41 / 87
①第五章 影から這い出る者と落とす者
2盗人(仁夏視点)
しおりを挟む
六月二十八日、金曜日。
外に出れば楽しいのに家に戻れば地獄。
落差の激しい日々に慣れすぎたせいか、感覚が鈍っているようにも感じられた。
なんの感覚が、と聞かれたら上手く答えらんねえけど。
「仁夏君ってヒーローみたいだよね、いつも大人っぽくて格好いい!」
ふとした時に言われた言葉にすっげえびっくりした。
俺が? ヒーロー? 大人っぽいって?
おめえよく分かってんなほんと、褒め上手だな。
何でもしょーじょ漫画とかいう本のヒーローに似てるんだとか何とか……やべえ女向けのとか触れる機会無かったから分かんねえ。
どんなのか全く分からないというと「あ、これ!」とご丁寧に取り出して見せてきた。用意良いな。
男向けのはクラスメイトがよく回してたから読んだことあっけどよ、女向けのってこんなキラキラして目でけえのか……なんだこのほわほわしたの。
要るか?
なんでこのトゥンク?
とかしてるシーンだけで二ページ使ってんだよページの無駄遣いだろ。
「この須賀君に似てるなって!」
──いやどこが?
指を差して見せてきたのはキラキラオーラを放つ女子に囲まれてるイケメン。
ん、いやでも女子に囲まれてキャーキャー言われてるのは合ってる……な……、何か知らないが女子には好かれてるし。
あ、でもその内女と試したいことあっから現状維持でいいか。
中学にもなったらあの本みてえに大きい奴出てくるだろ。
満場一致で大多数は大きい女子が好みだったんだが、狼はそういう話に乗らねえしこいつはこいつで顔真っ赤にして逃げるんだよなー分かってねえなぁ男のロマンって奴よを。
……大人っぽいってそこか──!
意味が分かればなんだそんなことかって感じだけど、こいつはまだまだお子様だもんな。
「あー。つまりモテたいってことか?」
「えっ、いや、まあ、モテたいと言えばそうだけど……」
「ほーん、じゃああの本でも貸して貰えよ。おーい誰か持ってんだろ? シェアしようぜ」
教室にまだ残ってる男子が家からこっそり持ってきたアレを取り出す。本の表紙を見てすぐに「ちょっと待っ」とか声を上げて真っ赤になりやがる。
「お前耐性無さ過ぎだろ……どうせ大人になったら知ることなんだし今の内に耐性つけとけって」
「い、いやー……でも……」
という割にはちらちらと目がいってるんだが、気付いてないのか。興味はあるんだろうが、良い子って名目のせいで踏み切れないのか?
仕方ねえな、とぶっちゃけた話をする。
「……赤、おめえアレがたったことは?」
「⁉ い、いいいいいや無いよ……ッ! 無いったら!」
あるな。この反応は確実にあるな。
「恥ずかしがんなよ、男なら普通。むしろ正常なことだ……で? つまり好きな奴とかいんだろ? 言ってみろよー」
「……いません! いない! いないったらいない! で、でも普通のこと……なのかな」
段々と声が小さくなってるぞ。なるほど、普通のことだと思ってないから罪悪感を感じてるんだな。
「男ってのは野獣ってよく言うだろ? ま、生きててどうしても動くしな、アレ」
うんうん、と同意を示す男子達。そりゃ男に生まれたらそーいう体の仕組みになるしな。
──今この場に狼がいたら確実に吹っ飛ばされるな、俺。
「ぶっ……いや、まあ。ソウデスネ……」
「つかひょっとしておめえの好きなのってこの前言ってた──」
「わああぁぁぁぁッ⁉」
ブラビットって奴か──と言おうとしたら口を塞がれた。おーおー、耳まで真っ赤だぞ。図星だな。
外国人に恋をしたのか……作り話かと思ってたが元ネタになった奴がいたのか、なるほど。
あの設定にしたことを考えると、現実では結構いばらの道なのか?
「……っはー、そうかそうか。おめえの恋も始まったのか……頑張れよ」
「も? ってことは仁夏君も好きな子出来たんだ! 僕も応援する、お互い頑張ろうね!」
「おう、いつか紹介しろよーお前の黒歴史たっぷり話してやっから」
「それは止めてぇー!」
へへっと笑いながら、今度男女のそれこれでも教えてやろうとクラスメイトの奴にも話をした。
楽しみにしてろよ。そそられる話題ばっか用意しとくから。
顔を真っ赤にして好きを否定する赤をからかってやるのも面白そうだな。
新しい楽しみを見つけた気がして口がにやけていくのが分かった。
+
六月三十、日曜日。
二、三日様子を見ていたが、やはりこの陸堂仁夏という少年は家庭環境があまりよろしくないらしい。
不憫なものだ、まさか子供という肩書きを利用して親が自分の売名行為に使うとは。
ただ、彼に『盗み』という難癖があることも同時に分かってきた。
「懲りずにまたやっているんですね、当たり前のように」
ここまで平然とやってのけると気付かない者がいても無理はない。
警戒心、不安、恐怖心が仕草に出るから『怪しい』と感じるのであれば、その予備動作が無い彼は〝それら(感情)〟を感じさせる隙も無いのだ。
「(人に怪我させる訳でもねえんだから、大したことじゃねえし。良いだろ?)」
──人間にとってどうなのかは分からぬが、軽罪であることは確実だろう。
人間界というのに作ったルールはそういったものではないので、多くは人間達が作ったのであろうことは明白であった。
彼の盗みが犯罪になるのなら犯罪者ではあるのだが、我々の言う捨て魂と血魂は同族殺しに区分された時になる魂を指す。
つまり、未来に殺しをするか──既に殺しをしたか。
この二つ以外は狩らなくていいのである。
しかし、私は自分のしたこと以外にはこれでもかという程疎い。
赤と関わることによって唯一自覚出来たことはそれだったのだ。
「あまり詳しくないので教えて頂きたいのですが、それ。見つかったらどうなるのでしょう?」
「(ん? そりゃお前……)」
息を吞む音が聞こえた後、押し黙ってしまった。後ろめたいことでもあるのだろうか。
「あらあら、教えて下さらないのですか? 生憎と私は、人間界の知識には疎いものでして。教えてくださるととってもとっても助かるのですが……」
「(……まあ、捕まるんじゃねえの? 警察に)」
つまり、こちらと同じ罰する対象であるということか。ならば確認すべきだろう、と魂を見ようとしたが、依然として色も形も浮かび上がらなかった。
「ケイサツ、ですか。初めて知りました、そのような言葉があるのですね。では、その警察というのが取り締まる役目を持つ組織なのですか」
「(お前ってほんっと何も知らねえんだなぁ。まー、そんなところだ。悪い奴がいたら逮捕するんだってよ)」
「なるほど。ありがとうございます」
とすれば、警察というのは必然的に死神と似たような役割をしているのであろう。
もしも、警察というのと死神を会わせてみたら、存外、残業の件や苦労話で意気投合したりして。
会話の最中、ふと気になった方へと目を動かす。
視界の端に映るは、商品が幾つか少々雑に置かれたかごだった。
誰かが荷物を買い物かごと共に置き忘れたらしい、私の目線を追った少年も気付いたようで、目を光らせる。
「……まさかとは思いますが」
私物を盗むつもりではなかろうな、小僧。
疑い深く目を細めて見ていたら「興味無さすぎてボーっとしてただけだっつーの!」と怒られてしまった。
何もしないのなら、良いのだ。何もしないのならな。
+
(こんなとこに置いておくなんて、馬鹿だよなぁ……)
さも何でもなさそうな顔をしながら盗っていた商品を鞄の中へ投げ込む。
小さい品物は見落としやすい。その死角を狙ってのことだった。
少年は見知らぬ誰かへの嫌がらせとして行ったのだ。理由としては、鞄がブランド物だということが分かったからである。
決定打になったキーホルダーには仲の良い何不自由ない親子の写真。
──お前も不幸になればいいのに。
幸せそうに「親に愛されたい」と願っている幼子の表情が、過去の自分を見ているようで無性に腹が立ったのだ。
外に出れば楽しいのに家に戻れば地獄。
落差の激しい日々に慣れすぎたせいか、感覚が鈍っているようにも感じられた。
なんの感覚が、と聞かれたら上手く答えらんねえけど。
「仁夏君ってヒーローみたいだよね、いつも大人っぽくて格好いい!」
ふとした時に言われた言葉にすっげえびっくりした。
俺が? ヒーロー? 大人っぽいって?
おめえよく分かってんなほんと、褒め上手だな。
何でもしょーじょ漫画とかいう本のヒーローに似てるんだとか何とか……やべえ女向けのとか触れる機会無かったから分かんねえ。
どんなのか全く分からないというと「あ、これ!」とご丁寧に取り出して見せてきた。用意良いな。
男向けのはクラスメイトがよく回してたから読んだことあっけどよ、女向けのってこんなキラキラして目でけえのか……なんだこのほわほわしたの。
要るか?
なんでこのトゥンク?
とかしてるシーンだけで二ページ使ってんだよページの無駄遣いだろ。
「この須賀君に似てるなって!」
──いやどこが?
指を差して見せてきたのはキラキラオーラを放つ女子に囲まれてるイケメン。
ん、いやでも女子に囲まれてキャーキャー言われてるのは合ってる……な……、何か知らないが女子には好かれてるし。
あ、でもその内女と試したいことあっから現状維持でいいか。
中学にもなったらあの本みてえに大きい奴出てくるだろ。
満場一致で大多数は大きい女子が好みだったんだが、狼はそういう話に乗らねえしこいつはこいつで顔真っ赤にして逃げるんだよなー分かってねえなぁ男のロマンって奴よを。
……大人っぽいってそこか──!
意味が分かればなんだそんなことかって感じだけど、こいつはまだまだお子様だもんな。
「あー。つまりモテたいってことか?」
「えっ、いや、まあ、モテたいと言えばそうだけど……」
「ほーん、じゃああの本でも貸して貰えよ。おーい誰か持ってんだろ? シェアしようぜ」
教室にまだ残ってる男子が家からこっそり持ってきたアレを取り出す。本の表紙を見てすぐに「ちょっと待っ」とか声を上げて真っ赤になりやがる。
「お前耐性無さ過ぎだろ……どうせ大人になったら知ることなんだし今の内に耐性つけとけって」
「い、いやー……でも……」
という割にはちらちらと目がいってるんだが、気付いてないのか。興味はあるんだろうが、良い子って名目のせいで踏み切れないのか?
仕方ねえな、とぶっちゃけた話をする。
「……赤、おめえアレがたったことは?」
「⁉ い、いいいいいや無いよ……ッ! 無いったら!」
あるな。この反応は確実にあるな。
「恥ずかしがんなよ、男なら普通。むしろ正常なことだ……で? つまり好きな奴とかいんだろ? 言ってみろよー」
「……いません! いない! いないったらいない! で、でも普通のこと……なのかな」
段々と声が小さくなってるぞ。なるほど、普通のことだと思ってないから罪悪感を感じてるんだな。
「男ってのは野獣ってよく言うだろ? ま、生きててどうしても動くしな、アレ」
うんうん、と同意を示す男子達。そりゃ男に生まれたらそーいう体の仕組みになるしな。
──今この場に狼がいたら確実に吹っ飛ばされるな、俺。
「ぶっ……いや、まあ。ソウデスネ……」
「つかひょっとしておめえの好きなのってこの前言ってた──」
「わああぁぁぁぁッ⁉」
ブラビットって奴か──と言おうとしたら口を塞がれた。おーおー、耳まで真っ赤だぞ。図星だな。
外国人に恋をしたのか……作り話かと思ってたが元ネタになった奴がいたのか、なるほど。
あの設定にしたことを考えると、現実では結構いばらの道なのか?
