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②第三章 “血魂”前編
5一番の味方は一番好きな君
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だからどうということでもないんだけど。
軽く問い詰めた矢先、彼女はびっくりして
「あっれー!? 姿戻っちゃった!?」
と自身の姿に視線を落としていた。
驚くと普段の方に戻っちゃうんだな、これは良いことを知ったぞ。
落ち着きを取り戻したブラビットから話を聞くと、死神には性別が無く、(ブラビット以外は)青い目以外好きな姿に変えれるんだそう。ただ彼女の場合、驚くと強制的にこのショタ姿に戻ってしまうようなので……いや、まあ、いい。前はいつもの女性姿ではなく気分によって変えていたんだとか。
(だから少年の自分を描いてみて欲しいって言ってたのか……流石に僕の画力ではこの可愛さは再現出来ないよ)
ふっ、と己の気概の無さを自嘲する。
さて省みよう。
先程の出来事はどうすべきだったのか?
最善を試みるにはある前提が無ければならない、〝殺す気が無い〟という安全性が保障されている前提だ。
今まではそれがあったが、今日はその前提が覆されてしまった。
彼女に訊いてみても「あの状態では他に無かっただろう」とのこと。
そりゃそうか、逃げ道もクラスメイトが塞いでいて、開放された窓しか行き場が無かったんだから。
「もう少し早く頼ってくれても良かったのに」
しょぼくれた顔も愛おしい。
身勝手な理由ですんなりと従ったことを隠し、当たり前のように嘘を吐く。
「出来れば頼りたくなかったんだよ、君の位置がバレちゃうし。こうなった以上、何かで誤魔化せるといいんだけど」
君が助けに来てくれなかったら、振り向く可能性が限りなく低いってことだし。
そしたら死んでも良いやとは思ってたけどね。
「今回のことは想定外の自体だからこっちへの心配はしなくて良いけど……何かって、例えば?」
死神協会へはどうとでも言い訳出来るって意味か、勢いで行動してたからそこら辺まで考えてなかったけど大丈夫なら良かった。
「例えば。人間には魔力も創造力も無い。これが後天的に使えるようになることってある?」
「無いよー。ある一つの例外を除いては」
あるにはある……恐らく彼女にとって知られたくはない少数の情報のはず。
もしかするとあれかもな、七不思議の時に少し話した
「契約とか?」
図星を当てられたブラビットが口を尖らせる。
「当たり。願いに創造力や魔力を指定すれば出来なくはない。けど元々契約自体がグレーなの、前にも言ったよね。この二つの力は生まれた時に決まるんだって」
「言ってたね。だから弱い雑魚悪魔さんが出てきちゃった訳でしょ?」
頷き返す彼女を見て確信を得た。
人間へ後天的に力を授けられるってことは、契約というのは限りなく広い範囲に出来るのだろう。
つまり弱い存在も上手くやれば強くなれるかもしれないってことだ。
「契約内容の範囲は創造力の範囲内で自由に指定出来る。けど、創造力は生命力──HPだね、これを代償とするから、結果的に見てしまえば人間相手と契約するのが最も消費を少なく抑えられる。あらゆる面でコスト・パフォーマンスに優れているんだよ」
人外が人外相手に契約を持ち掛けるには、相手の創造力を上回る必要があるし消費する創造力も多いってことかな。超越された力を持っている者の願いというと……さぞかし規模もでかいだろう。
で、力の無い種族ならその心配は無いし、格好の的になると。
「持ち掛けた側は代償を支払った回数に比例して創造力が増幅する。これはLV上げによる成長とは違い、上限を上げることが出来るんだ。例えばHPが1だったらHPの初期値を10に底上げしたりね」
「へえ、ドーピングみたいだな……」
さっきからゲーム用語が聞こえるが、まあつまり現実に存在するんだろう。
ゲームみたいなパラメータが。
「……広まってたら恐ろしいことになる程の怖さを持つのが契約っていうことは分かったけど、契約をしている人外は結構いるっぽかったよね?」
「嫌なことを指摘するな君は。ほ、本当は契約って短期も長期も知ってるの少数なんだよ! ほんと、一握りだけだった、はずなんだよ!」
多分言い切ってる時点で契約の先駆者は彼女なのだろうが、良かれと教えた相手がその後広めたに違いない。
なんて奴だ、彼女の善意を裏切るなんて。
どこのどいつだか分からないが、悪用した奴が誰か分かったらぶん殴る。
とりあえずむきになってるブラビット可愛い。
「エリート死神様なのでなんでも知ってるのです! 敬うがいいのだ!」
常日頃四六時中敬ってます、可愛い。
「でもブラビット、ここ約八年間はずっと狩りしてないんだから少なくとも今はエリートではないじゃんか」
