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33話 生気を宿して
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33話 生気を宿して
惇希side
『もういいっ!!好きにしていい!!』
透弥は、俺の大好きな笑顔で俺に微笑んだ。
ベッドに膝を着いて、俺に跨ると、熱い視線を俺に向けた。
真っ直ぐ見つめる瞳は、これだけ長い間一緒に居ても、見たこともないような熱い瞳だった。
熱を帯びているような、余裕のなさそうな、そんな瞳に俺は釘付けになる。
優しい笑顔の中に、熱を帯びていて、視線が熱い。
穿いているものをいつの間にか脱がされて、俺のモノが露わになる。
恥ずかしいくらいに俺のモノは勃っていた。
キスされて、少し胸の飾りを触られただけなのに…こんなにも反応してしまうなんて、もう…透弥を好きだって言っているみたいで、恥ずかしい。
先端からはぽたぽたと先走りを垂らしていて、それをじっと見ている透弥が
『じゅんくんのココ、すごくえっち。』
っ///
そういう事いうから、えろく感じるんだよ///
男らしい手なのに、そっと優しく濡れた先端に触れられて、耳元に低い声が響く。
『じゅんくん、気持ちよくなって…』
いつもの明るく元気な透弥じゃなくて、大人な雰囲気の少し落ち着いた、色気のある顔をした透弥が言った。
『気持ちよく、してあげるから…。もう、大丈夫…』
ゾクゾクするくらい大好きな声だった。
先端から溢れる先走りが、卑猥な音を立てて
透弥が俺を扱く度にぬちゅぬちゅと水音を響かせた。
『…はぁっ///…ん、はぁ♡』
透弥に握られていると思うと、それだけでっ///
もう、達してしまうそうになる自分がいた。
くちゅくちゅと透弥の手が器用に動く度に、昇っていくのがわかる。
全身の痛みなんか、もう、なにも感じなかった。
ただ、透弥の手の温もりやその快楽に支配されて、ただ気持ちいいそれだけだった。
幸せだ…。
まさか、こんな日が来るなんて思ってもみなかった。どれだけ長いこと片思いをしてきたのだろう。
友達だって、諦めて…でも、諦めきれない!そんな感情を持て余して、ずっと透弥の隣で笑ってた。
あっ///…もう、でそうっ///
そう思った次の瞬間、生温かいモノに包まれた。
え?
あっ、えっ?嘘だろ?
見ると透弥が俺のモノを咥えていてっ
咥えられたところから、みるみる生気がみなぎるような、元気になっていくよなそんな感覚に陥る。
キスよりもずっと早く全身に広がっていく生気
キスしている時はじわじわと染みわたるようなそんな回復の仕方なのに…
咥えられると、一気に粘膜から体中に生気がいきわたるような、すごい速さで回復するようなそんな感じだ。
そして、なによりも…気持ちいいっ///
咥えられるなんて、初めての経験でこんなにも気持ちいいことがあるなんて知らなった…。
透弥は夢中で俺のモノを舐めたり、根元まで深く吸ったかと思うと、ちゅぱって口から出したり咥えたりを繰りかえす。
『あっ///…なんでっハァっ♡』
思わず口から出た言葉だった。
なんで?こんなことするの?
友達にこんな事する?
友達が辛そうだからって、友達のモノ咥える人…いないよな?
透弥はそのまま、俺のモノを吸ったり先端を舌先で広げたり…
器用に動き回る舌に…
『あっ///もう、離してっ!でっ…出ちゃうからっ!!…ンンっ。だめっ…もうっ///…あぁっ///』
ぱっくりと根元まで咥え込む透弥の頭を離そうと頑張っても、全くその気持ちいい行為は止まなくて…
あっという間に俺は…透弥の口の中で絶頂を迎えてしまった…。
猛省する俺をよそに、
『さぁ、準備してリハ行くぞ!!』
って、何事もなかった様に透弥は言った。
ん?あれ?
『おまえ…まさか…』
『え?なに?』
『そのっ///…俺、口の中に?出したよな?あれ?』
口の中に放った俺の欲を吐き出したところを見ていない…
え?
もしかして?
『あっ、うん。飲んだ!!だって、片づけ楽だもんな』
っ///
いや、そういう事じゃないだろ!!
俺のを…飲んだ…って///
おいおいっ!!
この状況がまず、理解できない!!
俺のモノ咥えて、俺の欲を飲み干すって…どうなってんだよ!!
『ほらぁ、早く準備しないとリハ遅れちゃうよ!!もう、動けるでしょ?』
透弥は脱がせた俺のハーフパンツとパンツを丁寧に俺に穿かせてくれて、ベッドから起き上がらせてくれた。
『急ぐぞ!!続きはまた後で!』
急かされて、慌てて部屋を出た。
聞きたいことは山ほどある!!
なんで来た?
なんで俺とキスをして…えっちなことする?
なんで雪は戻って来ない?
そもそも、続きってなんだよ!!
これに続きってあるのか?
おいっ!
どういう事だよ!!
もう、この状況理解できなくて、頭の中いっぱいいっぱいだ
でも、今は遅れそうなリハに間に合わせるため、ホテルの廊下を透弥と一緒に、軽く走りながら移動している。
あんなに立ち上がるのが辛かったのに…
こんなに走ることが出来るなんて、やっぱり透弥のお陰なのだろう。
深いキスだけじゃ、戻りにくくなっていた体調も…カラダに触れられて、めちゃくちゃ気持ちよくて…透弥に咥えられたところから、生気がみなぎって来るみたいだ
甘いキスと優しく触れられた手が、まだカラダにその感触を残してて
【続きは後で】って…その言葉に
体中が期待してしまっている
でも、雪は?
雪は一体どうした?
俺たちは、雪を裏切る行為をしているんじゃなにのか?
これは裏切り行為なんじゃないか?
大輝は、雪を泣かせるなと言った。俺の味方でもある大輝だけど、きっと本気で雪を好きだから、
雪を悲しませるようなことは、きっと許さないだろう。
俺だって、可愛い雪を泣かせたくない。
でも、続きを期待している自分がいる。
俺、最悪な先輩だな。
でも、体中に生気が満ちているのがわかる。
透弥との行為によって、カラダが楽になったのは、事実だ。
ごめんな、雪。
惇希side
『もういいっ!!好きにしていい!!』
透弥は、俺の大好きな笑顔で俺に微笑んだ。
ベッドに膝を着いて、俺に跨ると、熱い視線を俺に向けた。
真っ直ぐ見つめる瞳は、これだけ長い間一緒に居ても、見たこともないような熱い瞳だった。
熱を帯びているような、余裕のなさそうな、そんな瞳に俺は釘付けになる。
優しい笑顔の中に、熱を帯びていて、視線が熱い。
穿いているものをいつの間にか脱がされて、俺のモノが露わになる。
恥ずかしいくらいに俺のモノは勃っていた。
キスされて、少し胸の飾りを触られただけなのに…こんなにも反応してしまうなんて、もう…透弥を好きだって言っているみたいで、恥ずかしい。
先端からはぽたぽたと先走りを垂らしていて、それをじっと見ている透弥が
『じゅんくんのココ、すごくえっち。』
っ///
そういう事いうから、えろく感じるんだよ///
男らしい手なのに、そっと優しく濡れた先端に触れられて、耳元に低い声が響く。
『じゅんくん、気持ちよくなって…』
いつもの明るく元気な透弥じゃなくて、大人な雰囲気の少し落ち着いた、色気のある顔をした透弥が言った。
『気持ちよく、してあげるから…。もう、大丈夫…』
ゾクゾクするくらい大好きな声だった。
先端から溢れる先走りが、卑猥な音を立てて
透弥が俺を扱く度にぬちゅぬちゅと水音を響かせた。
『…はぁっ///…ん、はぁ♡』
透弥に握られていると思うと、それだけでっ///
もう、達してしまうそうになる自分がいた。
くちゅくちゅと透弥の手が器用に動く度に、昇っていくのがわかる。
全身の痛みなんか、もう、なにも感じなかった。
ただ、透弥の手の温もりやその快楽に支配されて、ただ気持ちいいそれだけだった。
幸せだ…。
まさか、こんな日が来るなんて思ってもみなかった。どれだけ長いこと片思いをしてきたのだろう。
友達だって、諦めて…でも、諦めきれない!そんな感情を持て余して、ずっと透弥の隣で笑ってた。
あっ///…もう、でそうっ///
そう思った次の瞬間、生温かいモノに包まれた。
え?
