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第六章:二人の再会と希空のプチ追放
6-2:不信と冷遇
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「た、大変申し訳ございません! 私のせいです!」
「エミュ、急にどうしたの?」
「わ、私が希空様へ渡す前に、きちんと調べるべきでした……。申し訳ございません」
「エミュさん、とりあえず落ち着いてください。ここからが重要なんです。瘴気と言っても、魔物が憑りついて生じたものではなく、黒魔術かその類で意図的に瘴気を発生させて、火事を引き起こしたって事です」
「黒魔術か……。黒魔術を正しく扱える者はごくわずかだ。王立図書館の禁書には、その類のやり方は記してあるだろうが、普通の人間には無理だろう」
エミュはどんどん顔色が悪くなり、冷や汗をかいていた。そして、震える手を上げ、重い口を開いた。
「その聖杯はドレッド大司教様から預かったものです。確かに希空様が召喚されてからというもの、図書館にある禁書を閲覧する事が多くなりまして……。もしかしたら……」
「憶測でものを言うのは良くない事だ。しかし、ドレッド大司教は大聖女オメル様が亡くなる前後に、この教会に入った者だ。聖女召喚にも深く関わっている。念のため、注意だけはしておこう。雫様、その聖杯はアランが責任持って引き取らせて頂きます」
「分かりました。浄化は済んでいるので、災いが再び起こる事はないと思います」
「どうやって浄化されたのですか? 雫様も聖女様でらっしゃるんですか?」
雫はバッグからオメルの手帳を取り出し、テネブリスの杖をテーブルの上に置いた。アランは席から立ち上がり、手帳と杖を眺めた。そして、人の姿のアレックスをまじまじと見た。
「なるほど……。オメル様の生まれ変わりと言う事ですか。そちらにいるのは人狼のアレックスであろう?」
「たまたまこの世界に召喚された場所がオメルさんが生前住んでいた家の近くだっただけで……。アラン様はアレックスをご存知なんですか?」
「ええ、アレックスはオメル様の子供であるフィディスをアーデルハイト王国から孤児院まで運んでくれた狼ですよ」
「そうだったんですか」
「アレックスよ、あとでフィディスに会うと良いだろう。エミュ、雫様を水晶玉の所へ案内してください。浄化まで出来る魔力をお持ちのようですし、一度、きちんと測定する必要があります」
「はい、畏まりました」
アランは一足先に部屋を後にした。そして、雫達はエミュの案内で大聖堂を目指した。雫達はエミュに祭壇前の木製の長椅子に座るように言われ、座って待機した。
そして、エミュがその場から離れ、数分後、頬がやつれた男性を連れてきた。雫とアレックスはその男性を見て、嫌な感じがして、少し身構えた。
「雫様、お初にお目にかかります。大司教のドレッドと申します。遠方からのご訪問、御足労かけます」
「いえ、こちらで魔力測定が出来ると聞いて来ました。よろしくお願いします」
雫はドレッドと握手した。ドレッドの手は冷たく感じた。雫は愛想笑いをし、ドレッドに祭壇に置いてある大きな水晶玉の前に案内された。
「こちらの水晶玉に手をかざしてみて下さい」
雫は水晶玉にそっと手をかざした。水晶玉全体が光り輝き、近くにいると目を瞑りたくなる程だった。
「おおっ! これは今までに見た事が無い輝き! これこそ聖女の証! 雫様こそが真の聖女です」
「えっ、でも、希空が聖女じゃ――」
「私達は雫様のような聖女様をお待ちしておりました」
雫は希空が聖女ではないかと聞こうとしたのを遮るように、ドレッドは話し出し、雫の手を取り、喜んでいた。希空も祝ってくれたが、無理に笑顔になっているような気がした。
「エミュ、お前はこれからは雫様のお世話をしなさい。そして、希空が使っている部屋を雫様の部屋にしなさい」
「――しかし! 希空様が住まわれる部屋がありません」
「では、真の聖女である雫様を粗雑に扱う気か? これは命令だ」
「そういう訳では――!」
ドレッドとエミュが言い争っていると、希空が急に立ち上がり、二人の会話に割って入った。
「あの! 騎士団の宿舎にある管理室が空いているので、そこに移ります。そこの方が皆さんの食事や掃除も出来ますし、教会にも迷惑かからないし、……それではダメですか?」
「なんだ、空き部屋があるじゃないか。希空もそう言ってるんだ。早く手配しろ。雫様に粗相の無いようにな。いいな!」
「しかし、ドレッド大司教様!」
「私は国王陛下に報告してくる」
ドレッドはエミュを睨んだ。そして、希空を冷ややかな目で見ると、その場を後にした。希空は深いため息をつき、長椅子に座った。
「希空様、いいのですか? ドレッド様はあのように仰っていますが――」
「うん、大丈夫だよ。だって、雫さんの方が魔力あるんだし、それ相応の待遇を受けるのは当たり前だよ。僕は素質が無いんだし。前から宿舎の食事だけじゃなくて、掃除とかもやりたいなって思ってたから、逆にそっちの方が有り難いもん」
「希空……」
「――ちょ、ちょっと皆、気にしすぎだよ。そんな顔しないでよ。適材適所って言うじゃん? そういう事。そうと決まれば、引っ越しの準備しなきゃ」
希空は笑って誤魔化しているように見えた。四人は大聖堂を後にし、アランと子供達がいる部屋へ向かった。
「エミュ、急にどうしたの?」
「わ、私が希空様へ渡す前に、きちんと調べるべきでした……。申し訳ございません」
「エミュさん、とりあえず落ち着いてください。ここからが重要なんです。瘴気と言っても、魔物が憑りついて生じたものではなく、黒魔術かその類で意図的に瘴気を発生させて、火事を引き起こしたって事です」
「黒魔術か……。黒魔術を正しく扱える者はごくわずかだ。王立図書館の禁書には、その類のやり方は記してあるだろうが、普通の人間には無理だろう」
エミュはどんどん顔色が悪くなり、冷や汗をかいていた。そして、震える手を上げ、重い口を開いた。
「その聖杯はドレッド大司教様から預かったものです。確かに希空様が召喚されてからというもの、図書館にある禁書を閲覧する事が多くなりまして……。もしかしたら……」
「憶測でものを言うのは良くない事だ。しかし、ドレッド大司教は大聖女オメル様が亡くなる前後に、この教会に入った者だ。聖女召喚にも深く関わっている。念のため、注意だけはしておこう。雫様、その聖杯はアランが責任持って引き取らせて頂きます」
「分かりました。浄化は済んでいるので、災いが再び起こる事はないと思います」
「どうやって浄化されたのですか? 雫様も聖女様でらっしゃるんですか?」
雫はバッグからオメルの手帳を取り出し、テネブリスの杖をテーブルの上に置いた。アランは席から立ち上がり、手帳と杖を眺めた。そして、人の姿のアレックスをまじまじと見た。
「なるほど……。オメル様の生まれ変わりと言う事ですか。そちらにいるのは人狼のアレックスであろう?」
「たまたまこの世界に召喚された場所がオメルさんが生前住んでいた家の近くだっただけで……。アラン様はアレックスをご存知なんですか?」
「ええ、アレックスはオメル様の子供であるフィディスをアーデルハイト王国から孤児院まで運んでくれた狼ですよ」
「そうだったんですか」
「アレックスよ、あとでフィディスに会うと良いだろう。エミュ、雫様を水晶玉の所へ案内してください。浄化まで出来る魔力をお持ちのようですし、一度、きちんと測定する必要があります」
「はい、畏まりました」
アランは一足先に部屋を後にした。そして、雫達はエミュの案内で大聖堂を目指した。雫達はエミュに祭壇前の木製の長椅子に座るように言われ、座って待機した。
そして、エミュがその場から離れ、数分後、頬がやつれた男性を連れてきた。雫とアレックスはその男性を見て、嫌な感じがして、少し身構えた。
「雫様、お初にお目にかかります。大司教のドレッドと申します。遠方からのご訪問、御足労かけます」
「いえ、こちらで魔力測定が出来ると聞いて来ました。よろしくお願いします」
雫はドレッドと握手した。ドレッドの手は冷たく感じた。雫は愛想笑いをし、ドレッドに祭壇に置いてある大きな水晶玉の前に案内された。
「こちらの水晶玉に手をかざしてみて下さい」
雫は水晶玉にそっと手をかざした。水晶玉全体が光り輝き、近くにいると目を瞑りたくなる程だった。
「おおっ! これは今までに見た事が無い輝き! これこそ聖女の証! 雫様こそが真の聖女です」
「えっ、でも、希空が聖女じゃ――」
「私達は雫様のような聖女様をお待ちしておりました」
雫は希空が聖女ではないかと聞こうとしたのを遮るように、ドレッドは話し出し、雫の手を取り、喜んでいた。希空も祝ってくれたが、無理に笑顔になっているような気がした。
「エミュ、お前はこれからは雫様のお世話をしなさい。そして、希空が使っている部屋を雫様の部屋にしなさい」
「――しかし! 希空様が住まわれる部屋がありません」
「では、真の聖女である雫様を粗雑に扱う気か? これは命令だ」
「そういう訳では――!」
ドレッドとエミュが言い争っていると、希空が急に立ち上がり、二人の会話に割って入った。
「あの! 騎士団の宿舎にある管理室が空いているので、そこに移ります。そこの方が皆さんの食事や掃除も出来ますし、教会にも迷惑かからないし、……それではダメですか?」
「なんだ、空き部屋があるじゃないか。希空もそう言ってるんだ。早く手配しろ。雫様に粗相の無いようにな。いいな!」
「しかし、ドレッド大司教様!」
「私は国王陛下に報告してくる」
ドレッドはエミュを睨んだ。そして、希空を冷ややかな目で見ると、その場を後にした。希空は深いため息をつき、長椅子に座った。
「希空様、いいのですか? ドレッド様はあのように仰っていますが――」
「うん、大丈夫だよ。だって、雫さんの方が魔力あるんだし、それ相応の待遇を受けるのは当たり前だよ。僕は素質が無いんだし。前から宿舎の食事だけじゃなくて、掃除とかもやりたいなって思ってたから、逆にそっちの方が有り難いもん」
「希空……」
「――ちょ、ちょっと皆、気にしすぎだよ。そんな顔しないでよ。適材適所って言うじゃん? そういう事。そうと決まれば、引っ越しの準備しなきゃ」
希空は笑って誤魔化しているように見えた。四人は大聖堂を後にし、アランと子供達がいる部屋へ向かった。
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