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第8章:俺達の愛、お前にやるから、お前の全てをくれ

#51:絶頂 ★(楓雅と♥)

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 楓雅は春人を仰向けに寝るように言うと、優を春人の上に四つん這いさせた。そして、楓雅は優の秘部に指を入れた。優はぷるぷるしながら、春人の肩に手を置き、春人の胸に顔を埋めた。


「いやぁ……、今、春人が出したばっかだから、指入れないでぇ」
「なんでですか?」
「なんでって……。あっ!」
「ほら、次は一ノ瀬の番だぞ。俺にも可愛い顔見せろよ。あー、お前、涎垂れてんぞ」


 春人は優の涎を口に戻すようにキスをした。熱くなった優の舌に吸い付いたり、舌同士を絡めたりした。そんな中、楓雅は優の中を広げるように指で掻き混ぜ、時折、二本指を優の中で広げ、白濁液が漏れ出しそうなのを見て、小さく笑った。ぐちょぐちょと卑猥な音が聞こえ、春人の白濁液が優の秘部から垂れ落ちる。


「ひ、広げないでぇ。いやぁ……。な、なか見ないでぇ」
「いっぱい出して貰ったんですね。厭らしい音が聞こえませんか?」
「やらぁ……、聞こえないもん。あっ! ああっ!」
「ぐちょぐちょ言ってんじゃん」
「やらぁ……」


 優は体をビクつかせ、春人の胸の上で啼いた。楓雅は優の秘部を指と目で楽しんだ後、自身のいきり立ったモノを優の秘部へあてがった。


「次は、僕の愛を受け止めて下さいね」
「いやぁ……、楓雅君の、んあっ!」


 優の秘部は春人の太いモノで広げられ、楓雅が入れる時にはローションと春人の白濁液のお陰で、最初よりすんなり入った。春人のとは違い、楓雅のいきり立ったモノは優の最奥に侵入してきた。楓雅のモノで春人の白濁液は優の中へ中へと押し進められる。


「ああ……、奥、来ちゃう……。楓雅君の、奥来ちゃってる……」
「どうですか? 小向井君に感想言ってみて下さい」
「優、一ノ瀬のはどうだ?」
「は、春人の出したのが奥に……奥に来ちゃぁっ! らめぇ! 突かないでぇ! 奥来ちゃう!」
「小向井君、ちょっと優の乳首を可愛がってください」


 楓雅は問答無用で優の最奥へ春人の白濁液を届けるように、出し入れした。そして、楓雅は春人に指示すると、春人はわざと優の顔を見るように、乳首を愛撫した。


「やらぁ! 感じちゃうからぁ……。気持ち良くなっちゃう!」
「あぁ、本当に朝比奈の中は気持ち良いですね」
「だろ? めっちゃ気持ち良いよな? 優は一ノ瀬の、気持ち良いのか? やっぱ、俺か?」
「うあっ! ど、ど、どっちも……き、気持ち良い。……ご、ごめんなさい」


 優は擦れた声で涙ながらに言った。二人はニヤつき、春人は優の乳首を愛撫しながら、優とねっとりとキスをし、楓雅はピストンを速めた。息継ぎがしたいのに、春人は執拗に舌を捻じ込み、キスをし続けた。


「んんっ! んふ! 楓雅君、これ以上したら、イッちゃう! イッちゃんんんーっ!」
「良いですよ。僕も優の中に出しますよ」
「ふぅん、ん! んーんっ! はぁ! んんっ! んぐっ! んぐっ!」


 優は楓雅の刺激で足腰をガクガクさせ、白濁液を春人のお腹にパタパタと出した。楓雅が優の秘部から熱いモノを抜くと、優は力が抜けたように、春人の体の上に崩れ落ちた。楓雅は優の汗で濡れた髪の毛をかき上げ、頬に軽くキスをする。


「朝比奈、愛してますよ」
「ふ、ふが……楓雅君も……しゅきらよぉ」
「朝比奈は本当に可愛い人ですね」
「あ、やべ……。今ので、また元気になったわ」


 春人は再びモノを大きくし、そり立たせていた。楓雅は溜め息をつくと、優を持ち上げ、春人のそそり立つモノの上でガニ股にさせた。優は最初何が分からず、戸惑ったが、自分の直下に春人の逞しくそそり立ったモノがあり、取り乱した。


「やらぁ……、もう無理だかりゃぁ……」
「すまん! 優しくするから、もう一回お願い!」
「ほら、小向井君は朝比奈に興奮したんですから、責任はちゃんと取らないと」
「僕の……せい……?」


 優が不安になりながら、楓雅を見つめると、ニッコリと微笑み返された。そして、楓雅は優の腰を持ち、春人の逞しくそそり立ったモノにあてがい、ズブズブと入れ始めた。優は擦れた声で啼き、首を横に振った。二人の白濁液が潤滑剤となり、春人のそそり立ったモノが奥まで入った。


「これ、やらぁ……、奥まで来ちゃってりゅ。二人が出したのが奥まで来ちゃうよぉ」
「朝比奈はがに股のままでいいですよ。僕が腰を支えますので……」
「って事は、分かるよな?」


 春人はニヤつきながら、腰を上に向かって、打ちつけた。優は足腰をガクガクさせながら、バランスが崩れそうだった。しかし、楓雅がしっかりと支えているため、春人が下から突き上げてくる度、優は涎を垂らしながら、啼いた。春人は下から突き上げるのを止め、そのまま優の膝下に腕を通し、ベッドから下ながら、優の体を抱き締めた。そして、ゆっさゆっさと上下に揺れながら、優の秘部に出し入れした。


「朝比奈、入ってる所が丸見えですね」
「やらぁ! 見ないでぇ。お願いだかりゃ……。お尻、壊れちゃっ! ぅひぃ!」
「この姿勢はやっぱりキツイな。優を寝かせるか」
「そうですね。最後は二人で一緒に朝比奈の厭らしい顔を見てあげないと」


 春人は優の体をそのままベッドへ下ろし、再び突き始めた。楓雅は優の乱れた髪を手で直し、ニッコリと微笑みかけた。春人のピストンは徐々に早くなり、優の秘部からはぐちゅぐちゅと泡立った卑猥な音が漏れ出していた。


「あー、マジで気持ちいっ! 優、イクぞ!」
「んんっ! んあ! もう……もう……、イッちゃう! イッちゃっ! イクゥッ!」
「はぁはぁ……。優の中ぐちゃぐちゃ。俺達の愛が漏れ出ないようにしとけよ」


 春人は優の秘部からズルッと抜くと、準備しておいたバスタオルで自分達の体と優の体を優しく拭いた。春人はトロトロになった優をお姫様抱っこすると、ベッドの真ん中に寝かせた。そして、楓雅と春人は満足そうな顔をし、優を挟むようにベッドへ入った。


「二人の事は好きになりました?」
「……うん。気持ちかた……。気持ちかた……」
「こりゃダメだな。完全にイッちゃってるな」
「今まで僕達の愛をきちんと受け取らなかった朝比奈が悪いですね。それより、今のうちに、僕達の所有物のしるしを着けておきましょうか」
「ああ、そうだな」


 春人は左首筋から肩に、楓雅は右首筋から肩に、各々のキスマークをつけていった。キスをされる度に、優は体を小さくビクつかせた。そして、吐息を漏らしながら、おねだりをした。


「ねぇ……、もっと……、キスしてぇ……」
「はぁ……、どうする?」
「朝比奈がおねだりしているので、沢山キスしてあげましょうよ」
「まぁ、そうだな」


 二人はそう言うと、上腕やわき腹、太ももの内側にまでもキスマークを残していった。
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