聖姫調教物語

美絢

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11.朝の挨拶 ※R18

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「…………………!?」

 ふと目を覚まし、すぐ隣の違和感に気がつく。ちらりと目線だけ横に向けると黒い何かが視界に入った。

「おはよう、ハクヒ」

 黒い何かは言葉を発した。俺は急いで布団をめくり端まで逃げようと這いつくばる。

「挨拶は基本だよ。王様にもそんな態度を取る気?」

 ハイハイで移動しようとしたのに、大きな手のひらに足首を掴まれる。そのまま引きずるようにして手繰り寄せられた。

「聖妃にはならないから関係ない」
「決めるのは王だよ。いざ聖妃になった時に困るのはハクヒだ」
「う゛…」

 たぶん99パーセントならないけど、残りの1パーセントに可能性はある。本当に聖妃になってしまったら確かに困るのは自分だ。小さくため息をつく。

「…おはよう、コウヤ」

 ベッドに顔を埋めたまま挨拶をする。結局教育係は変わらなかったらしい。ここにコウヤがいるのが答えだろう。

「ちゃんと目をみて言って」
「おはよう!コウヤ!」

 首を捻って投げやりに叫んだ。その様子を見てコウヤが美しく微笑む。

「おはよう。ハクヒ」

 コウヤはもう一度挨拶をすると、形のいい唇をそっと足の裏に近づけた。小さく口づけをする。

「は!?汚いからやめて!!」
「汚くないよ。あまり歩かないからか柔らかいね」

 目の前の出来事が理解できず声をあげた。足の裏にキスをされたことなんてない。確かに俺は聖宮の中しか自由に行動できないけど、そこが柔らかいとは思えなかった。
 コウヤは楽しそうに足の裏を揉んでいる。ピンポイントで痛いところを刺激されて思わず呻いた。

「で、ハクヒ。実は王様への朝の挨拶はこれだけじゃないんだ」
「え?そうなの?」

 コウヤは頷くとそっと足首から手を離す。話の続きが気になってコウヤの方に身を乗り出したが、彼は気にせずそのまま横になる。

「ココにも挨拶をするんだよ」

 ……………ココ?

「ココって、どこ?」
「ハクヒは初めてだから、今日は説明しながら教えるね」

 コウヤが手招きをしたのでソコを覗き込む。それを確認すると、コウヤはバスローブの前をくつろげ始めた。俺は目を丸くする。
 ーーだってコウヤは下着を身につけていなかったから。

「ー~~ッ!?」
「ココに挨拶をするんだよ」

 コウヤは自身の陰茎を持つと先っぽをツンツン♡と指差した。
 思わず固まる。彼のモノは俺や聖姫たちと全然違った。まず太さが俺の手首よりもある。全体に赤黒くて太い血管が浮いていて、皮も剥けていて先っぽが完全に露出していた。
 しかも完全には勃ち上がっていない。

「え、……………ええ!?」
「先っぽに挨拶のキスをするんだよ。それで射精するまで舌で舐めるんだ」
「………し…した………?」

 俺はコウヤのソコから目が離せない。舌、という単語が出てきてようやく意識を取り戻した。

「やったことはある?」
「あるわけ、ないだろ……」

「じゃあやってみようか。おいで」

 すっかり昨日の勢いをなくしていた。だってソコは舐めるところじゃない。エンキにやってあげた時だって舐めたりしなかった。
 確かに俺たちの聖液は薬として重用される。でも実際にそれが使用されている現場に遭遇したことがなかった。だから誰かのソコを舐めるなんて発想は、俺にはない。

「もしかして…王様も聖液出せるの?」
「まさか」

 王様が聖液を出せるからこの行為が必要なのではと思った。だってそれ以外に必要性を感じないのだから。コウヤは笑いながらこちらを見る。

「…………怖い?」

 激しく頷いた。また涙が滲んでくる。昨日から泣いてばかりだ。

「なら、今日は私が見本を見せてあげる」

 コウヤはそう言うと俺の足の間に陣取った。このベッドは広すぎて逃げても逃げても床に降りることができない。
 バスローブの紐を解かれると、脱がされるように前を開かれて全身が露わになった。クッションをお尻の下に入れられて臀部に高さが出る。
 女性器を覆う部分が晒されて顔が真っ赤になる。

「あれ、ふにゃふにゃだ。朝勃ちしないの?」
「や、やめて…!離して!!」
「質問に答えて。また怒られたい?」

 怒る、という言葉にピクリと反応する。
 コウヤは怒ると口調が変わる。声はいつもより低くて小さいのに、従わなければならない気持ちになる。俺はそれが怖い。

「あまりしない…最近はオツトメばかりだったし」

 オツトメで吐精しているからか最近朝勃ちはほぼなかった。聞いてきた割にふぅんと軽い返事を返すと、コウヤは陰茎を弄り始める。

「あ…ッ♡ちょ、やめて…!」
「やめない、しっかり見てて。まずはココにキスをする」

 ちゅ♡と本当に先っぽにキスをした。思わず腰が跳ねる。

「ゔッ!?やめ…そんなとこ汚い…!♡」
「汚くないよ。ピンクでちっちゃくて…すごく可愛い」

 馬鹿にされている気がしてカッとなるがそれも次の瞬間には消えた。

「そして、ココを舐めるんだ」

 コウヤが、俺のモノを口に含んだ。視界の暴力に耐えきれずコウヤの頭を掴む。

「や…ッ!?♡それこわいからやめて!!♡」
「こわくないよ。気持ちよくなるだけ」
「それがこわい…!やだぁッ゙、やめて…!♡」

 やめてほしいのは本当だ。でも、体はその感覚をもっと欲しがっている。腰に甘い痺れが走った。コウヤの口内はヌルヌルとしていてとても気持ちが良くて、舌先で鈴口を刺激されるとたまらなかった。

「あっ♡あ…ひぐぅ!?♡そ、そんなにじゅぼじゅぼしないで…!」

 鋭い視線と目が合う。まるで反応を伺っているようで思わず目を瞑った。誰も逆らわせない支配者のようなコウヤが俺のソコに顔を埋めている。
 その彼を従わせているようで優越感に身悶えた。このまま射精したい、達するために意識を集中した。


「……と。こんな感じかな?王が射精するまで続けるんだ」

 コウヤはそっと口を離した。鈴口と唇の間を繋ぐ糸が艶かしい。ロングウルフの髪を耳にかけると手の甲で口元を拭う姿はひどく妖艶で、後孔が疼いた気がした。

「あ…………♡あっ、う、ううぅぅ……!♡♡」

 俺は思わず自分のソコに手を伸ばした。
 イきたい…早く射精したい…!その一心でソコを扱こうとした。しかし、無情にもその手は止められてしまう。

「これはハクヒが気持ちよくなるための行為じゃないよ」

 そうだ、これは王様への挨拶だ…俺はサれる方ではなくスる方だ。もし本当にしなければならないなら心を押し殺して頑張る。
 でも、自分も昂ってしまったら…俺は耐えられる自信がなかった。王様とか、今はどうでもいい。とにかく射精したい。

「いやぁ…!イッたら♡イったらがんばるからぁ……!♡♡♡」
「王様より先にイく気?」
「うっうん♡イく♡」

 コウヤがサディスティックな笑みを浮かべていた、ーー俺の反応を楽しむように。
 そして彼のモノも完全に勃ち上がっていた。無意識に喉を鳴らす。

「なら、お願いしないとね」

 コウヤが裏筋を撫で上げる。心は反応したくないのに大袈裟に体をビク付かせた。唾液と透明な汁が混ざった液がなだらかに滑る。

「お、おねがい??♡♡」
「うん。王様の名前はまだ秘密だから、私で練習しよう」

 コウヤは話しながら俺のソコを緩く扱いている。話に全然集中できなくて、意味もわからず頷いた。

「『コウヤ様、ハクヒのことイかせてください』って言って?」

「え??♡は、え??♡……………えぇ!??♡♡♡」

 何を言われているか分からず混乱する。全然覚えられない。…それより今、コウヤ様って言った?

「む、むりぃ♡はずかしい…!♡♡♡」
「ならハクヒはイけない。ココに輪っかでも嵌めようか」

 コウヤが根元をぎゅっ♡と押さえる。輪っか、という言葉が理解できないがイけないことは理解できた。

「ぐぅ゙ゔ…ッ!?♡あ、イカせて…っ゙!♡♡」
「誰を?」
「俺…ッは、ハクヒ!♡」

 焦ったくて無意識に腰を振る。俺は根元を縛る手元を解きたくてコウヤの手を外しにかかる。でも、ビクともしない。

「誰が?」
「こ、こーやが!!♡」

「様を忘れてるよ」
「こーやさま、がぁ…!!♡♡♡」

「誰が、誰をどうしてほしいの?」
「コウヤ様が…っ俺を…ハクヒのこと、イかせてぇ…!!♡♡♡」

「…まあ、いっか」

 恥ずかしくて死にそうだった。羞恥で顔を真っ赤に染めながら叫ぶようにねだる。コウヤは一言呟くと再度俺のモノを口に含んだ。生暖かい感触が気持ちよくて思わず腰を動かす。
 そしてその瞬間は訪れた。

「うぐゥ…っ゙!ン、はぁ、あ…!あ゙ぁ゙ーーー~~~~ッッ゙!!?♡♡」

 目を瞑り体を逸らす。体がビクンビクン♡と痙攣して、思わず足に力が入って腰を突き出す。コウヤは気にせず性器を含んだまま、喉を鳴らした。
 ーーーーーー喉を、鳴らした?

「ごちそうさま」
「な、なんで呑むの!?汚いから出してよ!!」
「聖液を吐き出したらバチがあたるよ」

 俺はエンキの聖液を容赦なく捨ててるけど…と思いながらコウヤを見る。赤い舌先が唇を舐める。
 そして、金色の瞳が獲物を見つけたように目を細めた。

「それじゃあ、ハクヒ。練習をしようか?」
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