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ビビりとモフモフ、冒険開始
コレで何を作ろうか
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村の広場に、こんな前衛的な物体、造って良いんだろうか。
『完成なのです♪』
『上手くできたね~♪』
『そのまま、暫く反省してください。』
「た、助けてくれぇーーーっ?!」
小梅と時雨と、おかーさんの合作。
小梅が造った土壁に、ローグの野郎(まだ目隠ししてる)を、顔と手だけ出した状態で埋めた物だ。
時雨は小梅のお手本を見ながら、水で土壁に『クズ男』と掘る作業を担当していた。
その文字へ、おかーさんが隙間無く氷を埋め込み、読みやすくすると同時に、壁をかなり冷たくする。
アレに捕まってたら、いくら常春でも寒いよなぁ。
「ありがとうございます!かなりスッキリしました!」
「妹共々、お世話になりました!」
[お役に立てて、何よりです。この世には素敵な殿方が、沢山居ます。いつか、お2人をちゃんと幸せにしてくれる方が、現れるでしょう。]
「そうだよ、サリアちゃん!良かったじゃないか、夫婦になる前に解って!」
「アリアスちゃんも、旦那の手綱はシッカリ持つんだよ!」
アリアスさんとサリアさんは、村の女性陣に囲まれて、どっか連れてかれちゃった。
コレから女子会かな?
「わぁ…お説教するとは聞いてましたが、凄いお仕置きですね!」
『うわ…何コレ、どうやったのよ?』
「ケイトさん、ウサちゃんヤッホー。お買い物?」
「はい。お嬢様は、この村で採れるクローバーの蜂蜜が、お気に入りなんですよ。」
『ソレを覚えてたことは、評価してあげるわ。』
蜂蜜!俺も買いに行きたいなー。
キャンディで、めっちゃ使ったから。
「蜂蜜屋さん、一緒に行っていい?」
「勿論です!」
『やった、話し相手ゲット!!』
『小梅も行くのですっ!』
「おおぅ、急に飛び付いたら、危ないだろ~?」
まあ、即座に抱えるくらい、余裕だけどな!よしよし。
立ってる俺の胸元に、地面からジャンプでしがみつけるって、結構凄いんじゃなかろーか。
150センチくらい跳んでない?
「詩音来るかー?」
「お買い物ですか~?」
「蜂蜜ー。」
「行きます!陽向くん、若葉くん、時雨ちゃん、どうですか?」
『『『いくー!』』』
モフモフに囲まれる詩音…いつ見ても可愛い光景だ。
毎日お前らに癒されてるよ、ありがとう。
チラホラと「実は聖女様なんじゃないか」とか「いや、天使様だろう」とか聞こえてくるのも、頷ける。
後者惜しい。まだ人族だよ。
やっぱ、アレだけの大怪我治したらね。
聖女天使認定されても、しゃーない。
幸い、教会関係者大騒ぎには、成っていないよ。
この村の神父さんは、90歳越えたおじいちゃんで、最近は日がな1日、日当たりの良い椅子で居眠りしてるんだって。
「ラルフとレナさんはー?」
「行く。近場の村の物でも、土産を調達するべきだろうからな。」
「アタシも行く!蜂蜜以外にも、何かあるかもしれないし♪」
んじゃ、皆で行こう!
「おとーさんと、おかーさんはー?」
「教会に寄ってから、色々と見て回るつもりだ。」
『そちらはそちらで、楽しんでくださいね♪』
はーい♪
「蜂蜜は、色々種類あるの? 」
「確か、クローバーとレンゲと、シルフィブロッサムのが売ってますよ。」
「へぇ~…小梅、シルフィブロッサムって知ってる?」
『白い桜みたいな形のお花です。最初の種を、シルフ様が撒いたから、この名前みたいです。分布は、グリンス王国のシルフィード領だけなのです。』
「現物無いのに、いつの間にそんな知識を…」
『そこの畑に咲いてるです。』
あ、現物あったのなwどれどれ。
へぇ…確かに形は桜みたいだけど、木の花じゃなくて草の花なんだね。
「蜂蜜って、お花によって風味違いますよね。」
「全部ちょっとずつ買って、比べてみるのも楽しそうだな!」
「シルフィブロッサムの蜂蜜は、他のよりちょっと高いって、前にママが言ってたわ。」
「花自体が希少だからな。この村を含めて、作っているのは3ヶ所くらいだった筈だ。」
ふむふむ。珍しいお花なのか。
香りも良いし、シルフィブロッサムのジャムとか、作ってみたいかも。
「王都で買うこともできますけど、1番安く買えるお店が、旦那様の商売敵なんですよ。高価と言っても、普通に働いてる庶民が手を出せる値段なので、すぐ売り切れますし。商業ギルドにも置いてますが、そのお店から卸してるので割高で。」
『ああ…お父様が、日々お酒飲みながら悪口言いまくってる、緑風屋ね……。』
「なら、今日此処で買って帰ったら、喜ばれるんじゃない?」
「そうですね♪お嬢様、クローバーの蜂蜜と、シルフィブロッサムの蜂蜜を買って行きましょう♪」
身内以外には、阿漕な兄ちゃんですんません。
───────
さてさて、蜂蜜屋さんに着いたんだが。
「皆さん!俺の妻と義妹ちゃんが、すみませんでしたぁあーっ!!」
店員さんに、何故か土下座された。
どうしたお兄さん。
「と言うか、止められなくてごめんなさい!」
「えっと…」
「…どなた?」
「アリアスさんの、旦那様でしょうか?」
「そうです!」
「…とりあえず、頭を上げてくれ。」
「はいっ!」
あー…うん。
アリアスさんとサリアさん、殴り込みに来たもんね。
まあ、気にすんな!!
『寧ろ、ゴメンは此方じゃない…?』
『ウサちゃん、ちゃんと謝るです!』
『んー……謝るのは、私もこんな事態に成るとは思ってなかったし、良いんだけどさ…当人達より先に兄って…』
『せーの、ごめんなさい!』
『ぅ……ごめんなさい。』
お、良いぞ陽向!
ウサちゃんが、ごちゃごちゃ言わずに謝った!
『よしよし、よくできました!』
『なんで、年下の羊に撫でられてんの私……』
『後で、サリアさん達にも、謝るのです。』
『はいはい、解ったわよ~。』
『今回ばかりは、感謝されてるかもだけどね~。』
「お嬢様、皆さんと仲良しさんに成りましたね♪」
「えっと…2人から聞きましたが…本当に、此方のウサギが……?」
「そうだよ。」
「そうですか……ローグの本性を暴いてくださったことは、感謝してます。ありがとうございました。」
『な、なんか変な感じね…家族以外に感謝された事、あんま無いし……。』
怪我の巧妙ってやつ?
ま、お互い良かったね。
えーと…クローバーの蜂蜜とレンゲの蜂蜜が大きいの1瓶3000G。
シルフィブロッサムは4500G。
業務用って感じだね。1キログラムくらい?
クローバーとレンゲの小さい瓶だと、500G。
シルフィブロッサムは、小さくても900Gかぁ。
コレだと、200グラムくらいかな?
「んー…どうすっかな。」
「あ、宜しければ、試食しますか?」
「良いの?お願いしまーす♪」
食べる人の好みに合わせたいから、皆ちょっと食べてみてくれー。
俺も食べるけどね。
「ん…甘味が強いのはレンゲの方かな。クローバーは、香りが良くてスッキリしてるね。」
「シルフィブロッサムも、スッキリ系ですね。優しい甘さで、少し酸味もあります。」
『小梅はクローバーが好きなのです♪』
「よし、クローバーは業務用だな。」
『けふっ?!』
『ヒナタくん、大丈夫?!』
「陽向はレンゲで噎せたか…喉にくる甘さだからなぁ。レンゲは小瓶だな。」
『私、コレ好き~♪』
「私も、シルフィブロッサムが1番良いです♪」
「んじゃ、業務用だな!」
お会計、8000G。
俺の保存袋に入れておくね。
何作ろうかなぁ~♪マドレーヌ?ベルギーワッフル?
肉料理に添える、ハニーマスタードなんかも良いよね!
この村、緑風屋あるらしいし、粒マスタード売って無いかな?
「俺は、小瓶を1つずつ。詩音、アイテムボックスで預かって貰えるか?」
「はい、大丈夫ですよ。」
「私はクローバーとシルフィブロッサムの、大瓶を1つずつでお願いします。」
「アタシは…シルフィブロッサムの小瓶1つで!」
「ありがとうございます!」
レナさんも、結局蜂蜜買ったんだね。
まあ、蜂蜜しか置いてないもんなw
さて、次は……緑風屋行っていい?
お花屋さんも、寄りたいな~♪
『完成なのです♪』
『上手くできたね~♪』
『そのまま、暫く反省してください。』
「た、助けてくれぇーーーっ?!」
小梅と時雨と、おかーさんの合作。
小梅が造った土壁に、ローグの野郎(まだ目隠ししてる)を、顔と手だけ出した状態で埋めた物だ。
時雨は小梅のお手本を見ながら、水で土壁に『クズ男』と掘る作業を担当していた。
その文字へ、おかーさんが隙間無く氷を埋め込み、読みやすくすると同時に、壁をかなり冷たくする。
アレに捕まってたら、いくら常春でも寒いよなぁ。
「ありがとうございます!かなりスッキリしました!」
「妹共々、お世話になりました!」
[お役に立てて、何よりです。この世には素敵な殿方が、沢山居ます。いつか、お2人をちゃんと幸せにしてくれる方が、現れるでしょう。]
「そうだよ、サリアちゃん!良かったじゃないか、夫婦になる前に解って!」
「アリアスちゃんも、旦那の手綱はシッカリ持つんだよ!」
アリアスさんとサリアさんは、村の女性陣に囲まれて、どっか連れてかれちゃった。
コレから女子会かな?
「わぁ…お説教するとは聞いてましたが、凄いお仕置きですね!」
『うわ…何コレ、どうやったのよ?』
「ケイトさん、ウサちゃんヤッホー。お買い物?」
「はい。お嬢様は、この村で採れるクローバーの蜂蜜が、お気に入りなんですよ。」
『ソレを覚えてたことは、評価してあげるわ。』
蜂蜜!俺も買いに行きたいなー。
キャンディで、めっちゃ使ったから。
「蜂蜜屋さん、一緒に行っていい?」
「勿論です!」
『やった、話し相手ゲット!!』
『小梅も行くのですっ!』
「おおぅ、急に飛び付いたら、危ないだろ~?」
まあ、即座に抱えるくらい、余裕だけどな!よしよし。
立ってる俺の胸元に、地面からジャンプでしがみつけるって、結構凄いんじゃなかろーか。
150センチくらい跳んでない?
「詩音来るかー?」
「お買い物ですか~?」
「蜂蜜ー。」
「行きます!陽向くん、若葉くん、時雨ちゃん、どうですか?」
『『『いくー!』』』
モフモフに囲まれる詩音…いつ見ても可愛い光景だ。
毎日お前らに癒されてるよ、ありがとう。
チラホラと「実は聖女様なんじゃないか」とか「いや、天使様だろう」とか聞こえてくるのも、頷ける。
後者惜しい。まだ人族だよ。
やっぱ、アレだけの大怪我治したらね。
聖女天使認定されても、しゃーない。
幸い、教会関係者大騒ぎには、成っていないよ。
この村の神父さんは、90歳越えたおじいちゃんで、最近は日がな1日、日当たりの良い椅子で居眠りしてるんだって。
「ラルフとレナさんはー?」
「行く。近場の村の物でも、土産を調達するべきだろうからな。」
「アタシも行く!蜂蜜以外にも、何かあるかもしれないし♪」
んじゃ、皆で行こう!
「おとーさんと、おかーさんはー?」
「教会に寄ってから、色々と見て回るつもりだ。」
『そちらはそちらで、楽しんでくださいね♪』
はーい♪
「蜂蜜は、色々種類あるの? 」
「確か、クローバーとレンゲと、シルフィブロッサムのが売ってますよ。」
「へぇ~…小梅、シルフィブロッサムって知ってる?」
『白い桜みたいな形のお花です。最初の種を、シルフ様が撒いたから、この名前みたいです。分布は、グリンス王国のシルフィード領だけなのです。』
「現物無いのに、いつの間にそんな知識を…」
『そこの畑に咲いてるです。』
あ、現物あったのなwどれどれ。
へぇ…確かに形は桜みたいだけど、木の花じゃなくて草の花なんだね。
「蜂蜜って、お花によって風味違いますよね。」
「全部ちょっとずつ買って、比べてみるのも楽しそうだな!」
「シルフィブロッサムの蜂蜜は、他のよりちょっと高いって、前にママが言ってたわ。」
「花自体が希少だからな。この村を含めて、作っているのは3ヶ所くらいだった筈だ。」
ふむふむ。珍しいお花なのか。
香りも良いし、シルフィブロッサムのジャムとか、作ってみたいかも。
「王都で買うこともできますけど、1番安く買えるお店が、旦那様の商売敵なんですよ。高価と言っても、普通に働いてる庶民が手を出せる値段なので、すぐ売り切れますし。商業ギルドにも置いてますが、そのお店から卸してるので割高で。」
『ああ…お父様が、日々お酒飲みながら悪口言いまくってる、緑風屋ね……。』
「なら、今日此処で買って帰ったら、喜ばれるんじゃない?」
「そうですね♪お嬢様、クローバーの蜂蜜と、シルフィブロッサムの蜂蜜を買って行きましょう♪」
身内以外には、阿漕な兄ちゃんですんません。
───────
さてさて、蜂蜜屋さんに着いたんだが。
「皆さん!俺の妻と義妹ちゃんが、すみませんでしたぁあーっ!!」
店員さんに、何故か土下座された。
どうしたお兄さん。
「と言うか、止められなくてごめんなさい!」
「えっと…」
「…どなた?」
「アリアスさんの、旦那様でしょうか?」
「そうです!」
「…とりあえず、頭を上げてくれ。」
「はいっ!」
あー…うん。
アリアスさんとサリアさん、殴り込みに来たもんね。
まあ、気にすんな!!
『寧ろ、ゴメンは此方じゃない…?』
『ウサちゃん、ちゃんと謝るです!』
『んー……謝るのは、私もこんな事態に成るとは思ってなかったし、良いんだけどさ…当人達より先に兄って…』
『せーの、ごめんなさい!』
『ぅ……ごめんなさい。』
お、良いぞ陽向!
ウサちゃんが、ごちゃごちゃ言わずに謝った!
『よしよし、よくできました!』
『なんで、年下の羊に撫でられてんの私……』
『後で、サリアさん達にも、謝るのです。』
『はいはい、解ったわよ~。』
『今回ばかりは、感謝されてるかもだけどね~。』
「お嬢様、皆さんと仲良しさんに成りましたね♪」
「えっと…2人から聞きましたが…本当に、此方のウサギが……?」
「そうだよ。」
「そうですか……ローグの本性を暴いてくださったことは、感謝してます。ありがとうございました。」
『な、なんか変な感じね…家族以外に感謝された事、あんま無いし……。』
怪我の巧妙ってやつ?
ま、お互い良かったね。
えーと…クローバーの蜂蜜とレンゲの蜂蜜が大きいの1瓶3000G。
シルフィブロッサムは4500G。
業務用って感じだね。1キログラムくらい?
クローバーとレンゲの小さい瓶だと、500G。
シルフィブロッサムは、小さくても900Gかぁ。
コレだと、200グラムくらいかな?
「んー…どうすっかな。」
「あ、宜しければ、試食しますか?」
「良いの?お願いしまーす♪」
食べる人の好みに合わせたいから、皆ちょっと食べてみてくれー。
俺も食べるけどね。
「ん…甘味が強いのはレンゲの方かな。クローバーは、香りが良くてスッキリしてるね。」
「シルフィブロッサムも、スッキリ系ですね。優しい甘さで、少し酸味もあります。」
『小梅はクローバーが好きなのです♪』
「よし、クローバーは業務用だな。」
『けふっ?!』
『ヒナタくん、大丈夫?!』
「陽向はレンゲで噎せたか…喉にくる甘さだからなぁ。レンゲは小瓶だな。」
『私、コレ好き~♪』
「私も、シルフィブロッサムが1番良いです♪」
「んじゃ、業務用だな!」
お会計、8000G。
俺の保存袋に入れておくね。
何作ろうかなぁ~♪マドレーヌ?ベルギーワッフル?
肉料理に添える、ハニーマスタードなんかも良いよね!
この村、緑風屋あるらしいし、粒マスタード売って無いかな?
「俺は、小瓶を1つずつ。詩音、アイテムボックスで預かって貰えるか?」
「はい、大丈夫ですよ。」
「私はクローバーとシルフィブロッサムの、大瓶を1つずつでお願いします。」
「アタシは…シルフィブロッサムの小瓶1つで!」
「ありがとうございます!」
レナさんも、結局蜂蜜買ったんだね。
まあ、蜂蜜しか置いてないもんなw
さて、次は……緑風屋行っていい?
お花屋さんも、寄りたいな~♪
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