好き」という方はお気をつけください。
※投稿再開にあたり、タイトルも少し変更しました。
慟哭の時
レクフル
ファンタジー
物心ついた時から、母と二人で旅をしていた。
各地を周り、何処に行くでもなく旅をする。
気づいたらそうだったし、何の疑問も持たなくて、ただ私は母と旅を続けていた。
しかし、母には旅をする理由があった。
そんな日々が続いたある日、母がいなくなった。
私は一人になったのだ。
誰にも触れられず、人と関わる事を避けて生きていた私が急に一人になって、どう生きていけばいいのか……
それから母を探す旅を始める。
誰にも求められず、触れられず、忘れ去られていき、それでも生きていく理由等あるのだろうか……?
私にあるのは異常な力だけ。
普通でいられるのなら、こんな力等無くていいのだ。
だから旅をする。
私を必要としてくれる存在であった母を探すために。
私を愛してくれる人を探すために……
つくも神と腐れオタク
荒雲ニンザ
大衆娯楽
鈴は爆誕して16年の腐れオタク少女。
隣に住む幼馴染みの慧ちゃんと一緒に、人生初のコミケに挑むことに。
だが力が足りない彼女たちは、文明の利器『ぱしょこん』を持っていなかったのだ。
そんな折、父親の仕事先の同僚がドイツに帰ることになり、行き場がなくなった自作パソコンを譲り受けたとかいう超絶ラッキーが舞い降りる!
我は力を手に入れた!とバリにウキウキで電源を入れた鈴と慧の前に、明治時代の大学生のような格好をしたホログラム?が現れた。
機械に疎い2人はAIだと思ったが、『奴』は違う。
「あのぉ……小生、つくも神なる者でして……」
同人誌の発祥は明治時代。
ことあるごとにつくも神から発生する厄難に巻き込まれながら、何とかオタ活に励んで冬コミを目指す若者たちのほのぼのギャグコメディだよ。
世界⇔異世界 THERE AND BACK!!
西順
ファンタジー
ある日、異世界と行き来できる『門』を手に入れた。
友人たちとの下校中に橋で多重事故に巻き込まれたハルアキは、そのきっかけを作った天使からお詫びとしてある能力を授かる。それは、THERE AND BACK=往復。異世界と地球を行き来する能力だった。
しかし異世界へ転移してみると、着いた先は暗い崖の下。しかも出口はどこにもなさそうだ。
「いや、これ詰んでない? 仕方ない。トンネル掘るか!」
これはRPGを彷彿とさせるゲームのように、魔法やスキルの存在する剣と魔法のファンタジー世界と地球を往復しながら、主人公たちが降り掛かる数々の問題を、時に強引に、時に力業で解決していく冒険譚。たまには頭も使うかも。
週一、不定期投稿していきます。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+でも投稿しています。
田舎貴族の学園無双~普通にしてるだけなのに、次々と慕われることに~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
田舎貴族であるユウマ-バルムンクは、十五歳を迎え王都にある貴族学校に通うことになった。
最強の師匠達に鍛えられ、田舎から出てきた彼は知らない。
自分の力が、王都にいる同世代の中で抜きん出ていることを。
そして、その価値観がずれているということも。
これは自分にとって普通の行動をしているのに、いつの間にかモテモテになったり、次々と降りかかる問題を平和?的に解決していく少年の学園無双物語である。
※ 極端なざまぁや寝取られはなしてす。
基本ほのぼのやラブコメ、時に戦闘などをします。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
無理です!!。乙女ゲームのヒロインからの正統派ライバル令嬢なんて務まりません! 残念JK残念令嬢に転生する
ひろくー
ファンタジー
目指せ、喪女ルート?!
私、あの乙女ゲームの世界に転生している?!前世の記憶が戻ったアリスは「詰んだ、1作目はプレイしてない!」アリスが前世でやり込んだドハマりゲームは2作目で今は1作目のゲームスタート直前だった。しかもヒロイン転生で2の正統派ライバル令嬢。「でもやるしかない」アリスは推しキャラに逢う為に2作目のスタートラインを目指してリアル乙女ゲームを開始する。が、ヒロインなのに攻略キャラに近付けない、イベント不発、モブ化と上手く進める事が出来ないアリスは転生パイセン悪役令嬢のアドバイスで喪女ルートなる物を目指す事にするのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる