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ビビりとモフモフ、冒険開始
命名『ミニクロプス』
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1つ目の怪物、見てきたおとーさんが種族疑問系じゃ、対策取りにくいよ。
「具体的に、どんなん?」
「……大きな口に4本の牙。単眼の巨大な顔から、手足が直接生えていた。」
「…想像が付かない……」
成る程、要は『可愛くないピンクの悪魔』とな。
想像付いてないらしい、ラルフの為に描いてみよう。
「……未來くん、何ですかソレ?」
「可愛くない1つ目カー●ィ。」
「大体合ってるな。」
やった!コレ大体合ってるらしいよ!↓
「コレが出てきたら、俺は逃げる。」
「そんなこと言わずに、手伝ってよラルフ。」
『サイクロプスって、オバケなのです……?!』
『わぁーん!しおにーちゃん、オバケぇーっ!!』
「だ、大丈夫ですよ!コレは未來くんの画風が独特なだけで、サイクロプスは1つ目巨人の筈ですっ!」
『……コレはボクも逃げるかなぁ…帝都である程度馴れたけど……。』
『コレが沢山襲ってきたら…私気絶しちゃうかも……』
しまった、俺の絵で皆が怖がってる!
宛にしちゃダメだよ!俺、画力ポンコツだからね!
「そうだな…もう少し解りやすく描けば、倒す気に成るかもしれん。どれ、色も少し着けて…」
そう言うと、おとーさんは絵の具みたいな物を取り出した。
ペインフラワーっていう、花弁をペースト状にして水で練ると、顔料になる植物があるんだって。
発色はまあまあだけど、子供が間違って口に入れても大丈夫なくらい、安全な顔料らしい。
味もしないみたいだから、食紅にしても良いかも。
もっと発色の良い顔料は、何十種類もの毒性成分を混ぜて作られてるんだって。
原液に触れたら、それだけでヤバいんだとか。
とまあ、絵の具の説明はこんなとこかね。
おとーさんは、俺の絵にパパッと付け足しをしていく。
3分くらいで完成したのが此方↓
奇跡的に、各部位の配置だけは合ってたらしい。
「未來くんのクリーチャーも、惜しい部分あったんですね。」
「おとーさん、コレ大体合ってるじゃないよ。別物だよ。」
「そうか?」
「……何の生物ですか、コレ。」
「恐らく『胴体を外して手足を短くし、頭に直接繋げたサイクロプス』だとは思うが……。」
「…長い…新しく名前付けてあげようぜ。ミニクロプスとか。」
「そうだな。」
よし、それじゃミニクロプス討伐の作戦会議だ!
───────
──────
─────
※神界
ここは、ディーヴェルトのダンジョンや、モンスターを管理している、魔神様のお仕事用空間です。
「ぁぁぁぁぁ最後のボスが決まらないにゃぁーっ!!」
何やらマップのような物の前で頭を抱えて叫ぶ、可愛い白猫が居ました。
ラベンダー色のリボンがよく似合う彼女こそが、魔神ヘイル・ウォーズです。
神としての序列は第7位になります。
元々はセレスティア様のペット聖獣でした。
なんでも、当時はセレスティア様のスケジュールや、倉庫(亜空間)に入れられた物の、管理をしていたそうです。
世界にモンスターが現れるように成った時、その管理能力の高さを買われ、魔神として神界へ召し上げられました。
セレスティア様の推薦もあったようです。
「ロランの馬鹿馬鹿!新しいダンジョン作るとは聞いたけど、いきなり全100層の難易度最高峰ダンジョンを10個とか、作りすぎだにゃ!急がにゃいと、ダンジョンが人間に見付かって、ボス不在のまま出現モンスターが固定されちゃうにゃ!中途半端は、私のダンジョンクリエイターとしてのプライドが、赦さないのにゃぁああああっ!!」
どうやら、彼女もロランの被害者のようです。
