8 / 12
第8話 探検と遭遇
しおりを挟む
「とりあえず東へ行ってみるか」
・・・3時間後
「むむ、あれは・・・森か?」
東に向かって歩くこと3時間、やっと森らしきものが見えた。
そこからは森に向かって思いっきり走った。
・・・30分後
「やっと着いたか」
森は木々が密集していてまだ昼間だというのに少し薄暗かった。
「とりあえず食べれそうな果物や木の実でも探すか」
慎重にまわりを警戒しながら森に入っていく。
ガサガサ
「⁉︎」
音が聞こえた方を見て後ろに飛び退く。
グルルルゥ
そこには黒い狼がいた、赤い目でこっちを睨みながら口から涎を垂らしている。
サァー
血の気が引くような感覚がした、本能的にわかった、これには勝てないと。
勝てない以上僕に出来ることは一つしかなかった。
ダッ‼︎
僕は地面を蹴り本気で走り出した、地面を蹴り、木を蹴って狼に追いつかれないように必死になって逃げた。
はぁ・・・はぁ・・・
どれくらい走っただろう、辺りは暗くなってきた頃、僕は止まり後ろを振り返ってみる。
幸い狼は追いかけてきてなかったが必死になって逃げたせいで自分が何処にいるのかもわからなくなってしまった。
「・・・とりあえず巣を掘って早く寝よう」
僕は初めて死の恐怖を感じてその日は蹲って震えながら眠った。
・・・3時間後
「むむ、あれは・・・森か?」
東に向かって歩くこと3時間、やっと森らしきものが見えた。
そこからは森に向かって思いっきり走った。
・・・30分後
「やっと着いたか」
森は木々が密集していてまだ昼間だというのに少し薄暗かった。
「とりあえず食べれそうな果物や木の実でも探すか」
慎重にまわりを警戒しながら森に入っていく。
ガサガサ
「⁉︎」
音が聞こえた方を見て後ろに飛び退く。
グルルルゥ
そこには黒い狼がいた、赤い目でこっちを睨みながら口から涎を垂らしている。
サァー
血の気が引くような感覚がした、本能的にわかった、これには勝てないと。
勝てない以上僕に出来ることは一つしかなかった。
ダッ‼︎
僕は地面を蹴り本気で走り出した、地面を蹴り、木を蹴って狼に追いつかれないように必死になって逃げた。
はぁ・・・はぁ・・・
どれくらい走っただろう、辺りは暗くなってきた頃、僕は止まり後ろを振り返ってみる。
幸い狼は追いかけてきてなかったが必死になって逃げたせいで自分が何処にいるのかもわからなくなってしまった。
「・・・とりあえず巣を掘って早く寝よう」
僕は初めて死の恐怖を感じてその日は蹲って震えながら眠った。
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない…
そんな中、夢の中の本を読むと、、、
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
私の生前がだいぶ不幸でカミサマにそれを話したら、何故かそれが役に立ったらしい
あとさん♪
ファンタジー
その瞬間を、何故かよく覚えている。
誰かに押されて、誰?と思って振り向いた。私の背を押したのはクラスメイトだった。私の背を押したままの、手を突き出した恰好で嘲笑っていた。
それが私の最後の記憶。
※わかっている、これはご都合主義!
※設定はゆるんゆるん
※実在しない
※全五話
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
異世界転生したら何でも出来る天才だった。
桂木 鏡夜
ファンタジー
高校入学早々に大型トラックに跳ねられ死ぬが気がつけば自分は3歳の可愛いらしい幼児に転生していた。
だが等本人は前世で特に興味がある事もなく、それは異世界に来ても同じだった。
そんな主人公アルスが何故俺が異世界?と自分の存在意義を見いだせずにいるが、10歳になり必ず受けなければならない学校の入学テストで思わぬ自分の才能に気づくのであった。
===========================
始めから強い設定ですが、徐々に強くなっていく感じになっております。
ボッチの少女は、精霊の加護をもらいました
星名 七緒
ファンタジー
身寄りのない少女が、異世界に飛ばされてしまいます。異世界でいろいろな人と出会い、料理を通して交流していくお話です。異世界で幸せを探して、がんばって生きていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる