12 / 117
第二章:Side Noa <名ばかりの召喚聖女>
2-1:異世界へ来たら、丁重に扱われると思ったけど、違うらしい
しおりを挟む
「あれ? いつの間にか寝ちゃってた。……って、ここは夢?」
希空は眠い目を擦りながら、目覚めた。体はふわふわと宙を浮いており、見渡す限りはプラネタリウムの中みたいに星々が煌めき、幻想的な空間だった。体は少しずつ下へ下へ降りていく。下へ降りていくにつれ、お経を唱えているような声が聞こえてきた。希空はやはりあの魔法陣の噂は嘘で、自分は死んで、幽世に来てしまったのだと思った。
「なんだ……。やっぱり、雫さんの言う通り、迷信だったんだ。あーっ、自分死んじゃったのかな。それでもいいか。もうあの世界には未練は無かった訳だし、天国で伸び伸びした生活をすればいいか」
希空は自分に言い聞かせながら、何度も頷いた。床であろう場所に背中が触れ、希空は手をついて立ち上がろうとした。その瞬間、今までキラキラと輝いていた星々は消え、突如、床に例の魔法陣が赤黒く大きく描かれ、怪しげな光を放った。光はどんどん強くなり、目を瞑りたくなるような眩しさになっていき、希空は右腕で目を覆った。
「なになに? ま、眩しい!」
「おぉっ! なんと……!」
眩しさが徐々に無くなり、お経を唱えていた人の声がした。次は少しジメッとして、カビ臭いような砂埃っぽいような臭いがした。希空は目を覆っていた右腕をゆっくりと下げた。目を開けた先にはゲームでよく見る司祭のような恰好をした青年から初老までの男性が複数人立っていた。
「あ、あの……」
希空が尋ねようとするが、司祭達は希空を指差しながら、コソコソと喋っていた。希空は言葉が通じないと思い、諦めて、自分がいる場所を確認した。希空がいる石畳の床には例の魔法陣が大きく描かれており、ひんやり冷たかった。後ろを振り向くと、石で造られた祭壇があり、壁には人や動物などの浮彫が施されていた。祭壇の両サイドに立てられた複数の蝋燭立てには、巨大な蝋燭が何本も立っており、蝋燭の灯りがゆらゆらと妖しげに揺れ、希空は固唾を呑んだ。
「――っ!」
希空は急に肩を掴まれ、体を大きくビクッとさせた。希空の驚きように司祭も驚き、咄嗟に手を引っ込ませた。希空が振り向くと、自分の肩を掴んだであろう司祭が司祭杖を持った大司教に怒られていた。
「――それにしても、ここはどこですか?」
希空が不安げに見つめていると、先程の大司教が近寄って来た。希空が不思議そうに大司教を見つめると、大司教は何かを唱えながら、片手で希空の目を覆った。希空が何故こんな事をするのか質問しようとした瞬間、突然の睡魔に襲われ、その場に倒れた。
◆◇◆◇◆◇
希空が目を覚ますと、天蓋があるベッドの上だった。希空は起き上がり、背伸びをすると、部屋を見渡した。高級ホテルへ来たような豪華で煌びやかな装飾とシャンデリアがキラキラと輝いていた。ベッドから下りると、床はペルシャ絨毯のような緻密な模様がとても美しく、足の裏から伝わる触り心地が気持ち良く、思わず頬擦りしたくなる。希空は裸足のままで部屋のあちこちを見た。
「こんな綺麗なホテルは初めて。綺麗だなぁ」
希空は浮かれて、クルクルと回っていると、これまたフレームに細かい装飾がされた鏡に自分の姿が映った。希空はおかしいと思い、ピタッと止まり、鏡に近付いた。希空はいつものモコモコしたパジャマではなく、膝下まで覆う純白のノースリーブワンピースで両サイドにスリットが膝上まで入っていた服を着ていた。
勿論、違和感はそこだけでは無かった。やけに下がスースーすると思い、希空は服をたくし上げると、光沢感が美しいサテン生地のTバックを身に着けており、両サイドはセクシーな結びヒモになっていた。希空は頬を赤くし、慌てて、たくし上げた服を正した。
「さっきのおじさん達に身ぐるみを剥がされて、……まるでエロ同人みたいだ。って、違う違う! そんな腐要素入れんでいい! それよりもここ何処? そうだよ、ここ何処だよ!」
希空は外へ出る窓を見つけ、バルコニーへ出た。石畳であったが、石の面は滑らかに加工されており、素足でも少しひんやりするが、痛くなかった。そして、バルコニーからは太陽の光で水面がキラキラと輝く海と行き交う船、空は快晴でカモメらしき海鳥が楽しそうに飛んでいた。心地よい日差しに吹く風を前に、希空は大きく背伸びをし、深呼吸を何度かした。
「おい、何をしている」
希空は冷たい声にビクッとし、後ろを振り返った。そこには青色の軍服を着て、ブラウンベージュの髪をした体つきがガッシリとした男性が希空を睨むように見ていた。高身長という事もあり、希空は見下されている気がして、少し怯えた。怯える希空を見て、隣にいた若い司祭がオドオドしていた。
「フィディス、聖女様が怯えてらっしゃいます! 少しは愛想良くしてください」
「ふん。聖女と聞いていたが、男じゃないか。しかも、まだ子供じゃないか。教会はこんなのが趣味なのか?」
癪に障るフィディスの発言に希空は不快感を示した。今までは言われっ放しの人生だったが、今はもう違うんだと希空は自分に言い聞かせて、頬を膨らまし、フィディスの前に立った。
「子供で悪かったですね! 貴方みたいな図体と態度だけがデカい人には言われたくないですね!」
「な、なんだと? 俺を怒らせたいのか!」
フィディスは鬼の形相で剣を抜こうとした。司祭は慌てて、止めに入った。フィディスと希空が睨み合っていると、先程の大司教が二人を仲裁するように手を叩いて、部屋へ入ってきた。フィディスは舌打ちをし、抜刀するのを諦めた。
希空は眠い目を擦りながら、目覚めた。体はふわふわと宙を浮いており、見渡す限りはプラネタリウムの中みたいに星々が煌めき、幻想的な空間だった。体は少しずつ下へ下へ降りていく。下へ降りていくにつれ、お経を唱えているような声が聞こえてきた。希空はやはりあの魔法陣の噂は嘘で、自分は死んで、幽世に来てしまったのだと思った。
「なんだ……。やっぱり、雫さんの言う通り、迷信だったんだ。あーっ、自分死んじゃったのかな。それでもいいか。もうあの世界には未練は無かった訳だし、天国で伸び伸びした生活をすればいいか」
希空は自分に言い聞かせながら、何度も頷いた。床であろう場所に背中が触れ、希空は手をついて立ち上がろうとした。その瞬間、今までキラキラと輝いていた星々は消え、突如、床に例の魔法陣が赤黒く大きく描かれ、怪しげな光を放った。光はどんどん強くなり、目を瞑りたくなるような眩しさになっていき、希空は右腕で目を覆った。
「なになに? ま、眩しい!」
「おぉっ! なんと……!」
眩しさが徐々に無くなり、お経を唱えていた人の声がした。次は少しジメッとして、カビ臭いような砂埃っぽいような臭いがした。希空は目を覆っていた右腕をゆっくりと下げた。目を開けた先にはゲームでよく見る司祭のような恰好をした青年から初老までの男性が複数人立っていた。
「あ、あの……」
希空が尋ねようとするが、司祭達は希空を指差しながら、コソコソと喋っていた。希空は言葉が通じないと思い、諦めて、自分がいる場所を確認した。希空がいる石畳の床には例の魔法陣が大きく描かれており、ひんやり冷たかった。後ろを振り向くと、石で造られた祭壇があり、壁には人や動物などの浮彫が施されていた。祭壇の両サイドに立てられた複数の蝋燭立てには、巨大な蝋燭が何本も立っており、蝋燭の灯りがゆらゆらと妖しげに揺れ、希空は固唾を呑んだ。
「――っ!」
希空は急に肩を掴まれ、体を大きくビクッとさせた。希空の驚きように司祭も驚き、咄嗟に手を引っ込ませた。希空が振り向くと、自分の肩を掴んだであろう司祭が司祭杖を持った大司教に怒られていた。
「――それにしても、ここはどこですか?」
希空が不安げに見つめていると、先程の大司教が近寄って来た。希空が不思議そうに大司教を見つめると、大司教は何かを唱えながら、片手で希空の目を覆った。希空が何故こんな事をするのか質問しようとした瞬間、突然の睡魔に襲われ、その場に倒れた。
◆◇◆◇◆◇
希空が目を覚ますと、天蓋があるベッドの上だった。希空は起き上がり、背伸びをすると、部屋を見渡した。高級ホテルへ来たような豪華で煌びやかな装飾とシャンデリアがキラキラと輝いていた。ベッドから下りると、床はペルシャ絨毯のような緻密な模様がとても美しく、足の裏から伝わる触り心地が気持ち良く、思わず頬擦りしたくなる。希空は裸足のままで部屋のあちこちを見た。
「こんな綺麗なホテルは初めて。綺麗だなぁ」
希空は浮かれて、クルクルと回っていると、これまたフレームに細かい装飾がされた鏡に自分の姿が映った。希空はおかしいと思い、ピタッと止まり、鏡に近付いた。希空はいつものモコモコしたパジャマではなく、膝下まで覆う純白のノースリーブワンピースで両サイドにスリットが膝上まで入っていた服を着ていた。
勿論、違和感はそこだけでは無かった。やけに下がスースーすると思い、希空は服をたくし上げると、光沢感が美しいサテン生地のTバックを身に着けており、両サイドはセクシーな結びヒモになっていた。希空は頬を赤くし、慌てて、たくし上げた服を正した。
「さっきのおじさん達に身ぐるみを剥がされて、……まるでエロ同人みたいだ。って、違う違う! そんな腐要素入れんでいい! それよりもここ何処? そうだよ、ここ何処だよ!」
希空は外へ出る窓を見つけ、バルコニーへ出た。石畳であったが、石の面は滑らかに加工されており、素足でも少しひんやりするが、痛くなかった。そして、バルコニーからは太陽の光で水面がキラキラと輝く海と行き交う船、空は快晴でカモメらしき海鳥が楽しそうに飛んでいた。心地よい日差しに吹く風を前に、希空は大きく背伸びをし、深呼吸を何度かした。
「おい、何をしている」
希空は冷たい声にビクッとし、後ろを振り返った。そこには青色の軍服を着て、ブラウンベージュの髪をした体つきがガッシリとした男性が希空を睨むように見ていた。高身長という事もあり、希空は見下されている気がして、少し怯えた。怯える希空を見て、隣にいた若い司祭がオドオドしていた。
「フィディス、聖女様が怯えてらっしゃいます! 少しは愛想良くしてください」
「ふん。聖女と聞いていたが、男じゃないか。しかも、まだ子供じゃないか。教会はこんなのが趣味なのか?」
癪に障るフィディスの発言に希空は不快感を示した。今までは言われっ放しの人生だったが、今はもう違うんだと希空は自分に言い聞かせて、頬を膨らまし、フィディスの前に立った。
「子供で悪かったですね! 貴方みたいな図体と態度だけがデカい人には言われたくないですね!」
「な、なんだと? 俺を怒らせたいのか!」
フィディスは鬼の形相で剣を抜こうとした。司祭は慌てて、止めに入った。フィディスと希空が睨み合っていると、先程の大司教が二人を仲裁するように手を叩いて、部屋へ入ってきた。フィディスは舌打ちをし、抜刀するのを諦めた。
0
お気に入りに追加
125
あなたにおすすめの小説
異世界転移で、俺と僕とのほっこり溺愛スローライフ~間に挟まる・もふもふ神の言うこと聞いて珍道中~
兎森りんこ
BL
主人公のアユムは料理や家事が好きな、地味な平凡男子だ。
そんな彼が突然、半年前に異世界に転移した。
そこで出逢った美青年エイシオに助けられ、同居生活をしている。
あまりにモテすぎ、トラブルばかりで、人間不信になっていたエイシオ。
自分に自信が全く無くて、自己肯定感の低いアユム。
エイシオは優しいアユムの料理や家事に癒やされ、アユムもエイシオの包容力で癒やされる。
お互いがかけがえのない存在になっていくが……ある日、エイシオが怪我をして!?
無自覚両片思いのほっこりBL。
前半~当て馬女の出現
後半~もふもふ神を連れたおもしろ珍道中とエイシオの実家話
予想できないクスッと笑える、ほっこりBLです。
サンドイッチ、じゃがいも、トマト、コーヒーなんでもでてきますので許せる方のみお読みください。
アユム視点、エイシオ視点と、交互に視点が変わります。
完結保証!
このお話は、小説家になろう様、エブリスタ様でも掲載中です。
※表紙絵はミドリ/緑虫様(@cklEIJx82utuuqd)からのいただきものです。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません?
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界で普通の高校生として過ごしていた「白崎レナ」は謎の空間の亀裂に飲み込まれ、狭間の世界と呼ばれる空間に移動していた。彼はそこで世界の「管理者」と名乗る女性と出会い、彼女と何時でも交信できる能力を授かり、異世界に転生される。
次に彼が意識を取り戻した時には見知らぬ女性と男性が激しく口論しており、会話の内容から自分達から誕生した赤子は呪われた子供であり、王位を継ぐ権利はないと男性が怒鳴り散らしている事を知る。そして子供というのが自分自身である事にレナは気付き、彼は母親と供に追い出された。
時は流れ、成長したレナは自分がこの世界では不遇職として扱われている「支援魔術師」と「錬金術師」の職業を習得している事が判明し、更に彼は一般的には扱われていないスキルばかり習得してしまう。多くの人間から見下され、実の姉弟からも馬鹿にされてしまうが、彼は決して挫けずに自分の能力を信じて生き抜く――
――後にレナは自分の得た職業とスキルの真の力を「世界の管理者」を名乗る女性のアイリスに伝えられ、自分を見下していた人間から逆に見上げられる立場になる事を彼は知らない。
※タイトルを変更しました。(旧題:不遇職に役立たずスキルと馬鹿にされましたが、実際はそれほど悪くはありません)。書籍化に伴い、一部の話を取り下げました。また、近い内に大幅な取り下げが行われます。
※11月22日に第一巻が発売されます!!また、書籍版では主人公の名前が「レナ」→「レイト」に変更しています。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。

ブレスレットが運んできたもの
mahiro
BL
第一王子が15歳を迎える日、お祝いとは別に未来の妃を探すことを目的としたパーティーが開催することが発表された。
そのパーティーには身分関係なく未婚である女性や歳の近い女性全員に招待状が配られたのだという。
血の繋がりはないが訳あって一緒に住むことになった妹ーーーミシェルも例外ではなく招待されていた。
これまた俺ーーーアレットとは血の繋がりのない兄ーーーベルナールは妹大好きなだけあって大いに喜んでいたのだと思う。
俺はといえば会場のウェイターが足りないため人材募集が貼り出されていたので応募してみたらたまたま通った。
そして迎えた当日、グラスを片付けるため会場から出た所、廊下のすみに光輝く何かを発見し………?
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(10/21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
※4月18日、完結しました。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる