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20話 キスしたら、こうなる
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翔side
『もうっ!知らんないからなっ!!』
そのまま後ろにあったベッドに押し倒されて
キスをした。
角度を変えて、何度も唇が重なる。
さっきとも全然違うキス。
激しいのに、なんか優しくて…
俺を気持ちよくさせようってキス。
初めてだから、キスの仕方なんてわからんし…
されるがままで、かずまの舌が俺の舌に絡んで
夢中になってその舌の感覚を追う。
軽く酸欠みたいになって、頭ん中ぼーっとして
苦しくて、声が漏れる
『っ…ンンっ///…ンンっつ///…』
それに気が付いたかずまが、一度唇を離す。
ふわっと笑って
『苦しい?…鼻で息して、ゆっくり、舌…動かしてみて?』
言われた通りに、鼻で息をした。
…あんまり上手く出来てないかもしれないけど、さっきより苦しくない。
かずまの舌の動きに合わせて、舌を動かしてみた。
さっきよりも、舌が絡んで…///
もっと…気持ちいいっ///
かずまの舌の感触が気持ちよくてっ
頭ぼーっとするし、キスってこんなに気持ち良いんだ。
もっと早くしておけばよかったなんて、思ったりして…
でも、誰と?って考えた時に
真っ先に頭に浮かぶのは、やっぱりかずま…
意味わかんない…
かずまの唾液が流れ込んできて
なんだか甘くて
苦しくなる///
なんだろ?
苦しいんやけど…なんか…きゅってなるこの感覚。
かずまもそうなってる?
きゅんとすると、カラダがなんか変。
蕩けそな頭とは反対に、激しくなる鼓動
そして、熱くなる…下半身っ!!
って///
キスしかしてないのに?
痛いくらいに…反応してるっ///
なんか、反応してるのかずまにバレたくなくて
腰をくいって横に向けて、かずまに当たらないようにした。
クックックって、笑いを堪えてるかずま。
『………んーっ///』
少し睨むと
『気持ちいいの?』
『…まぁっ…気持ち…いいっ』
くくっと笑うかずま。
なんか、余裕ある感じが…イラつくわ!!
こっちはもうっ…なんか、訳わかんないし、気持ち良いし…下半身に熱が集まってくし!!
シャツまくられて
かずまの手が、俺の脇腹をなぞっていく
『…ンンつ///』
変な声…出てもうたっ///
『可愛いからっ大丈夫!』
って、お前は超能力者か?
俺が考えとる事バレてる?
かずまの手が俺のカラダに触れると
ぞわぞわするっ…///
この前も飲み過ぎた時に、触られて…
なんか変な気持ちになったけど…
なんか、変…。
おかしくなるっ///
すかさず、キスされて
口内ぐちゃぐちゃになって…
ほんと気持ちいいっ…
どうしようっ///
それに、なんだかかずまが熱っぽい瞳でこっちを見てくるから…
そんな色っぽい顔できるんだってくらいに
色っぽくて…
その顔見るだけでも、なんか…
ぞくぞくする感じ…
…そして、もう痛いくらいに大きくなってるしっ///
『…ンンっ…あっ…かずっ…』
首筋へキスをしてた、かずまが俺を見る
『…ンンっ///…そのっ…///…』
そこまで言うと…俺の言いたいことわかってるみたいに
『…触ってもいい?…もう、出したいよな?』
うん。と頷いた。
『っ///…なんか、その顔…めっちゃ可愛い!でっかい瞳がうるうるで…』
穿いていたもの、全部脱がされて
恥ずかしいはずなのに、もうそんな事考えられなくて…
とにかく、早く触れて欲しくてっ///
かずまの大きな手が、俺のモノに触れた
限界まで大きくなってたと思ったのに…
触れられてさらに質量を増していく
俺…どんだけ…だよ。
丁寧に俺をどんどん感じさせる大きな手
かずまって…男…と経験あるのかな?
なんか、すんげ~上手いし。
なんか、俺以外の人と…?
俺以外の人とこういう事、していて欲しくない。
なんか、そう思ってしまった…。
やっぱ、俺…なんかおかしいわ…。
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