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第11話:獣はいつでも傍にいる※Hあり
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悠人は急いでテントに戻って、他の着替えが無いかを探した。
「どうしよう、どれ着よう……それにしても、暗くて、よく見えない」
暗闇で探していると、ランタンを持ったエルフィンがテントに入ってきた。
「暗くて見えないだろう」
エルフィンはランタンを高い場所に置き、テント内を明るくした。そして、エルフィンは四つん這いになって、鞄の中にある服を探している悠人に気付かれない様に近付き、お尻を撫でながら、下着越しに秘部をスリスリと窪みをなぞりながら、指で擦った。
「んっ! エル、だめだよ。んんっ、そろそろ食事の時間だよ。あっ」
「お前のあんな姿見たら、誰も興奮せずにはいられないだろ」
「あんっ、あれはぁ、事故だって。あんなに丈短いとはぁ、んっ、……思ってなかったぁ」
「嘘つけ。あと、お前が物欲しそうに兵士達をチラチラ見ていたの気付いているんだぞ」
エルフィンは悠人のパンツを喰い込ませ、耳朶を甘噛みし、舌で耳の奥を責めた。
「んんあっ! だめだよぉ……。だめだからぁ、気持ち良くなっちゃうぅ、んっ!」
悠人がとろんとした顔になっているのを見て、エルフィンは悠人に何やら耳打ちをする。
「――で、出来ないよ!」
「ほぉ、じゃあ、私は先に飯でも取りに行って、食べてくるか……」
そう言うと、エルフィンは触るのを止め、テントから出ようとした。悠人はテントから出ようとするエルフィンの腕を掴み、瞳を潤わせながら、恥ずかしそうに言った。
「エル、そんなに意地悪……しないでよ。……やるからぁ」
エルフィンはテントから顔を出し、外にいる兵士達に先に食べているように伝え、再びテントへ戻ってきた。悠人は少し後ろに下がり、エルフィンと距離を取った。そして、スカートの裾を強く握り締めながら、エルフィンに向かって、こう言った。
「お帰りなさいませ……ご、ご主人様。」
「可愛いメイドさん、ただいま」
そして、悠人はエルフィンに向かって、ゆっくりとスカートの裾をめくり上げた。
「今日のデザートはぁ……いかがなさいますか?」
「……ほぉ、これは美味しそうだね。おっと、蜜が溢れているじゃないか。なんでメイドさんのはピクピクして、下着がどんどん濡れていくんだい?」
「そ、それは……」
悠人頬を赤くし、うっすら泣いて、目線を落とし、俯く。エルフィンは恥じらう悠人の顎を手で持ち上げ、甘く囁いた。
「見られてるだけで感じる、いけないメイドさん。……ほら、舌出して。そう……舌同士でキスするのも悪くないだろ?」
お互いに見つめ合いながら、舌の先端同士でチロチロとキスをする。悠人はいつものキスより感じてしまい、体と自身のモノをビクつかせ、蜜をより溢れ出させた。エルフィンは悠人の舌に吸い付く様に、悠人の口の中に舌を入れ込んで、キスをした。
「んんっ! ふんん……ん! んあっ」
エルフィンは悠人の口を責める中、悠人の熱くなったモノを下着越しに全体を手で包み込み、先端を親指でクリクリと回し責める。
「んはぁ! 先っぽぉクリクリするのはだめぇ。足ガクガクなっちゃうからぁ。あぁっ!」
悠人は両足をガクつかせ、思わずエルフィンの服を掴み、顔を埋めた。
「可愛いメイドさん……もう我慢できないかい?」
悠人は顔を埋めながら、頷いた。そうすると、エルフィンは悠人の服を脱がせ、下着姿にした。そして、木箱に腰掛け、悠人に膝の上に座る様に自分の膝をポンポンと叩いてみせた。悠人は言われるがままに、エルフィンの胸に背中を完全に委ねる形で膝の上に座った。
「なぜ向かい合わせに座ってくれない」
「……だって、恥ずかしいもん」
エルフィンは鼻で笑い、下着越しから悠人の両乳首を指先でカリカリと掻いた。
「――んあっ! カリカリするのだめぇ! ビクビクしちゃうぅ!」
悠人は涎を垂らしながら、体を小刻みにビクつかせた。
