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「……何のおーでぃしょん?」
「ここのおしごと」
「…………」
「くぼたってなにもの?」
「……分からない」
「もしかしてうちゅうじんとか?」
「…………」
それはない。
久保田は宇宙人ではない。あいつはサイボーグであり、AIであり、マネキンであり、ストーカーであり、異常者であり、そして俺の恋人でもあったからだ。
俺はあいつのことをよく知っている。だからあいつならありえるんだ。あいつはいつだって考えられないことをしてきたんだから。
「野坂くん、おつかれー」
「お疲れ様です」
ロッカーの前で着替えていると、木村さんが戻って来た。
復帰一日目は久保田と偶然会うこともなく、連絡も来ないまま、無事に終わろうとしていた。
木村さんはまだ仕事が終わっていないのか、そのまま椅子に座り、何かの書類を書き始めた。
俺は前から気になっていたことを木村さんに聞いてみることにした。
「木村さんて、久保田さんの新人のころ知ってるんですよね?」
「うん。知ってるよ?」
「久保田さんが新人のころってどうだったんですか?」
木村さんは書類から顔を上げ、俺を見た。
「えっと、久保田くんは、素直で仕事熱心でとても優しくていい子だったよー。よく仕事を手伝ってもくれたし」
「…………」
……やっぱりおかしい。どうして一瞬でも信じてしまったんだろう? そんなわけないじゃないか。だってあいつが人に優しくしているところなんて今まで一度も見たことないんだから。
あいつは根っからの悪魔なんだから。
「木村さん」
「なに?」
着替えが終わり、鞄をロッカーから取り出しながら聞いた。
「俺、この仕事辞めてもいいですか?」
「…………」
振り返ると、木村さんは小刻みに震えていた。
「……の、野坂くん」
「木村さん?」
木村さんは震えた状態のまま立ち上がり、ゆっくりとこちらに近づいてきた。その顔はさっきまでの仏のような笑顔とは違い、首がゆらゆらと揺れ、人間の血を狙うゾンビのような人相になっている。
木村さんは俺のそばまで来ると、俺の足にしがみついた。その反動でロッカーに体をぶつけた。
「うわっ!」
「……お、お願いだよ、野坂くん、ま、孫にランドセルを買ってあげるって約束してしまったんだよ……」
「……き、きむらさ……?」
「君のおかげなんだよ! 君のおかげで家族に顔を合わせられるようになったんだよ! 頼むから、頼むから、辞めるなんて言わないでくれっ‼」
足元から俺の服を引っぱりながら、体を這い上がろうとする木村さんの姿には見覚えがあった。
……やっぱりだ。
「野坂くんっ‼ お願いだっ‼ 僕を見捨てないでくれっ‼」
足にしがみつく木村さんを引きずりながら、なんとかドアを開け、メンテナンス部を出た。
「……き、きみがいてくれないとっ、ぼくは、ぼくは、くぼたくんに……っ」
「……はなせっ」
通路を引きずりながら歩いているのに、それでも必死でしがみついてくる木村さんを足と腕を使ってなんとか振り落とし、俺は階段に向かって走った。
「のさかくぅーーんっ‼」
「うわぁぁあぁぁぁっ‼」
木村さんの叫び声に追いかけられながら階段を駆け降りた。
……間違えてた。
神も仏もいなかった。どうして気が付かなかったんだ。全部久保田に操られている人間ばかりじゃないか!
俺は会社を出て、駅に向って必死で走った。
足の痛みなんて木村さんの形相で全部消えてしまった。久しぶりに感じる久保田の恐ろしさに体中が包み込まれていた。
どうしてあいつはいつも余計なことばかりするんだっ⁉ 何を考えてるんだよっ‼
俺は走りながらポケットからスマホを出した。
『どうしました? 野坂さん』
「む、村上くん? 今日会えない?」
酒が飲みたい。酒を飲んで全てを忘れてしまいたい。
村上からすぐに返事が返ってきた。
『いいですよ。じゃあもうすぐ仕事が終わるんで飲みに行きましょう。どこにします?』
「そっちにいくから」
『あ、野坂さん本社ですよね? 僕そっちに行きますよ。良い店見つけたんで』
「分かった。じゃあ駅で待ってるから」
そう言って駅名を告げた。
駅が見えてやっと足を緩めることができた。スマホからは村上の笑い声が聞こえてきた。
『何を言ってるんですか? 野坂さん』
「え?」
『そこに本社はありませんよ?』
「…………」
『野坂さん?』
村上が笑いながらもう一度言った。
『そこに本社はありませんよ?』
「…………」
足が空を蹴っておでこから着地した。
「野坂さん、いるんですか?」
暗がりの中、久保田のシルエットが浮かび上がった。よく知っている男の姿だ。部屋の電気がついて久保田と目が合った。
「……どういうことだよ?」
「少し痩せましたね。野坂さん。おでこどうしました?」
「…………」
久保田は何も変わっていない。相変わらずの能面で、何を考えているか分からない。
「足はどうですか?」
「…………」
「まさかここまで歩いて来たわけじゃないですよね?」
「どういうことだって聞いてんだよっ‼ お前はどれだけ俺を騙せば気が済むんだよっ‼」
俺はザクザクに切った布団を久保田めがけて投げた。すると切り裂いた場所から羽根が白い雪のように舞い散った。
怒りがおさまらなくて枕だって使い物にならなくしてやった。
しかし久保田は眼鏡をはずし、眼鏡に引っかかった羽根を落として、またかけ直しただけだった。
「言ったでしょう? 僕はあなたのためなら何でもするって」
「だからってビルまで借りたのかっ!?」
三階から五階までっ⁉
「あなたの運動不足を解消するためです」
久保田はさも当然のことのように言った。
「わざわざオーディションまでやったのかっ⁉」
五次までっ⁉
「あなたがストレスを感じない人間を同僚にするためです」
「き、木村さんには何をしたんだよ!?」
「何もしてませんよ。木村さんは再就職先に困っていたので職場を紹介しただけです」
「嘘だっ!」
絶対にそんなわけない!
だってあの木村さんの形相は異常だった。あれは明らかに弱みを握られて脅されている人間の様子だった。見たことあるんだから間違いない。
「あなたはもう僕がどういう人間かよく分かっているはずですよ? 僕はあなたに適した職場を提供しただけです。何を怒っているんですか?」
「分かっていても理解ができないんだよっ‼」
俺は普通の人間だから!
「どこに行くんですか?」
部屋を出ていこうとすると、久保田に腕を掴まれた。
「……どこでもいいだろっ! 離せよっ!」
こんな異常者とはもう一緒にいられない。話は通じないし、頭はおかしいし、なんでこの部屋を見ても平然としていられるんだよ⁉ 俺の怒りが全く分かってないのかっ⁉
「あなたはもうここにしか居場所がないでしょう?」
「それも全部お前のせいだっ!」
お前が俺から全部を奪ったんだ!
腕を振っても、久保田の手は離れない。それどころか久保田の方へ引きづられていきそうになる。足を踏ん張っても耐え切れず、頭から久保田の胸にぶつかった。するとすかさずうなじを掴まれ、腰に手を回された。
「やめろよっ!」
俺は久保田の胸を跳ね除けようとするが、しかし久保田の胸は相変わらず鉄板のように固い。エビのように仰け反ったが、まるで子供のように軽々と抱き上げられた。
「やめろっ! はなせっ!」
久保田が歩くとまた羽根が舞い上がった。
ベッドの上に投げ出されると、さらに羽根は激しく舞い上がった。
体の上に乗ろうとする久保田を足で防ごうとしたが、治ったばかりの足首を掴まれた。
「……っ!」
「一週間時間をあげたでしょう?」
「時間をやったのは俺だ! 離せっ!」
しかし、弱みの足首を握られた俺は、簡単に体の上に乗り上げられた。
どうしてこいつはいつもこういうことをするんだ!
さらに近づこうとする久保田を手で防ごうとしたが、手首を掴まれる。手首は頭の上へと移動し、久保田の左手で抑え込まれた。
久保田の顔が近づく。俺は顔をそらさずに久保田を睨みつけた。
「…………」
しかし、わずかに久保田の顔がずれ、久保田の息が耳に触れた。
「……お母さんには新しい電子レンジ送っておきましたから」
……あのクソババァっ……‼
「ここのおしごと」
「…………」
「くぼたってなにもの?」
「……分からない」
「もしかしてうちゅうじんとか?」
「…………」
それはない。
久保田は宇宙人ではない。あいつはサイボーグであり、AIであり、マネキンであり、ストーカーであり、異常者であり、そして俺の恋人でもあったからだ。
俺はあいつのことをよく知っている。だからあいつならありえるんだ。あいつはいつだって考えられないことをしてきたんだから。
「野坂くん、おつかれー」
「お疲れ様です」
ロッカーの前で着替えていると、木村さんが戻って来た。
復帰一日目は久保田と偶然会うこともなく、連絡も来ないまま、無事に終わろうとしていた。
木村さんはまだ仕事が終わっていないのか、そのまま椅子に座り、何かの書類を書き始めた。
俺は前から気になっていたことを木村さんに聞いてみることにした。
「木村さんて、久保田さんの新人のころ知ってるんですよね?」
「うん。知ってるよ?」
「久保田さんが新人のころってどうだったんですか?」
木村さんは書類から顔を上げ、俺を見た。
「えっと、久保田くんは、素直で仕事熱心でとても優しくていい子だったよー。よく仕事を手伝ってもくれたし」
「…………」
……やっぱりおかしい。どうして一瞬でも信じてしまったんだろう? そんなわけないじゃないか。だってあいつが人に優しくしているところなんて今まで一度も見たことないんだから。
あいつは根っからの悪魔なんだから。
「木村さん」
「なに?」
着替えが終わり、鞄をロッカーから取り出しながら聞いた。
「俺、この仕事辞めてもいいですか?」
「…………」
振り返ると、木村さんは小刻みに震えていた。
「……の、野坂くん」
「木村さん?」
木村さんは震えた状態のまま立ち上がり、ゆっくりとこちらに近づいてきた。その顔はさっきまでの仏のような笑顔とは違い、首がゆらゆらと揺れ、人間の血を狙うゾンビのような人相になっている。
木村さんは俺のそばまで来ると、俺の足にしがみついた。その反動でロッカーに体をぶつけた。
「うわっ!」
「……お、お願いだよ、野坂くん、ま、孫にランドセルを買ってあげるって約束してしまったんだよ……」
「……き、きむらさ……?」
「君のおかげなんだよ! 君のおかげで家族に顔を合わせられるようになったんだよ! 頼むから、頼むから、辞めるなんて言わないでくれっ‼」
足元から俺の服を引っぱりながら、体を這い上がろうとする木村さんの姿には見覚えがあった。
……やっぱりだ。
「野坂くんっ‼ お願いだっ‼ 僕を見捨てないでくれっ‼」
足にしがみつく木村さんを引きずりながら、なんとかドアを開け、メンテナンス部を出た。
「……き、きみがいてくれないとっ、ぼくは、ぼくは、くぼたくんに……っ」
「……はなせっ」
通路を引きずりながら歩いているのに、それでも必死でしがみついてくる木村さんを足と腕を使ってなんとか振り落とし、俺は階段に向かって走った。
「のさかくぅーーんっ‼」
「うわぁぁあぁぁぁっ‼」
木村さんの叫び声に追いかけられながら階段を駆け降りた。
……間違えてた。
神も仏もいなかった。どうして気が付かなかったんだ。全部久保田に操られている人間ばかりじゃないか!
俺は会社を出て、駅に向って必死で走った。
足の痛みなんて木村さんの形相で全部消えてしまった。久しぶりに感じる久保田の恐ろしさに体中が包み込まれていた。
どうしてあいつはいつも余計なことばかりするんだっ⁉ 何を考えてるんだよっ‼
俺は走りながらポケットからスマホを出した。
『どうしました? 野坂さん』
「む、村上くん? 今日会えない?」
酒が飲みたい。酒を飲んで全てを忘れてしまいたい。
村上からすぐに返事が返ってきた。
『いいですよ。じゃあもうすぐ仕事が終わるんで飲みに行きましょう。どこにします?』
「そっちにいくから」
『あ、野坂さん本社ですよね? 僕そっちに行きますよ。良い店見つけたんで』
「分かった。じゃあ駅で待ってるから」
そう言って駅名を告げた。
駅が見えてやっと足を緩めることができた。スマホからは村上の笑い声が聞こえてきた。
『何を言ってるんですか? 野坂さん』
「え?」
『そこに本社はありませんよ?』
「…………」
『野坂さん?』
村上が笑いながらもう一度言った。
『そこに本社はありませんよ?』
「…………」
足が空を蹴っておでこから着地した。
「野坂さん、いるんですか?」
暗がりの中、久保田のシルエットが浮かび上がった。よく知っている男の姿だ。部屋の電気がついて久保田と目が合った。
「……どういうことだよ?」
「少し痩せましたね。野坂さん。おでこどうしました?」
「…………」
久保田は何も変わっていない。相変わらずの能面で、何を考えているか分からない。
「足はどうですか?」
「…………」
「まさかここまで歩いて来たわけじゃないですよね?」
「どういうことだって聞いてんだよっ‼ お前はどれだけ俺を騙せば気が済むんだよっ‼」
俺はザクザクに切った布団を久保田めがけて投げた。すると切り裂いた場所から羽根が白い雪のように舞い散った。
怒りがおさまらなくて枕だって使い物にならなくしてやった。
しかし久保田は眼鏡をはずし、眼鏡に引っかかった羽根を落として、またかけ直しただけだった。
「言ったでしょう? 僕はあなたのためなら何でもするって」
「だからってビルまで借りたのかっ!?」
三階から五階までっ⁉
「あなたの運動不足を解消するためです」
久保田はさも当然のことのように言った。
「わざわざオーディションまでやったのかっ⁉」
五次までっ⁉
「あなたがストレスを感じない人間を同僚にするためです」
「き、木村さんには何をしたんだよ!?」
「何もしてませんよ。木村さんは再就職先に困っていたので職場を紹介しただけです」
「嘘だっ!」
絶対にそんなわけない!
だってあの木村さんの形相は異常だった。あれは明らかに弱みを握られて脅されている人間の様子だった。見たことあるんだから間違いない。
「あなたはもう僕がどういう人間かよく分かっているはずですよ? 僕はあなたに適した職場を提供しただけです。何を怒っているんですか?」
「分かっていても理解ができないんだよっ‼」
俺は普通の人間だから!
「どこに行くんですか?」
部屋を出ていこうとすると、久保田に腕を掴まれた。
「……どこでもいいだろっ! 離せよっ!」
こんな異常者とはもう一緒にいられない。話は通じないし、頭はおかしいし、なんでこの部屋を見ても平然としていられるんだよ⁉ 俺の怒りが全く分かってないのかっ⁉
「あなたはもうここにしか居場所がないでしょう?」
「それも全部お前のせいだっ!」
お前が俺から全部を奪ったんだ!
腕を振っても、久保田の手は離れない。それどころか久保田の方へ引きづられていきそうになる。足を踏ん張っても耐え切れず、頭から久保田の胸にぶつかった。するとすかさずうなじを掴まれ、腰に手を回された。
「やめろよっ!」
俺は久保田の胸を跳ね除けようとするが、しかし久保田の胸は相変わらず鉄板のように固い。エビのように仰け反ったが、まるで子供のように軽々と抱き上げられた。
「やめろっ! はなせっ!」
久保田が歩くとまた羽根が舞い上がった。
ベッドの上に投げ出されると、さらに羽根は激しく舞い上がった。
体の上に乗ろうとする久保田を足で防ごうとしたが、治ったばかりの足首を掴まれた。
「……っ!」
「一週間時間をあげたでしょう?」
「時間をやったのは俺だ! 離せっ!」
しかし、弱みの足首を握られた俺は、簡単に体の上に乗り上げられた。
どうしてこいつはいつもこういうことをするんだ!
さらに近づこうとする久保田を手で防ごうとしたが、手首を掴まれる。手首は頭の上へと移動し、久保田の左手で抑え込まれた。
久保田の顔が近づく。俺は顔をそらさずに久保田を睨みつけた。
「…………」
しかし、わずかに久保田の顔がずれ、久保田の息が耳に触れた。
「……お母さんには新しい電子レンジ送っておきましたから」
……あのクソババァっ……‼
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