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ビビりとモフモフ、冒険開始
オタクの趣味 = 異世界の資料
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一頻りモフられた後、10分くらい歩いたら森の外に出れた。逃げてる内に、かなり外側まで来てたらしい。
デュラハンナイトの残骸は、とりあえずアイテムボックスに突っ込んである。
どっかで買い取ってくれたりするのかな?
現在は、森から少し町寄りの方向に離れた場所でキャンプの準備中。
つっても、アイテムボックスに完成状態で入ってたテントを、地面に打ち付けてご飯の準備してるだけなんだが。
料理するのに、肉球付いた前肢じゃ無理があるんで、擬人化で作業している。
「しかし、テントの中は凄かったですね…」
「うん。アレは凄かった…シェープ様マジ神様だわ。」
茶目っ気あるおじさんとか思ってごめんなさい。
過保護認定してごめんなさい。
貴方は真の神でした。
テントの中は、なんと20畳くらいありそうな部屋になっていた。
しかもフローリング。壁天井あり。魔力認証式の鍵付きドア完備。相変わらず魔力の籠め方解らんから鍵機能してないけど。
家具付き。キッチンやトイレは無かったけど、テレビはあった。
部屋の中央に、二人で使うには十分なテーブルと、木の椅子二脚。
テーブルにあった書き置き、て言うか恐らくシェープ様からの手紙には
『ミライとシオンへ
この部屋は、君達の世界にあるものを参考に作ってみた。気に入ってくれただろうか。
少しでも快適になるように、君達が特に好んで使っていた物の、複製品を用意してある。
本物はご両親が持っている方がいいだろうからな。
部屋の物は自由に使って構わないし、この世界に無い魔道具は君達の魔力にしか反応しないが、あまり外部の者には見せない方がいいかもしれない。』
と書いてあった。
部屋の奥にテレビがある。
ベッドのサイドテーブルには、魔力で動く間接照明と、スマホまで用意してくれていた。
ネットとか使えるのか謎だけど。
こういう、魔力で動かす家電的なやつを魔道具と言うらしい。
やはり、使用するには付属の魔石に魔力を籠めるようだ。
後はベッド、クローゼット、大きめの本棚が、左右に各一つずつあった。
色は白っぽいグレー&薄紫と、黒&赤の二種類。
クローゼットには、下着肌着とかシャツ、ズボン、ちょっとした外套、タオルなんかがあった。これで衣食住の全てが揃ったわけだ。
タオルは数枚取り出して、採集カバンに入れてある。
そして、本棚の中身…コレが本当に凄かった。
俺がシェープ様の認識を改めて、崇め奉りたくなった理由がそこにある。
グレーの本棚には、ラノベと推理小説、手芸の本が並んでいた。一番下の段には薄紫のカラーボックスがあり、大量の布と糸、型紙用の紙が入っている。裁縫セットは、グレーのサイドテーブルに置いてあった。それらは、元の世界で詩音が使っていたものだ。
因みに、詩音が作るのは主にコスプレ用の小物や雑貨,ペット服である。
黒い本棚には大量の漫画が並んでいた。
勿論、こちらは俺のコレクション。
そして、赤いカラーボックスには…二度と手に取ることは無いだろうと諦めていた物、ゲームが入っていたのだ!
ハードはニ●テンドース●ッチ,3●SそしてP●4。
ソフトは俺が持っていた物と、来月のお小遣いで買おうと思っていた某狩猟ゲーのス●ッチ版。
最新作でもよかったけど、父さんとやりたかったから、こっち買おうと思ってたんだよね。
ただ、当然のように、全部魔道具になってた。
魔力の籠め方を自力で模索しようかと、本気で悩んだけど…壊したら嫌なんでやめておいたよ…。
仮に成功してしまったら、夕飯作るのそっちのけで狩猟解禁しちゃうだろうし。
「未來くん、できましたぁ!」
「…ポーチ、もうできたの?」
「はい!ついでに、大きさの自動調整ができるイメージで、ベルト部分に魔法付与してみました!」
「凄いなお前?!」
本棚にあるものとサイドテーブルの上の物が何か理解した途端、詩音は俺の胴廻りをメジャーで採寸し始めた。
曰く、二人旅なのに俺が手ぶらはおかしいと。
そこで、動きが制限されず、獣状態でもずり落ちたりしない、ウェストポーチを作ってくれたのだ。
着けてみると、本当にピッタリフィットするように自動調整された。天才かよ。
「スゲー……お前、手探りで道具に魔法付与したの?そういうのって、特殊技能じゃなかった?」
「フッフッフッ、何を驚いてるんですか未來くん。私の本棚は、異世界生活を謳歌するための参考資料でギッシリなんですよ?」
「お、おぅ……」
ドヤァされた。なんか悔しい。
そうか、ラノベは異世界で生きるための参考資料か。
……俺の漫画とゲームから、魔法とか剣術のイメージ掴むのってアリかなぁ。
「そうそう、資料読んでたら魔力の籠め方も解りましたよ!間接照明で試して、成功しました♪」
「後で教えて。狩猟解禁したい。」
「勿論です!あ、魔力を籠める方法は解りましたが、その首輪はやっぱり主人登録しないでおきましょう。この世界は違うかもですが、資料の中には『従魔は主人に絶対服従』的な設定のもあったので。」
「そうだね…俺が脱走することなんて無いし。」
俺が詩音に絶対服従とかなったら、お互い嫌だしね。
「ところで、何を作ってるんですか?」
「鶏擬きの骨と、お前が資料読んでる間にさっきの森で探してきた茸で出汁取ったシチュー擬きスープ。ゴートのミルクが、どう働いてくれるか解らんけども。」
「さっきの森行ったんですか?!一人で?!」
だって、俺が転けた切り株にさ、マッシュルーム的な茸付いてたんだよ?食えるなら採るでしょ!
茸は鑑定して使ってるから安心してね。
あと、薪も森で拾って来たんだよ。
火は俺の魔法で着けた。
ついでにゴブリン何体か狩って、小さい魔石と何故か落ちたゴブリンの耳と、ボロい布ゲットしたよ。
いやぁ、獣状態でも擬人化でも戦ってみたけど…ね。
最初の3体くらいは、殺った感触でウェッてなった。
耳以外の亡骸残らないでくれるから、そこまで辛くなかったけど…。
ゴブリンからの戦利品は、全部布切れに包んでテントの横置いといたから。
後でアイテムボックスに突っ込んでくれ。
さーて、そろそろスープもいい感じかな?
「ん…適当な割には旨いな。塩と胡椒で味調えるかね。」
「いつ見ても、手際良いですねぇ。」
「そりゃ、慣れてるから。パン出して。」
「はい!部屋のテーブルで、食べましょうか。」
カフェで調理担当しててよかった。
……いずれ、猫カフェならぬ、モンスターカフェとかやってみたいなぁ。
スタッフの確保は、詩音のテイムでいけそうだし。
色んなモフモフ集めて、癒し空間を作る…うん、第2の人生(狼生?)の目標にしようかな。
そのモフモフの内に、俺自身も入りそうだけど。
デュラハンナイトの残骸は、とりあえずアイテムボックスに突っ込んである。
どっかで買い取ってくれたりするのかな?
現在は、森から少し町寄りの方向に離れた場所でキャンプの準備中。
つっても、アイテムボックスに完成状態で入ってたテントを、地面に打ち付けてご飯の準備してるだけなんだが。
料理するのに、肉球付いた前肢じゃ無理があるんで、擬人化で作業している。
「しかし、テントの中は凄かったですね…」
「うん。アレは凄かった…シェープ様マジ神様だわ。」
茶目っ気あるおじさんとか思ってごめんなさい。
過保護認定してごめんなさい。
貴方は真の神でした。
テントの中は、なんと20畳くらいありそうな部屋になっていた。
しかもフローリング。壁天井あり。魔力認証式の鍵付きドア完備。相変わらず魔力の籠め方解らんから鍵機能してないけど。
家具付き。キッチンやトイレは無かったけど、テレビはあった。
部屋の中央に、二人で使うには十分なテーブルと、木の椅子二脚。
テーブルにあった書き置き、て言うか恐らくシェープ様からの手紙には
『ミライとシオンへ
この部屋は、君達の世界にあるものを参考に作ってみた。気に入ってくれただろうか。
少しでも快適になるように、君達が特に好んで使っていた物の、複製品を用意してある。
本物はご両親が持っている方がいいだろうからな。
部屋の物は自由に使って構わないし、この世界に無い魔道具は君達の魔力にしか反応しないが、あまり外部の者には見せない方がいいかもしれない。』
と書いてあった。
部屋の奥にテレビがある。
ベッドのサイドテーブルには、魔力で動く間接照明と、スマホまで用意してくれていた。
ネットとか使えるのか謎だけど。
こういう、魔力で動かす家電的なやつを魔道具と言うらしい。
やはり、使用するには付属の魔石に魔力を籠めるようだ。
後はベッド、クローゼット、大きめの本棚が、左右に各一つずつあった。
色は白っぽいグレー&薄紫と、黒&赤の二種類。
クローゼットには、下着肌着とかシャツ、ズボン、ちょっとした外套、タオルなんかがあった。これで衣食住の全てが揃ったわけだ。
タオルは数枚取り出して、採集カバンに入れてある。
そして、本棚の中身…コレが本当に凄かった。
俺がシェープ様の認識を改めて、崇め奉りたくなった理由がそこにある。
グレーの本棚には、ラノベと推理小説、手芸の本が並んでいた。一番下の段には薄紫のカラーボックスがあり、大量の布と糸、型紙用の紙が入っている。裁縫セットは、グレーのサイドテーブルに置いてあった。それらは、元の世界で詩音が使っていたものだ。
因みに、詩音が作るのは主にコスプレ用の小物や雑貨,ペット服である。
黒い本棚には大量の漫画が並んでいた。
勿論、こちらは俺のコレクション。
そして、赤いカラーボックスには…二度と手に取ることは無いだろうと諦めていた物、ゲームが入っていたのだ!
ハードはニ●テンドース●ッチ,3●SそしてP●4。
ソフトは俺が持っていた物と、来月のお小遣いで買おうと思っていた某狩猟ゲーのス●ッチ版。
最新作でもよかったけど、父さんとやりたかったから、こっち買おうと思ってたんだよね。
ただ、当然のように、全部魔道具になってた。
魔力の籠め方を自力で模索しようかと、本気で悩んだけど…壊したら嫌なんでやめておいたよ…。
仮に成功してしまったら、夕飯作るのそっちのけで狩猟解禁しちゃうだろうし。
「未來くん、できましたぁ!」
「…ポーチ、もうできたの?」
「はい!ついでに、大きさの自動調整ができるイメージで、ベルト部分に魔法付与してみました!」
「凄いなお前?!」
本棚にあるものとサイドテーブルの上の物が何か理解した途端、詩音は俺の胴廻りをメジャーで採寸し始めた。
曰く、二人旅なのに俺が手ぶらはおかしいと。
そこで、動きが制限されず、獣状態でもずり落ちたりしない、ウェストポーチを作ってくれたのだ。
着けてみると、本当にピッタリフィットするように自動調整された。天才かよ。
「スゲー……お前、手探りで道具に魔法付与したの?そういうのって、特殊技能じゃなかった?」
「フッフッフッ、何を驚いてるんですか未來くん。私の本棚は、異世界生活を謳歌するための参考資料でギッシリなんですよ?」
「お、おぅ……」
ドヤァされた。なんか悔しい。
そうか、ラノベは異世界で生きるための参考資料か。
……俺の漫画とゲームから、魔法とか剣術のイメージ掴むのってアリかなぁ。
「そうそう、資料読んでたら魔力の籠め方も解りましたよ!間接照明で試して、成功しました♪」
「後で教えて。狩猟解禁したい。」
「勿論です!あ、魔力を籠める方法は解りましたが、その首輪はやっぱり主人登録しないでおきましょう。この世界は違うかもですが、資料の中には『従魔は主人に絶対服従』的な設定のもあったので。」
「そうだね…俺が脱走することなんて無いし。」
俺が詩音に絶対服従とかなったら、お互い嫌だしね。
「ところで、何を作ってるんですか?」
「鶏擬きの骨と、お前が資料読んでる間にさっきの森で探してきた茸で出汁取ったシチュー擬きスープ。ゴートのミルクが、どう働いてくれるか解らんけども。」
「さっきの森行ったんですか?!一人で?!」
だって、俺が転けた切り株にさ、マッシュルーム的な茸付いてたんだよ?食えるなら採るでしょ!
茸は鑑定して使ってるから安心してね。
あと、薪も森で拾って来たんだよ。
火は俺の魔法で着けた。
ついでにゴブリン何体か狩って、小さい魔石と何故か落ちたゴブリンの耳と、ボロい布ゲットしたよ。
いやぁ、獣状態でも擬人化でも戦ってみたけど…ね。
最初の3体くらいは、殺った感触でウェッてなった。
耳以外の亡骸残らないでくれるから、そこまで辛くなかったけど…。
ゴブリンからの戦利品は、全部布切れに包んでテントの横置いといたから。
後でアイテムボックスに突っ込んでくれ。
さーて、そろそろスープもいい感じかな?
「ん…適当な割には旨いな。塩と胡椒で味調えるかね。」
「いつ見ても、手際良いですねぇ。」
「そりゃ、慣れてるから。パン出して。」
「はい!部屋のテーブルで、食べましょうか。」
カフェで調理担当しててよかった。
……いずれ、猫カフェならぬ、モンスターカフェとかやってみたいなぁ。
スタッフの確保は、詩音のテイムでいけそうだし。
色んなモフモフ集めて、癒し空間を作る…うん、第2の人生(狼生?)の目標にしようかな。
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