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①第五章 影から這い出る者と落とす者
1憧れは遠ければ我慢できる(仁夏視点)
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「(なー。何さっきから目逸らしてんだよ、兎)」
登下校の道を歩きながら話す。
仁夏は少女に一目惚れしてからというもの年相応の顔を見せるようになっていた。
そんな少年のことを監視対象としているブラビットは「姿を見えるようにした覚えなどない」ということに当惑の念を示している。
(今の状態だと、声を許可しただけで姿も見えるようになってしまうのか……片方だけにいつもなら出来るのに出来ないなんて、力の加減が上手くいかなくなってるのかな? 続くようなら僕としても、困るな)
ただでさえ目の具合がおかしいことになっているのに、とここ最近立て込んでいた影響か、少女の気は滅入っていた。
──良い子君に会ったら大変だけど。
「お、良いですねぇ! ならば貴方のぽえ……日記を読みながら参りましょう!」
出掛けるとは言ったが、誰の元へ行くのかは告げていなかった。
なんとなく赤が気にするのではないか?
と、ブラビットは予感していたのだ。
それが実際には嫉妬心も含んだものになるとは少女自身、予想もしていなかったことだろう。
ポエムという言葉を腹立たしく感じたのか、仁夏は抗議の声を上げる。
「おい、俺がポエムなんて書くと思ってんのか⁉ つーか日記とか書いて……」
言ったところで気付いた。
思い当たる可能性──そう、誰もが一つ二つは持っている『黒歴史』に……!
「(っおい! 待て、返せ)」
慌てふためく少年を見て満足そうにふっふっふ、と軽快に笑いあげる。
「さあ、恥を捨てなさいな陸堂仁夏! 事細かーく一から全部、丁寧に、読んで差し上げましょう。──……声に出して!」
「(やーめーろーぉっ!)」
虚しくも少年の声が届かなかったのは、言うまでもない。
+
俺の日々は兎と出会うまでしょーもないもんだった。
毎日毎日怒鳴り散らして力任せに支配してこようとしてくる親父に、毎日毎日ヒステリック? ってーのを繰り返すお袋。
どうしようもねえ親だってのに外では『外向きの顔』を立派に演じる。
いつホームレスに落ちてもおかしくない癖して金持ちを演じる。
なんの為かって? ブランド志向だよ。
そんでちやほやされるのが好きなんだ。俺はその為の〝媚びを売るに、自慢をするに都合の良い〟道具。
子供は親の為に動くって言葉があるけど、俺はあんなの御免だね。
ばっかみてぇじゃん。
それよりも早く大人になってこいつらを見返してやりてえ。
でも、その前にまず空腹と睡眠不足が問題だった。
食事は両親優先、俺の分は後回し。だからいつもパン一枚の量があれば奇跡とでも思える程で、量が食えるのは『金持ちごっこ』に付き合ってる時だけだ。
そんで始めた盗みも繰り返せば繰り返す程手癖みてえになって、今はもう無意識でもやってしまうような気がしている。ごっこをしていない時はそうでもしないと腹の虫が鳴ってしまうのだ。
勿論、金持ちのフリをしてる時は羽振りがいい。
そうじゃなきゃ貧乏人に見えるからだろう、お袋のご令嬢(笑)の姿は流石演技派ってところ。
大抵の人達は騙される。
親父も人前では良い人ぶるのは大層得意で、周りは見事に「夫婦円満で優雅な暮らしをしている幸せな家庭」だと勘違いしていった。
「君のご両親は立派だね、うちのも見習ってほしいくらいだよ」
って言われる度に虫唾が走って
「いーよなーじんかはあんなやさしそうなちちおやがいて」
と言われれば言われる程ムカついた。
──どいつもこいつもかんたんにだまされやがって。
俺の周りには理解者なんて一人しかいなかった。
狼の奴は、俺と同じニオイがしてすぐに意気投合した。お互いに親に対して不平不満を持っていた訳だ。
狼んとこも話を聞いた限りふつーに見れば立派な親に見えるようだが、どうもきな臭い。
あいつも俺と同じで家のことになるとすぐ影のある顔になってしまう。
「いつかみかえしてやろうね」
「おうよ。やられっぱなしでいられるかってんだ」
狼は完全に親への情や期待なんてもんは途中から消え去っていて、俺は……どうにもまだ期待しているところがある。
何か大事に巻き込まれたら、心配してくれるだろうか……とか。
