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ビビりとモフモフ、冒険開始
お宅のウサちゃんは預かった
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出たばかりの執務室へ再び戻って、領主様に事の顛末を報告した。
また暫く固まらせちゃったよ。10秒くらいかな?
でも、そこから直ぐに切り替えたらしい領主様は、アルファルファの従者を部屋に呼んだ。
先ずは従者の人に、説明しないといけないからね。
ありがとう、領主様。
「し、失礼致します!」
「よく来てくれた。アルファスト男爵家の者で、間違い無いかな?」
「はい!セーラお嬢様のお世話をさせていただいております、侍女のケイトともうします!」
「ケイト殿だな。この子達が、報告したい事があるそうだ。」
「報告…でございますか?」
「は、はい…実は……」
「お宅のウサちゃんは預かった!御返しするんで、家着いてっていい?」
『何その微妙な、誘拐犯とも言い難い台詞。』
「…………はい?」
うん、そうなるよね!
「実は、セーラ嬢が…訳有ってウサギにされてしまったんだ。」
「この子の腕に落ち着いちゃってるウサちゃんが、お宅のお嬢様ね。」
「え、えっと、マッサージで、少し落ち着かれたみたいです…。」
「は……はぁ…此方のウサギが、お嬢様…ですか…?」
『何よ、ジロジロと…不愉快な目線を寄越さないでくれる?』
そりゃ、困惑するよねー。
俺も詩音が突然白ウサちゃんになったら、とりあえず写メってから、オロオロするだろうし。
「当家の敷地内であるにも関わらず、このような事に成って申し訳ない。」
「い、いいいえっ!伯爵様が謝罪なさる事では…!恐らくは、お嬢様の自業自得にございます!」
『こ、コイツぅぅぅ…!帰ったら、お父様に言い付けて、クビにしてやるわ!』
『どうやって言い付けるのさ。ボクら、普通の人間に言葉通じないよ?』
『こ、こう、ジェスチャーとかで!』
『…難しいと思うのです。』
『きぃーっ!!ミライくん、通訳!』
「脚下。」
『なんでよぉ~っ!?』
たりめーだろ。
誰が理不尽過ぎる解雇通知の、通訳なんざするか。
「こうなってしまった以上、アルファスト男爵に説明が必要だろう。貴君らの馬車を護衛する形で、屋敷まで同行し、両親に直接話をしたいのだが。」
「ちょ、直接ですか…?やめた方が…平民の方では、あまりにも危険です。旦那様も奥様も、お嬢様を溺愛していらっしゃるので…逆恨みで、何をされるか…」
甘やかされてるタイプかぁ。
……まあ、そうだろうね。うん、知ってた。
「貴殿は大丈夫かもしれないが、此度の件はシオン殿の家が関わって来る。あまり刺激するような事は、控えるべきだろう。」
「私が行かねば、シオンの母が直接出向くだけだぞ。」
「シオン殿の母君が…?」
「帝国の宮廷魔導師だ。彼女が出てきた場合、一家全員獣にされるか、屋敷ごと何処かへ飛ばされるか、文字通り全て吹き飛ばされるかだな。」
「なっ…帝国の…?!国際問題ではないか!」
「国に訴え出るつもりは、無いだろうがね。彼女なら、直接元凶を潰しに行く。そういった意味では、ノエルに伝えるべきやもしれぬが。」
国家間戦争には成らなくても、拗れる可能性はあるよね。
まあ、セレスティアさんが、建て直し始めたばかりの国を巻き込むとは、思えないけど。
ケイトさんは、真っ青になって口をパクパクしてる。
『帝国の宮廷魔導師は一騎当千』的な噂があるんだっけか。
『帝国って、ブランカ帝国のこと?もう滅びそうな国じゃない。そんな国の宮廷魔導師なんて、高が知れてるわ。』
『その高が知れてる魔導師に、ウサギにされてるです。』
『奇襲かけられてなきゃ、勝ったわよっ!!私、魔法は得意なんだから!』
いやいやいや、無理無理無理。
詠唱してる間に、ドーンされるって。
「…まあ、そういうことなら…貴殿に行ってもらった方が遥かにマシ、か。」
「というわけだ。貴君、悪いが冒険者ギルドへ行って、私宛に護衛の依頼を出しておいてくれたまえ。」
「え、あ、は、はい。お名前を伺っても?」
「ディアドルフ・ヴァールフランだ。報酬は…そうだな、この子達の分だけで構わない。4名のCランクパーティー、従魔が4体居ることも考慮して、1日5万Gでどうだ?」
「…ディアドルフ…?…『世界最強』………?!」
あ、ケイトさん気絶しないで!
落ち着けー!深呼吸だ深呼吸!
「あの…勝手にラルフさんとレナさんを、メンバーに入れてますが…」
「当家としては、ラルフが良ければ構わない。」
「この屋敷で起きた事件ですから、家の者も居た方が良いでしょう。シルフィード伯爵家の代表として、行って参ります。」
「解った…トーレン。」
「直ちに。」
執事さんすげぇ。
名前呼ばれただけで、何するべきか把握したの?
『ラルフくんが来るなら、レナちゃんも来そうだね。』
『今度は、小梅も馬車に乗れるです?』
「そこは大丈夫じゃないかな。」
俺としては、馬車に全員乗れるかより、おとーさんが魔改造して、馬車じゃなくなってないかの方が心配だよ…
『イッカクおじちゃん、いるかなー?』
「残念、馬車引くのは時雨だよ~。」
『そっか!シグレおねーちゃん、がんばれっ!』
『うん、頑張るね~♪』
後で馬車見せてもらわなきゃ。
時雨が楽に引ける重さじゃなかったら、詩音に援助してもらわないとな。
…改造具合とかも、確認したい。他人に見せれるレベルかどうか。
ひとまず、ウサちゃんは従者さんに引き渡した。
さーて、ゴブリン退治の打ち合わせしないとね!
───────
──────
─────
今度はラルフの部屋に戻ってきた。やっぱ、ベッドデカい。
本当に、帝都で泊まってた部屋より広いよ。
カーペットとか、カーテンとか、青い物が多いね。
「さっきも言ったが、棚とか勝手に漁るなよ?特にミライ…」
「なかなか良い蔵書があるな。」
「この綺麗な箱何ー?」
「言った傍から漁るな狼親子!!」
さっきは自重したけど、やっぱ気になるんだもん。
「あ、レナさんの念写入ってる。…めっちゃあるし!」
『レナさん、可愛いのです♪』
『コレ、上から撮ってるね。こっちは下から。コレは横…正面が無いよ?』
「ラルフ…お前コレ、ストーカーじゃね?」
「全部目線が此方を向いてませんし、盗撮ですか?」
「愛する者の念写を、こっそり撮りたくなる気持ちは解るが…些か量がな…」
「俺が写したわけじゃない!」
曰く、ギルドの酒場の一角で、月に1~2度、冒険者達のブロマイド念写が売られてるそうな。
売り子さんは茶色のフード付きローブで、全身を隠しているから、誰も正体を知らないんだと。
「頼む…レナには言うな……。」
「おう。」
「そんな商売も、あるんですね。」
「……何をしておるのだ、あ奴は。」
アイドルの写真を、売ってるようなもんかな?
そして、おとーさんがフードの人の正体知ってる、と。
「コレについては、もう良いだろ。それより、ゴブリン討伐の作戦と、単眼の怪物の対策を練ろう。」
「はーい。」
「…そういえば、私ゴブリン倒したことありません!」
「お前初討伐、妖怪クビオイテケだったよな。」
その後、俺はゴブリン倒したけど…武器も持ってないやつばかりだった。
マジで最初のレベリング用みたいな感じ。
例の駄神様がゴブリンに何かしてなきゃ、そこは変わらないと思うんだけど。
「具体的に、なんか『コレだけは気を付けよう』って事とかある?」
「「服。」」
ラルフとおとーさんが、見事にハモった。
服て。
「冗談じゃなく、服は厚手の破れにくい素材にして、なるべく肌を出さないようにするべきだ。女性は特に。」
「そうなんだ。」
「コウメとシグレも、着た方がいい。昨晩ロゥミアとディアナが用意した物を預かっている。シオンは……まあ大丈夫か。あまり近付かないようにしなさい。」
「言われなくても、近寄りたくないです……。」
詩音って、ゴブリンにも女の子だと思われんのかな?
とりあえず、小梅に黒いズボンと赤いミニローブ着せて、と。…配色が俺とお揃いだw
時雨には白のタイトスカートみたいなやつと、上から着る青いワンピース。
うん、可愛い可愛い♪
『お揃いなのです♪』
「お揃いだね~♪」
『ぅ~、ちょっと窮屈~。』
「よしよし。我慢してください、時雨ちゃん。」
「この辺りのゴブリンの対策は、相手を興奮させないよう、露出を抑えるくらいでいい。」
「んじゃ、1つ目怪物の方は?」
「そんなモンスター、本来この辺りには出ない。ディアドルフ殿、何が出現しましたか?」
「…サイクロプス……の頭?」
「何故疑問系?!」
「あ、頭…ですか?」
何それ、1つ目巨人の頭部オンリーってこと?!
