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第七章
第113話 晩餐会
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ヴィクトリアを目の前にして少し悩んだが、私は暗殺の件に触れた。
「ピーターの件は残念だったわ」
「ええ、そうね……。知ってる、レイ? 私が小さい頃、ピーターやハウが遊び相手になってくれたのよ?」
「ふふふ。ピーターやハウが遊び相手って凄いわね」
「この国で最も高潔な騎士だもの。私も叔父のように慕っていたわ」
「ピーターの葬儀は終わったの?」
するとジル・ダズが一礼した。
「その件については私からお答えいたします。ピーター隊長の葬儀はすでに終わっており、騎士団墓地に埋葬しております。明日は隊長格のみで騎士団葬を行い、そのあと隊長会議です」
「詳しい死因は?」
「隊長会議で改めてご説明いたします」
「分かったわ」
その後、少しの間ヴィクトリアと久しぶりのお茶を楽しむ。
彼女は私の帰還をとても喜んでくれた。
「さて、レイ。夜になったら晩餐会で会いましょう。晩餐会の開催はピーターのことがあって悩んだけど、レイの帰還は久しぶりの明るいニュースだもの。予定通り開催するわ」
「分かったわ。お気遣いありがとう」
「晩餐会は宰相や元老院、貴族たちも来るからね。若い貴族たちが喜んでいたわよ」
「面倒ね。でも貴族たちは私の帰還理由、騎士の責務と交換条件を知らないでしょ?」
「そうね。だから、今回はあなたを元団長の国賓として扱いますわ。お姫様」
「もうやめてよ」
「うふふふ、今回は何人の貴族に求婚されるのかしらね」
「断るもの大変なのよ?」
「でも、レイもそろそろ結婚していい年齢でしょ?」
「私はいいのよ。これから冒険者として活動するもの。それに相手だっているし。それよりもヴィクトリアが先でしょ? 他国に高く売れるんじゃない?」
「ちょっと! 失礼ね! 私だってちゃんとした恋がしたいわよ! それより何? レイの相手って誰よ! 教えなさい! 私が審査するわ!」
「もう会ってるわよ」
「え? もしかしてアル?」
「そうよ」
「そうなのね。アルならお似合いか。えー、でも、あなたズルいわ。私だってアルのことはいいと思ってたのに。残念」
「ヴィ、ヴィクトリアまで……」
アルって一体何をやらかしたんだろう……。
女王陛下までちょっかい出してたの?
あの子ちょっと危険だ。
――
私は一旦部屋に戻った。
貴賓室は豪華すぎて落ち着かない。
以前とは違い、今の私は冒険者としての感覚が身についている。
「レイ様、今晩のお召し物です」
メイドのマリアが声をかけてきた。
「ありがとう。え? これプリンセスドレスじゃない!」
「ヴィクトリア様のご命令です。レイ様が嫌がっても必ずお召しになるようにと……」
「もう……、ヴィクトリアはやりたい放題ね……」
「レイ様が帰っていらっしゃったので嬉しいのですよ」
「そうね。その気持ちは私も嬉しいわ。仕方がない。付き合うわよ」
「では、準備いたします」
マリアとさらに二人のメイドが準備を行う。
三人のメイドに囲まれながら、服を着せられ化粧をされ、私はなすがままにされた。
「ドレスなんて本当に久しぶりよ。窮屈すぎて辛いのよね」
「うわああ……」
「どうしたの、マリア?」
「た、大変失礼いたしました。つ、つい見惚れてしまって」
「恥ずかしいわよ」
「レイ様、とてもお美しいです」
支度も終わり、執事に案内され晩餐会の控室へ向かう。
部屋に入るとリマとジル・ダズが待機していた。
「ちょっ、レイ! アンタ、何本気出してるのさ!」
「こ、これは、さすがに……。忘れていました。我が団長の真のお姿を……」
二人とも私の姿を見て固まっている。
そこへ一人の男性が入室してきた。
「レイよ! 元気だったか!」
