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第八戦:義妹は悪の組織に囚われて…

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さらわれたMG、いや、今はいたいけな囚われの美少女、篠宮美波。
捕虜となったとはいえ、さぞかし緩―い扱いを受けていると思いきやさにあらず、だ。
『特設拷問会場  守りたがーる殿』
奇妙な看板のぶら下がった地下室――――。

このバーニングという組織、やるときはヤル連中だ。
「いやあああぁぁぁ―――――――ッ」
口の中に唾液の糸を張らせながら、美少女フェイスをくしゃくしゃにして泣きわめく美波に、正義のヒロインの面影はない。
だが、それも無理は無かろう。
このアジトに連行された美波またも電撃拷問にかけられている。
それも、ドローンから発せられた衝撃とは異なり、失神させず、かつ恐怖を覚え、激痛を与えるというエグイ責められ方だ。
強靭なシモベたちは、亜細亜で最も恐れられた秘密結社の名を恣にした拷問機メーカー作製のエレキ・スティックを用いて美波をいたぶっている。
金属製拘束具がチェーンで繋がれた美波の裸体は、祖の責め道具で愛撫されるだけで陸地に打ち上げられた人魚のようにぴちぴちと跳ね上がる。
よほどこの組織、女の子に電流を流すことが好きらしい。
当然、どこをどんなふうに強烈なエレキ責めされているかといえば、エッチな諸兄は無論お気づきだろう。

「むっふふふ、たまらんのう、ニッテイの小娘が身悶え、泣き喚くサマは」
と、変態丸出しのアンジュ―コン。
「さあ、吐きなさい、白状なさい、MGちゃん。お前をスーパーヒロインに仕立て上げた組織はどこのドイツだ。変身を自分で解除して、全面的に幸福なさい。そうすれば、こんなつらい拷問を受けずに済むんだ。私だって、君のような可愛いコをこんな風にいたぶりたくはないのだよ、ムヒヒヒ」
と、心にもない甘言を宣うアンジューコン。
「い、言うもんか、言うもんですかぁ――――ッ」
と、そこはベタな態度のMGだ。
当然、拷問継続が決定し、内心ホクホクのアンジューコン。

「ええい、強情なお嬢ちゃまだ。むひひ、だったら、お嫁さんに行けなくなる危険性の高い処をピンポイントで責めてあげなさい!!」
バチバチと発光するエレキ・スティックの先端が、そう、お股の割れ目に食い込んだレオタードの布地に近づけられる。
「…!!…」
そこは花も恥じらういたいけな乙女。
絶望したように、瞳を見開いた後、あきらめたように俯き唇を噛み締める美波だ。
「あああぁぁぁ――――――――――――ッ!!」
泣きわめく美波の悲鳴が地下室に響き渡る。
「甘い甘い、どうせなら膨らみ始めたおっぱいにも電流を流せ!!」
と鬼畜なアンジューコン。
またも美波の悲鳴が木霊する。
「どうだ、小癪なヒロインMG? 両の乳首とクリ×リスに電流を流されては正気を保てまい? それとも、悪いおじさんにもっともっといたぶってもらいたいのかなぁ?」
部下たちの手に委ねられた3本のエレキ・スティックの先端が、MGの程よく膨らみかけた左右の胸のふくらみに押し付けられ、そして最後の一本はまたしても乙女の一番大切なトコロにあてがわれた…。

「どうだね、お嬢ちゃま。私の考案した、魔のトライアングル・エレキショックは? 乳首とアソコ、女の命ともいうべき三カ所に放電されては正気でいられまい?」
カックンと項垂れていた美波は、恨みがましい表情を讃えた美貌を、アンジューコンに向ける。
「はあ、はあ、はあ…変態オヤジ! い―――だ!」
と、可愛らしい悪態をついて、歯を剥き出しにしてみるくらいしか、今の美波には許されない。
「さあ、どうするかなぁ、もう少し、お前の操を弄り倒して、処女膜破損、マゾヒストの性感を開花と、忠実な下女になるまで折檻・調教に晒してあげようかなあ?」
「はあ? 好きにすればぁ!? 絶対あんたたちになんて屈しないんだから、このチョンコロ!!」
悪態をつきまくりの美波、だがその所作や生意気っぷりもなかなか可愛い。
(もう、このくそオヤジ! でもダメ、こんな奴にMGの開発の秘密や、篠宮のおうちのことを知られでもしたら…。ああん、助けて、兄ちゃま!)
一応は処女を捧げる相手に指名している兄を想い、虜の身のお姫様気分に浸る美波。
だが…次の瞬間、彼女に衝撃が走る。
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