なんでそんなもん出してきたよ、駄神!
───────
2018,12,12 17:39 一部修正しました。
また暫く固まらせちゃったよ。10秒くらいかな?
でも、そこから直ぐに切り替えたらしい領主様は、アルファルファの従者を部屋に呼んだ。
先ずは従者の人に、説明しないといけないからね。
ありがとう、領主様。
「し、失礼致します!」
「よく来てくれた。アルファスト男爵家の者で、間違い無いかな?」
「はい!セーラお嬢様のお世話をさせていただいております、侍女のケイトともうします!」
「ケイト殿だな。この子達が、報告したい事があるそうだ。」
「報告…でございますか?」
「は、はい…実は……」
「お宅のウサちゃんは預かった!御返しするんで、家着いてっていい?」
『何その微妙な、誘拐犯とも言い難い台詞。』
「…………はい?」
うん、そうなるよね!
「実は、セーラ嬢が…訳有ってウサギにされてしまったんだ。」
「この子の腕に落ち着いちゃってるウサちゃんが、お宅のお嬢様ね。」
「え、えっと、マッサージで、少し落ち着かれたみたいです…。」
「は……はぁ…此方のウサギが、お嬢様…ですか…?」
『何よ、ジロジロと…不愉快な目線を寄越さないでくれる?』
そりゃ、困惑するよねー。
俺も詩音が突然白ウサちゃんになったら、とりあえず写メってから、オロオロするだろうし。
「当家の敷地内であるにも関わらず、このような事に成って申し訳ない。」
「い、いいいえっ!伯爵様が謝罪なさる事では…!恐らくは、お嬢様の自業自得にございます!」
『こ、コイツぅぅぅ…!帰ったら、お父様に言い付けて、クビにしてやるわ!』
『どうやって言い付けるのさ。ボクら、普通の人間に言葉通じないよ?』
『こ、こう、ジェスチャーとかで!』
『…難しいと思うのです。』
『きぃーっ!!ミライくん、通訳!』
「脚下。」
『なんでよぉ~っ!?』
たりめーだろ。
誰が理不尽過ぎる解雇通知の、通訳なんざするか。
「こうなってしまった以上、アルファスト男爵に説明が必要だろう。貴君らの馬車を護衛する形で、屋敷まで同行し、両親に直接話をしたいのだが。」
「ちょ、直接ですか…?やめた方が…平民の方では、あまりにも危険です。旦那様も奥様も、お嬢様を溺愛していらっしゃるので…逆恨みで、何をされるか…」
甘やかされてるタイプかぁ。
……まあ、そうだろうね。うん、知ってた。
「貴殿は大丈夫かもしれないが、此度の件はシオン殿の家が関わって来る。あまり刺激するような事は、控えるべきだろう。」
「私が行かねば、シオンの母が直接出向くだけだぞ。」
「シオン殿の母君が…?」
「帝国の宮廷魔導師だ。彼女が出てきた場合、一家全員獣にされるか、屋敷ごと何処かへ飛ばされるか、文字通り全て吹き飛ばされるかだな。」
「なっ…帝国の…?!国際問題ではないか!」
「国に訴え出るつもりは、無いだろうがね。彼女なら、直接元凶を潰しに行く。そういった意味では、ノエルに伝えるべきやもしれぬが。」
国家間戦争には成らなくても、拗れる可能性はあるよね。
まあ、セレスティアさんが、建て直し始めたばかりの国を巻き込むとは、思えないけど。
ケイトさんは、真っ青になって口をパクパクしてる。
『帝国の宮廷魔導師は一騎当千』的な噂があるんだっけか。
『帝国って、ブランカ帝国のこと?もう滅びそうな国じゃない。そんな国の宮廷魔導師なんて、高が知れてるわ。』
『その高が知れてる魔導師に、ウサギにされてるです。』
『奇襲かけられてなきゃ、勝ったわよっ!!私、魔法は得意なんだから!』
いやいやいや、無理無理無理。
詠唱してる間に、ドーンされるって。
「…まあ、そういうことなら…貴殿に行ってもらった方が遥かにマシ、か。」
「というわけだ。貴君、悪いが冒険者ギルドへ行って、私宛に護衛の依頼を出しておいてくれたまえ。」
「え、あ、は、はい。お名前を伺っても?」
「ディアドルフ・ヴァールフランだ。報酬は…そうだな、この子達の分だけで構わない。4名のCランクパーティー、従魔が4体居ることも考慮して、1日5万Gでどうだ?」
「…ディアドルフ…?…『世界最強』………?!」
あ、ケイトさん気絶しないで!
落ち着けー!深呼吸だ深呼吸!
「あの…勝手にラルフさんとレナさんを、メンバーに入れてますが…」
「当家としては、ラルフが良ければ構わない。」
「この屋敷で起きた事件ですから、家の者も居た方が良いでしょう。シルフィード伯爵家の代表として、行って参ります。」
「解った…トーレン。」
「直ちに。」
執事さんすげぇ。
名前呼ばれただけで、何するべきか把握したの?
『ラルフくんが来るなら、レナちゃんも来そうだね。』
『今度は、小梅も馬車に乗れるです?』
「そこは大丈夫じゃないかな。」
俺としては、馬車に全員乗れるかより、おとーさんが魔改造して、馬車じゃなくなってないかの方が心配だよ…
『イッカクおじちゃん、いるかなー?』
「残念、馬車引くのは時雨だよ~。」
『そっか!シグレおねーちゃん、がんばれっ!』
『うん、頑張るね~♪』
後で馬車見せてもらわなきゃ。
時雨が楽に引ける重さじゃなかったら、詩音に援助してもらわないとな。
…改造具合とかも、確認したい。他人に見せれるレベルかどうか。
ひとまず、ウサちゃんは従者さんに引き渡した。
さーて、ゴブリン退治の打ち合わせしないとね!
───────
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今度はラルフの部屋に戻ってきた。やっぱ、ベッドデカい。
本当に、帝都で泊まってた部屋より広いよ。
カーペットとか、カーテンとか、青い物が多いね。
「さっきも言ったが、棚とか勝手に漁るなよ?特にミライ…」
「なかなか良い蔵書があるな。」
「この綺麗な箱何ー?」
「言った傍から漁るな狼親子!!」
さっきは自重したけど、やっぱ気になるんだもん。
「あ、レナさんの念写入ってる。…めっちゃあるし!」
『レナさん、可愛いのです♪』
『コレ、上から撮ってるね。こっちは下から。コレは横…正面が無いよ?』
「ラルフ…お前コレ、ストーカーじゃね?」
「全部目線が此方を向いてませんし、盗撮ですか?」
「愛する者の念写を、こっそり撮りたくなる気持ちは解るが…些か量がな…」
「俺が写したわけじゃない!」
曰く、ギルドの酒場の一角で、月に1~2度、冒険者達のブロマイド念写が売られてるそうな。
売り子さんは茶色のフード付きローブで、全身を隠しているから、誰も正体を知らないんだと。
「頼む…レナには言うな……。」
「おう。」
「そんな商売も、あるんですね。」
「……何をしておるのだ、あ奴は。」
アイドルの写真を、売ってるようなもんかな?
そして、おとーさんがフードの人の正体知ってる、と。
「コレについては、もう良いだろ。それより、ゴブリン討伐の作戦と、単眼の怪物の対策を練ろう。」
「はーい。」
「…そういえば、私ゴブリン倒したことありません!」
「お前初討伐、妖怪クビオイテケだったよな。」
その後、俺はゴブリン倒したけど…武器も持ってないやつばかりだった。
マジで最初のレベリング用みたいな感じ。
例の駄神様がゴブリンに何かしてなきゃ、そこは変わらないと思うんだけど。
「具体的に、なんか『コレだけは気を付けよう』って事とかある?」
「「服。」」
ラルフとおとーさんが、見事にハモった。
服て。
「冗談じゃなく、服は厚手の破れにくい素材にして、なるべく肌を出さないようにするべきだ。女性は特に。」
「そうなんだ。」
「コウメとシグレも、着た方がいい。昨晩ロゥミアとディアナが用意した物を預かっている。シオンは……まあ大丈夫か。あまり近付かないようにしなさい。」
「言われなくても、近寄りたくないです……。」
詩音って、ゴブリンにも女の子だと思われんのかな?
とりあえず、小梅に黒いズボンと赤いミニローブ着せて、と。…配色が俺とお揃いだw
時雨には白のタイトスカートみたいなやつと、上から着る青いワンピース。
うん、可愛い可愛い♪
『お揃いなのです♪』
「お揃いだね~♪」
『ぅ~、ちょっと窮屈~。』
「よしよし。我慢してください、時雨ちゃん。」
「この辺りのゴブリンの対策は、相手を興奮させないよう、露出を抑えるくらいでいい。」
「んじゃ、1つ目怪物の方は?」
「そんなモンスター、本来この辺りには出ない。ディアドルフ殿、何が出現しましたか?」
「…サイクロプス……の頭?」
「何故疑問系?!」
「あ、頭…ですか?」
何それ、1つ目巨人の頭部オンリーってこと?!
なんでそんなもん出してきたよ、駄神!
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2018,12,12 17:39 一部修正しました。
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