親孝行ってのを頑張ってやってみた時期もあった。全部暴力で返されるか、物だけ取り上げて俺だけ殴るかで終わった。勉強だってテストの点数かなりとんなきゃぶん殴られるし、狼に頼み込んで良い点数を取れるようにした。
結局高得点をとっても殴られるのは決定事項らしい、とった後に知った。
無駄なんだって分かった時点で俺の中で目標は一つ二つ出来たんだ。
「大人になったら見返してやる」ってことと「こいつらより金を稼げるようにする」っての。
借金ばかり抱えている無一文に等しい俺が金を手に入れるには、まともな方法じゃいけなかった。
予想通りというべきか、陸堂家はやべえ大人たちに目を付けられていた。
だからそのやべえ大人に頼んで仕事をくれって言った。
親父達が大っ嫌いな強面の連中。そいつらは俺の血を使って誓いを立てた。覚悟があったからだ。
別に既にろくでもねえ人生なんだ、何かあったって構うもんか。
学校に通ってる俺がいなくなって疑われてもやべえってんで、基本的には俺から連絡を入れて仕事を貰うことになってる。
物運びの手伝いだ。入ってる物がなんなのかは知らねえが失敗した奴らが殴られている音が聞こえてきたことはあるし、知ってる。
失敗したら何かを失うのだ。
それが酷く俺にとってはわくわくして、大人になる為に必要な道に思えた。
今でもあれが大人への近道じゃねえかって考えてる。
こんなことを言ったら秋田の兄貴はこっぴどく怒るんだろうな。
怒ってくれるのなんてあの人くらいなもんだ、でもいっつも忙しそうで会えるのも限られた日だけだし……兄貴の職があれじゃなきゃ良かったのに。
小学校に入ってから狼の話は「赤君」とかいう奴ばっかで、珍しいこともあるもんだなと思った。
あの狼が笑ってる。しかも多分、苛つきながら。
狼を苛つかせることが出来る奴なんて珍しい。興味が湧いて紹介するように頼んで紹介された赤とかいう奴は意外にいい奴で、「良い子」って言葉が似合いそうな奴だった。
それが更に意外だと感じた。だってこいつの周りっていつも影の入った笑い浮かべる奴らなんだぜ?
信じられっかよ、こんな如何にも光ですーって感じのと連むなんてよ。
ダチって呼べるのは狼くらいなもんだったが、ドッジボールん時に「仁夏君って運動得意でしょ?」って言われて感心した。
俺のことよく見てるんだなって。
同時に嬉しかった。こんな俺でも見てくれる奴がいるんだなーってことが。
そのことも考えると、赤もダチに入れても良いかもしれない。
そっからは学校や遊んでる間は楽しかった。
代わりに家に帰ることが余計に嫌になった。
赤の家は理想的な家庭で、あいつの笑顔から察せられるように幸せな家庭なんだってことはすぐに分かった。
いいなあ、なんて思ったが狼も同じようにこの家庭に憧れを抱いているようだった。
俺達の親みてえに腐った家庭環境だと、綺麗なとこに憧れを抱くのは仕方ねえよな。
狼の奴は憧れ以外にも悔しさがあるみてえだったが、俺は違った。
手の届かないところにあったから。決して届くことの無い場所にあったから割り切れた。
──俺は俺、こいつはこいつ。
別世界の住人なんだ。気にするだけ無駄だ。
登下校の道を歩きながら話す。
仁夏は少女に一目惚れしてからというもの年相応の顔を見せるようになっていた。
そんな少年のことを監視対象としているブラビットは「姿を見えるようにした覚えなどない」ということに当惑の念を示している。
(今の状態だと、声を許可しただけで姿も見えるようになってしまうのか……片方だけにいつもなら出来るのに出来ないなんて、力の加減が上手くいかなくなってるのかな? 続くようなら僕としても、困るな)
ただでさえ目の具合がおかしいことになっているのに、とここ最近立て込んでいた影響か、少女の気は滅入っていた。
──良い子君に会ったら大変だけど。
「お、良いですねぇ! ならば貴方のぽえ……日記を読みながら参りましょう!」
出掛けるとは言ったが、誰の元へ行くのかは告げていなかった。
なんとなく赤が気にするのではないか?
と、ブラビットは予感していたのだ。
それが実際には嫉妬心も含んだものになるとは少女自身、予想もしていなかったことだろう。
ポエムという言葉を腹立たしく感じたのか、仁夏は抗議の声を上げる。
「おい、俺がポエムなんて書くと思ってんのか⁉ つーか日記とか書いて……」
言ったところで気付いた。
思い当たる可能性──そう、誰もが一つ二つは持っている『黒歴史』に……!