「ハウ! もちろんよ! また会えて嬉しいわ!」
一番隊隊長のハウ・ギブソンだ。
「ピーターは残念だったわ」
「うむ、儂も盟友を失ってしまった。騎士だからこういったこともあると覚悟はしている。とはいえ悔しいぞ」
「そうね……」
「そう悲しい顔をするな。ピーターに怒られるぞ。こういう時こそ笑うんだ」
「ええ、ピーターは言っていたわね。辛いことがあっても人生を楽しめって」
「うむ。あやつのためにも今日の晩餐会は笑顔で楽しむがよい」
ハウは私が団長に指名された際、一番隊の隊長に任命された。
元々は十二番隊の隊長で、現隊長の中で最も年齢が高い四十六歳。
私が騎士団に入る前から隊長をしている歴戦の騎士で、ピーターと並びクロトエ騎士団の模範となる人物だ。
さらにギブソン家は、イーセ王国の伯爵位という驚くほど高貴な家柄だった。
「それにしても、お主は本当に美しいな。騎士だったとは思えんぞ。今宵も貴族たちからの誘いが凄そうだな。ムハハハ」
「ふふふ、ありがとう。今夜は伯爵様がエスコートしてくださるのかしら?」
「もちろんだ。幸運なことにお主のエスコート役を拝命したよ」
「よろしくお願いしますわ、伯爵閣下」
ジル・ダズがハウにお辞儀をする。
「ハウ様、我らが姫様をお願いいたします」
「ジル・ダズよ。任せておけ。邪魔な羽虫は全てなぎ払ってやるわ。ムハハハ」
私はジル・ダズを見る。
「ねえ。ジル・ダズが言うと嫌味にしか聞こえないんだけど?」
「レイ様は冒険者に戻って、本当に疑り深くなられたようですね」
「あら? ジル・ダズのことは昔から疑ってるわよ?」
それを聞いたハウが笑っている。
「ムハハハ、お主たちはもっと仲良くせい。なあリマ」
「そうです。ハウ様の仰る通りです。この二人は本当に仲がいいやら悪いやら。フハハハ」
「さあ、行くか」
私はハウにエスコートしてもらい、晩餐会の大広間へ入った。
歓声と溜め息が響く中、私はヴィクトリアの隣の席に座る。
主賓席だ。
「レイ、今日のあなたはこれまでで一番綺麗よ」
「ヴィクトリアがこんな服着せるから」
「とても似合うわよ。アルに見せたかったわね。うふふふ」
「ふふふ、そうね。アルが見たらなんて言ってくれるかしら」
私はアルのことを考えていた。
アルのことだから、照れながらも褒めてくれるかな。
「ねえ、レイ。あなたもそんな顔するのね」
「ヴィクトリアも人を好きになったら分かるわよ」
「もう! 嫌味ね! でも、私もアルに会いたいな」
「アルはダメよ?」
「そんなんじゃないわよ。アルの話はとても面白いのよ。以前は鉱夫の話を聞かせてもらったけど、次は冒険者の話を聞かせて欲しいわ」
「ふふふ、信じられない話ばかりよ? まるで小説のような内容だもの」
「それは楽しみね」
晩餐会は進み、交流会が始まっていた。
私の周りに人だかりができる。
貴族ばかりだ。
「レイ様、その美しさたるや、天上の女神すら……」
「相変わらずお美しいですな、レイ殿。もし今晩……」
「レイ殿、我が子爵家の長男はいかがですかな? レイ殿と同じく冒険者として……」
好意を向けられるのはありがたいと思うけど、彼らの興味は私の容姿や立場だけ。
誰も私の内面なんて興味がない。
そこへハウが現れた。
「姫様。私と踊っていただけませんか?」
「ええ、閣下。喜んで」
ハウが私の手を取った。
広間ではダンスが始まっている。
貴族の中でも高位のハウが来ると、周りも従うしかない。
「ハウ、ありがとう」
「ムハハハ、面倒だっただろ?」
「そうね。やっぱり私は冒険者が向いてるわ。ふふふ」
さすが伯爵家のハウ。
社交ダンスも完璧だ。
踊りながらハウが囁いてきた。
「ピーターの件は各隊長が暴走しないように監視しておる」
「ありがとう」
「うむ、隊長たちはそれぞれ独自の調査ルートを持っているが、そこで偽の情報に引っかかるやもしれん。今回は情報戦になるだろう。ジル・ダズに一任するつもりだ」