「ぐっ」
分かってるよ。
僕の「友達になって欲しい」という願いを叶える為にエリートを捨ててくれたんだもん。
咎める気は毛頭ない。
あ、こうして改めて考えてみると僕たちはあの日、本当に契約してたんだな……代償は「片目」なのかな。
目に関してはむしろ彼女へデメリットしか無かったんだけど。
目を治せる魔法とかって無いのかな。
未だに、彼女が現状を認識するまで遅れがあるように感じるし……早く治ると良いんだけど。
心配する僕を知ってか知らずか彼女は空気を入れ替えるように手を鳴らす。
「とりあえず。今回は〝死にそうになったから〟出血大サービスっ! 運良く柔らかい草木に当たり難を逃れたってことにしといたから! 保健室スタートね」
「え? いや、あのさ。ブラビットは毎回不思議なこと言うよね、どういうこと?」
「創造力って便利だから……」
あくまで一から創り出す力なんだから「後から事実を書き換える」なんて力ではないはず。
やっぱり、そういうことなんだろうか。信者たちが祈りを捧げるべき本当の相手……
止そう。彼女がその道を嫌がったのなら、野暮なことはしたくない。
「ま、いいよ。ミステリアスな君も君らしいから」
伏し目がちに繋いでいた手を離す。
空いた距離から映し出されるブラビットは僕を見て不思議そうに笑い、口を動かした。
予想に反して小声で呟かれたものだから、必死に何回も記憶を辿り寄せて動きを再生する。
ゆっくり思い出すんだ……
そう、ゆっくり……
う、い、お。ういおいおいうおいえお、おうあいうおいいいええ?
畜生、母音だけしか分からん。
「今なんて言った?」
「なーいしょ!」
嘘だろ僕がブラビットの言葉を聞き逃すなんて。
ああ、彼女の声を録音アプリで録音出来たら良かったのに!
できないんだよなあ。
がっかりしたまま肩を落とし、視界を閉ざす。
意識を失って再び瞼を開ける頃には保健室で横になっていた。
これが彼女の言っていた「そういうことにした」という書き換えなんだろうことは明白。
ついてないとばかり思っていたが、実際は違った。
僕はついていたんだ。一番の協力者が君だったから。
既にいつもの女性姿に戻っている彼女は何も無かったかのように本を読んでいく。
普段の姿を見せ続けてくれる気はまだ無いのか、残念。
上半身を起こして頭を押さえていると、架夜先生が視界に映る。先生は元凶になったという自覚もしていないのだろう、「黒兎さん、大丈夫?」なんてふざけたことを抜かす。
差し伸ばされた手を弾いて告げた。
「貴方がああいう授業をしたから、悪化したんですよ。分からないんですか」
持っていたハンカチを使って手を拭く。
折角彼女の温もりを感じていたのに最悪だ。
「あ、あのでも、貴方をいじめてる子もきっと好きでやってる訳じゃないと思うんです、ほんの気の迷いっていうか、ね?」
予想外の返答が来たから目を合わせただけなのに、話を聞いてくれると誤解したらしい。
先生が話を続けていく。
「誰だってあるじゃない? 少し悪戯してみようって、そういうあれだと思うの。きっと貴方と〝お友達〟になりたくて──」
「は?」
馬鹿馬鹿しい。脳内お花畑ってあんたみたいな人を指すんだろうな。
自然と殺気立っていたのか「ひっ」と先生に悲鳴を上げられてしまった。
ブラビットも口元が引き攣っているのを見ると、余程変な顔をしていたようだ。
溜め息を吐いて立ち上がる。
この手のタイプには何を言ったって無駄だろう。
「貴方と僕はあくまで教師と生徒。先生は教師という職務を全うするだけで良いので、余計なこと考えないでください」
「く、黒兎さんっ!」
呼び止める声を無視して保健室を出ていくと、誰かが走り去っていった音が聞こえた。
誰か、気にかけてくれていたのかな。
僅かに期待を持ちたくなる半面、もう期待をするのはしたくない矛盾した気持ちもある。
今ここで僕の信じられる存在はブラビットしかいないから、味方がもう少し欲しい思いはあるが……
無理なものは、望まない。
軽く問い詰めた矢先、彼女はびっくりして
「あっれー!? 姿戻っちゃった!?」
と自身の姿に視線を落としていた。
驚くと普段の方に戻っちゃうんだな、これは良いことを知ったぞ。
落ち着きを取り戻したブラビットから話を聞くと、死神には性別が無く、(ブラビット以外は)青い目以外好きな姿に変えれるんだそう。ただ彼女の場合、驚くと強制的にこのショタ姿に戻ってしまうようなので……いや、まあ、いい。前はいつもの女性姿ではなく気分によって変えていたんだとか。
(だから少年の自分を描いてみて欲しいって言ってたのか……流石に僕の画力ではこの可愛さは再現出来ないよ)
ふっ、と己の気概の無さを自嘲する。
さて省みよう。
先程の出来事はどうすべきだったのか?
