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①第一章 クリスマスに出会ったのは……サンタさん!?
3彼女は僕のお友達
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「…………」
朧気に意識が戻ってきてはいるものの、僕は僕の目を開けることが出来なかった。
──くらい。ぜんぶぜんぶ、まっくらだ。
孤独を感じる程の広大な土地で、一人取り残された感覚。けれど、一つだけ、誰かの気配があった。ブラビットだろうか?
気怠さと居心地の悪い熱に悶えていた僕には確かめる術もなく、時が過ぎ去るのを待つことしか許されない。
「さて」と声が聞こえる。あぁ、彼女で間違いないな、と確信している内にブラビットはぱちり、と手を合わせていたようだった。
「では、私の方も抜き取りますかねえ。でないと意味がありませんし」
ぬきとるって、まさか──と止めようにも、手足も目も動かせない。何も出来ぬまま、またぐちゃりと音が鳴る。
彼女は彼女の手で目を引き抜いたのだと、理解するまでそう時間はかからなかった。
痛みを気にしないように振る舞っているのか、それともそれが人間と死神の違いなのか、恐らく目の前にいるであろう彼女は呻き声を上げるどころか「ふふ」と笑っていた。
「これでお揃いですねぇ。と、言っても答える気力なんて残ってないでしょうけど──」
「だ、」
良かった、少しは口が動かせる、と確認をしてからゆっくりと言葉を選んでいく。
「だ、め……だよ。い、たく、なっ……ちゃう……」
するとこれまで素直に動揺することが無かった彼女が、驚いたような声色で何かを言っているようだった。
聞き取れることはなかったが、まさか意識があるとは思っていなかった、という口ぶりだったように思う。
「貴方……意外と使い物になりそうですねえ! 良い事ですよ、罪人」
彼女からはっきりと強く言われた『罪人』という言葉を理解するに、僕はまだ幼すぎた。
「ざいにん?」と途切れ途切れに聞くと、「貴方のことですよ」と返答がくる。その返事を聞いて、僕の頭は更に混沌へと導かれたのは、言うまでもない。
「貴方は犯罪者になる未来が確定している『未来的犯罪者』の一人なのです。ですから、本来ならばゴミとして殺処分……あら! 喜びなさいな、私のおかげで貴方は命拾い。万々歳ではありませんか」
この時の僕は──どうしてだろう。それを〝助けてくれたのだ〟と解釈した。それくらいしか、脳に知っている言葉がインプットされていなかったのかもしれない。
いや、違う。ブラビットがこう言っていたからだ。『お友達ですものね』と。あの部分だけはどうにか聞き取れたから、それから意味を並べ立てた結果が「お友達だから助けてくれた」だったのだ。
「……ぼくを、た、すけ……てくれた、の? サン、タ……さん」
「えぇ、ええ。……お友達とやらはそうすべきかと思いまして。それと、私の名前はブラビット、ですよ」
幼い僕が出した結論は、どうやら間違ってはいなかったらしい、彼女は楽しそうに続ける。
「これからどうぞよろしくお願い致しますね、良い子ちゃん」
──ブラビット。
彼女の名前がそうなのだ、と理解する頃には、目を開けることが出来るようになっていた。鉛のように重い瞼を上げていくと、天井を見上げた形で視界が広がっていく。ぽつ、ぽつ、と一定のリズムを刻む音に真っ白な壁。
暖かい色のカーテンに、何かの器具。あぁ、ここは家ではないんだな、とぼんやりと思った。
「……ここ、は」
起き上がろうとすると、大人の女性に止められる。その女性はすぐさま誰かへ知らせるように「起きましたよ!」と向こうへ声を発していた。
声を聞きつけて、僕の父と母がやって来たらしい。心配そうにこちらの顔色を窺っている。
「目を覚ましたのか! 赤、具合はどうだ? もう起き上がって、大丈夫なのか?」
「ああ……良かった! ずっと目を覚まさなかったから、心配してたのよ……!」
どうやら僕が起きるまで時間が掛かっていたらしい、こんなに心配させてしまうとは。
これからはもっと気を付けよう、と決意したものの、これはブラビットが言っていた覚悟とはまた別のものなのだろうか? と純粋な疑問が生じた。
今以上に両親へ心配をかける訳にもいかないので、「ここ、どこ?」と場所をとりあえず聞いてみる。意識がはっきりしていることに安心したようで、先程より穏やかな声でお母さんは答えてくれる。
「ここは病院よ。貴方は血だらけになって意識を失っていたの」
びょーいん。きいたことある、たしか……ちょうしのわるいひとがいくところ、だよね。
病院へ運ばれたという事実を受け入れてからというもの、僕は医者から軽い診察を受け、お隣のお婆さんには
「あら、良かったわねえ。きっとすぐ退院出来るわよ」など温かい言葉をかけられたりと、目まぐるしい現実に少々怖気づいていた。
なんかめっちゃくちゃはなしかけられる──……!
知らない人。皆ほとんど知らない人。どう話せばいい? どう話すもの? などと不安になっている僕には目もくれず、診察室へ辿り着き、幾分か時間が経った。
「──どこも異常はない? それは……本当ですか!?」
信じられない、といった顔で医者を見やるお父さん。こちらの戸惑いを汲み取って、向かい側に座っている医者はゆっくりと落ち着いて告げる。
「驚くべきことではあります……が、赤君はあれだけの出血をしていたにも関わらず、どこも怪我をしていない。貧血などの異常さえ、見られないんですよ」
「どこも……? いいえ、確かに目に怪我をしていたんです! この目で、確かに見ました!」
訴える母親の言う通り、僕はあの時目を失った……はずなのだ。なのに、どうしてだかしっくりと来なかった。
「赤君、今……目の周辺に痛みはある? 何か違和感を感じたり……頭が変だと感じるようなことがあれば、教えて欲しいな」
今は痛くない、と答えると彼は「そうか」と納得の言っていないように呟いた。
「あの、大丈夫なんでしょうか? 他の病院へ診てもらった方が良かったりは」
「そうですね、お子さんがもし痛みを訴えることがあれば紹介状を書きましょう。これが精神的なものであるかどうかによって話が変わりますが……」
両親と医者が話している間、不思議と僕は落ち着いていた。
何も変なことは無いのだ、と思っているとでも言うべきだろうか、彼女は大丈夫だったのだろうか? ブラビットの目がどうなったかが、気になって仕方がなかった。
「今日はもう帰っていただいて大丈夫です。赤君、痛むことがあったらちゃあんと、ご両親に言うんだぞ」
急に声をかけられ、少し反応に遅れる。
「うん! ありがとーございました!」
ありがとうございました、と続けて両親が言うと、お母さんは僕の手を取って「さ、行きましょう」と柔らかく微笑んだ。
退院してもよい、ということで病院を出ようとすると色んな人たちが「お大事にね」と手を振ってくれた。
その光景が、どうも僕には受け入れ難かったのだが、心配してくれたのだ。お礼を言わなければ誠意が返せない、とお礼を返していく。
返していく内に、目の前に赤い布がどこからともなく現れて、僕の心臓が大きく音を立てる。
「わっ!? ぶ、ブラビット!?」
驚いている僕を見て、父親が頭に疑問符を浮かべた。
「……赤、何だそのらびっと……とか言うのは。アニメのキャラの名前なのか?」
「え、ちがうよ! ぼくのおともだち……で、いまここに……」
ここにいるんだよ、といくら指を差しても両親は首を傾げるだけで、僕は混乱するしかなかった。
……どういうこと!?
「ああ、私の姿と声は、私が許可している者にだけ見えて聞こえるんです。が、貴方以外には許可していませんから貴方以外には見えないでしょうし、聞こえないでしょうね」
え、と思わず不満を零す。
「それじゃしょうかいできないよ~! せっかく、おとうさんとおかあさんにもしょうかいしようとおもったのに……」
「何故、紹介するという考えに至った? ……のかはともかく、あまり人前で話しかけない方がよろしいですよ」
へ? と思考停止する僕を他所目に「赤、貴方まさか幻覚を見ているの!?」など両親に心配され「あ、これだめなやつ」と気付いた僕は慌てて否定する。
自分以外に見えない、聞こえないならどうにか納得出来る理由で訂正すべきだ。……らびっと、とお父さんは言っていたのだから、兎でどうにか……と考えていると、奥の受付に置かれたベージュ色の兎のぬいぐるみが視界に映る。
……あれだ!
「あの、びょういんでさっきみつけた、うさちゃんぬいぐるみのなまえなの! ぼくのおともだち!」
咄嗟に思いついたにしては上出来な出来では? と自画自賛していると「この私をぬいぐるみ扱いして、ちゃん呼ばわり……」と嘆くエリート(?)死神の姿が見えた。
意外とぬいぐるみされたことを気にしていたのか、少し拗ねたともとれる口ぶりで彼女は喋る。
「言い訳にしては上出来ですが……まあ、暫くはあまり話しかけないようにします、暫くはね」
姿を消そうとする彼女に声を掛けたが、無視されたようだ。既に彼女の姿は何処にも見えなかった。
朧気に意識が戻ってきてはいるものの、僕は僕の目を開けることが出来なかった。
──くらい。ぜんぶぜんぶ、まっくらだ。
孤独を感じる程の広大な土地で、一人取り残された感覚。けれど、一つだけ、誰かの気配があった。ブラビットだろうか?