「悠人、そんなに大きな声出すと、外の兵士達に聞こえるぞ」
エルフィンは悠人の耳元で囁いた。悠人は恥ずかしさの余り、顔をさらに赤くし、咄嗟に両手で口を塞いだが、気持ち良さに勝てず、徐々に塞いでいた手が緩んでいく。
「ふんんっ! んん……。んあっ、いやぁ! カリカリ気持ちひぃっ! んっ!」
「可愛いメイドさん、こっちを向いてごらん」
エルフィンはもう少し深めに座り、悠人の体を軽々と持ち、向かい合わせにさせた。そして、エルフィンは悠人の両腕を首に回し、木箱に両足を踏ん張らせて、お尻を後ろに突き出すように指示した。そして、エルフィンはポケットから透明な液体が入った小瓶を取り出し、悠人の秘部へ塗った。
「しっかり俺に抱き着いてないと、落ちるぞ」
「ああっ! でも、気持ち良くてぇ……んぁ!」
悠人は潤んだ瞳で息を荒げながら、エルフィンを見つめた。エルフィンは悠人の秘部にゴツゴツした指をゆっくりと入れ、出したり入れたりした。
「うひぃ! だめ、だめぇ……ガクガク……しちゃうからぁ」
「そんな事言いながら、自分で腰を動かしてるじゃないか。……ほら、今、二本入ったぞ。さすがスライムローションだな、持って来た甲斐があるな」
エルフィンが指を出し入れする度、悠人はそれに合わせて腰を振り、悠人の秘部からはヌチョヌチョと粘り気のある卑猥な音が聞こえた。
「んんぐっ! 腰が……勝手にぃ、動いちゃうっ! 気持ちいぃ!」
「……上手におねだり出来るかい?」
「……ご、ご主人様の熱くて逞しいモノを僕の中に入れてくらはい」
エルフィンはズボンのチャックを開け、ゴソゴソと自身の熱くなったモノを取り出し、悠人の秘部にあてがう。
「ほら、お前が欲しいモノだよ。自分で入れられるか?」
「え! じ、自分でぇ! うぐぐっ……分かりました」
エルフィンは悠人の体を抱きかかえた。そして、悠人はエルフィンの熱くなった逞しいモノを持ち、ゆっくりと自分の奥へ進めた。
「んんんんぅ! 入ってくるぅ、入ってくるぅ……うああっ!」
「くっ! ……締め付けが……うっ、我慢出来ん」
エルフィンはそのままの体勢で立ち上がり、木箱の上にメイド服を敷き、その上に悠人を下ろし、そのまま激しく悠人の奥を突いた。
「うあっ! はげ……しひぃ! うぁんっ! んあっ!」
「けしからん声を出すお前のせいだ」
エルフィンは獣のように激しいキスをし、悠人の首筋を甘噛みし、痕を残していく。
「はぁ、はぁ……。そんなに大きな声で淫らな声を出していると、誰か来るぞ。まぁ、俺はそれでもいいけどな」
「エルぅ、エルぅ……おっきいの、擦れて気持ち良いよぉ。おかしくなっちゃうぅ」
エルフィンは悠人の良い所を何度も突き上げ、よがり悶える悠人の姿を舐めるように見た。
「もぅ、もう! そこばっかぁ突くと、イッ、イッちゃうからぁ!」
「おお、イけ! 俺もイきそうだ」
エルフィンは腰を激しく突き上げながら、悠人の滴る蜜でぐしょぐしょになった熱いモノを上下に擦った。
「だめぇ、だめっ! それ、それっ! イクっ、イクぅう! んんんっ!」
悠人は大きく体を反らし、エルフィンに擦られながら、実が弾ける様に白濁液を飛び散らした。
エルフィンは間もなくして、大きく反った悠人の腰を両手で強く持ち、秘部の奥へ注ぎ込むように何度も腰を打ち付けた。
「くぅっ!」
エルフィンは滝のような汗を悠人の体に垂らしながら、悠人と舌を絡ませながら、キスをした。
「……はぁ、はぁ。エルのがビクビクしてるぅ……気持ちひぃ」
「……はぁ、はぁ、はぁ。悠人、愛しているぞ」
少し余韻に浸りながら、何度もキスをして、悠人の体を綺麗に拭いてあげた。
「……フィン様、エルフィン様。悠人様も何されているのですか? もうご飯が冷めてしま……あっ」
グラントがなかなか食事に来ない二人を心配になり、テントの入り口の布を潜って、入ってきた。グラントは汗びっしょりのエルフィンと、下着姿で太腿から白濁液を垂らしながら、とろけた顔をしている悠人と目が合ってしまい、混乱し、立ち竦んでしまう。
――こ、この状況、どどど、どうしよう。私はなんてタイミングが悪い時に!
「あぁ、グラントか。今行く。俺達はこっちで食べる。兵士達には明日に備えて、もう寝る様に言ってくれ」
エルフィンは悠人に服を着させながら、いつも通りにグラントへ返事をする。
「はぁ、はぁ……グラント様ぁ、ごめんなさい。僕がちょっと立ち上がれなくて……」
悠人は頬を赤らめて、エルフィンに縋りながら、グラントを潤んだ瞳で見つめながら、返事をした。
――悠人様、けしからん顔……だめです! 私まで興奮してしまいます!
「……あっ、すみません。大丈夫ですよ。今、お二人の分をお持ちします。し、失礼します」
グラントはそそくさとテントから出て、食事を取りに行った。
「悠人、その顔で他の者と話すな。刺激が強すぎる」
「そ、そんな事言われても、グラント様は心配して、来て下さったのだから……んっ!」
喋っている悠人の口を塞ぐように、エルフィンはキスをした。
「……お前は俺のものだ、分かったか」
真っ直ぐな瞳で見つめてくるエルフィンに悠人は頷いて、恥ずかしそうに顔を胸に埋めた。
着替えが終わり、落ち着いた頃にグラントが食事を持って来てくれ、二人でテントの中で食べた。食べ終わって、寝る支度をし、ランタンの灯りを消した。
エルフィンは悠人を自分の所へ来るように、タオルケットを広げる。広げられたタオルケットの中に入る様に悠人はその空間にすっぽりと入り、エルフィンに抱き締められた。悠人の顔がちょうどエルフィンの胸元にあり、悠人はエルフィンの胸に顔を埋めて、エルフィンの鼓動を感じた。その優しい鼓動を感じながら、悠人はいつの間にか眠りについていた。
「どうしよう、どれ着よう……それにしても、暗くて、よく見えない」
暗闇で探していると、ランタンを持ったエルフィンがテントに入ってきた。
「暗くて見えないだろう」
エルフィンはランタンを高い場所に置き、テント内を明るくした。そして、エルフィンは四つん這いになって、鞄の中にある服を探している悠人に気付かれない様に近付き、お尻を撫でながら、下着越しに秘部をスリスリと窪みをなぞりながら、指で擦った。
「んっ! エル、だめだよ。んんっ、そろそろ食事の時間だよ。あっ」
「お前のあんな姿見たら、誰も興奮せずにはいられないだろ」
「あんっ、あれはぁ、事故だって。あんなに丈短いとはぁ、んっ、……思ってなかったぁ」
「嘘つけ。あと、お前が物欲しそうに兵士達をチラチラ見ていたの気付いているんだぞ」
エルフィンは悠人のパンツを喰い込ませ、耳朶を甘噛みし、舌で耳の奥を責めた。
「んんあっ! だめだよぉ……。だめだからぁ、気持ち良くなっちゃうぅ、んっ!」
悠人がとろんとした顔になっているのを見て、エルフィンは悠人に何やら耳打ちをする。
「――で、出来ないよ!」
「ほぉ、じゃあ、私は先に飯でも取りに行って、食べてくるか……」
そう言うと、エルフィンは触るのを止め、テントから出ようとした。悠人はテントから出ようとするエルフィンの腕を掴み、瞳を潤わせながら、恥ずかしそうに言った。
「エル、そんなに意地悪……しないでよ。……やるからぁ」
エルフィンはテントから顔を出し、外にいる兵士達に先に食べているように伝え、再びテントへ戻ってきた。悠人は少し後ろに下がり、エルフィンと距離を取った。そして、スカートの裾を強く握り締めながら、エルフィンに向かって、こう言った。
「お帰りなさいませ……ご、ご主人様。」
「可愛いメイドさん、ただいま」
そして、悠人はエルフィンに向かって、ゆっくりとスカートの裾をめくり上げた。
「今日のデザートはぁ……いかがなさいますか?」
「……ほぉ、これは美味しそうだね。おっと、蜜が溢れているじゃないか。なんでメイドさんのはピクピクして、下着がどんどん濡れていくんだい?」
「そ、それは……」
悠人頬を赤くし、うっすら泣いて、目線を落とし、俯く。エルフィンは恥じらう悠人の顎を手で持ち上げ、甘く囁いた。
「見られてるだけで感じる、いけないメイドさん。……ほら、舌出して。そう……舌同士でキスするのも悪くないだろ?」
お互いに見つめ合いながら、舌の先端同士でチロチロとキスをする。悠人はいつものキスより感じてしまい、体と自身のモノをビクつかせ、蜜をより溢れ出させた。エルフィンは悠人の舌に吸い付く様に、悠人の口の中に舌を入れ込んで、キスをした。
「んんっ! ふんん……ん! んあっ」
エルフィンは悠人の口を責める中、悠人の熱くなったモノを下着越しに全体を手で包み込み、先端を親指でクリクリと回し責める。
「んはぁ! 先っぽぉクリクリするのはだめぇ。足ガクガクなっちゃうからぁ。あぁっ!」
悠人は両足をガクつかせ、思わずエルフィンの服を掴み、顔を埋めた。
「可愛いメイドさん……もう我慢できないかい?」
悠人は顔を埋めながら、頷いた。そうすると、エルフィンは悠人の服を脱がせ、下着姿にした。そして、木箱に腰掛け、悠人に膝の上に座る様に自分の膝をポンポンと叩いてみせた。悠人は言われるがままに、エルフィンの胸に背中を完全に委ねる形で膝の上に座った。
「なぜ向かい合わせに座ってくれない」
「……だって、恥ずかしいもん」
エルフィンは鼻で笑い、下着越しから悠人の両乳首を指先でカリカリと掻いた。
「――んあっ! カリカリするのだめぇ! ビクビクしちゃうぅ!」
悠人は涎を垂らしながら、体を小刻みにビクつかせた。
「悠人、そんなに大きな声出すと、外の兵士達に聞こえるぞ」
エルフィンは悠人の耳元で囁いた。悠人は恥ずかしさの余り、顔をさらに赤くし、咄嗟に両手で口を塞いだが、気持ち良さに勝てず、徐々に塞いでいた手が緩んでいく。
「ふんんっ! んん……。んあっ、いやぁ! カリカリ気持ちひぃっ! んっ!」
「可愛いメイドさん、こっちを向いてごらん」
エルフィンはもう少し深めに座り、悠人の体を軽々と持ち、向かい合わせにさせた。そして、エルフィンは悠人の両腕を首に回し、木箱に両足を踏ん張らせて、お尻を後ろに突き出すように指示した。そして、エルフィンはポケットから透明な液体が入った小瓶を取り出し、悠人の秘部へ塗った。
「しっかり俺に抱き着いてないと、落ちるぞ」
「ああっ! でも、気持ち良くてぇ……んぁ!」
悠人は潤んだ瞳で息を荒げながら、エルフィンを見つめた。エルフィンは悠人の秘部にゴツゴツした指をゆっくりと入れ、出したり入れたりした。
「うひぃ! だめ、だめぇ……ガクガク……しちゃうからぁ」
「そんな事言いながら、自分で腰を動かしてるじゃないか。……ほら、今、二本入ったぞ。さすがスライムローションだな、持って来た甲斐があるな」
エルフィンが指を出し入れする度、悠人はそれに合わせて腰を振り、悠人の秘部からはヌチョヌチョと粘り気のある卑猥な音が聞こえた。
「んんぐっ! 腰が……勝手にぃ、動いちゃうっ! 気持ちいぃ!」
「……上手におねだり出来るかい?」
「……ご、ご主人様の熱くて逞しいモノを僕の中に入れてくらはい」
エルフィンはズボンのチャックを開け、ゴソゴソと自身の熱くなったモノを取り出し、悠人の秘部にあてがう。
「ほら、お前が欲しいモノだよ。自分で入れられるか?」
「え! じ、自分でぇ! うぐぐっ……分かりました」
エルフィンは悠人の体を抱きかかえた。そして、悠人はエルフィンの熱くなった逞しいモノを持ち、ゆっくりと自分の奥へ進めた。
「んんんんぅ! 入ってくるぅ、入ってくるぅ……うああっ!」
「くっ! ……締め付けが……うっ、我慢出来ん」
エルフィンはそのままの体勢で立ち上がり、木箱の上にメイド服を敷き、その上に悠人を下ろし、そのまま激しく悠人の奥を突いた。
「うあっ! はげ……しひぃ! うぁんっ! んあっ!」
「けしからん声を出すお前のせいだ」
エルフィンは獣のように激しいキスをし、悠人の首筋を甘噛みし、痕を残していく。
「はぁ、はぁ……。そんなに大きな声で淫らな声を出していると、誰か来るぞ。まぁ、俺はそれでもいいけどな」
「エルぅ、エルぅ……おっきいの、擦れて気持ち良いよぉ。おかしくなっちゃうぅ」
エルフィンは悠人の良い所を何度も突き上げ、よがり悶える悠人の姿を舐めるように見た。
「もぅ、もう! そこばっかぁ突くと、イッ、イッちゃうからぁ!」
「おお、イけ! 俺もイきそうだ」
エルフィンは腰を激しく突き上げながら、悠人の滴る蜜でぐしょぐしょになった熱いモノを上下に擦った。
「だめぇ、だめっ! それ、それっ! イクっ、イクぅう! んんんっ!」
悠人は大きく体を反らし、エルフィンに擦られながら、実が弾ける様に白濁液を飛び散らした。
エルフィンは間もなくして、大きく反った悠人の腰を両手で強く持ち、秘部の奥へ注ぎ込むように何度も腰を打ち付けた。
「くぅっ!」
エルフィンは滝のような汗を悠人の体に垂らしながら、悠人と舌を絡ませながら、キスをした。
「……はぁ、はぁ。エルのがビクビクしてるぅ……気持ちひぃ」
「……はぁ、はぁ、はぁ。悠人、愛しているぞ」
少し余韻に浸りながら、何度もキスをして、悠人の体を綺麗に拭いてあげた。
「……フィン様、エルフィン様。悠人様も何されているのですか? もうご飯が冷めてしま……あっ」
グラントがなかなか食事に来ない二人を心配になり、テントの入り口の布を潜って、入ってきた。グラントは汗びっしょりのエルフィンと、下着姿で太腿から白濁液を垂らしながら、とろけた顔をしている悠人と目が合ってしまい、混乱し、立ち竦んでしまう。
――こ、この状況、どどど、どうしよう。私はなんてタイミングが悪い時に!
「あぁ、グラントか。今行く。俺達はこっちで食べる。兵士達には明日に備えて、もう寝る様に言ってくれ」
エルフィンは悠人に服を着させながら、いつも通りにグラントへ返事をする。
「はぁ、はぁ……グラント様ぁ、ごめんなさい。僕がちょっと立ち上がれなくて……」
悠人は頬を赤らめて、エルフィンに縋りながら、グラントを潤んだ瞳で見つめながら、返事をした。
――悠人様、けしからん顔……だめです! 私まで興奮してしまいます!
「……あっ、すみません。大丈夫ですよ。今、お二人の分をお持ちします。し、失礼します」
グラントはそそくさとテントから出て、食事を取りに行った。
「悠人、その顔で他の者と話すな。刺激が強すぎる」
「そ、そんな事言われても、グラント様は心配して、来て下さったのだから……んっ!」
喋っている悠人の口を塞ぐように、エルフィンはキスをした。
「……お前は俺のものだ、分かったか」
真っ直ぐな瞳で見つめてくるエルフィンに悠人は頷いて、恥ずかしそうに顔を胸に埋めた。
着替えが終わり、落ち着いた頃にグラントが食事を持って来てくれ、二人でテントの中で食べた。食べ終わって、寝る支度をし、ランタンの灯りを消した。
エルフィンは悠人を自分の所へ来るように、タオルケットを広げる。広げられたタオルケットの中に入る様に悠人はその空間にすっぽりと入り、エルフィンに抱き締められた。悠人の顔がちょうどエルフィンの胸元にあり、悠人はエルフィンの胸に顔を埋めて、エルフィンの鼓動を感じた。その優しい鼓動を感じながら、悠人はいつの間にか眠りについていた。
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