最善を試みるにはある前提が無ければならない、〝殺す気が無い〟という安全性が保障されている前提だ。
今まではそれがあったが、今日はその前提が覆されてしまった。
彼女に訊いてみても「あの状態では他に無かっただろう」とのこと。
そりゃそうか、逃げ道もクラスメイトが塞いでいて、開放された窓しか行き場が無かったんだから。
「もう少し早く頼ってくれても良かったのに」
しょぼくれた顔も愛おしい。
身勝手な理由ですんなりと従ったことを隠し、当たり前のように嘘を吐く。
「出来れば頼りたくなかったんだよ、君の位置がバレちゃうし。こうなった以上、何かで誤魔化せるといいんだけど」
君が助けに来てくれなかったら、振り向く可能性が限りなく低いってことだし。
そしたら死んでも良いやとは思ってたけどね。
「今回のことは想定外の自体だからこっちへの心配はしなくて良いけど……何かって、例えば?」
死神協会へはどうとでも言い訳出来るって意味か、勢いで行動してたからそこら辺まで考えてなかったけど大丈夫なら良かった。
「例えば。人間には魔力も創造力も無い。これが後天的に使えるようになることってある?」
「無いよー。ある一つの例外を除いては」
あるにはある……恐らく彼女にとって知られたくはない少数の情報のはず。
もしかするとあれかもな、七不思議の時に少し話した
「契約とか?」
図星を当てられたブラビットが口を尖らせる。
「当たり。願いに創造力や魔力を指定すれば出来なくはない。けど元々契約自体がグレーなの、前にも言ったよね。この二つの力は生まれた時に決まるんだって」
「言ってたね。だから弱い雑魚悪魔さんが出てきちゃった訳でしょ?」
頷き返す彼女を見て確信を得た。
人間へ後天的に力を授けられるってことは、契約というのは限りなく広い範囲に出来るのだろう。
つまり弱い存在も上手くやれば強くなれるかもしれないってことだ。
「契約内容の範囲は創造力の範囲内で自由に指定出来る。けど、創造力は生命力──HPだね、これを代償とするから、結果的に見てしまえば人間相手と契約するのが最も消費を少なく抑えられる。あらゆる面でコスト・パフォーマンスに優れているんだよ」
人外が人外相手に契約を持ち掛けるには、相手の創造力を上回る必要があるし消費する創造力も多いってことかな。超越された力を持っている者の願いというと……さぞかし規模もでかいだろう。
で、力の無い種族ならその心配は無いし、格好の的になると。
「持ち掛けた側は代償を支払った回数に比例して創造力が増幅する。これはLV上げによる成長とは違い、上限を上げることが出来るんだ。例えばHPが1だったらHPの初期値を10に底上げしたりね」
「へえ、ドーピングみたいだな……」
さっきからゲーム用語が聞こえるが、まあつまり現実に存在するんだろう。
ゲームみたいなパラメータが。
「……広まってたら恐ろしいことになる程の怖さを持つのが契約っていうことは分かったけど、契約をしている人外は結構いるっぽかったよね?」
「嫌なことを指摘するな君は。ほ、本当は契約って短期も長期も知ってるの少数なんだよ! ほんと、一握りだけだった、はずなんだよ!」
多分言い切ってる時点で契約の先駆者は彼女なのだろうが、良かれと教えた相手がその後広めたに違いない。
なんて奴だ、彼女の善意を裏切るなんて。
どこのどいつだか分からないが、悪用した奴が誰か分かったらぶん殴る。
とりあえずむきになってるブラビット可愛い。
「エリート死神様なのでなんでも知ってるのです! 敬うがいいのだ!」
常日頃四六時中敬ってます、可愛い。
「でもブラビット、ここ約八年間はずっと狩りしてないんだから少なくとも今はエリートではないじゃんか」
「ぐっ」
分かってるよ。
僕の「友達になって欲しい」という願いを叶える為にエリートを捨ててくれたんだもん。
咎める気は毛頭ない。
