北の国から ~公女様の婿選び~
アイリッサは、水の魔法の力のある少女だった。
父の愛妾の娘で、ドレーヌの第一公女として生まれたアイリッサは、本妻に苛められていたが、気にもしなかった。
父の公爵と祖母に溺愛されて育つ。
王子の妃候補に選ばれるも、成長が遅くて断れる。
でも、アイリッサの心は、晴れていた。
彼女には、水鏡の術で、未来の旦那様を眺めていた。
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