蝶々ロング!

蒲公英

文字の大きさ
上 下
6 / 27

季節商品お取り扱い致します

しおりを挟む
【えっ深雪?】スズナがまた、寂しそうにいう。
「大丈夫❗賑やかになるだけだよ❗」
そう言い、私達は契約をすることになった。

「触ってもいい?」私は、許可を取ってから妖精に触れた。
カチッ 【契約成功だよ。】スズナがまた教えてくれた。 
「それじゃあ、名前付けだね❗妖精さんは名前あるの?」
【僕はないよ?あと、僕は光の妖精だよ。】
「分かった。光の妖精だね?」私は、名前をまた、考え始めた。
「………よし、決めた❗妖精さんの名前は、タポポ❗どう?」
【うん、いいよ❗ありがとう。僕はタポポ❗ところで、なんでタポポ?】
光の妖精ことタポポが聞く。
「それはね~?タポポは黄色の服を着てるでしょ?」
【【【うんうん、それで?】】】
「私のいた世界では、たんぽぽっていう可愛い黄色い花があってね?そのたんぽぽからとったの~❗」
私は説明しながら、我ながらいいセンスをしているなと思っていた。
【【【………なんか、そのまんまだね…】】】見事に3人の声が重なったが、深雪には聞こえてないのであった。

さて、皆が深雪には名付けセンスがないと思っていることに深雪はいつ気付くのやら。


   ***


契約も終わり、暗くなってきたので晩ごはんにしようとしていた。 
「それじゃあ暗くなってきたし、晩ごはんにしようか?」
【うん❗】
私は、カバンの中をガサゴソとあさり始める。
え~と、私のご飯と~スズナのご飯、チェリニーはお昼の残りがあるし、タポポは~………何を食べるんだろう?
「ねぇ、タポポは何を食べるの?」
【僕はね~、何でも食べれるの❗だから深雪のをすこ~し分けてくれるだけで平気❗】
私は、分かった❗と返事をしながらカバンを閉めようとしたとき、あるものが目にはいった。

   黄色いエメラルドと水色のアクアマリンを使っている

「双子の妖精用 契約の証のネックレスがあるけど、タポポは双子じゃないよね~。」私は、分かりきったことをいった。
【えっ?僕双子だよ?呼んでこようか?】
「そうだよね~双子じゃ………えっ?双子なの⁉️うん、呼んできて❗そして、出来たら契約もしよう❗」
私は、すごい剣幕けんまくでいった。
【う、うん、分かった。すぐいってくる❗】そう言うな否やタポポは慌てて飛んでいった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~

菱沼あゆ
キャラ文芸
 突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。  洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。  天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。  洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。  中華後宮ラブコメディ。

六華 snow crystal 8

なごみ
現代文学
雪の街札幌で繰り広げられる、それぞれのラブストーリー。 小児性愛の婚約者、ゲオルクとの再会に絶望する茉理。トラブルに巻き込まれ、莫大な賠償金を請求される潤一。大学生、聡太との結婚を夢見ていた美穂だったが、、

私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。

石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。 自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。 そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。 好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。 この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。 扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

命を狙われたお飾り妃の最後の願い

幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】 重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。 イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。 短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。 『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。

処理中です...