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オマケ集
お嫁様は吸血蝙蝠
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※エリザ視点でお送りする、闇属性夫婦の馴れ初めです。ラブラブな流血沙汰注意←
旦那様と出逢ったのは、エリザがまだ曖昧な自我しか持たない、小さな小さな赤ちゃん蝙蝠だった頃です。
『ピィー♪』
最初の種族は、レッドバットと言う、ありふれた蝙蝠系モンスターでした。
他の蝙蝠系モンスターは、洞窟等を好みますが、レッドバットは人間の家の軒下や、屋根裏に巣を作ります。
たまに吸血もしますが、主にフライ系やモスキート系等の害虫や、ハウスラット等を取って食べるので、益モンスターとして置いて貰えるのです。
小型のスパイダー系と、同じような扱いになります。
エリザも、とあるお屋敷の屋根裏で産まれました。
アレは、月がキレイな夜でした。
お屋敷の中で、仄かに血の香りがしたのです。
その香りに誘われて、フラフラと屋根裏から出ました。
しかし、その時のエリザは、赤ちゃん故に飛び方が下手で体力も続かず、更には何が危険かも解っていなかったのです。
すぐに疲れてしまい、廊下の隅にあった四角い物の上で休もうとして……その四角い物…ラット用の罠に、翼を挟まれてしまいました。
『ピィッ!?ピィ…ピィッ!!』
痛くて痛くて、外そうともがいてもダメで。
元々疲労から弱っていた事もあり、息も絶え絶えに成った頃…
カチャンッ
と音をたてて、罠が外れました。
「《ルナティックヒール》」
痛みが消え、何かに優しく包まれる感覚。
闇属性の上級回復魔法により、エリザは持ち直す事ができました。
闇属性の回復魔法は、アンデッド用の回復魔法だと思われていますが…エリザ達のような、暗闇で活動するモンスターに使用すると、普通の回復魔法より効きが良いのです。
余裕が出て来ると、さっきまで仄かだった血の香りが、とても強く成っている事に気付きました。
「…もう大丈夫だ。痛かったな。」
『ピィ?…クルルル♪』
「……そうか、お前は…俺の番か。随分小さいが……」
エリザを救ってくださったのは、真っ黒で、濃厚な血の香りがする御方。
何故だか、物凄く心惹かれました。
その御方は、「念のため」と仰って、エリザを真っ白な治癒師さんに診せてから、お家へ連れ帰り、名前をくださりました。
それが、旦那様との出逢いです。
───────
──────
─────
それから5年程、当時ジーク様と御呼びしていた、旦那様の従魔として暮らした頃の事。
エリザの種族はレッドバットから、クリムゾンバットに進化していました。
その頃には、もう立派なレディです。
旦那様への想いも、敬服や憧憬から、恋慕へと変わっていましたが…きっと叶いはしないと諦めておりました。
本来なら進化すると、大きくなるのですが…エリザは手乗りサイズのまま。
そのため、たまに同種の子に会うと、可哀想と言われるか、鼻で嘲笑われるかのどちらかでした。
でも、旦那様のマフラーに紛れて、何処にでもご一緒できるので、エリザとしては寧ろ喜ばしいです。
旦那様は、人間の罠や武器で、不当に傷つけられた獣系モンスターを、よく保護していらっしゃいます。
ただ、エリザ以外の子達とは、従魔登録しておりません。
元気になったら、元居た場所に帰すのです。
以前、何故エリザは帰さないのかと聞いてみたところ
「お前は番だから、側に居ないとダメになる。」
と、お答えをいただきました。
その当時はまだ、『番』の意味を知りませんでしたが、一緒に居ることを御許しいただけて、とても嬉しかったです。
その日、いつも通り旦那様のお仕事に同伴したエリザは、2度目の進化可能レベルに到達しました。
クリムゾンバットの進化先は、最後に何を口にしたかで別れます。
木の実や葉っぱ等なら、香りで幻術を使えるフローラバットに。
お肉なら、純粋な上位種にあたるルビーバットに。
血液なら、吸血能力が向上したブラッディバットに。
『ジーク様、エリザは何れに進化すれば、ジーク様のお役に立てるでしょうか?』
「そうだな……お前は吸血が得意だから、そこを伸ばせば良い。」
『ブラッディバットですね。…何か、生き物の血をいただけますか?』
「血か……」
ここで、普通の生き物の血を口にしていれば、エリザはブラッディバットに成っていたでしょう。
ですが、旦那様がくださったのは…
「……コレでもいいか?」
『ジーク様…そんな、畏れ多いです…!』
「飲まないなら、俺は無駄に怪我をしたことに成るんだが…。」
旦那様自身の…『聖獣様の血』だったのです。
進化までにお腹が空いてしまわないように、たっぷり飲ませていただきました。
旦那様の血をいただいたのは、それが初めてです。
恐ろしい程甘くて幸せで、どうにか成ってしまいそうでした。
事実、きっとソレで、どうにか成ってしまったのでしょう。
その日はベッド代わりのクッションではなく、旦那様との同衾を願い出て、枕を共にしました。
そして翌朝、目が覚めると……
「…え?」
エリザは、人間に酷似した姿に成っていました。
翼が腕から離れ、腰から生えているという奇妙な感覚に恐怖を覚え、自分が所謂『全裸』という状態であることも解らぬまま
「じ…ジーク様ぁああっ!!」
「っどうした、エリザ!?」
眠る旦那様を起こしてしまいまして……。
「あ、あの、エリザですっ!えっと、何故こうなったのかは…その、解らなくて…!」
「…俺に都合の良い夢か……?」
「エリザも夢ではないかと疑っております!…そうです、頬でも御殴り致しましょうか?!」
「念のため頼む。」
お互いに混乱していたとはいえ、思い切りビンタしてしまったのは、反省しております。
「くっ……夢じゃない。」
「左様でございますか……」
「……夢でないなら…」
「……ジーク様?」
「諦めていた事ができるな。」
「え?」
そっと、優しい口付けを受けて、グルンとベッドに押し倒されて。
やっぱり夢かと思ったエリザは、旦那様から質問をされました。
「エリザ…子供は何体産める?」
それはそれは、衝撃的な御質問を。
意味を理解して、反射的に噛み付いてしまったのは、仕方ないと思います。
───────
──────
─────
「そこからはもう、エリザの口から語るにはとてもとても…申し訳ありません、ミライくん、シオンくん。」
「う、うん。それ以上は大体察したから、いいよ……。」
「はわわわわ…」
「シオン、顔真っ赤だな。冷やしたタオルでも要るか?」
「お願いしますジェイクさん…。」
「…てかさ、その頃まだジーク様呼びだったんだよね?」
「はい。」
「……兄ちゃんもしかして、ヤッてから色々説明した?」
「してから、と言うよりは……」
「最中に、エリザが多幸感と困惑で泣いてしまいまして…それで、優しく愛でていただきながら、番の意味を教えていただけました♪」
「泣かせてんじゃん、何してんの兄ちゃんっ!!」
「ずっと体格差で子作りを諦めていた番が、その問題を解消し、かつ完全に『据え膳』の状態で目の前に居たらまず襲うだろ…!?お前もコウメで想像してみろ!」
「甘いな、こちとら前世今世通しての童●だぞ!普通に鼻血出して気絶すると思う!」
「それはそれで、どうなんですか未來くん…。」
フフフ♪
旦那様からの質問の答えは…あの日から本日までの約500年に、バット種2匹、ダークフェンリル1体、フェンリル1体、ハーフセイントビーストヴァンパイア1体の、計5体を産んで居りますから……
少なくとも全部で10体は産めそうです♪
「この夫婦、ブッ飛んでんのはエリザさんだけかと思ったら…兄ちゃんも中々に中々だったか。」
「番絡みになると、冷静さなんてどっか行くぞ。お前も今から覚悟しておけ。」
「…私も今から覚悟しておきます…色々止めるために。」
「夫婦だなんて…フフッ♪ウフフフ♪」
そんなに何が嬉しいのか、ですか?
『夫婦』と言っていただけると、『旦那様の隣に相応しいメス』であると、周囲の方にも認めていただけた気がするのです。
無理だと思っていた時期があるだけに、とてもとても嬉しく思います。
「こほん。馴れ初め聞いた所で、お互いどう思ってんのかどうぞ。」
「旦那様ぁ…好きです♪好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き大好き好き好き好き好き好き…」
「お前は、嫉妬深くて独占欲が強くて、直ぐに噛んで来るくらい俺に執着しているな。本当に……そんな所も可愛くて愛しくて仕方ない。」
「…お互い重症、と。」
「ちょ、未來くんっ!」
重症上等、旦那様と共に天寿を全うするまで…エリザは一途に愛し続けます♪
旦那様と出逢ったのは、エリザがまだ曖昧な自我しか持たない、小さな小さな赤ちゃん蝙蝠だった頃です。
『ピィー♪』
最初の種族は、レッドバットと言う、ありふれた蝙蝠系モンスターでした。
他の蝙蝠系モンスターは、洞窟等を好みますが、レッドバットは人間の家の軒下や、屋根裏に巣を作ります。
たまに吸血もしますが、主にフライ系やモスキート系等の害虫や、ハウスラット等を取って食べるので、益モンスターとして置いて貰えるのです。
小型のスパイダー系と、同じような扱いになります。
エリザも、とあるお屋敷の屋根裏で産まれました。
アレは、月がキレイな夜でした。
お屋敷の中で、仄かに血の香りがしたのです。
その香りに誘われて、フラフラと屋根裏から出ました。
しかし、その時のエリザは、赤ちゃん故に飛び方が下手で体力も続かず、更には何が危険かも解っていなかったのです。
すぐに疲れてしまい、廊下の隅にあった四角い物の上で休もうとして……その四角い物…ラット用の罠に、翼を挟まれてしまいました。
『ピィッ!?ピィ…ピィッ!!』
痛くて痛くて、外そうともがいてもダメで。
元々疲労から弱っていた事もあり、息も絶え絶えに成った頃…
カチャンッ
と音をたてて、罠が外れました。
「《ルナティックヒール》」
痛みが消え、何かに優しく包まれる感覚。
闇属性の上級回復魔法により、エリザは持ち直す事ができました。
闇属性の回復魔法は、アンデッド用の回復魔法だと思われていますが…エリザ達のような、暗闇で活動するモンスターに使用すると、普通の回復魔法より効きが良いのです。
余裕が出て来ると、さっきまで仄かだった血の香りが、とても強く成っている事に気付きました。
「…もう大丈夫だ。痛かったな。」
『ピィ?…クルルル♪』
「……そうか、お前は…俺の番か。随分小さいが……」
エリザを救ってくださったのは、真っ黒で、濃厚な血の香りがする御方。
何故だか、物凄く心惹かれました。
その御方は、「念のため」と仰って、エリザを真っ白な治癒師さんに診せてから、お家へ連れ帰り、名前をくださりました。
それが、旦那様との出逢いです。
───────
──────
─────
それから5年程、当時ジーク様と御呼びしていた、旦那様の従魔として暮らした頃の事。
エリザの種族はレッドバットから、クリムゾンバットに進化していました。
その頃には、もう立派なレディです。
旦那様への想いも、敬服や憧憬から、恋慕へと変わっていましたが…きっと叶いはしないと諦めておりました。
本来なら進化すると、大きくなるのですが…エリザは手乗りサイズのまま。
そのため、たまに同種の子に会うと、可哀想と言われるか、鼻で嘲笑われるかのどちらかでした。
でも、旦那様のマフラーに紛れて、何処にでもご一緒できるので、エリザとしては寧ろ喜ばしいです。
旦那様は、人間の罠や武器で、不当に傷つけられた獣系モンスターを、よく保護していらっしゃいます。
ただ、エリザ以外の子達とは、従魔登録しておりません。
元気になったら、元居た場所に帰すのです。
以前、何故エリザは帰さないのかと聞いてみたところ
「お前は番だから、側に居ないとダメになる。」
と、お答えをいただきました。
その当時はまだ、『番』の意味を知りませんでしたが、一緒に居ることを御許しいただけて、とても嬉しかったです。
その日、いつも通り旦那様のお仕事に同伴したエリザは、2度目の進化可能レベルに到達しました。
クリムゾンバットの進化先は、最後に何を口にしたかで別れます。
木の実や葉っぱ等なら、香りで幻術を使えるフローラバットに。
お肉なら、純粋な上位種にあたるルビーバットに。
血液なら、吸血能力が向上したブラッディバットに。
『ジーク様、エリザは何れに進化すれば、ジーク様のお役に立てるでしょうか?』
「そうだな……お前は吸血が得意だから、そこを伸ばせば良い。」
