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犀河原慧十郎の初恋(11)
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脳内に響き渡るのは聞いたばかりの若君様の美声。
『我ら犀河原の者は、貴方に生涯変わらぬ忠誠を誓う』
忠誠――
……ってなんだっけ?
ぐるぐる脳内を回り続けるクエスチョンマーク。
一体どういうこと?
混乱した私を置いてけぼりにして、若君様は続けて言った。
「貴方は我らの頂点であり、我らの希望」
目が点になるとはこのこと。
私だけではないみたい。
焦るように体育館を見回すと、生徒たちが鳩が豆鉄砲を食ったような表情をしている。
反発が起きる余地もないほどの、困惑。
若君様はじっと私を見つめてから立ち上がると、生徒たちを見下ろすように机の前に立った。
「本日の講義の後で、私が言ったことを理解出来ない者はいないはずだ」
累先輩がプロジェクターを用意している。準備が整うと、若君様は映像や年表とともに語り出した。
語ったのは一族の歴史の話。
私が知っていることとそう変わらないけれど、詳細は省かれている。
血が引き継いできた特殊な能力。人にはないその力は、社会の役に立てる強力なものだけれど、肉体を飲み込む諸刃の剣となる。
もともとは、子供が大人になれる生存率がとても低かったこと。そのために、一族がみなで見守り育ててきたこと。
どんなに大事に見守り続けても、それでも守り切れないほど鬼から引き継いだ力は毒のように一族の肉体を蝕んだこと。力を制御出来ずに失われてきたたくさんの同胞がいること。そのために、社会に巣立つまでに、その方法を身につける必要があること。
人と鬼が愛し合い生まれてきた、そんな一族の悲願は、鬼としての能力を高めることなどではなく、能力に苦しまず生きていけるようになること。そして人とともに未来を歩んでいけること。
叶わなかった一族の望みが、今やっと叶えられたこと。
それが、私であると言うこと――
「小石美月さん。その身体の内に、全てのサイキの色を抱え持つ貴方は、我らの頂点であるのです」
若君様はもう一度、うやうやしく私の前に跪く。
「我ら一族は、決して貴方を傷付けない」
若君様は顔を上げ、私を真っ直ぐに見つめて言った。
――決して貴方を傷付けない?
「もう二度と、そんなことは起こらない。なぜなら、我らは貴方の幸福を心から望んでいるからだ。我らや、我らの子供らが幸福に生きていける未来への象徴として。貴方は一族を照らす、奇跡のような希望の光である」
若君様の台詞がズクンと音を立てて心臓を揺らす。
――っ。
両手を口に当てて漏れそうになる声を押し殺す。
やっと分かってしまった。
ずっと私を遠ざけようとしてきた若君様が、どうして突然こんなことを言い出したのか。
最初は私を一族から除外して素性を隠し続けることで守ろうとしてくれていたのだろうけど、それでは守れないと知って方針を変えたんだ。
……どうしよう。
とてもとても困りながら若君様を見つめると、迷いのない瞳で私を見ている。
彼はきっと、一族の幸福の象徴として、私を女神のように崇めたてまつる存在にする気なんだ。
誰にも手を出せないように、敬われるように。
そのために、彼が一番に私に首を垂れた。
学校の中で神様のように崇拝されている彼が、私の下に付くのだと宣言したのだ。
こんなことを望んでいたわけじゃない。
どうしてまた、勝手に決めてしまうのだろう。
彼を責めたくなってしまう。だけど彼のせいでもない。彼にそうさせるようなことを、私がしたのだ。彼はただ、今までと同じように、自分以外の人のために自分の身を捧げてしまえるだけ。尊い御身なのに、簡単に私の前に跪いてしまうくらいに。
彼は今、全身で全生徒に伝えている。私は敬うべき存在なのだと。
ざわ……と、小さく生徒たちの声が広がっていく。
「……でも」
「嫌だわ」
「おかしいわよ」
ざわめく声が増えていく。
累先輩が少し驚くように体育館を見下ろしている。
とても珍しいことだ。若君様のお言葉に反発するような声が上がっているのだから。
「誰だか分からない子が頂点?」
「全てのサイキを持ってるから……なに?」
「制御なんて、出来てるよな」
「小さな頃から訓練し続けてる」
「嫌だわ。どうして若君様が頭を下げているの!」
しばらくすると、一人の女生徒が立ち上がり言った。
「突然そんなことを言われても、とても認められません!」
その声は体育館中に響いて、そうして生徒たちの同意を得ていく。そうだそうだ、と生徒たちが立ち上がっていく。
けれど私は彼らの言葉でなく、別の気配を感じていた。
(……なにか、おかしい)
生徒たちから抗議の声が増えていく。若君様はただその様子を見下ろしている。
(心がザワザワとする。なにか、ある……)
声を上げる生徒たちの体から青いサイキの光が立ち上っていく。不安や恐怖を感じた時に反応するサイキだ。
だけど、増えていく速さが早い気がする。
「折角、沙羅姫が戻られたのに!」
「そうだ、沙羅姫だ」
「沙羅姫こそ、頂点に相応しい!」
……おかしいなんてものじゃない。まるで操られている。
累先輩が若君様に何かを話しかけると、若君様は体育館の入り口に視線を向ける。
逆光の中、ワンピース姿の女の子の姿が浮かび上がっている。
細身の体に、くるくるした巻毛。
彼女はゆっくりと歩き進むと、生徒たちの前に立ち、優雅に礼をした。
「お久しぶりでございます。慧十郎様」
若君様は彼女の顔を厳しい表情で見下ろす。
「5年ぶりだな、沙羅」
「……」
彼女は張り付いた笑顔を崩さない。
(まさかの5年ぶり……)
それって私と変わらない。10歳のお誕生日会の日以来会っていないのかもしれない。
すると、海外で愛を育んだというのもやっぱり嘘だったんだね。
「芽を撒いたのか?子供らに」
「よく育ちましたでしょう?私の力はどうでしょう?慧十郎様のお役にたてますでしょうか?」
「俺の役に立ちたいと言うなら、今すぐ芽を摘め。出来るならの話だが」
沙羅姫は、可笑しそうに笑った。
「まぁ……そんなこと造作もないことでございます。けれど、私は特別なことはしておりませんのよ。ただ感情を増幅させる芽を植え付けただけ。心から思っていないことなど、彼らは申しておりません」
そういうと沙羅姫は生徒たちを見回し、彼らは答えるように叫んだ。
「沙羅姫こそ相応しい!」
「我らの若君様のお側に」
「おかしな女を排除しろ!」
芽を撒くとはどういうことなんだろう。
まるで本当に洗脳されているみたいだ。
サイキの能力ではこんなことが出来てしまうの?
――だから若君様は私もこんな風に思考を植え付けられたのだと思ったの?
能力で起こることを知っていたなら、そう思ってもおかしくなかったのかもしれない。
気が付くと、剣くん陽奈、猪瀬くんに累先輩、そして瑠璃先輩が私を守るように囲って立ってくれている。
「……お前は、自分が何をしたのか分かっていない」
若君様は哀しげにつぶやく。
沙羅姫がふふ、と笑う。
「私はただ、貴方のお役に立ちたいだけです」
「お前は俺に似ている」
「まあ」
「人を愛せない、愛し方などわからない」
「……」
「お前を哀れに思う。沙羅」
沙羅姫の笑顔が歪んでいく。
握りしめるワンピースに皺が刻まれていく。
「私こそが、サイキの能力を誰よりも使いこなす、次期当主の伴侶に相応しい者です!」
彼女の声に反応するように生徒たちから怒号があがり、声とともに青色のサイキが膨れ上がっていく。
雲のように空に浮かんだ青色のサイキは、異形の形を取る。まるで鬼の顔のような形を作ると、今度は生徒たちに襲いかかった。
「うわあああああ」
「ひいいいいいい」
悲鳴が溢れかえる。沙羅姫は少し呆然としている。
青色のサイキに飲まれるのは、10歳のあの日以来だ。
だけど今は、膨れ上がったそれは妖鬼と呼ばれる一族を襲いかかる存在に姿を変えている。
(……消さないと)
そうだ、消さないと。
体育館の天井を覆い尽くすあの鬼の顔をしている妖鬼を、私は消せるのだろうか。
――あ。
考えている間なんてなかったのに。一瞬の迷いの隙に、私は妖鬼に飲まれた。
青い青い世界に――私は落ちた。
『我ら犀河原の者は、貴方に生涯変わらぬ忠誠を誓う』
忠誠――
……ってなんだっけ?
ぐるぐる脳内を回り続けるクエスチョンマーク。
一体どういうこと?
混乱した私を置いてけぼりにして、若君様は続けて言った。
「貴方は我らの頂点であり、我らの希望」
目が点になるとはこのこと。
私だけではないみたい。
焦るように体育館を見回すと、生徒たちが鳩が豆鉄砲を食ったような表情をしている。
反発が起きる余地もないほどの、困惑。
若君様はじっと私を見つめてから立ち上がると、生徒たちを見下ろすように机の前に立った。
「本日の講義の後で、私が言ったことを理解出来ない者はいないはずだ」
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私が知っていることとそう変わらないけれど、詳細は省かれている。
血が引き継いできた特殊な能力。人にはないその力は、社会の役に立てる強力なものだけれど、肉体を飲み込む諸刃の剣となる。
もともとは、子供が大人になれる生存率がとても低かったこと。そのために、一族がみなで見守り育ててきたこと。
どんなに大事に見守り続けても、それでも守り切れないほど鬼から引き継いだ力は毒のように一族の肉体を蝕んだこと。力を制御出来ずに失われてきたたくさんの同胞がいること。そのために、社会に巣立つまでに、その方法を身につける必要があること。
人と鬼が愛し合い生まれてきた、そんな一族の悲願は、鬼としての能力を高めることなどではなく、能力に苦しまず生きていけるようになること。そして人とともに未来を歩んでいけること。
叶わなかった一族の望みが、今やっと叶えられたこと。
それが、私であると言うこと――
「小石美月さん。その身体の内に、全てのサイキの色を抱え持つ貴方は、我らの頂点であるのです」
若君様はもう一度、うやうやしく私の前に跪く。
「我ら一族は、決して貴方を傷付けない」
若君様は顔を上げ、私を真っ直ぐに見つめて言った。
――決して貴方を傷付けない?
「もう二度と、そんなことは起こらない。なぜなら、我らは貴方の幸福を心から望んでいるからだ。我らや、我らの子供らが幸福に生きていける未来への象徴として。貴方は一族を照らす、奇跡のような希望の光である」
若君様の台詞がズクンと音を立てて心臓を揺らす。
――っ。
両手を口に当てて漏れそうになる声を押し殺す。
やっと分かってしまった。
ずっと私を遠ざけようとしてきた若君様が、どうして突然こんなことを言い出したのか。
最初は私を一族から除外して素性を隠し続けることで守ろうとしてくれていたのだろうけど、それでは守れないと知って方針を変えたんだ。
……どうしよう。
とてもとても困りながら若君様を見つめると、迷いのない瞳で私を見ている。
彼はきっと、一族の幸福の象徴として、私を女神のように崇めたてまつる存在にする気なんだ。
誰にも手を出せないように、敬われるように。
そのために、彼が一番に私に首を垂れた。
学校の中で神様のように崇拝されている彼が、私の下に付くのだと宣言したのだ。
こんなことを望んでいたわけじゃない。
どうしてまた、勝手に決めてしまうのだろう。
彼を責めたくなってしまう。だけど彼のせいでもない。彼にそうさせるようなことを、私がしたのだ。彼はただ、今までと同じように、自分以外の人のために自分の身を捧げてしまえるだけ。尊い御身なのに、簡単に私の前に跪いてしまうくらいに。
彼は今、全身で全生徒に伝えている。私は敬うべき存在なのだと。
ざわ……と、小さく生徒たちの声が広がっていく。
「……でも」
「嫌だわ」
「おかしいわよ」
ざわめく声が増えていく。
累先輩が少し驚くように体育館を見下ろしている。
とても珍しいことだ。若君様のお言葉に反発するような声が上がっているのだから。
「誰だか分からない子が頂点?」
「全てのサイキを持ってるから……なに?」
「制御なんて、出来てるよな」
「小さな頃から訓練し続けてる」
「嫌だわ。どうして若君様が頭を下げているの!」
しばらくすると、一人の女生徒が立ち上がり言った。
「突然そんなことを言われても、とても認められません!」
その声は体育館中に響いて、そうして生徒たちの同意を得ていく。そうだそうだ、と生徒たちが立ち上がっていく。
けれど私は彼らの言葉でなく、別の気配を感じていた。
(……なにか、おかしい)
生徒たちから抗議の声が増えていく。若君様はただその様子を見下ろしている。
(心がザワザワとする。なにか、ある……)
声を上げる生徒たちの体から青いサイキの光が立ち上っていく。不安や恐怖を感じた時に反応するサイキだ。
だけど、増えていく速さが早い気がする。
「折角、沙羅姫が戻られたのに!」
「そうだ、沙羅姫だ」
「沙羅姫こそ、頂点に相応しい!」
……おかしいなんてものじゃない。まるで操られている。
累先輩が若君様に何かを話しかけると、若君様は体育館の入り口に視線を向ける。
逆光の中、ワンピース姿の女の子の姿が浮かび上がっている。
細身の体に、くるくるした巻毛。
彼女はゆっくりと歩き進むと、生徒たちの前に立ち、優雅に礼をした。
「お久しぶりでございます。慧十郎様」
若君様は彼女の顔を厳しい表情で見下ろす。
「5年ぶりだな、沙羅」
「……」
彼女は張り付いた笑顔を崩さない。
(まさかの5年ぶり……)
それって私と変わらない。10歳のお誕生日会の日以来会っていないのかもしれない。
すると、海外で愛を育んだというのもやっぱり嘘だったんだね。
「芽を撒いたのか?子供らに」
「よく育ちましたでしょう?私の力はどうでしょう?慧十郎様のお役にたてますでしょうか?」
「俺の役に立ちたいと言うなら、今すぐ芽を摘め。出来るならの話だが」
沙羅姫は、可笑しそうに笑った。
「まぁ……そんなこと造作もないことでございます。けれど、私は特別なことはしておりませんのよ。ただ感情を増幅させる芽を植え付けただけ。心から思っていないことなど、彼らは申しておりません」
そういうと沙羅姫は生徒たちを見回し、彼らは答えるように叫んだ。
「沙羅姫こそ相応しい!」
「我らの若君様のお側に」
「おかしな女を排除しろ!」
芽を撒くとはどういうことなんだろう。
まるで本当に洗脳されているみたいだ。
サイキの能力ではこんなことが出来てしまうの?
――だから若君様は私もこんな風に思考を植え付けられたのだと思ったの?
能力で起こることを知っていたなら、そう思ってもおかしくなかったのかもしれない。
気が付くと、剣くん陽奈、猪瀬くんに累先輩、そして瑠璃先輩が私を守るように囲って立ってくれている。
「……お前は、自分が何をしたのか分かっていない」
若君様は哀しげにつぶやく。
沙羅姫がふふ、と笑う。
「私はただ、貴方のお役に立ちたいだけです」
「お前は俺に似ている」
「まあ」
「人を愛せない、愛し方などわからない」
「……」
「お前を哀れに思う。沙羅」
沙羅姫の笑顔が歪んでいく。
握りしめるワンピースに皺が刻まれていく。
「私こそが、サイキの能力を誰よりも使いこなす、次期当主の伴侶に相応しい者です!」
彼女の声に反応するように生徒たちから怒号があがり、声とともに青色のサイキが膨れ上がっていく。
雲のように空に浮かんだ青色のサイキは、異形の形を取る。まるで鬼の顔のような形を作ると、今度は生徒たちに襲いかかった。
「うわあああああ」
「ひいいいいいい」
悲鳴が溢れかえる。沙羅姫は少し呆然としている。
青色のサイキに飲まれるのは、10歳のあの日以来だ。
だけど今は、膨れ上がったそれは妖鬼と呼ばれる一族を襲いかかる存在に姿を変えている。
(……消さないと)
そうだ、消さないと。
体育館の天井を覆い尽くすあの鬼の顔をしている妖鬼を、私は消せるのだろうか。
――あ。
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