神子(かみこ)神子2

れいちr

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神子2

神子2≒32

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〈別の世界線R〉

そこは和を感じさせる妖怪の国にそっくりなところだった


一「妖怪の国か?」

聖神「そうだよ」

リンドウ「わーい、お父さんに会えう!」

「やはり帰ってきたか、この意気地無しが」
と青髪の龍の角と尻尾と翼を生やした青年

「一目連(いちもくれん)様、姫に対して失礼ですよ」
と赤髪の龍の角と尻尾と翼を生やした青年

リンドウ「わーい!お父さーん!火竜!」
と青髪の青年達の所へ行く

一目連「リンドウよ…長旅だったな…」

リンドウ「私ね、頑張たよ!」

一目連「ああ、良くやった、あいつを引き戻してくれただけでも十ニ分だ、褒めてやるぞ」
とリンドウの頭を撫で

リンドウ「わーいわーい」
と飛び跳ね

聖神「………こんな事をしてる暇はないね」

火竜「こんな事とはまた失礼な」

一「………誰かと勘違いされてるかつ意気地無しって言われたんだけど」

聖神「我慢してそういう奴なの、あいつ(一目連)」

一「うん、我慢する」

一目連「どうした少し背が縮んだか?それに口調も変だな、嫁よ」

一「残念だけど嫁じゃないから」

一目連「なんだと?…我の嫁をやめるのか?」

聖神「その子似てるけど違うから、あの子より背が小さいでしょ!」

一「そうそう、俺、ここの俺と違うから」

一目連「別世界のアカツキか…力量は…………計り知れないな」

一「で、何だっけ何すればいいの?」

聖神「夜の国に迫ってきてる敵を倒せばいい」

一「なーんだ、単純」

聖神「だけど、その敵は……」

リンドウ「私もね、行くー」

一目連「リンドウ?、貴様は行かなくていい、ここに残れ」

リンドウ「なんで?お母さん大変なだよ!」

一目連「アカツキを見殺しにする様で悪いが、お前は行かせん、血が途絶えてしまう」

リンドウ「なんで?」

一目連「だから…」

リンドウ「なんで!」

一目連「ぐう…うるさい!」

リンドウ「ぐう!ぐう!」

火竜「両者1歩も譲らずですね、珍しく、いつもは一方的に一目連様なのですが…」

一目連「我とてあいつを見殺しにしたく無いわ!」

聖神「だからその為に、一(いち)を連れてきたんだよ」

一目連「………そいつがあの塊を殺せるとは思えん」

聖神「何とかしてみせるって!一(いち)が」

一「ええー…人任せかよ」

聖神「ここは任せるしかないんだ、ごめん」

一「はあ…仕方ないか、待ってろよ、リンドウ?」

リンドウ「いや!お母さんに会う」
と言い走って行ってしまいました

聖神「ありゃ困った一目連何とかしろよ、じゃあ行くよ一(いち)、戦場に…!」

一目連「チッ…後で仕置……いや……躾けだな」

火竜「ふふふ、リンドウ様は泣かれますね」

一「うわ、こいつら怖、はいはいー、聖神(ひじりのかみ)了解」

とまた神の権限を使い移動する
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