あっ、えっ?嘘だろ?
見ると透弥が俺のモノを咥えていてっ
咥えられたところから、みるみる生気がみなぎるような、元気になっていくよなそんな感覚に陥る。
キスよりもずっと早く全身に広がっていく生気
キスしている時はじわじわと染みわたるようなそんな回復の仕方なのに…
咥えられると、一気に粘膜から体中に生気がいきわたるような、すごい速さで回復するようなそんな感じだ。
そして、なによりも…気持ちいいっ///
咥えられるなんて、初めての経験でこんなにも気持ちいいことがあるなんて知らなった…。
透弥は夢中で俺のモノを舐めたり、根元まで深く吸ったかと思うと、ちゅぱって口から出したり咥えたりを繰りかえす。
『あっ///…なんでっハァっ♡』
思わず口から出た言葉だった。
なんで?こんなことするの?
友達にこんな事する?
友達が辛そうだからって、友達のモノ咥える人…いないよな?
透弥はそのまま、俺のモノを吸ったり先端を舌先で広げたり…
器用に動き回る舌に…
『あっ///もう、離してっ!でっ…出ちゃうからっ!!…ンンっ。だめっ…もうっ///…あぁっ///』
ぱっくりと根元まで咥え込む透弥の頭を離そうと頑張っても、全くその気持ちいい行為は止まなくて…
あっという間に俺は…透弥の口の中で絶頂を迎えてしまった…。
猛省する俺をよそに、
『さぁ、準備してリハ行くぞ!!』
って、何事もなかった様に透弥は言った。
ん?あれ?
『おまえ…まさか…』
『え?なに?』
『そのっ///…俺、口の中に?出したよな?あれ?』
口の中に放った俺の欲を吐き出したところを見ていない…
え?
もしかして?
『あっ、うん。飲んだ!!だって、片づけ楽だもんな』
っ///
いや、そういう事じゃないだろ!!
俺のを…飲んだ…って///
おいおいっ!!
この状況がまず、理解できない!!
俺のモノ咥えて、俺の欲を飲み干すって…どうなってんだよ!!
『ほらぁ、早く準備しないとリハ遅れちゃうよ!!もう、動けるでしょ?』
透弥は脱がせた俺のハーフパンツとパンツを丁寧に俺に穿かせてくれて、ベッドから起き上がらせてくれた。
『急ぐぞ!!続きはまた後で!』
急かされて、慌てて部屋を出た。
聞きたいことは山ほどある!!
なんで来た?
なんで俺とキスをして…えっちなことする?
なんで雪は戻って来ない?
そもそも、続きってなんだよ!!
これに続きってあるのか?
おいっ!
どういう事だよ!!
もう、この状況理解できなくて、頭の中いっぱいいっぱいだ
でも、今は遅れそうなリハに間に合わせるため、ホテルの廊下を透弥と一緒に、軽く走りながら移動している。
あんなに立ち上がるのが辛かったのに…
こんなに走ることが出来るなんて、やっぱり透弥のお陰なのだろう。
深いキスだけじゃ、戻りにくくなっていた体調も…カラダに触れられて、めちゃくちゃ気持ちよくて…透弥に咥えられたところから、生気がみなぎって来るみたいだ
甘いキスと優しく触れられた手が、まだカラダにその感触を残してて
【続きは後で】って…その言葉に
体中が期待してしまっている
でも、雪は?
雪は一体どうした?
俺たちは、雪を裏切る行為をしているんじゃなにのか?
これは裏切り行為なんじゃないか?
大輝は、雪を泣かせるなと言った。俺の味方でもある大輝だけど、きっと本気で雪を好きだから、
雪を悲しませるようなことは、きっと許さないだろう。
俺だって、可愛い雪を泣かせたくない。
でも、続きを期待している自分がいる。
俺、最悪な先輩だな。
でも、体中に生気が満ちているのがわかる。
透弥との行為によって、カラダが楽になったのは、事実だ。
ごめんな、雪。
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