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そういう日
しおりを挟む早く来て!!
早く抱きしめて!!
早くキスして!!
僕を溶かして…
どうしようもないくらいに感じたい!!
だって、そういう日なんだもん!!
みんなは僕を小悪魔だとか、ツンデレだとか言うけれど…
本当の僕は甘々でただただだいちゃんに甘えたいだけのの人なんだ!!
いつも好きを伝えてくれるだいちゃんよりも、いつもは好きを言葉にしない僕の方が好きが大きい!!
絶対僕の方がだいちゃんを大好きなんだ!!
愛重めで有名なだいちゃんよりも、好きが大きいってかなり重症なんじゃないかって思う。
だけど…
それは…
まるで病気みたいに
熱を持って
うなされる様に…
頭の中を支配する
『だいちゃん♡』
『ん?どうした?』
ベッドに横になり、布団をすっぽりとかぶってすっかり入眠体制のだいちゃんに声をかけた。
『もう…寝ちゃうの?』
少し甘えた仕草でだいちゃんに抱き着いた。
僕の頭を撫でて、軽くキスをくれるだいちゃん。
ちゅっ♡
…………
次の行動を待っていた。
待っても…
待っても…
待っても…
待っても…
全然次の行動が起こらない!!
頭を撫でていた手が動かなくなって、力が抜けてパタンと布団に落ちた。
だいちゃん?
『…もしも~し?…だいちゃん?…』
覗き込むと、だいちゃんは眠りの中にいた。
えーーーーーっ!!
寝た?
寝ちゃったの?
さっきキスしたよね?
僕今日はそういう気分なんだけど…
ヤらないの?
今日めっちゃヤりたい気分なんだけど!!
なんで?
いつも、めちゃくちゃヤりたがるじゃん!!
僕が寝てても、僕のカラダ触ってきて、その気にさせて『えっちしよ♡』っていうじゃん!!
それなのに?
僕がヤりたいって日にヤりたがらない…って、何の罰ですか?
もう一度だいちゃんの顔を見たけど…、やっぱりもう寝ていてスヤスヤと気持ちよさそう。
…!!なんでっ!!
もういいっ!!
くるっと寝返りを打って、だいちゃんに背を向けた。
頭の中はえっちな事でいっぱいなのにっ!!
このもやもやどうしてくれるの?
えっちしたいのを我慢して眠ってしまおうと、目を瞑ったのに…
さっきまで撫でられていた頭に、まだだいちゃんの温もりが残っている。
そして、背中から伝わるだいちゃんの体温と規則的に聞こえてくるだいちゃんの寝息…。
どう頑張っても…納まらないえっちな感情。
どうやら、そういう日らしく抑えることはできないらしい…。
ヤりたくて仕方がない!!
ソワソワして落ち着かないし、若干カラダの中心に熱を持ち始めている。
どうしてくれるの?
さっきちょっとキスしただけで…
さっきちょっと頭を撫でられただけで…
背中に体温を感じるだけで…
だいちゃんの寝息を聞いているだけで…
抑え切れない欲求が沸き起こる!!
だいちゃんのせいだ!!
だいちゃんの事を好きになり過ぎたせいだ!!
だいちゃんが悪いっ!!
一体この熱どうすればいいのさっ!!
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