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第168話 [地底湖の2人。]
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パイラー公爵領に戻った俺達は使命を遂行する為に転送を使って移動し、街やダンジョンを巡り次々と遂行していった。
「後は火山地帯の数人だけだな。」
「師匠、かなりの人数を転生させてどの位レベルは上がったでござるか?」
「殆どが平民の人か冒険者でもDランク以下の人だったから上がってないぞ。」
「あんなに転生させたのに上がってないでござるか!?」
「まぁ、その為に転生させてるわけじゃないからなぁ。」
「それはそうでござるが・・・。」
「まぁ、それでもスキルの方は何個か手に入ったし、熟練度も上がったし、感謝しかないな。」
「何を獲得したでござるか?」
「えぇと投擲術、捕縛術、弓術だな。」
「それって師匠に必要なスキルでござるか?」
「まぁ、無くても出来ない事はないがやり易さが違うからな。それに俺は皆んなみたいに努力でスキルを手に入れる事も熟練度を上げる事も出来ないからな。」
「そうでござったな。」
「あぁ、だから感謝しかないんだよ。」
「なるほど、拙者が悪かったでござる。」
「まぁ、とりあえず明日、火山地帯に行ったらパイラー公爵領は終わりだからその後はダンジョン踏破をしてくからな。」
「明日からが本番でござるな。」
「そうだな。基本的にはお前達に任せるからな。」
「承知したでござる。」
「御意!」
俺達はそう言うと火山地帯のダンジョンのマントルまで転送した。
「此処は?」
「俺がこの前踏破したダンジョンだ。」
「此処にも居るのでござるか?」
「いや、此処には居ないけど此処を起点に動いた方が明日からの効率が良いからな。」
「なるほどでござる。」
「って事で今日は休むぞ。」
俺はそう言うとアイテムボックス改を開いて中に全員で入り、食事をして就寝した。
翌朝、朝食がてら本日の予定を話した。
「とりあえず父さん達は使命を終わらせたらダンジョン踏破をしていくがお前達はどうする?」
「一緒に行きたいなぁ。」
「ボタンちゃんはどうするんだ?」
「私の祝福があるから多分大丈夫だと思うよ。」
「そうなのか?」
「私が小さいファイヤーボール当てても平気だったし。」
「・・・お前達・・・一体どんな模擬戦してたんだ?」
「流石、師匠のお子様方でござるな・・・。」
「・・・俺は・・・まぁそうか。」
サスケのその言葉に俺は何も言えず、とりあえず使命が終わったら呼ぶ事にして一先ずサスケとツバキだけを連れてアイテムボックス改から外に出た。
「さてと、全部で3箇所に居るから近い順から転生してもらうかな。」
俺はそう言うとイーグルアイで遠くの場所を確認し、転送する方法を何度も使い1番近い場所に到着した。
「洞窟か。」
「あの中に居るでござるか?」
「あぁ、ダンジョンじゃないから何処まで続いてるかは現時点じゃ分からないけど、とりあえず奥に居るみたいだな。」
「どうするでござるか?」
「とりあえず中に入ったらエコーロケーションで中を確認する。」
俺はそう言うと中に入り、エコーロケーションを使用した。
中は500m先までは直線で下り坂になっていて、その後は上に鍾乳洞の様な空間があった。
「おっ、涼しそうな場所が在るな。」
「火山地帯なのにその様な場所があるでござるか?」
「あぁ、間違いなく涼しいはずだ。地底湖の様なのもあるみたいだからな。」
「魔物は居ないのでござるか?」
「とりあえず居ないな。地底湖らしき場所は行ってみないと分からないけど、そこまではマップにも反応が無いから一気に行くぞ。」
「分かったでござる。」
俺達はそう言うと地底湖まで走った。
「本当に涼しいでござるな。」
「熱い空気は上に行くから下に向かってこれだけの距離があれば中に暑さは伝わらないものなんだ。しかもこの地底湖が更に冷やしてくれてるんだ。」
「なるほどだから涼しいのでござるな。」
「あぁ。」
「それでこの後はどうするでござるか?」
「此処を潜る。」
「何処まで続いてるでござるか?」
「一寸待ってな。」
俺はそう言うと地底湖に顔を着けてエコーロケーションを使った。
「途中で何ヶ所か呼吸が出来る場所は在るがそこの空気に毒性が無いか確認するのに1度俺だけで行ってくるからお前達は此処で待っていてくれ。」
「・・・承知したでござる。」
「・・・。」
「危険かもしれない場所に俺が行く事に納得いかないか。だが、俺以上に状態異常に問題ないやつはこの中には居ないだろ。」
俺がそう言うとツバキも渋々という感じで納得してくれたので、俺は地底湖に潜り、先に進んだ。