尚、この世界の神々は、能力以外の上下関係が非常に緩いので、序列6位を呼び捨てして暴言吐いても、特に問題ありません。
こんな状態なら特に。
「魔神様ぁー!新種モンスターの、登録申請が来ています!」
そこへ、お手伝いしてくれる天使さんの1人が、飛んで来ました。
新種モンスターは、人間が新しく見つけたモンスターに、種族名を付けることで申請が来ます。
そのモンスターが、本当に新種なのかを調べ、問題無ければドロップ品等を決めて登録するのです。
「新種モンスター…?!調度いいにゃ!このダンジョンの最終ボスは、そのモンスターまみれにするにゃ!弱くてもレアモンスターなら、文句無い筈にゃ!」
「え、でもコレだいぶ見た目がヤバ…」
「ロランのダンジョンなんて、そんなもんで良いにゃ!むしろコレまでの999層を、真面目に考えてやっただけ、私は頑張ったのにゃ!」
普通、新たなダンジョンを作るとしても、一気に沢山は作りません。
精々10階層くらいのを1~2個です。
それも、数十年に1度くらいの頻度で作っています。
増やす分、人気の無いダンジョンは潰したりもしなければなりません。
此処をホワイトな職場にするためには、それくらいが限度なのです。
そこを短期間で100層10個とか、とんだブラック案件です。
出現モンスターや宝箱の中身を決める魔神様も、実際配置調整する天使さん達もフラフラしています。
「わ、わかりました!(そういえば、魔神様暫く寝れてないんだった…後でホットミルクを下界からお持ちしよう…)」
自分もあまり寝れていないのに、魔神様を気遣う天使さん。
天使さん達は、だいたいこんな感じの良い人ばかりです。
「えーと、申請種族名称は『ミニクロプス』です。姿もある程度似てますし、サイクロプスのレア亜種として登録しておきます!ドロップ品も、少しレアめにしておきますね!」
「頼むにゃ!コレが終わったら私は寝るにゃ!皆もお休みするにゃ!!後はどうなっても、もう知らにゃいのにゃーっ!!」
こうして、魔神様の権限により、モンスター『ミニクロプス』が正式登録されました。
後に、最終ボスがミニクロプスしか居ないダンジョンに潜った人は、こう語っています。
「散々難敵と戦った後の100層目に、アレの集団は無い。視覚と精神が殺られかけた。」 と。
─────
──────
───────
※んなこた知らない未來達
なんでこんな珍妙な姿に……
「この姿に成った理由って、何だと思う?」
「……全く解らないな…。」
「機動力を上げるため、というのはどうでしょう。」
「いや、奴の事だ…単に元の大きさでは、森の中に隠しきれないからだろう。それと、コレを見た者の反応を楽しむため、だな。」
そんな理由で、胴体外されたサイクロプス可哀想だな。
「コレ倒すには、やっぱ眼?執拗に眼を狙うべき?」
「ミニクロプスの元がサイクロプスなら、それが最も有効だ。サイクロプスは、全ての外的情報を、視覚と触覚のみで感知する。」
『最適解は、おめめバーンして、遠距離攻撃なのです?』
「うむ。ミライは遠距離が苦手だったな。だが、お前ならサイクロプスの力にも、正面から太刀打ちできるだろう。」
「ミライに相手の注意を惹いて貰って、その隙に俺とレナとシオンで、眼を潰すのが得策か。」
成る程ね。
ぶん殴ってヘイト稼いで、目の前ウロチョロしてればいいかな。
『ボクも石とか投げる!』
『お水で眼、狙えるよ!』
『小梅は足止めをするのです。』
『ボクは~?』
「陽向くんは、私とレナさんの護衛をお願いします。万が一ミニクロプスが迫って来たら、固有スキルで眠らせちゃってください。」
『わかった!』
モフモフ達も、やる気充分だ。
皆で、頑張ろう!
「あ、ミニクロプス相手に気を付ける事は?」
「眼から光属性の熱線が出る。」
メジェド様かな?