気怠さと居心地の悪い熱に悶えていた僕には確かめる術もなく、時が過ぎ去るのを待つことしか許されない。
「さて」と声が聞こえる。あぁ、彼女で間違いないな、と確信している内にブラビットはぱちり、と手を合わせていたようだった。
「では、私の方も抜き取りますかねえ。でないと意味がありませんし」
ぬきとるって、まさか──と止めようにも、手足も目も動かせない。何も出来ぬまま、またぐちゃりと音が鳴る。
彼女は彼女の手で目を引き抜いたのだと、理解するまでそう時間はかからなかった。
痛みを気にしないように振る舞っているのか、それともそれが人間と死神の違いなのか、恐らく目の前にいるであろう彼女は呻き声を上げるどころか「ふふ」と笑っていた。
「これでお揃いですねぇ。と、言っても答える気力なんて残ってないでしょうけど──」
「だ、」
良かった、少しは口が動かせる、と確認をしてからゆっくりと言葉を選んでいく。
「だ、め……だよ。い、たく、なっ……ちゃう……」
するとこれまで素直に動揺することが無かった彼女が、驚いたような声色で何かを言っているようだった。
聞き取れることはなかったが、まさか意識があるとは思っていなかった、という口ぶりだったように思う。
「貴方……意外と使い物になりそうですねえ! 良い事ですよ、罪人」
彼女からはっきりと強く言われた『罪人』という言葉を理解するに、僕はまだ幼すぎた。
「ざいにん?」と途切れ途切れに聞くと、「貴方のことですよ」と返答がくる。その返事を聞いて、僕の頭は更に混沌へと導かれたのは、言うまでもない。
「貴方は犯罪者になる未来が確定している『未来的犯罪者』の一人なのです。ですから、本来ならばゴミとして殺処分……あら! 喜びなさいな、私のおかげで貴方は命拾い。万々歳ではありませんか」
この時の僕は──どうしてだろう。それを〝助けてくれたのだ〟と解釈した。それくらいしか、脳に知っている言葉がインプットされていなかったのかもしれない。
いや、違う。ブラビットがこう言っていたからだ。『お友達ですものね』と。あの部分だけはどうにか聞き取れたから、それから意味を並べ立てた結果が「お友達だから助けてくれた」だったのだ。
「……ぼくを、た、すけ……てくれた、の? サン、タ……さん」
「えぇ、ええ。……お友達とやらはそうすべきかと思いまして。それと、私の名前はブラビット、ですよ」
幼い僕が出した結論は、どうやら間違ってはいなかったらしい、彼女は楽しそうに続ける。
「これからどうぞよろしくお願い致しますね、良い子ちゃん」
──ブラビット。
彼女の名前がそうなのだ、と理解する頃には、目を開けることが出来るようになっていた。鉛のように重い瞼を上げていくと、天井を見上げた形で視界が広がっていく。ぽつ、ぽつ、と一定のリズムを刻む音に真っ白な壁。
暖かい色のカーテンに、何かの器具。あぁ、ここは家ではないんだな、とぼんやりと思った。
「……ここ、は」
起き上がろうとすると、大人の女性に止められる。その女性はすぐさま誰かへ知らせるように「起きましたよ!」と向こうへ声を発していた。
声を聞きつけて、僕の父と母がやって来たらしい。心配そうにこちらの顔色を窺っている。
「目を覚ましたのか! 赤、具合はどうだ? もう起き上がって、大丈夫なのか?」
「ああ……良かった! ずっと目を覚まさなかったから、心配してたのよ……!」
どうやら僕が起きるまで時間が掛かっていたらしい、こんなに心配させてしまうとは。
これからはもっと気を付けよう、と決意したものの、これはブラビットが言っていた覚悟とはまた別のものなのだろうか? と純粋な疑問が生じた。
今以上に両親へ心配をかける訳にもいかないので、「ここ、どこ?」と場所をとりあえず聞いてみる。意識がはっきりしていることに安心したようで、先程より穏やかな声でお母さんは答えてくれる。
「ここは病院よ。貴方は血だらけになって意識を失っていたの」
びょーいん。きいたことある、たしか……ちょうしのわるいひとがいくところ、だよね。
病院へ運ばれたという事実を受け入れてからというもの、僕は医者から軽い診察を受け、お隣のお婆さんには
「あら、良かったわねえ。きっとすぐ退院出来るわよ」など温かい言葉をかけられたりと、目まぐるしい現実に少々怖気づいていた。
なんかめっちゃくちゃはなしかけられる──……!
