【完結】運命の番だと言われました

「君は運命の番だ」

初めて会った獣人に、開口一番そう言われたサファイア。


この世界は、獣人と人間が混在していた。
獣人と違い、番を感じる事の出来ない人間。
だが『運命の番では無い』のだけは、何となく感じる。

それなのに力が弱い人間は、抵抗しても無理矢理番にされ、飽きられると「やっぱり勘違いだった」と捨てられる事も多々あった。

いわゆる『番詐欺』である。

しかし、獣人側からは「番を感じられないのが悪い」とまで言われてしまう始末。

サファイアに告白してきたのも、立派な詐欺師だったのだが……?
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