「分かったわ」
「では、踊りを楽しむか。ムハハハ」
「ふふふ。そうね、伯爵様」
その後も何人かの貴族と踊り、面倒な求婚をかわしつつ夜は更けていった。
「ピーターの件は残念だったわ」
「ええ、そうね……。知ってる、レイ? 私が小さい頃、ピーターやハウが遊び相手になってくれたのよ?」
「ふふふ。ピーターやハウが遊び相手って凄いわね」
「この国で最も高潔な騎士だもの。私も叔父のように慕っていたわ」
「ピーターの葬儀は終わったの?」
するとジル・ダズが一礼した。
「その件については私からお答えいたします。ピーター隊長の葬儀はすでに終わっており、騎士団墓地に埋葬しております。明日は隊長格のみで騎士団葬を行い、そのあと隊長会議です」
「詳しい死因は?」
「隊長会議で改めてご説明いたします」
「分かったわ」
その後、少しの間ヴィクトリアと久しぶりのお茶を楽しむ。
彼女は私の帰還をとても喜んでくれた。
「さて、レイ。夜になったら晩餐会で会いましょう。晩餐会の開催はピーターのことがあって悩んだけど、レイの帰還は久しぶりの明るいニュースだもの。予定通り開催するわ」
「分かったわ。お気遣いありがとう」
「晩餐会は宰相や元老院、貴族たちも来るからね。若い貴族たちが喜んでいたわよ」
「面倒ね。でも貴族たちは私の帰還理由、騎士の責務と交換条件を知らないでしょ?」
「そうね。だから、今回はあなたを元団長の国賓として扱いますわ。お姫様」
「もうやめてよ」
「うふふふ、今回は何人の貴族に求婚されるのかしらね」
「断るもの大変なのよ?」
「でも、レイもそろそろ結婚していい年齢でしょ?」
「私はいいのよ。これから冒険者として活動するもの。それに相手だっているし。それよりもヴィクトリアが先でしょ? 他国に高く売れるんじゃない?」
「ちょっと! 失礼ね! 私だってちゃんとした恋がしたいわよ! それより何? レイの相手って誰よ! 教えなさい! 私が審査するわ!」
「もう会ってるわよ」
「え? もしかしてアル?」
「そうよ」
「そうなのね。アルならお似合いか。えー、でも、あなたズルいわ。私だってアルのことはいいと思ってたのに。残念」
「ヴィ、ヴィクトリアまで……」
アルって一体何をやらかしたんだろう……。
女王陛下までちょっかい出してたの?
あの子ちょっと危険だ。
――
私は一旦部屋に戻った。
貴賓室は豪華すぎて落ち着かない。
以前とは違い、今の私は冒険者としての感覚が身についている。
「レイ様、今晩のお召し物です」
メイドのマリアが声をかけてきた。
「ありがとう。え? これプリンセスドレスじゃない!」
「ヴィクトリア様のご命令です。レイ様が嫌がっても必ずお召しになるようにと……」
「もう……、ヴィクトリアはやりたい放題ね……」
「レイ様が帰っていらっしゃったので嬉しいのですよ」
「そうね。その気持ちは私も嬉しいわ。仕方がない。付き合うわよ」
「では、準備いたします」
マリアとさらに二人のメイドが準備を行う。
三人のメイドに囲まれながら、服を着せられ化粧をされ、私はなすがままにされた。
「ドレスなんて本当に久しぶりよ。窮屈すぎて辛いのよね」
「うわああ……」
「どうしたの、マリア?」
「た、大変失礼いたしました。つ、つい見惚れてしまって」
「恥ずかしいわよ」
「レイ様、とてもお美しいです」
支度も終わり、執事に案内され晩餐会の控室へ向かう。
部屋に入るとリマとジル・ダズが待機していた。
「ちょっ、レイ! アンタ、何本気出してるのさ!」
「こ、これは、さすがに……。忘れていました。我が団長の真のお姿を……」
二人とも私の姿を見て固まっている。
そこへ一人の男性が入室してきた。
「レイよ! 元気だったか!」
「ハウ! もちろんよ! また会えて嬉しいわ!」
一番隊隊長のハウ・ギブソンだ。
「ピーターは残念だったわ」
「うむ、儂も盟友を失ってしまった。騎士だからこういったこともあると覚悟はしている。とはいえ悔しいぞ」
「そうね……」
「そう悲しい顔をするな。ピーターに怒られるぞ。こういう時こそ笑うんだ」
「ええ、ピーターは言っていたわね。辛いことがあっても人生を楽しめって」
「うむ。あやつのためにも今日の晩餐会は笑顔で楽しむがよい」
ハウは私が団長に指名された際、一番隊の隊長に任命された。
元々は十二番隊の隊長で、現隊長の中で最も年齢が高い四十六歳。
私が騎士団に入る前から隊長をしている歴戦の騎士で、ピーターと並びクロトエ騎士団の模範となる人物だ。
さらにギブソン家は、イーセ王国の伯爵位という驚くほど高貴な家柄だった。
「それにしても、お主は本当に美しいな。騎士だったとは思えんぞ。今宵も貴族たちからの誘いが凄そうだな。ムハハハ」
「ふふふ、ありがとう。今夜は伯爵様がエスコートしてくださるのかしら?」
「もちろんだ。幸運なことにお主のエスコート役を拝命したよ」
「よろしくお願いしますわ、伯爵閣下」
ジル・ダズがハウにお辞儀をする。
「ハウ様、我らが姫様をお願いいたします」
「ジル・ダズよ。任せておけ。邪魔な羽虫は全てなぎ払ってやるわ。ムハハハ」
私はジル・ダズを見る。
「ねえ。ジル・ダズが言うと嫌味にしか聞こえないんだけど?」
「レイ様は冒険者に戻って、本当に疑り深くなられたようですね」
「あら? ジル・ダズのことは昔から疑ってるわよ?」
それを聞いたハウが笑っている。
「ムハハハ、お主たちはもっと仲良くせい。なあリマ」
「そうです。ハウ様の仰る通りです。この二人は本当に仲がいいやら悪いやら。フハハハ」
「さあ、行くか」
私はハウにエスコートしてもらい、晩餐会の大広間へ入った。
歓声と溜め息が響く中、私はヴィクトリアの隣の席に座る。
主賓席だ。
「レイ、今日のあなたはこれまでで一番綺麗よ」
「ヴィクトリアがこんな服着せるから」
「とても似合うわよ。アルに見せたかったわね。うふふふ」
「ふふふ、そうね。アルが見たらなんて言ってくれるかしら」
私はアルのことを考えていた。
アルのことだから、照れながらも褒めてくれるかな。
「ねえ、レイ。あなたもそんな顔するのね」
「ヴィクトリアも人を好きになったら分かるわよ」
「もう! 嫌味ね! でも、私もアルに会いたいな」
「アルはダメよ?」
「そんなんじゃないわよ。アルの話はとても面白いのよ。以前は鉱夫の話を聞かせてもらったけど、次は冒険者の話を聞かせて欲しいわ」
「ふふふ、信じられない話ばかりよ? まるで小説のような内容だもの」
「それは楽しみね」
晩餐会は進み、交流会が始まっていた。
私の周りに人だかりができる。
貴族ばかりだ。
「レイ様、その美しさたるや、天上の女神すら……」
「相変わらずお美しいですな、レイ殿。もし今晩……」
「レイ殿、我が子爵家の長男はいかがですかな? レイ殿と同じく冒険者として……」
好意を向けられるのはありがたいと思うけど、彼らの興味は私の容姿や立場だけ。
誰も私の内面なんて興味がない。
そこへハウが現れた。
「姫様。私と踊っていただけませんか?」
「ええ、閣下。喜んで」
ハウが私の手を取った。
広間ではダンスが始まっている。
貴族の中でも高位のハウが来ると、周りも従うしかない。
「ハウ、ありがとう」
「ムハハハ、面倒だっただろ?」
「そうね。やっぱり私は冒険者が向いてるわ。ふふふ」
さすが伯爵家のハウ。
社交ダンスも完璧だ。
踊りながらハウが囁いてきた。
「ピーターの件は各隊長が暴走しないように監視しておる」
「ありがとう」
「うむ、隊長たちはそれぞれ独自の調査ルートを持っているが、そこで偽の情報に引っかかるやもしれん。今回は情報戦になるだろう。ジル・ダズに一任するつもりだ」
「分かったわ」
「では、踊りを楽しむか。ムハハハ」
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