「(っおい! 待て、返せ)」
慌てふためく少年を見て満足そうにふっふっふ、と軽快に笑いあげる。
「さあ、恥を捨てなさいな陸堂仁夏! 事細かーく一から全部、丁寧に、読んで差し上げましょう。──……声に出して!」
「(やーめーろーぉっ!)」
虚しくも少年の声が届かなかったのは、言うまでもない。
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俺の日々は兎と出会うまでしょーもないもんだった。
毎日毎日怒鳴り散らして力任せに支配してこようとしてくる親父に、毎日毎日ヒステリック? ってーのを繰り返すお袋。
どうしようもねえ親だってのに外では『外向きの顔』を立派に演じる。
いつホームレスに落ちてもおかしくない癖して金持ちを演じる。
なんの為かって? ブランド志向だよ。
そんでちやほやされるのが好きなんだ。俺はその為の〝媚びを売るに、自慢をするに都合の良い〟道具。
子供は親の為に動くって言葉があるけど、俺はあんなの御免だね。
ばっかみてぇじゃん。
それよりも早く大人になってこいつらを見返してやりてえ。
でも、その前にまず空腹と睡眠不足が問題だった。
食事は両親優先、俺の分は後回し。だからいつもパン一枚の量があれば奇跡とでも思える程で、量が食えるのは『金持ちごっこ』に付き合ってる時だけだ。
そんで始めた盗みも繰り返せば繰り返す程手癖みてえになって、今はもう無意識でもやってしまうような気がしている。ごっこをしていない時はそうでもしないと腹の虫が鳴ってしまうのだ。
勿論、金持ちのフリをしてる時は羽振りがいい。
そうじゃなきゃ貧乏人に見えるからだろう、お袋のご令嬢(笑)の姿は流石演技派ってところ。
大抵の人達は騙される。
親父も人前では良い人ぶるのは大層得意で、周りは見事に「夫婦円満で優雅な暮らしをしている幸せな家庭」だと勘違いしていった。
「君のご両親は立派だね、うちのも見習ってほしいくらいだよ」
って言われる度に虫唾が走って
「いーよなーじんかはあんなやさしそうなちちおやがいて」
と言われれば言われる程ムカついた。
──どいつもこいつもかんたんにだまされやがって。
俺の周りには理解者なんて一人しかいなかった。
狼の奴は、俺と同じニオイがしてすぐに意気投合した。お互いに親に対して不平不満を持っていた訳だ。
狼んとこも話を聞いた限りふつーに見れば立派な親に見えるようだが、どうもきな臭い。
あいつも俺と同じで家のことになるとすぐ影のある顔になってしまう。
「いつかみかえしてやろうね」
「おうよ。やられっぱなしでいられるかってんだ」
狼は完全に親への情や期待なんてもんは途中から消え去っていて、俺は……どうにもまだ期待しているところがある。
何か大事に巻き込まれたら、心配してくれるだろうか……とか。
親孝行ってのを頑張ってやってみた時期もあった。全部暴力で返されるか、物だけ取り上げて俺だけ殴るかで終わった。勉強だってテストの点数かなりとんなきゃぶん殴られるし、狼に頼み込んで良い点数を取れるようにした。
結局高得点をとっても殴られるのは決定事項らしい、とった後に知った。
無駄なんだって分かった時点で俺の中で目標は一つ二つ出来たんだ。
「大人になったら見返してやる」ってことと「こいつらより金を稼げるようにする」っての。
借金ばかり抱えている無一文に等しい俺が金を手に入れるには、まともな方法じゃいけなかった。
予想通りというべきか、陸堂家はやべえ大人たちに目を付けられていた。
だからそのやべえ大人に頼んで仕事をくれって言った。
親父達が大っ嫌いな強面の連中。そいつらは俺の血を使って誓いを立てた。覚悟があったからだ。
別に既にろくでもねえ人生なんだ、何かあったって構うもんか。
学校に通ってる俺がいなくなって疑われてもやべえってんで、基本的には俺から連絡を入れて仕事を貰うことになってる。
物運びの手伝いだ。入ってる物がなんなのかは知らねえが失敗した奴らが殴られている音が聞こえてきたことはあるし、知ってる。
失敗したら何かを失うのだ。
それが酷く俺にとってはわくわくして、大人になる為に必要な道に思えた。
今でもあれが大人への近道じゃねえかって考えてる。
こんなことを言ったら秋田の兄貴はこっぴどく怒るんだろうな。
怒ってくれるのなんてあの人くらいなもんだ、でもいっつも忙しそうで会えるのも限られた日だけだし……兄貴の職があれじゃなきゃ良かったのに。
小学校に入ってから狼の話は「赤君」とかいう奴ばっかで、珍しいこともあるもんだなと思った。
あの狼が笑ってる。しかも多分、苛つきながら。
狼を苛つかせることが出来る奴なんて珍しい。興味が湧いて紹介するように頼んで紹介された赤とかいう奴は意外にいい奴で、「良い子」って言葉が似合いそうな奴だった。
それが更に意外だと感じた。だってこいつの周りっていつも影の入った笑い浮かべる奴らなんだぜ?
信じられっかよ、こんな如何にも光ですーって感じのと連むなんてよ。
ダチって呼べるのは狼くらいなもんだったが、ドッジボールん時に「仁夏君って運動得意でしょ?」って言われて感心した。
俺のことよく見てるんだなって。
同時に嬉しかった。こんな俺でも見てくれる奴がいるんだなーってことが。
そのことも考えると、赤もダチに入れても良いかもしれない。
そっからは学校や遊んでる間は楽しかった。
代わりに家に帰ることが余計に嫌になった。
赤の家は理想的な家庭で、あいつの笑顔から察せられるように幸せな家庭なんだってことはすぐに分かった。
いいなあ、なんて思ったが狼も同じようにこの家庭に憧れを抱いているようだった。
俺達の親みてえに腐った家庭環境だと、綺麗なとこに憧れを抱くのは仕方ねえよな。
狼の奴は憧れ以外にも悔しさがあるみてえだったが、俺は違った。
手の届かないところにあったから。決して届くことの無い場所にあったから割り切れた。
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