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タマゴはタマゴ 夢見るタマゴ 頑張るタマゴ
第360話:確認します
しおりを挟む確認します。
緊張する。
何を?
従魔達をです。
意味がわからない?
ウィンドウでステータス確認デスヨ!!
『番犬 ガルム』
『アルミラージ(変異種) ヨミ』
『ドラゴネット テラ』
『フローズヴィトニル フェンリル(リル)』
『ミドガルズオルム ヨルムンガンド(ムンド)』
『白狐(変異種) ユキ』
『月兎(変異種) シズカ』
『ケット・シー スピネル(ネル)』
『鷲の巨人 プリン(プーリ)』
フレースヴェルグって、鷲の巨人なのか!
うちの子達って(〇〇)ってのが多いなぁ。
誰か他のテイマーのステータスを見てみたい。
でも知り合いにテイマーはいない。
そもそも見せてくれないだろうなぁ。
悪友達は嬉々として見せてくれるだろうけど、見ても意味ないしな。
「うわぁ、相変わらず壮観ねぇ」
しかもこうやって勝手に覗き込んでくるしな!
「咲樹のは?」
「ん~、自分の情報とペットのカラフル兎の数くらいかしら。あ、魔法は凄いわよ!見る?」
「いや、見ない」
面倒だし。
「え~、ヴィンだけ特別なのにぃ」
うん。そういうところだな、面倒なの。
「なに~?ステータス見たいの~?」
何も言っていないのに、オーベが有無を言わさず見せてきた。
いや、面倒だから見ないって話だったのだがな!
『オーベ:妖精族 職業:弓師 回復術師
種族スキル:魔法効果(大) 魔法耐性(大)
職業スキル:乱れ撃ち エリアヒール ホーリーアロウ ※※※
戦闘スキル:速撃ち 打撃 乱発』
おぉ!前より見える情報が増えてるな。
俺のレベルが上がったからだろう。
見えない1ヶ所が気になるが、怖いから聞かない。
「やっぱり1ヶ所見えないのよねぇ」
咲樹がオーベのステータスを見ながら呟く。
見えない1ヶ所は、咲樹にも見えていないらしい。
レベルとか関係なく見えないようだな。
「種族特有で隠蔽掛かってるのがあるみたいだね~。知りたいなら教えるよ~?どこ?」
にこやかにオーベが提案してきたが、謹んで辞退させていただきます。
「オーベのはまだ見えるけど、ジルドのステータスなんて殆ど見えないのよねぇ」
頬に手を当てて首を傾げる咲樹。表情は、ちょっと残念そうというか悲しげ?
これに騙されて、自分の情報をベラベラ話してしまう馬鹿ゲフンゲフン、ファンもいるのだろう。
「私は職業柄しょうがないだろう」
ジルドの職業って何だっけ?
あ、暗殺者だった。
そりゃぁ隠されてるよな、ステータス。
『ヴィン:小人族 職業:従魔術師
種族スキル:ー
職業スキル:テイム 愛される 皆仲良く
戦闘スキル:護られる
一般スキル:料理』
因みにコレが俺のステータス。
それにしても、何かおかしくないか?
斗苫斗的を巻き込んで、コッソリみせてもらった。
同じハーフリングだから、比べるには斗苫斗的しか居ないからだ。
『斗苫斗的:小人族 職業:錬金術師 盗賊
種族スキル:身軽 速度上昇(中)
職業スキル:合成 精製 錬成 罠看破
戦闘スキル:盗む 逃走』
おかしい。同じハーフリングなのに、おかしいよな。
行動によって取得される俺のスキルがおかしい。
『護られる』って何!?
職業スキルも変だよな?
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※箱入り娘な主人公と娘溺愛過保護な父親コンビのとある日のお話。
追記(2021/10/7)
お茶会の後を追加します。
更に追記(2022/3/9)
連載として再開します。
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