『ブラッディバットですね。…何か、生き物の血をいただけますか?』
「血か……」
ここで、普通の生き物の血を口にしていれば、エリザはブラッディバットに成っていたでしょう。
ですが、旦那様がくださったのは…
「……コレでもいいか?」
『ジーク様…そんな、畏れ多いです…!』
「飲まないなら、俺は無駄に怪我をしたことに成るんだが…。」
旦那様自身の…『聖獣様の血』だったのです。
進化までにお腹が空いてしまわないように、たっぷり飲ませていただきました。
旦那様の血をいただいたのは、それが初めてです。
恐ろしい程甘くて幸せで、どうにか成ってしまいそうでした。
事実、きっとソレで、どうにか成ってしまったのでしょう。
その日はベッド代わりのクッションではなく、旦那様との同衾を願い出て、枕を共にしました。
そして翌朝、目が覚めると……
「…え?」
エリザは、人間に酷似した姿に成っていました。
翼が腕から離れ、腰から生えているという奇妙な感覚に恐怖を覚え、自分が所謂『全裸』という状態であることも解らぬまま
「じ…ジーク様ぁああっ!!」
「っどうした、エリザ!?」
眠る旦那様を起こしてしまいまして……。
「あ、あの、エリザですっ!えっと、何故こうなったのかは…その、解らなくて…!」
「…俺に都合の良い夢か……?」
「エリザも夢ではないかと疑っております!…そうです、頬でも御殴り致しましょうか?!」
「念のため頼む。」
お互いに混乱していたとはいえ、思い切りビンタしてしまったのは、反省しております。
「くっ……夢じゃない。」
「左様でございますか……」
「……夢でないなら…」
「……ジーク様?」
「諦めていた事ができるな。」
「え?」
そっと、優しい口付けを受けて、グルンとベッドに押し倒されて。
やっぱり夢かと思ったエリザは、旦那様から質問をされました。
「エリザ…子供は何体産める?」
それはそれは、衝撃的な御質問を。
意味を理解して、反射的に噛み付いてしまったのは、仕方ないと思います。
───────
──────
─────
「そこからはもう、エリザの口から語るにはとてもとても…申し訳ありません、ミライくん、シオンくん。」
「う、うん。それ以上は大体察したから、いいよ……。」
「はわわわわ…」
「シオン、顔真っ赤だな。冷やしたタオルでも要るか?」
「お願いしますジェイクさん…。」
「…てかさ、その頃まだジーク様呼びだったんだよね?」
「はい。」
「……兄ちゃんもしかして、ヤッてから色々説明した?」
「してから、と言うよりは……」
「最中に、エリザが多幸感と困惑で泣いてしまいまして…それで、優しく愛でていただきながら、番の意味を教えていただけました♪」
「泣かせてんじゃん、何してんの兄ちゃんっ!!」
「ずっと体格差で子作りを諦めていた番が、その問題を解消し、かつ完全に『据え膳』の状態で目の前に居たらまず襲うだろ…!?お前もコウメで想像してみろ!」
「甘いな、こちとら前世今世通しての童●だぞ!普通に鼻血出して気絶すると思う!」
「それはそれで、どうなんですか未來くん…。」
フフフ♪
旦那様からの質問の答えは…あの日から本日までの約500年に、バット種2匹、ダークフェンリル1体、フェンリル1体、ハーフセイントビーストヴァンパイア1体の、計5体を産んで居りますから……
少なくとも全部で10体は産めそうです♪
「この夫婦、ブッ飛んでんのはエリザさんだけかと思ったら…兄ちゃんも中々に中々だったか。」
「番絡みになると、冷静さなんてどっか行くぞ。お前も今から覚悟しておけ。」
「…私も今から覚悟しておきます…色々止めるために。」
「夫婦だなんて…フフッ♪ウフフフ♪」
そんなに何が嬉しいのか、ですか?
『夫婦』と言っていただけると、『旦那様の隣に相応しいメス』であると、周囲の方にも認めていただけた気がするのです。
無理だと思っていた時期があるだけに、とてもとても嬉しく思います。
「こほん。馴れ初め聞いた所で、お互いどう思ってんのかどうぞ。」
「旦那様ぁ…好きです♪好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き大好き好き好き好き好き好き…」
「お前は、嫉妬深くて独占欲が強くて、直ぐに噛んで来るくらい俺に執着しているな。本当に……そんな所も可愛くて愛しくて仕方ない。」
「…お互い重症、と。」
「ちょ、未來くんっ!」
重症上等、旦那様と共に天寿を全うするまで…エリザは一途に愛し続けます♪
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