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クランハウスに行く為に『しきしま』目指して頑張りま……す?
22:カルチャースクールかと(笑)
しおりを挟むとりあえず、料理スキルはすぐに取得できるって事は理解した。
多分、今聞いた説明とかも取扱説明書をちゃんと読めば載ってるんだろうな。
「スキルリストってどうやって見るの?」
聞いちゃうけどね!
「チュートリアル意味なしだな」
ジルドの台詞に、そういえばなんとなく聞いた気がするな~くらいの記憶が浮上した。
「ステータスウィンドウの一番下に[スキルリスト]ってあるからポチッて開くと~」
オーベが自分のウィンドウで実践してくれる。
ウィンドウが1枚追加され[一般][種族][職業][戦闘]と新たなボタンが現れた。
自分のウィンドウを開き[一般]をポチリ。
何かカルチャースクールとかでありそうなリストだな。
[手芸][陶芸][料理][彫金][彫刻]
え、何これ。[フラワーアレンジメント]まであるし。
な、なぜに[書道]。ファンタジー要素0だよ、運営さん。
[折紙]って、折紙だよな?鶴とか手裏剣とか折る折紙。
鍛冶とか錬金とかがないのは、職業にあるのかな?テイマー一択だったから、職業をちゃんと見てないんだよな。
手芸はあるのに、洋裁とか和裁とか服を作る系がないのは、やはり職業なのだろう。深いな、スキル。
とりあえず[料理]をポチリ。必要ポイントと所持ポイントが出た。
『5/14739』
これは確認のためだけに出るみたいで、すぐに消えた。
画面右上にある数字は何だろうと思っていたが、所持ポイントだったようだ。所持ポイントが14734に変わる。
スキルの横にあった数字が必要ポイントだろうって予想はついてたけどね。
そう考えると折紙の500ってすごいな。
「なあ、折紙だけ何でこんなに取得ポイント高いんだ?」
ん?なぜに半笑い?
「後でユズコにお願いすると良いよ~」
オーベの台詞で気付いた。そういえばユズコがいない。
「あれ?ユズコは?」
「ガルムと一緒に出掛けてるぞ。今まで気付いてなかったのか」
てへ。笑って誤魔化せ。
ログインしてから、現実時間で約3時間過ぎた。キャラメイクからチュートリアルまでは、脳を現実からゲームの時間の速度に慣れさせる為の時間なので、8倍速ではないらしい。
とにかく今は、0時過ぎ。今日仕事の社会人は寝る時間ですな。
俺は休みだけどね!
とりあえず、ガルムとユズコが帰って来たら、一度ログアウトして一眠りしてからまたログインしよう。
一狩り行こうぜ!とは行かないけど、この街を散策するだけでも楽しそうだし、食材も買わなきゃな。
あ、でも、まだクランハウス行けないからキッチン使えないんだった。残念。
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