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第十五章
第261話 皇帝陛下の実力
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キルスとファステルの結婚式まで三週間。
その間、皇都タルーカスにただ滞在するのはもったいないということで、皇軍の将軍たちと剣の稽古を依頼された。
もちろん仕事としてだ。
ここ最近はクエストにも行ってないし、剣を振る機会も減っていたからありがたい提案だった。
――
稽古初日、俺とレイはタルーカス郊外にある皇軍の本拠地に来た。
レイが皇軍について説明してくれた。
皇軍は常備軍としての人数が他国より少なく五万人。
だが徴兵制度があり、有事の際は民兵が動員される。
そのため、他国と互角以上の軍事力を誇っているとのことだった。
その軍を率いる将軍たちが集合。
キルスの号令で、皇都や周辺地域に滞在している将軍たち三十人が集合。
皇軍の正式な鎧である、薄黄色の軽鎧を装着した将軍たち。
数千人の部隊を率いる、まさに一騎当千の強者だ。
俺はさっそく全員と剣を交えた。
体感としては、クロトエ騎士団の隊長には劣るものの十分強い。
AランクからBランク冒険者の実力は備えている。
見学していたキルスが驚いた表情を浮かべていた。
「お、お前は本当に化け物なのだな。我が軍の最高戦力である将軍たちが、束になっても敵わんとは」
「そ、そんなことないよ。皆さん驚くほど強いよ」
「謙遜するな。これは極秘情報として入手したが、お前はクロトエ騎士団の隊長たちを全員を叩きのめしたらしいな。わははは」
「い、いやあ……。アハハ」
返答できず笑ってごまかす。
俺は騎士団大会に参加した際、確かに全隊長及び団長と剣を交えた。
ヴィクトリアたっての依頼で、本気を出したのだった。
「まあ言わなくとも良い。そもそも、クロトエ騎士団歴代最高と呼ばれるレイが、お前に敵わないと言っているのだ。当然だろう」
稽古は皇帝たるキルスも参加していた。
「さて、私にも稽古をつけてもらおうか」
キルスは恐ろしいほど強かった。
的確に最短距離で急所を狙う洗練された剣技。
かと思えば、豪快で荒々しい攻撃も見せる。
静と動、柔と剛を兼ね備えていた。
「ちょ、ちょっと! キルス、強すぎないか! 皇帝陛下だろ!」
「当たり前だ! 軍を率いる皇帝が最も強くなくてどうする!」
「それにしたって強すぎだろ!」
「覚えておけ! 民は強き者に従うのだ! 人類最強と呼ばれる私の剣をとくと味わえ!」
キルスは皇帝にして、この国最高の剣士とのこと。
ずば抜けた才能を持つ上に、幼い頃から剣術を学んでいたそうだ。
長剣の使い手で、俺の印象としてはイーセ王国のジョンアー前陛下によく似ていると感じた。
これまで戦った剣士の中で三本の指に入る強さと言っていいだろう。
レイ、ジョンアー前陛下、そしてこのキルスだ。
正直、クロトエ騎士団の隊長では敵わないほどの強さだった。
何度か試合を行う。
試合は全て俺が勝つものの、対人経験の少ない俺は危ない場面もあった。
目の前でキルスが地面に座り込む。
「はあ、はあ。クソッ、この私が全く敵わないとは」
「そんなことないよ。キルスは本当に強い。俺も危なかった」
「それにしては余裕じゃないか。悔しいな」
俺はキルスの横で普通に立ってた。
確かに体力的には全く疲れていない。
「ま、まあほら、俺って体力だけはあるから」
「竜種殺しのアルか。お前と対峙することが約束された死と言われている意味が分かった。というか、お前は人として数えてはいけない」
「ちょっと!」
「故に、私の人類最強は変わらん。わははは」
見学していたレイが笑っていた。
言われっぱなしでは俺も少し悔しい。
「キルス、再開だ! やるぞ!」
「ま、待て。まだダメだ! 休ませろ!」