あ、こうして改めて考えてみると僕たちはあの日、本当に契約してたんだな……代償は「片目」なのかな。
目に関してはむしろ彼女へデメリットしか無かったんだけど。
目を治せる魔法とかって無いのかな。
未だに、彼女が現状を認識するまで遅れがあるように感じるし……早く治ると良いんだけど。
心配する僕を知ってか知らずか彼女は空気を入れ替えるように手を鳴らす。
「とりあえず。今回は〝死にそうになったから〟出血大サービスっ! 運良く柔らかい草木に当たり難を逃れたってことにしといたから! 保健室スタートね」
「え? いや、あのさ。ブラビットは毎回不思議なこと言うよね、どういうこと?」
「創造力って便利だから……」
あくまで一から創り出す力なんだから「後から事実を書き換える」なんて力ではないはず。
やっぱり、そういうことなんだろうか。信者たちが祈りを捧げるべき本当の相手……
止そう。彼女がその道を嫌がったのなら、野暮なことはしたくない。
「ま、いいよ。ミステリアスな君も君らしいから」
伏し目がちに繋いでいた手を離す。
空いた距離から映し出されるブラビットは僕を見て不思議そうに笑い、口を動かした。
予想に反して小声で呟かれたものだから、必死に何回も記憶を辿り寄せて動きを再生する。
ゆっくり思い出すんだ……
そう、ゆっくり……
う、い、お。ういおいおいうおいえお、おうあいうおいいいええ?
畜生、母音だけしか分からん。
「今なんて言った?」
「なーいしょ!」
嘘だろ僕がブラビットの言葉を聞き逃すなんて。
ああ、彼女の声を録音アプリで録音出来たら良かったのに!
できないんだよなあ。
がっかりしたまま肩を落とし、視界を閉ざす。
意識を失って再び瞼を開ける頃には保健室で横になっていた。
これが彼女の言っていた「そういうことにした」という書き換えなんだろうことは明白。
ついてないとばかり思っていたが、実際は違った。
僕はついていたんだ。一番の協力者が君だったから。
既にいつもの女性姿に戻っている彼女は何も無かったかのように本を読んでいく。
普段の姿を見せ続けてくれる気はまだ無いのか、残念。
上半身を起こして頭を押さえていると、架夜先生が視界に映る。先生は元凶になったという自覚もしていないのだろう、「黒兎さん、大丈夫?」なんてふざけたことを抜かす。
差し伸ばされた手を弾いて告げた。
「貴方がああいう授業をしたから、悪化したんですよ。分からないんですか」
持っていたハンカチを使って手を拭く。
折角彼女の温もりを感じていたのに最悪だ。
「あ、あのでも、貴方をいじめてる子もきっと好きでやってる訳じゃないと思うんです、ほんの気の迷いっていうか、ね?」
予想外の返答が来たから目を合わせただけなのに、話を聞いてくれると誤解したらしい。
先生が話を続けていく。
「誰だってあるじゃない? 少し悪戯してみようって、そういうあれだと思うの。きっと貴方と〝お友達〟になりたくて──」
「は?」
馬鹿馬鹿しい。脳内お花畑ってあんたみたいな人を指すんだろうな。
自然と殺気立っていたのか「ひっ」と先生に悲鳴を上げられてしまった。
ブラビットも口元が引き攣っているのを見ると、余程変な顔をしていたようだ。
溜め息を吐いて立ち上がる。
この手のタイプには何を言ったって無駄だろう。
「貴方と僕はあくまで教師と生徒。先生は教師という職務を全うするだけで良いので、余計なこと考えないでください」
「く、黒兎さんっ!」
呼び止める声を無視して保健室を出ていくと、誰かが走り去っていった音が聞こえた。
誰か、気にかけてくれていたのかな。
僅かに期待を持ちたくなる半面、もう期待をするのはしたくない矛盾した気持ちもある。
今ここで僕の信じられる存在はブラビットしかいないから、味方がもう少し欲しい思いはあるが……
無理なものは、望まない。
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