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53話 救うための行為
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53話 救うための行為
透弥side
『もっと気持ちよくなろう。痛いのなんて、忘れちゃうくらいに…』
耳元へ囁くと、じゅんくんが俺の声に反応するみたいに、ビクンってカラダを震わせた。
じゅんくんは、すごく感じていて、先端からは滴が溢れて、俺の手をとろとろに濡らしていた。
先端を弄って、とろとろんに濡れたソレをなぞるみたいにゆっくりと指を這わせる。
カタチをなぞって、根元まで指を這わせ、熱いモノをぎゅっと握りしめてから、ゆっくりと扱きだす。
甘いじゅんくんの喘ぎ声と、手に纏わりつく生温かい感触が、俺をさらに興奮させた。
気が付けば、俺の呼吸も少しずつ荒くなってて、それと共に手の動きも速くなる。
ぬちゅっぬちゅっとじゅんくんを扱くと、痛みや苦しさはどこかへ消えていったみたいに、気持ちよさそうに蕩けた顔が、俺の目に映る。
可愛いっ///
いや、えろい…。
何とも言えない蕩けた表情に魅了されていると、不意に俺のモノ握られて
『…とーや…、ナカに透弥のが欲しい…、ナカが疼いてっ…苦しいから…。ナカに…くれる?』
まさかっ///
そんな事言われるなんて思ってなくてっ///
ドキドキと鼓動が速くなった。
誘うような、ねだるようなそんなじゅんくんを俺は知らない。
この十数年間一緒に居たけど、そんなじゅんくんは今までのじゅんくんからは想像もできなかった。
でも、そんなじゅんくんが嫌かと言えば…
全然イヤなんかじゃなくて、心を全て持って行かれそうな程に、捕まれていた。
手に取った潤滑ゼリーでじゅんくんを少しずつ解していく。
この潤滑ゼリーは、大輝から渡されたものだった。なぜこんなものを持っているのかは、あえて深く詮索しないでおこう。
この時の為に準備していたのか?
それとも、自分で使用するために持っていたのかは不明だ。
それでも、今はこれがあって助かった。
たぶん、じゅんくんは初めてなのだろう。
じゅんくんのソコはキツクて狭い!
指を1本しか挿入していないのに、キツクてとても俺のモノが入れるスキマなどあるようには思えなかった。
それでも、最初こそ苦しそうに指を受け入れていたのに、徐々にその反応は変わっていって
『ハァっ…ンンっ、はぁん♡っ…んっ///♡』
指の動きに合わせて、甘い声が零れ始める。
『…じゅんくんの、声っ…///…腰にくる!…なんかっ///すごくえっちっ!』
甘いじゅんくんの蕩けるような喘ぎ声を聞いているだけで、どうしようもなく自分が昂って興奮しているのがわかった。
ヤバイなっ…これ…。
その声が俺の胸の奥のドアをノックする
トクン、トクン…
ドクン、ドクンっ…
ざわざわと胸の奥が騒ぎだす
可愛い…
すごく、可愛いっ///
愛おしい…
その声も、表情も全てが…愛おしい。
抱いているからそう感じてしまうのか?
何とも言えない感情に戸惑いながらも、俺は血管が浮き出るほどに昂り、ガチガチになってた。
『っ…もう、いいよ。はぁっ…ん♡っ…ナカに…入れても…だいじょうぶ…だからぁっ///』
息も絶え絶えに、喘ぎ声と共に吐き出された言葉。
俺を煽るように言うからっ///
俺の理性は、少しづつ崩れてしまいそうになる。
理性が崩れてしまいそうになりながらも、必死で堪えた。
自分に言い聞かせる。
―――これは、じゅんくんを救うための行為だっ!
それ以上でも、それ以下でもない!
じゅんくんを助けるための行為なんだ!
間違えるな!
違う…違う。
首を思いっ切り横に振って、自分の中から込み上げてくる、愛おしいという感情を押し殺す。
そして、昂る自分の性欲を戒める。
俺が気持ちよくなるための行為じゃない!!
それなのに…
じゅんくんの青白い肌は、すべすべしていて滑らかなその感触が気持ちよくて、甘い声が可愛くて…っ//
堕ちてしまいそう…。
このまま、この感覚に堕ちてしまいそうになる。
間違えるな!
これは、じゅんくんを痛みや苦しみから解放するための行為だ!
何度も自分を戒めた。
それなのに…
透弥side
『もっと気持ちよくなろう。痛いのなんて、忘れちゃうくらいに…』
耳元へ囁くと、じゅんくんが俺の声に反応するみたいに、ビクンってカラダを震わせた。
じゅんくんは、すごく感じていて、先端からは滴が溢れて、俺の手をとろとろに濡らしていた。
先端を弄って、とろとろんに濡れたソレをなぞるみたいにゆっくりと指を這わせる。
カタチをなぞって、根元まで指を這わせ、熱いモノをぎゅっと握りしめてから、ゆっくりと扱きだす。
甘いじゅんくんの喘ぎ声と、手に纏わりつく生温かい感触が、俺をさらに興奮させた。
気が付けば、俺の呼吸も少しずつ荒くなってて、それと共に手の動きも速くなる。
ぬちゅっぬちゅっとじゅんくんを扱くと、痛みや苦しさはどこかへ消えていったみたいに、気持ちよさそうに蕩けた顔が、俺の目に映る。
可愛いっ///
いや、えろい…。
何とも言えない蕩けた表情に魅了されていると、不意に俺のモノ握られて
『…とーや…、ナカに透弥のが欲しい…、ナカが疼いてっ…苦しいから…。ナカに…くれる?』
まさかっ///
そんな事言われるなんて思ってなくてっ///
ドキドキと鼓動が速くなった。
誘うような、ねだるようなそんなじゅんくんを俺は知らない。
この十数年間一緒に居たけど、そんなじゅんくんは今までのじゅんくんからは想像もできなかった。
でも、そんなじゅんくんが嫌かと言えば…
全然イヤなんかじゃなくて、心を全て持って行かれそうな程に、捕まれていた。
手に取った潤滑ゼリーでじゅんくんを少しずつ解していく。
この潤滑ゼリーは、大輝から渡されたものだった。なぜこんなものを持っているのかは、あえて深く詮索しないでおこう。
この時の為に準備していたのか?
それとも、自分で使用するために持っていたのかは不明だ。
それでも、今はこれがあって助かった。
たぶん、じゅんくんは初めてなのだろう。
じゅんくんのソコはキツクて狭い!
指を1本しか挿入していないのに、キツクてとても俺のモノが入れるスキマなどあるようには思えなかった。
それでも、最初こそ苦しそうに指を受け入れていたのに、徐々にその反応は変わっていって
『ハァっ…ンンっ、はぁん♡っ…んっ///♡』
指の動きに合わせて、甘い声が零れ始める。
『…じゅんくんの、声っ…///…腰にくる!…なんかっ///すごくえっちっ!』
甘いじゅんくんの蕩けるような喘ぎ声を聞いているだけで、どうしようもなく自分が昂って興奮しているのがわかった。
ヤバイなっ…これ…。
その声が俺の胸の奥のドアをノックする
トクン、トクン…
ドクン、ドクンっ…
ざわざわと胸の奥が騒ぎだす
可愛い…
すごく、可愛いっ///
愛おしい…
その声も、表情も全てが…愛おしい。
抱いているからそう感じてしまうのか?
何とも言えない感情に戸惑いながらも、俺は血管が浮き出るほどに昂り、ガチガチになってた。
『っ…もう、いいよ。はぁっ…ん♡っ…ナカに…入れても…だいじょうぶ…だからぁっ///』
息も絶え絶えに、喘ぎ声と共に吐き出された言葉。
俺を煽るように言うからっ///
俺の理性は、少しづつ崩れてしまいそうになる。
理性が崩れてしまいそうになりながらも、必死で堪えた。
自分に言い聞かせる。
―――これは、じゅんくんを救うための行為だっ!
それ以上でも、それ以下でもない!
じゅんくんを助けるための行為なんだ!
間違えるな!
違う…違う。
首を思いっ切り横に振って、自分の中から込み上げてくる、愛おしいという感情を押し殺す。
そして、昂る自分の性欲を戒める。
俺が気持ちよくなるための行為じゃない!!
それなのに…
じゅんくんの青白い肌は、すべすべしていて滑らかなその感触が気持ちよくて、甘い声が可愛くて…っ//
堕ちてしまいそう…。
このまま、この感覚に堕ちてしまいそうになる。
間違えるな!
これは、じゅんくんを痛みや苦しみから解放するための行為だ!
何度も自分を戒めた。
それなのに…
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