「騎士団はついてきたぞ!」
「クソッ! アルよ! やるぞ!」
キルスが剣を杖代わりにし、立ち上がった。
◇◇◇
アルの稽古は壮絶だった。
強烈なパワーを誇る剣撃、圧倒的なスピード、何より無限とも思える体力。
皇軍最高戦力たる将軍たち三十人は、すでに全員が倒れて動けなくなっている。
最後まで残ったキルスは、凄まじい執念を見せる。
皇帝という立場ではなく、一人の剣士としての意地だ。
「ア、アルよ、もう一試合だ」
「もう一試合? まだまだだ! あと十試合だ!」
「ク、クソッ。化け物め」
「竜種どころか、ネームドだってこんなものじゃなかったぞ!」
「竜種……。や、やるぞ。やってやる!」
キルスは気合で剣を振るも、すでに体力は限界だ。
何とか二試合戦うも、極限を超え、床に両手足を投げ出し大の字で倒れた。
そのキルスに水を差し出すレイ。
「ほら、水よ。飲みなさい」
「はあ、はあ。ゴホッ、ゴホッ。安易にアルへ稽古を依頼した自分を呪うよ……」
「ふふふ、キルス。アルの稽古は地獄って有名なのよ? 騎士団も全員地獄を見たわ」
「上には上がいるものだな」
「そうねえ、私はキルスの強さを知ってるけど、アルは別格よね。私もアルとの稽古は辛いもの」
「レイが師匠なのだろう?」
「昔の話よ。今は私がアルに稽古をつけてもらってるもの。ここだけの話、もうアルが師匠なのよ。ふふふ」
「なんだと!」
その後も予定がない日は皇軍と稽古を行うアル。
対人経験が少ないため、経験豊富な将軍たちとの稽古を喜んでいた。
当初は竜種の殺しのアルと稽古ができると歓喜していた将軍たち。
だが次第に、心の底からアルに対して恐怖を覚えるようになっていた。
それでも大国の将軍だ。
意地を見せ、ひたすらアルについていく。
キルスも可能な限り稽古に参加。
剣士としてアルに畏怖の念を抱くようになっていた。
そして、剣を教えないレイも、何度かキルスと試合を行う。
人類最強の二人による戦いは見る者を圧倒。
その様子を見学したファステルは、レイが本当に強いことを知って驚いていた。
◇◇◇
その間、皇都タルーカスにただ滞在するのはもったいないということで、皇軍の将軍たちと剣の稽古を依頼された。
もちろん仕事としてだ。
ここ最近はクエストにも行ってないし、剣を振る機会も減っていたからありがたい提案だった。
――
稽古初日、俺とレイはタルーカス郊外にある皇軍の本拠地に来た。
レイが皇軍について説明してくれた。
皇軍は常備軍としての人数が他国より少なく五万人。
だが徴兵制度があり、有事の際は民兵が動員される。
そのため、他国と互角以上の軍事力を誇っているとのことだった。
その軍を率いる将軍たちが集合。
キルスの号令で、皇都や周辺地域に滞在している将軍たち三十人が集合。
皇軍の正式な鎧である、薄黄色の軽鎧を装着した将軍たち。
数千人の部隊を率いる、まさに一騎当千の強者だ。
俺はさっそく全員と剣を交えた。
体感としては、クロトエ騎士団の隊長には劣るものの十分強い。
AランクからBランク冒険者の実力は備えている。
見学していたキルスが驚いた表情を浮かべていた。
「お、お前は本当に化け物なのだな。我が軍の最高戦力である将軍たちが、束になっても敵わんとは」
「そ、そんなことないよ。皆さん驚くほど強いよ」
「謙遜するな。これは極秘情報として入手したが、お前はクロトエ騎士団の隊長たちを全員を叩きのめしたらしいな。わははは」
「い、いやあ……。アハハ」
返答できず笑ってごまかす。
俺は騎士団大会に参加した際、確かに全隊長及び団長と剣を交えた。
ヴィクトリアたっての依頼で、本気を出したのだった。
「まあ言わなくとも良い。そもそも、クロトエ騎士団歴代最高と呼ばれるレイが、お前に敵わないと言っているのだ。当然だろう」
稽古は皇帝たるキルスも参加していた。
「さて、私にも稽古をつけてもらおうか」
キルスは恐ろしいほど強かった。
的確に最短距離で急所を狙う洗練された剣技。
かと思えば、豪快で荒々しい攻撃も見せる。
静と動、柔と剛を兼ね備えていた。
「ちょ、ちょっと! キルス、強すぎないか! 皇帝陛下だろ!」
「当たり前だ! 軍を率いる皇帝が最も強くなくてどうする!」
「それにしたって強すぎだろ!」
「覚えておけ! 民は強き者に従うのだ! 人類最強と呼ばれる私の剣をとくと味わえ!」
キルスは皇帝にして、この国最高の剣士とのこと。
ずば抜けた才能を持つ上に、幼い頃から剣術を学んでいたそうだ。
長剣の使い手で、俺の印象としてはイーセ王国のジョンアー前陛下によく似ていると感じた。
これまで戦った剣士の中で三本の指に入る強さと言っていいだろう。
レイ、ジョンアー前陛下、そしてこのキルスだ。
正直、クロトエ騎士団の隊長では敵わないほどの強さだった。
何度か試合を行う。
試合は全て俺が勝つものの、対人経験の少ない俺は危ない場面もあった。
目の前でキルスが地面に座り込む。
「はあ、はあ。クソッ、この私が全く敵わないとは」
「そんなことないよ。キルスは本当に強い。俺も危なかった」
「それにしては余裕じゃないか。悔しいな」
俺はキルスの横で普通に立ってた。
確かに体力的には全く疲れていない。
「ま、まあほら、俺って体力だけはあるから」
「竜種殺しのアルか。お前と対峙することが約束された死と言われている意味が分かった。というか、お前は人として数えてはいけない」
「ちょっと!」
「故に、私の人類最強は変わらん。わははは」
見学していたレイが笑っていた。
言われっぱなしでは俺も少し悔しい。
「キルス、再開だ! やるぞ!」
「ま、待て。まだダメだ! 休ませろ!」
「騎士団はついてきたぞ!」
「クソッ! アルよ! やるぞ!」
キルスが剣を杖代わりにし、立ち上がった。
◇◇◇
アルの稽古は壮絶だった。
強烈なパワーを誇る剣撃、圧倒的なスピード、何より無限とも思える体力。
皇軍最高戦力たる将軍たち三十人は、すでに全員が倒れて動けなくなっている。
最後まで残ったキルスは、凄まじい執念を見せる。
皇帝という立場ではなく、一人の剣士としての意地だ。
「ア、アルよ、もう一試合だ」
「もう一試合? まだまだだ! あと十試合だ!」
「ク、クソッ。化け物め」
「竜種どころか、ネームドだってこんなものじゃなかったぞ!」
「竜種……。や、やるぞ。やってやる!」
キルスは気合で剣を振るも、すでに体力は限界だ。
何とか二試合戦うも、極限を超え、床に両手足を投げ出し大の字で倒れた。
そのキルスに水を差し出すレイ。
「ほら、水よ。飲みなさい」
「はあ、はあ。ゴホッ、ゴホッ。安易にアルへ稽古を依頼した自分を呪うよ……」
「ふふふ、キルス。アルの稽古は地獄って有名なのよ? 騎士団も全員地獄を見たわ」
「上には上がいるものだな」
「そうねえ、私はキルスの強さを知ってるけど、アルは別格よね。私もアルとの稽古は辛いもの」
「レイが師匠なのだろう?」
「昔の話よ。今は私がアルに稽古をつけてもらってるもの。ここだけの話、もうアルが師匠なのよ。ふふふ」
「なんだと!」
その後も予定がない日は皇軍と稽古を行うアル。
対人経験が少ないため、経験豊富な将軍たちとの稽古を喜んでいた。
当初は竜種の殺しのアルと稽古ができると歓喜していた将軍たち。
だが次第に、心の底からアルに対して恐怖を覚えるようになっていた。
それでも大国の将軍だ。
意地を見せ、ひたすらアルについていく。
キルスも可能な限り稽古に参加。
剣士としてアルに畏怖の念を抱くようになっていた。
そして、剣を教えないレイも、何度かキルスと試合を行う。
人類最強の二人による戦いは見る者を圧倒。
その様子を見学したファステルは、レイが本当に強いことを知って驚いていた。
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