「地面が抉れる程度の威力はあるな。熱線は障害物が無ければ、何処までも直線に飛んで行く。」
「てことは、水平照射されると、周りが危ないね。」
『町に飛んでったら、大変なのです!』
「念のため、レオンさんとレヴァンさんに、伝えた方が良さそうだな。」
前線からは退いたとはいえ、元Sランク冒険者の2人が町を護ってくれるなら、安心して戦えるね。
お茶会が終わってお見送りしたら、もう一仕事だ。
それまで、細かい作戦決めつつ、のんびりしよう。
───────
2018,12,14 8:37 一部修正しました
「具体的に、どんなん?」
「……大きな口に4本の牙。単眼の巨大な顔から、手足が直接生えていた。」
「…想像が付かない……」
成る程、要は『可愛くないピンクの悪魔』とな。
想像付いてないらしい、ラルフの為に描いてみよう。
「……未來くん、何ですかソレ?」
「可愛くない1つ目カー●ィ。」
「大体合ってるな。」
やった!コレ大体合ってるらしいよ!↓
「コレが出てきたら、俺は逃げる。」
「そんなこと言わずに、手伝ってよラルフ。」
『サイクロプスって、オバケなのです……?!』
『わぁーん!しおにーちゃん、オバケぇーっ!!』
「だ、大丈夫ですよ!コレは未來くんの画風が独特なだけで、サイクロプスは1つ目巨人の筈ですっ!」
『……コレはボクも逃げるかなぁ…帝都である程度馴れたけど……。』
『コレが沢山襲ってきたら…私気絶しちゃうかも……』
しまった、俺の絵で皆が怖がってる!
宛にしちゃダメだよ!俺、画力ポンコツだからね!
「そうだな…もう少し解りやすく描けば、倒す気に成るかもしれん。どれ、色も少し着けて…」
そう言うと、おとーさんは絵の具みたいな物を取り出した。
ペインフラワーっていう、花弁をペースト状にして水で練ると、顔料になる植物があるんだって。
発色はまあまあだけど、子供が間違って口に入れても大丈夫なくらい、安全な顔料らしい。
味もしないみたいだから、食紅にしても良いかも。
もっと発色の良い顔料は、何十種類もの毒性成分を混ぜて作られてるんだって。
原液に触れたら、それだけでヤバいんだとか。
とまあ、絵の具の説明はこんなとこかね。
おとーさんは、俺の絵にパパッと付け足しをしていく。
3分くらいで完成したのが此方↓
奇跡的に、各部位の配置だけは合ってたらしい。
「未來くんのクリーチャーも、惜しい部分あったんですね。」
「おとーさん、コレ大体合ってるじゃないよ。別物だよ。」
「そうか?」
「……何の生物ですか、コレ。」
「恐らく『胴体を外して手足を短くし、頭に直接繋げたサイクロプス』だとは思うが……。」
「…長い…新しく名前付けてあげようぜ。ミニクロプスとか。」
「そうだな。」
よし、それじゃミニクロプス討伐の作戦会議だ!
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※神界
ここは、ディーヴェルトのダンジョンや、モンスターを管理している、魔神様のお仕事用空間です。
「ぁぁぁぁぁ最後のボスが決まらないにゃぁーっ!!」
何やらマップのような物の前で頭を抱えて叫ぶ、可愛い白猫が居ました。
ラベンダー色のリボンがよく似合う彼女こそが、魔神ヘイル・ウォーズです。
神としての序列は第7位になります。
元々はセレスティア様のペット聖獣でした。
なんでも、当時はセレスティア様のスケジュールや、倉庫(亜空間)に入れられた物の、管理をしていたそうです。
世界にモンスターが現れるように成った時、その管理能力の高さを買われ、魔神として神界へ召し上げられました。
セレスティア様の推薦もあったようです。
「ロランの馬鹿馬鹿!新しいダンジョン作るとは聞いたけど、いきなり全100層の難易度最高峰ダンジョンを10個とか、作りすぎだにゃ!急がにゃいと、ダンジョンが人間に見付かって、ボス不在のまま出現モンスターが固定されちゃうにゃ!中途半端は、私のダンジョンクリエイターとしてのプライドが、赦さないのにゃぁああああっ!!」
どうやら、彼女もロランの被害者のようです。
尚、この世界の神々は、能力以外の上下関係が非常に緩いので、序列6位を呼び捨てして暴言吐いても、特に問題ありません。
こんな状態なら特に。
「魔神様ぁー!新種モンスターの、登録申請が来ています!」
そこへ、お手伝いしてくれる天使さんの1人が、飛んで来ました。
新種モンスターは、人間が新しく見つけたモンスターに、種族名を付けることで申請が来ます。
そのモンスターが、本当に新種なのかを調べ、問題無ければドロップ品等を決めて登録するのです。
「新種モンスター…?!調度いいにゃ!このダンジョンの最終ボスは、そのモンスターまみれにするにゃ!弱くてもレアモンスターなら、文句無い筈にゃ!」
「え、でもコレだいぶ見た目がヤバ…」
「ロランのダンジョンなんて、そんなもんで良いにゃ!むしろコレまでの999層を、真面目に考えてやっただけ、私は頑張ったのにゃ!」
普通、新たなダンジョンを作るとしても、一気に沢山は作りません。
精々10階層くらいのを1~2個です。
それも、数十年に1度くらいの頻度で作っています。
増やす分、人気の無いダンジョンは潰したりもしなければなりません。
此処をホワイトな職場にするためには、それくらいが限度なのです。
そこを短期間で100層10個とか、とんだブラック案件です。
出現モンスターや宝箱の中身を決める魔神様も、実際配置調整する天使さん達もフラフラしています。
「わ、わかりました!(そういえば、魔神様暫く寝れてないんだった…後でホットミルクを下界からお持ちしよう…)」
自分もあまり寝れていないのに、魔神様を気遣う天使さん。
天使さん達は、だいたいこんな感じの良い人ばかりです。
「えーと、申請種族名称は『ミニクロプス』です。姿もある程度似てますし、サイクロプスのレア亜種として登録しておきます!ドロップ品も、少しレアめにしておきますね!」
「頼むにゃ!コレが終わったら私は寝るにゃ!皆もお休みするにゃ!!後はどうなっても、もう知らにゃいのにゃーっ!!」
こうして、魔神様の権限により、モンスター『ミニクロプス』が正式登録されました。
後に、最終ボスがミニクロプスしか居ないダンジョンに潜った人は、こう語っています。
「散々難敵と戦った後の100層目に、アレの集団は無い。視覚と精神が殺られかけた。」 と。
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※んなこた知らない未來達
なんでこんな珍妙な姿に……
「この姿に成った理由って、何だと思う?」
「……全く解らないな…。」
「機動力を上げるため、というのはどうでしょう。」
「いや、奴の事だ…単に元の大きさでは、森の中に隠しきれないからだろう。それと、コレを見た者の反応を楽しむため、だな。」
そんな理由で、胴体外されたサイクロプス可哀想だな。
「コレ倒すには、やっぱ眼?執拗に眼を狙うべき?」
「ミニクロプスの元がサイクロプスなら、それが最も有効だ。サイクロプスは、全ての外的情報を、視覚と触覚のみで感知する。」
『最適解は、おめめバーンして、遠距離攻撃なのです?』
「うむ。ミライは遠距離が苦手だったな。だが、お前ならサイクロプスの力にも、正面から太刀打ちできるだろう。」
「ミライに相手の注意を惹いて貰って、その隙に俺とレナとシオンで、眼を潰すのが得策か。」
成る程ね。
ぶん殴ってヘイト稼いで、目の前ウロチョロしてればいいかな。
『ボクも石とか投げる!』
『お水で眼、狙えるよ!』
『小梅は足止めをするのです。』
『ボクは~?』
「陽向くんは、私とレナさんの護衛をお願いします。万が一ミニクロプスが迫って来たら、固有スキルで眠らせちゃってください。」
『わかった!』
モフモフ達も、やる気充分だ。
皆で、頑張ろう!
「あ、ミニクロプス相手に気を付ける事は?」
「眼から光属性の熱線が出る。」
メジェド様かな?
「地面が抉れる程度の威力はあるな。熱線は障害物が無ければ、何処までも直線に飛んで行く。」
「てことは、水平照射されると、周りが危ないね。」
『町に飛んでったら、大変なのです!』
「念のため、レオンさんとレヴァンさんに、伝えた方が良さそうだな。」
前線からは退いたとはいえ、元Sランク冒険者の2人が町を護ってくれるなら、安心して戦えるね。
お茶会が終わってお見送りしたら、もう一仕事だ。
それまで、細かい作戦決めつつ、のんびりしよう。
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2018,12,14 8:37 一部修正しました
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