知らない人。皆ほとんど知らない人。どう話せばいい? どう話すもの? などと不安になっている僕には目もくれず、診察室へ辿り着き、幾分か時間が経った。
「──どこも異常はない? それは……本当ですか!?」
信じられない、といった顔で医者を見やるお父さん。こちらの戸惑いを汲み取って、向かい側に座っている医者はゆっくりと落ち着いて告げる。
「驚くべきことではあります……が、赤君はあれだけの出血をしていたにも関わらず、どこも怪我をしていない。貧血などの異常さえ、見られないんですよ」
「どこも……? いいえ、確かに目に怪我をしていたんです! この目で、確かに見ました!」
訴える母親の言う通り、僕はあの時目を失った……はずなのだ。なのに、どうしてだかしっくりと来なかった。
「赤君、今……目の周辺に痛みはある? 何か違和感を感じたり……頭が変だと感じるようなことがあれば、教えて欲しいな」
今は痛くない、と答えると彼は「そうか」と納得の言っていないように呟いた。
「あの、大丈夫なんでしょうか? 他の病院へ診てもらった方が良かったりは」
「そうですね、お子さんがもし痛みを訴えることがあれば紹介状を書きましょう。これが精神的なものであるかどうかによって話が変わりますが……」
両親と医者が話している間、不思議と僕は落ち着いていた。
何も変なことは無いのだ、と思っているとでも言うべきだろうか、彼女は大丈夫だったのだろうか? ブラビットの目がどうなったかが、気になって仕方がなかった。
「今日はもう帰っていただいて大丈夫です。赤君、痛むことがあったらちゃあんと、ご両親に言うんだぞ」
急に声をかけられ、少し反応に遅れる。
「うん! ありがとーございました!」
ありがとうございました、と続けて両親が言うと、お母さんは僕の手を取って「さ、行きましょう」と柔らかく微笑んだ。
退院してもよい、ということで病院を出ようとすると色んな人たちが「お大事にね」と手を振ってくれた。
その光景が、どうも僕には受け入れ難かったのだが、心配してくれたのだ。お礼を言わなければ誠意が返せない、とお礼を返していく。
返していく内に、目の前に赤い布がどこからともなく現れて、僕の心臓が大きく音を立てる。
「わっ!? ぶ、ブラビット!?」
驚いている僕を見て、父親が頭に疑問符を浮かべた。
「……赤、何だそのらびっと……とか言うのは。アニメのキャラの名前なのか?」
「え、ちがうよ! ぼくのおともだち……で、いまここに……」
ここにいるんだよ、といくら指を差しても両親は首を傾げるだけで、僕は混乱するしかなかった。
……どういうこと!?
「ああ、私の姿と声は、私が許可している者にだけ見えて聞こえるんです。が、貴方以外には許可していませんから貴方以外には見えないでしょうし、聞こえないでしょうね」
え、と思わず不満を零す。
「それじゃしょうかいできないよ~! せっかく、おとうさんとおかあさんにもしょうかいしようとおもったのに……」
「何故、紹介するという考えに至った? ……のかはともかく、あまり人前で話しかけない方がよろしいですよ」
へ? と思考停止する僕を他所目に「赤、貴方まさか幻覚を見ているの!?」など両親に心配され「あ、これだめなやつ」と気付いた僕は慌てて否定する。
自分以外に見えない、聞こえないならどうにか納得出来る理由で訂正すべきだ。……らびっと、とお父さんは言っていたのだから、兎でどうにか……と考えていると、奥の受付に置かれたベージュ色の兎のぬいぐるみが視界に映る。
……あれだ!
「あの、びょういんでさっきみつけた、うさちゃんぬいぐるみのなまえなの! ぼくのおともだち!」
咄嗟に思いついたにしては上出来な出来では? と自画自賛していると「この私をぬいぐるみ扱いして、ちゃん呼ばわり……」と嘆くエリート(?)死神の姿が見えた。
意外とぬいぐるみされたことを気にしていたのか、少し拗ねたともとれる口ぶりで彼女は喋る。
「言い訳にしては上出来ですが……まあ、暫くはあまり話しかけないようにします、暫くはね」
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