「……っはー、そうかそうか。おめえの恋も始まったのか……頑張れよ」
「も? ってことは仁夏君も好きな子出来たんだ! 僕も応援する、お互い頑張ろうね!」
「おう、いつか紹介しろよーお前の黒歴史たっぷり話してやっから」
「それは止めてぇー!」
へへっと笑いながら、今度男女のそれこれでも教えてやろうとクラスメイトの奴にも話をした。
楽しみにしてろよ。そそられる話題ばっか用意しとくから。
顔を真っ赤にして好きを否定する赤をからかってやるのも面白そうだな。
新しい楽しみを見つけた気がして口がにやけていくのが分かった。
+
六月三十、日曜日。
二、三日様子を見ていたが、やはりこの陸堂仁夏という少年は家庭環境があまりよろしくないらしい。
不憫なものだ、まさか子供という肩書きを利用して親が自分の売名行為に使うとは。
ただ、彼に『盗み』という難癖があることも同時に分かってきた。
「懲りずにまたやっているんですね、当たり前のように」
ここまで平然とやってのけると気付かない者がいても無理はない。
警戒心、不安、恐怖心が仕草に出るから『怪しい』と感じるのであれば、その予備動作が無い彼は〝それら(感情)〟を感じさせる隙も無いのだ。
「(人に怪我させる訳でもねえんだから、大したことじゃねえし。良いだろ?)」
──人間にとってどうなのかは分からぬが、軽罪であることは確実だろう。
人間界というのに作ったルールはそういったものではないので、多くは人間達が作ったのであろうことは明白であった。
彼の盗みが犯罪になるのなら犯罪者ではあるのだが、我々の言う捨て魂と血魂は同族殺しに区分された時になる魂を指す。
つまり、未来に殺しをするか──既に殺しをしたか。
この二つ以外は狩らなくていいのである。
しかし、私は自分のしたこと以外にはこれでもかという程疎い。
赤と関わることによって唯一自覚出来たことはそれだったのだ。
「あまり詳しくないので教えて頂きたいのですが、それ。見つかったらどうなるのでしょう?」
「(ん? そりゃお前……)」
息を吞む音が聞こえた後、押し黙ってしまった。後ろめたいことでもあるのだろうか。
「あらあら、教えて下さらないのですか? 生憎と私は、人間界の知識には疎いものでして。教えてくださるととってもとっても助かるのですが……」
「(……まあ、捕まるんじゃねえの? 警察に)」
つまり、こちらと同じ罰する対象であるということか。ならば確認すべきだろう、と魂を見ようとしたが、依然として色も形も浮かび上がらなかった。
「ケイサツ、ですか。初めて知りました、そのような言葉があるのですね。では、その警察というのが取り締まる役目を持つ組織なのですか」
「(お前ってほんっと何も知らねえんだなぁ。まー、そんなところだ。悪い奴がいたら逮捕するんだってよ)」
「なるほど。ありがとうございます」
とすれば、警察というのは必然的に死神と似たような役割をしているのであろう。
もしも、警察というのと死神を会わせてみたら、存外、残業の件や苦労話で意気投合したりして。
会話の最中、ふと気になった方へと目を動かす。
視界の端に映るは、商品が幾つか少々雑に置かれたかごだった。
誰かが荷物を買い物かごと共に置き忘れたらしい、私の目線を追った少年も気付いたようで、目を光らせる。
「……まさかとは思いますが」
私物を盗むつもりではなかろうな、小僧。
疑い深く目を細めて見ていたら「興味無さすぎてボーっとしてただけだっつーの!」と怒られてしまった。
何もしないのなら、良いのだ。何もしないのならな。
+
(こんなとこに置いておくなんて、馬鹿だよなぁ……)
さも何でもなさそうな顔をしながら盗っていた商品を鞄の中へ投げ込む。
小さい品物は見落としやすい。その死角を狙ってのことだった。
少年は見知らぬ誰かへの嫌がらせとして行ったのだ。理由としては、鞄がブランド物だということが分かったからである。
決定打になったキーホルダーには仲の良い何不自由ない親子の写真。
──お前も不幸になればいいのに。
幸せそうに「親に愛されたい」と願っている幼子の表情が、過去の自分を見ているようで無性に腹が立ったのだ。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる