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第6章:薔薇は僕のからだを蝕んでいく
#43:接近
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三人は食事を済ませると、街灯が灯る夜道を歩いて、帰っていた。楓雅の家が見えた所で、楓雅が優に話しかける。
「朝比奈、明日休みですし、今日はもう遅いから、僕の家へ泊まりに来ませんか?」
「でも、急にお邪魔するのはなんだか悪いし……」
「僕は構いませんよ。客室もありますし。小向井君はどうしますか?」
「お、俺は泊まっていこうかなぁ。歩いて帰るの面倒だし、泊まっていこうぜ!」
「二人がそう言うなら、……お邪魔しようかな?」
そして、春人と優は楓雅の家へ泊まる事にした。親には連絡したが、特に問題無かった。楓雅の家に来るのは叔父に鑑定してもらって以来だ。二人は暖炉があり、キングサイズのベッドが置かれた客室へ通された。改めて見ると、まるで異世界に来たのかと錯覚しそうな部屋だった。少しすると、楓雅が使用人と一緒に部屋へ入って来た。三人は椅子に座ると、使用人から温かいお茶と軽食を出して貰った。
「ハーブティーは飲めますか?」
「いただきます。……うん、香りが豊かで美味しい。これ、前に楓雅君がくれた喉によく効くハーブティーと似てるかも!」
「金持ちの味がする…………。俺は水でいいわ」
「春人、失礼だよ!」
「いいんですよ。朝比奈はハーブティーが口に合うみたいなんで、今度、ハーブの勉強でも一緒にやりますか? 楽しいですよ」
「うん! 楽しそう!」
「こうやって二人が泊りに来てくれて、僕は嬉しいです」
三人は少し談笑すると、順番で風呂に入った。浴室も綺麗で高級感溢れる場所だった。二人は湯船にゆっくりと浸かり、疲れを癒した。楓雅と春人はシルクのパジャマだったが、優だけ何故かネグリジェだった。優は楓雅にパジャマにして欲しいと頼んだが、はぐらかされた。
そして、楓雅は自室からボードゲームや小説を持ってくると、三人で深夜まで遊んだ。優がウトウトしていると、楓雅がベッドまで案内してくれた。優はベッドの真ん中に寝そべると、続くようにして、楓雅と春人が優の両サイドに入った。
「なんで二人とも……僕の隣なの?」
「すみません。客室が今ここしか空いていなくて、ベッドもこれしかないんです」
「そっ……、そうなんだ」
「良いんじゃね? 修学旅行みたいで」
「確かにそうだけど、一つのベッドに三人は寝ないでしょ」
優がしょうがないかとため息をついていると、春人と楓雅が指を絡ませるように、自分の手を握って来た。優はビクッとして、驚いた。二人の顔を窺うも、微笑むだけで何も言ってくれなかった。しかし、その時、手の甲にズボン越しではあるが、手の甲に何かが当たったような気がした。
「ああ、ああ、当たってるよ……」
「何が?」
「何がですか?」
「何って……。あの、その……」
二人は惚け、更に、足を絡めて、優に抱きつくように体勢を変えてきた。優はふいに告白の事を思い出し、頬を赤くし、恥ずかしくて、布団にもぐった。二人が小さく笑っている気がしたが、優はそれどころじゃなかった。心臓がドキドキして、今にも飛び出るのではないかと思った。
「ほら、出ておいで」
「……だって、だって。なんか恥ずかしいんだもん」
「何が恥ずかしいんだよ。昔よく一緒に寝ただろ」
「いや、そうだけどさ。今は……違うよ」
優はゆっくりと布団から顔を出し、二人をチラチラと見た。体育会系で人気の春人と頭脳明晰で人気の楓雅の誰もが憧れる学園のアイドルと言われる二人が今、一緒のベッドで自分の体を抱き枕のようにしている状況が優の許容範囲をメーターの針が振り切ったように、いっぱいいっぱいだった。
(しかも、良い香りするし、二人とも艶っぽいし。……どうしよう)
「優……」
「朝比奈……」
冷凍マグロみたいにカチンコチンになっている優を見かねて、二人は名前を甘く囁いた。そして、そのまま顔を近付け、頬に何度も軽くキスをした。優は今すぐここから飛び出して、大声で叫び、のたうち回りたいと思った。
「優、ゆっくり寝ろよ」
「朝比奈、今日もお疲れ様でした。おやすみなさい」
「お、おや……すみ……なしゃぃ」
◆◇◆◇◆◇
翌朝、朝食を摂ると、一ノ瀬家の専属運転手の送迎で家へ帰った。優は家に帰ると、リビングのソファで寛いだ。優はソファに横たわり、足をバタバタさせながら、スマホのゲームアプリで遊び始めた。
「はぁ……。やっぱり、自分の家が一番落ち着くなぁ」
優がダラダラしていると、突然、比奈子から電話がかかって来た。優は飛び上がり、姿勢を正し、電話に出た。
「もしもし? 優君?」
「宇佐美さん? どうしたんですか?」
「どうしたもないよ! メールしても返事帰って来ないしさ」
「昨日は楓雅君の家にお泊りしてたから……」
「とにかく、さっき送ったメール見てね! じゃあね!」
比奈子は一方的に話すと、すぐに電話を切った。優は何の事やら分からず、言われた通りに比奈子のメールを開いた。そこには、『学校の公式動画サイトを見て!』と書かれていた。優は自室に戻り、ノートパソコンを起動し、櫻丘学園公式動画サイトにアクセスした。公式動画サイトでは学園紹介や催し物の動画がアップされていた。その中で、トップ画面には、先日開催した学園祭の様子が紹介されていた。
「もう学園祭の動画上がってるんだ。……宇佐美さんが伝えたかったのはこれかな?」
優は自分達の舞台動画を見つけ、再生した。客観的に見ると、なんだか恥ずかしくなったが、同時に懐かしさを感じた。ふと再生回数を見ると、他の動画と引けを取らない再生回数になっており、コメント数も物凄かった。
「えっ! こんなに再生されてるの! コメントもいっぱいある……。お姫様役を男がやるのは気持ち悪いって書いてあるけど、まぁ、確かに間違ってない。でも、それ以外はすごい褒めてくれてる。嬉しいな」
優はコメントを一つ一つ読み、大半が温かいコメントであった事に嬉しさを感じた。優は春人と楓雅にもこの事を伝えた。
「朝比奈、明日休みですし、今日はもう遅いから、僕の家へ泊まりに来ませんか?」
「でも、急にお邪魔するのはなんだか悪いし……」
「僕は構いませんよ。客室もありますし。小向井君はどうしますか?」
「お、俺は泊まっていこうかなぁ。歩いて帰るの面倒だし、泊まっていこうぜ!」
「二人がそう言うなら、……お邪魔しようかな?」
そして、春人と優は楓雅の家へ泊まる事にした。親には連絡したが、特に問題無かった。楓雅の家に来るのは叔父に鑑定してもらって以来だ。二人は暖炉があり、キングサイズのベッドが置かれた客室へ通された。改めて見ると、まるで異世界に来たのかと錯覚しそうな部屋だった。少しすると、楓雅が使用人と一緒に部屋へ入って来た。三人は椅子に座ると、使用人から温かいお茶と軽食を出して貰った。
「ハーブティーは飲めますか?」
「いただきます。……うん、香りが豊かで美味しい。これ、前に楓雅君がくれた喉によく効くハーブティーと似てるかも!」
「金持ちの味がする…………。俺は水でいいわ」
「春人、失礼だよ!」
「いいんですよ。朝比奈はハーブティーが口に合うみたいなんで、今度、ハーブの勉強でも一緒にやりますか? 楽しいですよ」
「うん! 楽しそう!」
「こうやって二人が泊りに来てくれて、僕は嬉しいです」
三人は少し談笑すると、順番で風呂に入った。浴室も綺麗で高級感溢れる場所だった。二人は湯船にゆっくりと浸かり、疲れを癒した。楓雅と春人はシルクのパジャマだったが、優だけ何故かネグリジェだった。優は楓雅にパジャマにして欲しいと頼んだが、はぐらかされた。
そして、楓雅は自室からボードゲームや小説を持ってくると、三人で深夜まで遊んだ。優がウトウトしていると、楓雅がベッドまで案内してくれた。優はベッドの真ん中に寝そべると、続くようにして、楓雅と春人が優の両サイドに入った。
「なんで二人とも……僕の隣なの?」
「すみません。客室が今ここしか空いていなくて、ベッドもこれしかないんです」
「そっ……、そうなんだ」
「良いんじゃね? 修学旅行みたいで」
「確かにそうだけど、一つのベッドに三人は寝ないでしょ」
優がしょうがないかとため息をついていると、春人と楓雅が指を絡ませるように、自分の手を握って来た。優はビクッとして、驚いた。二人の顔を窺うも、微笑むだけで何も言ってくれなかった。しかし、その時、手の甲にズボン越しではあるが、手の甲に何かが当たったような気がした。
「ああ、ああ、当たってるよ……」
「何が?」
「何がですか?」
「何って……。あの、その……」
二人は惚け、更に、足を絡めて、優に抱きつくように体勢を変えてきた。優はふいに告白の事を思い出し、頬を赤くし、恥ずかしくて、布団にもぐった。二人が小さく笑っている気がしたが、優はそれどころじゃなかった。心臓がドキドキして、今にも飛び出るのではないかと思った。
「ほら、出ておいで」
「……だって、だって。なんか恥ずかしいんだもん」
「何が恥ずかしいんだよ。昔よく一緒に寝ただろ」
「いや、そうだけどさ。今は……違うよ」
優はゆっくりと布団から顔を出し、二人をチラチラと見た。体育会系で人気の春人と頭脳明晰で人気の楓雅の誰もが憧れる学園のアイドルと言われる二人が今、一緒のベッドで自分の体を抱き枕のようにしている状況が優の許容範囲をメーターの針が振り切ったように、いっぱいいっぱいだった。
(しかも、良い香りするし、二人とも艶っぽいし。……どうしよう)
「優……」
「朝比奈……」
冷凍マグロみたいにカチンコチンになっている優を見かねて、二人は名前を甘く囁いた。そして、そのまま顔を近付け、頬に何度も軽くキスをした。優は今すぐここから飛び出して、大声で叫び、のたうち回りたいと思った。
「優、ゆっくり寝ろよ」
「朝比奈、今日もお疲れ様でした。おやすみなさい」
「お、おや……すみ……なしゃぃ」
◆◇◆◇◆◇
翌朝、朝食を摂ると、一ノ瀬家の専属運転手の送迎で家へ帰った。優は家に帰ると、リビングのソファで寛いだ。優はソファに横たわり、足をバタバタさせながら、スマホのゲームアプリで遊び始めた。
「はぁ……。やっぱり、自分の家が一番落ち着くなぁ」
優がダラダラしていると、突然、比奈子から電話がかかって来た。優は飛び上がり、姿勢を正し、電話に出た。
「もしもし? 優君?」
「宇佐美さん? どうしたんですか?」
「どうしたもないよ! メールしても返事帰って来ないしさ」
「昨日は楓雅君の家にお泊りしてたから……」
「とにかく、さっき送ったメール見てね! じゃあね!」
比奈子は一方的に話すと、すぐに電話を切った。優は何の事やら分からず、言われた通りに比奈子のメールを開いた。そこには、『学校の公式動画サイトを見て!』と書かれていた。優は自室に戻り、ノートパソコンを起動し、櫻丘学園公式動画サイトにアクセスした。公式動画サイトでは学園紹介や催し物の動画がアップされていた。その中で、トップ画面には、先日開催した学園祭の様子が紹介されていた。
「もう学園祭の動画上がってるんだ。……宇佐美さんが伝えたかったのはこれかな?」
優は自分達の舞台動画を見つけ、再生した。客観的に見ると、なんだか恥ずかしくなったが、同時に懐かしさを感じた。ふと再生回数を見ると、他の動画と引けを取らない再生回数になっており、コメント数も物凄かった。
「えっ! こんなに再生されてるの! コメントもいっぱいある……。お姫様役を男がやるのは気持ち悪いって書いてあるけど、まぁ、確かに間違ってない。でも、それ以外はすごい褒めてくれてる。嬉しいな」
優はコメントを一つ一つ読み、大半が温かいコメントであった事に嬉しさを感じた。優は春人と楓雅にもこの事を伝えた。
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