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最終章:僕達の未来はきっと光り輝くものになる
14-2:その後に見る子供達の笑顔はまさに癒し
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子供達の部屋に近付くにつれ、元気な声が聞こえてきた。ドアをノックし、部屋に入ると、子供達が一斉に三人の方を見た。そして、パァッと顔を明るくさせ、三人に抱きついた。
「希空お兄ちゃんに、雫お兄ちゃんに、アレックスだぁ!」
「皆、元気にしてたか?」
「うん! オロバスのお兄ちゃんが面倒みてくれてるから、毎日楽しいよ!」
「はぁ? 俺様は貴様らの面倒を見ろと命令されたから、見てるだけだ。勘違いするな」
オロバスは腕を組んで、そっぽ向いた。セトとロゥはオロバスに駆け寄り、両サイドから抱きついた。
「おい、抱きつくな!」
「オロバスはぎゅーってすると喜ぶんだよ!」
「ば、馬鹿か! よ、喜んではいない!」
オロバスは二人に抱きつかれて、頬を赤くし、照れていた。アレックスもいつの間にか狼の姿になり、子供達とじゃれ合っていた。
希空はオロバスの姿を見て、雫の服を引っ張り、耳打ちした。
「雫さん、あれって悪魔だよね? なんで悪魔が教会にいんの?」
「あー……、説明すると長いんだけど、オロバスはアラン様のペットなんだよ」
「えっ、ペット……なの?」
二人がコソコソと喋っていると、オロバスは怒った顔をし、セトとロゥを両脇に抱えながら、雫達の前にやってきた。
「おい、誰がペットだ!」
「だって、そうじゃん。首輪つけられてんだから」
「だから、これはな!」
「オロバスのお兄ちゃんはセトとロゥのペットだよ」
「はぁ? いつから貴様らのペットになった!」
「オロバスのお兄ちゃんはアラン様の眷属だよ。希空お兄ちゃんがいない時に大変な事が起きちゃって、色々あって、今ここで僕達の面倒をみてくれてるの」
「だから、貴様らの――っ!」
「今日もね、赤のエプロンがいいか、緑のエプロンがいいか悩んでたから、ロゥが選んであげたんだよ!」
「馬鹿! それは言うなと言っただろうが!」
希空はセトとロゥのやり取りを見て、オロバスも大変だなと思った。希空は雫に事の経緯を詳しく聞いた。
「そんな事があったんだ……。アラン様って本当に強いんだね。あんなに穏やかで物静かなのに……」
「おや、私が物騒な悪魔使いに思えましたか?」
「――ア、アラン様!」
希空が顎に手を当て、独り言をブツブツと言っていると、アランの声が聞こえ、あまりの驚きで体がビクッとした。後ろを振り向くと、ニコニコと微笑み、教皇の服を着たアランの姿があった。二人は久々の再会でアランに抱きついた。アランは二人の頭を優しく撫でた。
「皆さん、ご無事の帰還に嬉しく思います」
「ありがとうございます。アラン様はお忙しいと聞きましたけど……」
「気分転換ですよ。エミュがノックもせずに私の部屋へ来るなり、大号泣するものですから。困ったものです。お二人もエミュが世話係だと大変でしょう」
アランは口角を上げ、ニッコリと笑った。二人は顔を見合わせ、苦笑いをした。三人で談笑していると、オロバスが声を荒げ、話に割って入ってきた。
「おい、クソジジィ! いつんなったら、首輪外してくれんだよ! そいつらも帰ってきたんだ。俺様は用済みだろ!」
「おやおや、子供達の前で怒鳴り声を上げると、皆が驚きますよ。聖女様に対して、礼儀もなっていないのはよくありませんよ」
アランは指を鳴らすと、オロバスの首輪が光り、ギチギチと首を締めていった。オロバスは後ろにひっくり返り、もがき苦しんだ。希空はその光景を見て、思わず両手を口に当てた。
「わぁ、穏やかじゃない……。フィディスにも着けてやろうか」
「希空、発言がおかしくなってるから」
「オロバス、ごめんなさいは出来ますか?」
「ごぉっ、ごぉっ、ごめっ、ぅんっ、なざぃ」
アランはもう一度、指を鳴らすと、オロバスの首輪は緩まった。オロバスは脂汗をかきながら、四つん這いになり、ゼイゼイと肩で呼吸した。
「彼は時々、口が悪くなりますけど、特に害はありませんので、お二人共、仲良くしてあげてください。……あぁ、大切な事を伝えるのを忘れてました」
「なんですか?」
「夜は程々でお願いしますね」
アランは二人にウィンクすると、部屋を後にした。二人は急に恥ずかしくなり、穴があったら入りたい気分だった。
「ゴホゴホッ、あのクソジジィ……。首輪外れたら、一番に八つ裂きにしてやる」
「オロバス、物騒な事を子供達の前で言うなよ」
「雫もこの首輪着けられたら、俺様の気持ちが分かると思うぜ」
「そうかもしれないけどさ……」
「それにしても、戦慄な光景だった。今度、アラン様に首輪のかけ方教えて貰おうかな。指輪代わりに出来そうじゃん?」
「希空の発言に戦慄だわ。って、そんな事より昨日の祝宴の飾りのお礼しないと」
「あっ、忘れてた」
二人は手を叩き、子供達の注目を集めた。アレックスは子供達側に座っていたので、雫はアレックスの体を引っ張った。
「昨日の飾り付けは誰が作ってくれたのかな?」
「はーい! オロバスと皆で作ったよ」
「なんで俺様の名まで出す!」
「とっても素敵な飾り付けだったよ。皆、本当にありがとうね!」
「今日は無理なんだけど、近いうちにおやつ作って、持ってくるね」
「わーい! 希空お兄ちゃんのお菓子楽しみ!」
三人は子供達に感謝の気持ちを伝えた。雫と希空はアレックスを残し、部屋を後にした。
「希空お兄ちゃんに、雫お兄ちゃんに、アレックスだぁ!」
「皆、元気にしてたか?」
「うん! オロバスのお兄ちゃんが面倒みてくれてるから、毎日楽しいよ!」
「はぁ? 俺様は貴様らの面倒を見ろと命令されたから、見てるだけだ。勘違いするな」
オロバスは腕を組んで、そっぽ向いた。セトとロゥはオロバスに駆け寄り、両サイドから抱きついた。
「おい、抱きつくな!」
「オロバスはぎゅーってすると喜ぶんだよ!」
「ば、馬鹿か! よ、喜んではいない!」
オロバスは二人に抱きつかれて、頬を赤くし、照れていた。アレックスもいつの間にか狼の姿になり、子供達とじゃれ合っていた。
希空はオロバスの姿を見て、雫の服を引っ張り、耳打ちした。
「雫さん、あれって悪魔だよね? なんで悪魔が教会にいんの?」
「あー……、説明すると長いんだけど、オロバスはアラン様のペットなんだよ」
「えっ、ペット……なの?」
二人がコソコソと喋っていると、オロバスは怒った顔をし、セトとロゥを両脇に抱えながら、雫達の前にやってきた。
「おい、誰がペットだ!」
「だって、そうじゃん。首輪つけられてんだから」
「だから、これはな!」
「オロバスのお兄ちゃんはセトとロゥのペットだよ」
「はぁ? いつから貴様らのペットになった!」
「オロバスのお兄ちゃんはアラン様の眷属だよ。希空お兄ちゃんがいない時に大変な事が起きちゃって、色々あって、今ここで僕達の面倒をみてくれてるの」
「だから、貴様らの――っ!」
「今日もね、赤のエプロンがいいか、緑のエプロンがいいか悩んでたから、ロゥが選んであげたんだよ!」
「馬鹿! それは言うなと言っただろうが!」
希空はセトとロゥのやり取りを見て、オロバスも大変だなと思った。希空は雫に事の経緯を詳しく聞いた。
「そんな事があったんだ……。アラン様って本当に強いんだね。あんなに穏やかで物静かなのに……」
「おや、私が物騒な悪魔使いに思えましたか?」
「――ア、アラン様!」
希空が顎に手を当て、独り言をブツブツと言っていると、アランの声が聞こえ、あまりの驚きで体がビクッとした。後ろを振り向くと、ニコニコと微笑み、教皇の服を着たアランの姿があった。二人は久々の再会でアランに抱きついた。アランは二人の頭を優しく撫でた。
「皆さん、ご無事の帰還に嬉しく思います」
「ありがとうございます。アラン様はお忙しいと聞きましたけど……」
「気分転換ですよ。エミュがノックもせずに私の部屋へ来るなり、大号泣するものですから。困ったものです。お二人もエミュが世話係だと大変でしょう」
アランは口角を上げ、ニッコリと笑った。二人は顔を見合わせ、苦笑いをした。三人で談笑していると、オロバスが声を荒げ、話に割って入ってきた。
「おい、クソジジィ! いつんなったら、首輪外してくれんだよ! そいつらも帰ってきたんだ。俺様は用済みだろ!」
「おやおや、子供達の前で怒鳴り声を上げると、皆が驚きますよ。聖女様に対して、礼儀もなっていないのはよくありませんよ」
アランは指を鳴らすと、オロバスの首輪が光り、ギチギチと首を締めていった。オロバスは後ろにひっくり返り、もがき苦しんだ。希空はその光景を見て、思わず両手を口に当てた。
「わぁ、穏やかじゃない……。フィディスにも着けてやろうか」
「希空、発言がおかしくなってるから」
「オロバス、ごめんなさいは出来ますか?」
「ごぉっ、ごぉっ、ごめっ、ぅんっ、なざぃ」
アランはもう一度、指を鳴らすと、オロバスの首輪は緩まった。オロバスは脂汗をかきながら、四つん這いになり、ゼイゼイと肩で呼吸した。
「彼は時々、口が悪くなりますけど、特に害はありませんので、お二人共、仲良くしてあげてください。……あぁ、大切な事を伝えるのを忘れてました」
「なんですか?」
「夜は程々でお願いしますね」
アランは二人にウィンクすると、部屋を後にした。二人は急に恥ずかしくなり、穴があったら入りたい気分だった。
「ゴホゴホッ、あのクソジジィ……。首輪外れたら、一番に八つ裂きにしてやる」
「オロバス、物騒な事を子供達の前で言うなよ」
「雫もこの首輪着けられたら、俺様の気持ちが分かると思うぜ」
「そうかもしれないけどさ……」
「それにしても、戦慄な光景だった。今度、アラン様に首輪のかけ方教えて貰おうかな。指輪代わりに出来そうじゃん?」
「希空の発言に戦慄だわ。って、そんな事より昨日の祝宴の飾りのお礼しないと」
「あっ、忘れてた」
二人は手を叩き、子供達の注目を集めた。アレックスは子供達側に座っていたので、雫はアレックスの体を引っ張った。
「昨日の飾り付けは誰が作ってくれたのかな?」
「はーい! オロバスと皆で作ったよ」
「なんで俺様の名まで出す!」
「とっても素敵な飾り付けだったよ。皆、本当にありがとうね!」
「今日は無理なんだけど、近いうちにおやつ作って、持ってくるね」
「わーい! 希空お兄ちゃんのお菓子楽しみ!」
三人は子供達に感謝の気持ちを伝えた。雫と希空はアレックスを残し、部屋を後にした。
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