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①第二章 初めての学校に、初めての人間のお友達!
6受け身の姿勢
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「そうですか。おめでとうございます」
──あぁ、作り笑いだ。それも、いつもよりもっと酷い作り笑いだ。
乾いた粘土で作られたような不気味な笑みは、まるで心の籠っていない祝いの言葉を述べた。
喜んで貰えるどころか、まるで更に壁が分厚くなった気分さえする。
なんで。なんで?
疑問が膨らんでいくに連れ、どうして、という思いが脳を占めていく。
だって、だって、前聞いた時は僕にお友達が出来たらって質問に、嬉しそうにしてたじゃんか。
なんでだよ。
胸の辺りがざわついて、まるで醜い黒い炎がぱちぱちと広がっていくみたいだった。
「なんで? なんでうれしそうじゃないの……っ? ブラビットは、ぼくにおともだちできるの、いや?」
虚を突かれた、とでも言うのだろうか、僕がそんな返答をするとは思っていなかったらしい彼女は、少し挙動不審に見えた。
「いえ、作ってくださって結構なんですが。お友達というのは、その。選べないんですか?」
「え?」
作っていいけど、選べと?
つまり、それはろう君じゃ駄目だと遠回しに言っているのだろうか。聞こうとすると、堪え性がない性格ではないはずなのに彼女は早口になっていた。
「貴方が作るということは、貴方が選ぶことが出来るんですよね。なのに何故わざわざあの者にしたんです?」
「え、ろうくん、いいこだよ! やさしくて、たよりになるもん! なにがそんなにいけないの!?」
はあ、と溜め息を吐かれてしまった。理由を説明してもらうと、彼女がなんとなく嫌だと感じたという。
なんとなくと聞いて、直感で選んでたら友達なんか出来っこないよ! と返したが、よくよく思い返すととても……僕にも刺さる言い分を言ってしまったな。
言ってしまった今となっては時すでに遅し──いつもいつも間が悪いタイミング、あぁ嫌だ嫌だ。
直感で物事を決めてるのは僕もだ、ブラビットのことを責められる立場に無い。
けど、それでもあのクラスの中で優しくしてくれたのはろう君だけだ。
ろう君に着いて行けば何とかなるだろう──なんて考えているのが分かったのか、彼女は鋭い刃物を首に突き付けるよう僕に言った。
「結局、貴方っていつまで経っても他力本願のままなんですね。楽しいですか、人生それで。一生誰かの引き立て役になって、誰かを引き立てる為だけの登場人物でしかない。あぁ、でもそんなんだから犯罪者になるのかも──ぴったりじゃありません? 楽だからと逃げ続け、流れるままに罪人になるというのは?」
「……っ」
図星だった。全部、全部お見通しだった。全くもってその通りで、言い当てられた瞬間、全身が沸騰するように熱くなっていった。もう、熱でもあるんじゃないかってくらい熱くて、きっと顔は真っ赤っかだろうな。
恥ずかしかった。見られたくなくて、僕は布団に隠れた。
情けなくて、みっともなかったからだ。
「でも」
彼女は見ていた本を閉じ、抵抗する僕を無視して布団から引っ張り出す。恥ずかしくって目を必死に逸らそうにも、こんな真剣に真っ直ぐに見られては……目を逸らせなかった。
「私、貴方ご自身の能力……とっても面白いと思っているんですよ。勿体無いと思うんです、ここで自ら腐らせるのは。どうして貴方はいつも、自分の武器で戦おうとしないんですか? 役立つ武器が沢山ありますのに」
『武器』の意味を聞いて、教えて貰ったけれど、そんなの僕には無いと言った。でも、そしたら彼女は僕の『記憶力』と『読解力』、そして『理解力』は武器になるのだという。
きっとそれが犯罪に役立てられてしまうのだろうけど、生きていく上でも役立つのだと語るブラビットの目は──
しっかりと僕を見てくれていて、応援してくれているように感じる程、眩しかった。大丈夫、君ならきっと出来るよ、と言って貰えているような感覚に陥って、初めて気付いた。
僕は、自分に自信が無さすぎるのだと。
要は……自分で作った料理を「不味いけど食べて欲しいな!」と言っている、それが現状だったのだ。
そんなんじゃ誰も寄ってきてくれる訳が無い。
不味いって言ってるのにわざわざ食べに来る物好きを待っているなんて、非効率的。
ああ、そりゃ今まで出来やしないよな。
だって自分から相手を知る努力だって、話題を掴む機会があってもそれを「勇気が出ないから」って理由で全部無視して、なんにもしてこないで、ただ相手から歩み寄ってくれることを期待して待つだけなんて。
むしろ、こうやって助言や気付きを定期的にくれる彼女の存在は貴重だ。腹が立つ相手なんかじゃなくて、有難い存在なんだって、今更実感した。
結局僕は、今の今まで知っているつもりで知らなかったのだ。何事も。
ほんと、これだからエリート死神様は。なんでこうも、考えていく内に涙が零れた。
訳が分からない内に視界がどんどん、どんどんぼやけていって、まるで濁った水槽を覗き込んでいるようだった。
か細い嗚咽を漏らすと、彼女はそっと壊れないように背中を撫でてくれた。
……力加減を分かってなくてこつこつと骨に当たるわ下手なマッサージ師がツボを絶妙に何度も何度も押し潰してくるような感覚がするわ凄く痛いし、下手だけど。
……いや、ほんっと下手なんだけど。
「……っう、いや、ちょ、……っと! いだぁ、いッ!」
「あ、ごめんなさい。感覚が無いのでどうにも上手く出来ないみたいで」
それでも尚続けようとするブラビットがしつこすぎて、あまりにしつこすぎて、面白おかしくって。吹いた。
「もー! だいじょうぶ、ふふっ……だいじょうぶだっ、てばぁ!」
「そうですか」
──あ、今度は作った〝そうですか〟じゃない。
声のトーンで聞き分けが付くのだ、と気付いてきたものの、それでも仮面を外したトーンが何処なのかがいまいち掴めない。
まあ、今のは僕を元気付けようとしてくれたことだというので間違いないし、素直に嬉しがっておこう。
実のお姉さんがいる家庭って、こんな感じなんだろうか?
明日、明日が来たら今度は頑張ろう。誰かが話しかけてくれるまで待つんじゃなくて、自分の力で……友達を作る。
なってくれたろう君には感謝しかないが、確かにこれでは「友達ができた」とは言わない。「友達になってくれた」のだ。
なった、じゃなくてなってくれた。
受け身の事実が、この文面だけで表れている。
ちゃんと努力して作ったら、そしたら今度こそブラビットが喜んでくれる……そんな気がした。
──あぁ、作り笑いだ。それも、いつもよりもっと酷い作り笑いだ。
乾いた粘土で作られたような不気味な笑みは、まるで心の籠っていない祝いの言葉を述べた。
喜んで貰えるどころか、まるで更に壁が分厚くなった気分さえする。
なんで。なんで?
疑問が膨らんでいくに連れ、どうして、という思いが脳を占めていく。
だって、だって、前聞いた時は僕にお友達が出来たらって質問に、嬉しそうにしてたじゃんか。
なんでだよ。
胸の辺りがざわついて、まるで醜い黒い炎がぱちぱちと広がっていくみたいだった。
「なんで? なんでうれしそうじゃないの……っ? ブラビットは、ぼくにおともだちできるの、いや?」
虚を突かれた、とでも言うのだろうか、僕がそんな返答をするとは思っていなかったらしい彼女は、少し挙動不審に見えた。
「いえ、作ってくださって結構なんですが。お友達というのは、その。選べないんですか?」
「え?」
作っていいけど、選べと?
つまり、それはろう君じゃ駄目だと遠回しに言っているのだろうか。聞こうとすると、堪え性がない性格ではないはずなのに彼女は早口になっていた。
「貴方が作るということは、貴方が選ぶことが出来るんですよね。なのに何故わざわざあの者にしたんです?」
「え、ろうくん、いいこだよ! やさしくて、たよりになるもん! なにがそんなにいけないの!?」
はあ、と溜め息を吐かれてしまった。理由を説明してもらうと、彼女がなんとなく嫌だと感じたという。
なんとなくと聞いて、直感で選んでたら友達なんか出来っこないよ! と返したが、よくよく思い返すととても……僕にも刺さる言い分を言ってしまったな。
言ってしまった今となっては時すでに遅し──いつもいつも間が悪いタイミング、あぁ嫌だ嫌だ。
直感で物事を決めてるのは僕もだ、ブラビットのことを責められる立場に無い。
けど、それでもあのクラスの中で優しくしてくれたのはろう君だけだ。
ろう君に着いて行けば何とかなるだろう──なんて考えているのが分かったのか、彼女は鋭い刃物を首に突き付けるよう僕に言った。
「結局、貴方っていつまで経っても他力本願のままなんですね。楽しいですか、人生それで。一生誰かの引き立て役になって、誰かを引き立てる為だけの登場人物でしかない。あぁ、でもそんなんだから犯罪者になるのかも──ぴったりじゃありません? 楽だからと逃げ続け、流れるままに罪人になるというのは?」
「……っ」
図星だった。全部、全部お見通しだった。全くもってその通りで、言い当てられた瞬間、全身が沸騰するように熱くなっていった。もう、熱でもあるんじゃないかってくらい熱くて、きっと顔は真っ赤っかだろうな。
恥ずかしかった。見られたくなくて、僕は布団に隠れた。
情けなくて、みっともなかったからだ。
「でも」
彼女は見ていた本を閉じ、抵抗する僕を無視して布団から引っ張り出す。恥ずかしくって目を必死に逸らそうにも、こんな真剣に真っ直ぐに見られては……目を逸らせなかった。
「私、貴方ご自身の能力……とっても面白いと思っているんですよ。勿体無いと思うんです、ここで自ら腐らせるのは。どうして貴方はいつも、自分の武器で戦おうとしないんですか? 役立つ武器が沢山ありますのに」
『武器』の意味を聞いて、教えて貰ったけれど、そんなの僕には無いと言った。でも、そしたら彼女は僕の『記憶力』と『読解力』、そして『理解力』は武器になるのだという。
きっとそれが犯罪に役立てられてしまうのだろうけど、生きていく上でも役立つのだと語るブラビットの目は──
しっかりと僕を見てくれていて、応援してくれているように感じる程、眩しかった。大丈夫、君ならきっと出来るよ、と言って貰えているような感覚に陥って、初めて気付いた。
僕は、自分に自信が無さすぎるのだと。
要は……自分で作った料理を「不味いけど食べて欲しいな!」と言っている、それが現状だったのだ。
そんなんじゃ誰も寄ってきてくれる訳が無い。
不味いって言ってるのにわざわざ食べに来る物好きを待っているなんて、非効率的。
ああ、そりゃ今まで出来やしないよな。
だって自分から相手を知る努力だって、話題を掴む機会があってもそれを「勇気が出ないから」って理由で全部無視して、なんにもしてこないで、ただ相手から歩み寄ってくれることを期待して待つだけなんて。
むしろ、こうやって助言や気付きを定期的にくれる彼女の存在は貴重だ。腹が立つ相手なんかじゃなくて、有難い存在なんだって、今更実感した。
結局僕は、今の今まで知っているつもりで知らなかったのだ。何事も。
ほんと、これだからエリート死神様は。なんでこうも、考えていく内に涙が零れた。
訳が分からない内に視界がどんどん、どんどんぼやけていって、まるで濁った水槽を覗き込んでいるようだった。
か細い嗚咽を漏らすと、彼女はそっと壊れないように背中を撫でてくれた。
……力加減を分かってなくてこつこつと骨に当たるわ下手なマッサージ師がツボを絶妙に何度も何度も押し潰してくるような感覚がするわ凄く痛いし、下手だけど。
……いや、ほんっと下手なんだけど。
「……っう、いや、ちょ、……っと! いだぁ、いッ!」
「あ、ごめんなさい。感覚が無いのでどうにも上手く出来ないみたいで」
それでも尚続けようとするブラビットがしつこすぎて、あまりにしつこすぎて、面白おかしくって。吹いた。
「もー! だいじょうぶ、ふふっ……だいじょうぶだっ、てばぁ!」
「そうですか」
──あ、今度は作った〝そうですか〟じゃない。
声のトーンで聞き分けが付くのだ、と気付いてきたものの、それでも仮面を外したトーンが何処なのかがいまいち掴めない。
まあ、今のは僕を元気付けようとしてくれたことだというので間違いないし、素直に嬉しがっておこう。
実のお姉さんがいる家庭って、こんな感じなんだろうか?
明日、明日が来たら今度は頑張ろう。誰かが話しかけてくれるまで待つんじゃなくて、自分の力で……友達を作る。
なってくれたろう君には感謝しかないが、確かにこれでは「友達ができた」とは言わない。「友達になってくれた」のだ。
なった、じゃなくてなってくれた。
受け身の事実が、この文面だけで表れている。
ちゃんと努力して作ったら、そしたら今度こそブラビットが喜んでくれる……そんな気がした。
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