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29話 抱かれた記憶
しおりを挟む『ヤメテいいの?ほらっ!もっとって言わないとっ♡可愛く言ってっ!!』
陽向はまるで、俺の事なんでもわかってるみたいな言い方
『ンンっ…あっ…ほんとにっ…もうっ…でっ…ちゃっう』
一旦動きが止んで
『いいよ♡…出して!』
そう言うと陽向の動きが速くなって…
卑猥な音を立てだす陽向
じゅるって吸われて
あっ…って、思った時には…
もう遅くてっ///
ドクンって放っているのにっ…
さらにキツク吸われて
まるで搾り取られてる感じ…
『あぁっ///…ンンっ…』
俺は慌てて陽向を見て
『っごめんっ!…出してっ…』
って、言い終わらないうちに…
にこっと笑って、陽向の喉がゴクンと鳴った…
最悪…
『なんで飲むんだよっ///』
最悪なんてもんじゃないっ!!
なんか、俺のを…陽向がっ…って考えるだけでも…なんかっ…
もうっ…
ほんと、何考えてるんだか全く分かんない!
これで最後って言ったり…
それなのに…俺の飲むとか?
はぁ…信じられないっ!!
そして…
『飲みたかったから♡』
って、なんだよっ!!
どういう気持ちだよ!!
意味わからなすぎる…
そんなの…好きなヤツのしかできないだろ!!
普通…
それとも、陽向は誰のでも飲むのんか?
ほんっと、意味わかんない!!
出して、スッキリしているはずなのに…
まだ、カラダの奥がズキズキしてる
『…ひーくんっ…イった後の顔…めっちゃえろいっ///なんか…えろすぎて…俺、手加減出来ないかも…』
なんて、陽向の方がえろい顔してるしっ!
そんな事言う陽向がすげー可愛くて
『最後なんだろ?壊れるくらい抱かれてやるよっ』
例え壊れてもいい
傷つけられてもいい
俺に刻んで欲しいから
今世で抱かれた記憶をーーー。
でも、最後だとわかっていて抱かれるのは、少し苦しい。
せめて、朝までたくさん抱いて欲しい。
俺に刻んで欲しい。
『ひなた…』
苦しくて、最後になんてしたくないのに…
思わずその名前を呼んでしまった
陽向は俺の顔をみて
『そんな…顔じゃなくて…感じてる顔がいい…もっともっとえろくて、甘い顔がみたい』
耳元で囁かれると
復活する
ズキズキと奥の方が疼きだす
ちゅっと、軽いキスされたかと思うと
今度は口の中…ぐちゃぐちゃに犯されるみたいなキスされる
ついていけなくて
息できないくらいに激しくて…
『ンンっ!ンンっ!!』
パッと唇が離れて
一気に空気を吸い込んだ
はぁはぁと呼吸が荒くなって
『…ゆっくり…まだ…時間あるしっ…いっぱいしよ。』
『そんな事言うからだろっ!!…それ、無意識なの?…それとも俺を煽ってる?』
え?煽ってる?
…全然…煽ってる要素ないけど…
って思ってたら
直ぐにまた、唇重なって
舌吸われて…
頭ん中おかしくなる…
キスされながら、硬くなってしまった俺のモノ握られて
硬さ確認されて…
つうぅーっとなぞられるように
指が俺の蕾を捉える
そのまま、ゆっくりとナカに吸い込まれるように指は沈んでいった
『…あぁんっ…』
疼いていて、そこへきて与えられた刺激に
思わず喜びの声が漏れる
『…声…すげーそそるっ!!』
ナカ探られるように解されて
すっかりナカとろとろに慣らされて
奥をぐって押される
『…あっ///…』
思わず声が出てしまう
ソコ触られると、奥から全身が痺れるような感覚…
ヤバっ…
そこ…だめなところっ///
『ここ、いいところでしょ?』
もう一度ぐっと押されて、ビクンとカラダが反応してしまう
『もっと、もっと…ひーくんのカラダ…開発したかったわ…』
寂しそうに言うから…
『ンンっ…すればっ…いいじゃんっ!』
って、俺が言ったのに…
陽向は、もっと悲しそうな顔して
『…それが出来れば……、ううん!ダメ!これが最後って決めたじゃん!』
何か考えを振り払うように
俺のナカから指が抜かれて
代わりに陽向が俺のナカに挿入ってくる
『…キツっ…あんまり…締め付けないで…』
陽向の顔が少し苦痛に歪んで
全然動き出さなくて
『ンンっ…違うっ…ひなたがっ…おっきいっ…からっ…///』
唇をかんで堪えてる陽向は
何とも言えないくらいにセクシーだった
そんな顔見てると堪らなくなった
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