最奥まで到着した俺はこれまでとは違い息苦しさを感じてステータスを確認するとHPが少しずつ減り始めていたが、毒を受けている感じがしなかったのでアイテムボックス改の中に避難した。すると直ぐに減っていたHPが復活したので、生活魔法で水を出して空気を包み、アイテムボックス改を出ると包み込んだ空気を解放した。
「やっぱりそうか。必要な酸素が殆ど無くなってたのか。」
俺はそう言うとサスケ達の所に戻り、最奥まで連れて行った。
「凄い景色でござるな。」
「あぁ、一面何かが光って星空の中に居るみたいだな。」
「発光ゴケでござるな。」
「とりあえず、その奥に居る人達を転生させたら子供達も連れて来るか。」
「それは良いでござるなぁ。」
俺達がそう話しているとツバキが動いている気配がないので声を掛けた。
「ツバキ。」
「・・・。」
「ツバキ!」
「は、はい!」
「俺達は先に進むけどお前は此処に居るか?」
「いえ、私も行きます。」
「そうか。後で子供達も連れて来るつもりだから先に進むぞ。」
「御意!」
ツバキが正常な反応になったので、俺達は奥に進むと少し行った所に焚き火をした形跡があった。
「なるほど、もしかしたらこれが原因かもしれないな。」
「焚き火でござるか?」
「あぁ、此処みたいな場所で火を使うと自分達が息をするのに必要な空気も無くなるんだ。」
「そうなのでござるか・・・。」
「此処に来た人も知らなかったのかもな。幾ら広いとはいえ、火を起こす事は危険だからな。」
「なるほど・・・だからあの時一緒に居た者が火魔法を使って怒られてたのか。」
「サスケも知らなかったのか?」
「面目無いでござる。」
「まぁ、実際こういう場所に来た事が無ければ知らないのもしょうがないか。」
俺達がそう話しながら進むと奥の扉の前に2人の女性とその下には人骨に首輪の様な物が嵌められている形跡があった。
「お話してもよろしいでしょうか?」
『・・・。』
「聞こえますか?」
『・・・。』
「自分達は貴女方に危害を加える様な事は致しません。」
『・・・本当に?』
「はい。」
『私達に何の用が・・・?』
「その前に貴女方は今の状況が解りますか?」
『状況というと死んだ事ですか?それとも周りの人達が魔物に食べられたのに自分達は大丈夫だった事ですか?』
「お亡くなりになった事は解ってらっしゃるのですね。」
『はい。』
「しかし、魔物ですか?」
『はい。周りの人達が次々と倒れて死んでいったら1人の人から魔物が出てきて、死んでいった人達の魂や遺体を食べ始めたんです。』
「ソウルイーターか。」
『ソウルイーターと言うのですね。』
「恐らく。では何故貴女方は何故捕食されなかったのですか?」
『それはこの扉の力だと思います。』
「コレですか?」
『はい。もう既に魔力が無くなって効果はありませんが、アーティファクトだそうで、魔力を注げば1時間程は半径2mは姿を消せるそうです。と言ってもこの扉の存在を知っている人には効果が無いそうですが。』
「なるほど、でもそれだと何故ソウルイーターは気付かなかったのでしょうか。」
『あの時は私達のご主人様のグループと取り引きをしているグループの方が居たのですが、ソウルイーターが出てきたのは相手方の人だったので。』
「なるほど。」
『それで私達に何の用で?』
「あぁ、すいません。自分はアストライアー様の使徒をしているのですが、貴女方を転生させる為に来ました。」
俺がそう言うと2人の女性は平伏してしまった。
「その様な事をしなくても大丈夫ですよ。」
『・・・。』
「えぇと顔を上げて下さい。」
『『はい。』』
「えぇと御二方はこの世に未練などは御座いますか?」
『いえ、私達は生まれた時から奴隷として生きてきたので未練はございません。』
片方の女性がそういうともう一方の女性も頷いていた。
「でしたら転生しますか?」
『『はい。』』
「分かりました。では来世は良い生を。」
俺はそう言うと2人を転生させた。
《ユニークスキルドクセイセイヲカクトクシマシタ。》
《ユニークスキルゲドクヤクセイセイヲカクトクシマシタ。》
《アクティブスキルケハイシャダン(チュウ)ヲカクトクシマシタ。》
《アクティブスキルケハイシャダン(チュウ)ヲカクトクシマシタ。》
《アクティブスキルケハイシャダンハトウゴウサレ、ケハイシャダン(ダイ)ニナリマス。》
俺が2人を転生させるとサスケが声を掛けてきた。
「師匠、今回は何を獲得したでござるか?」
「これまでは聞かなかったのに俺がいつもと違う状況になってたのか?」
「そんな事はないでござるよ。ただ何となくでござる。」
「なるほど、感か。」
「そうでござる。それで何を獲得したでござるか?」
「毒生成と解毒薬生成、それと気配遮断(大)だな。」
「嫌な予感はその所為だったでござるか。」
「何だよ、嫌な予感って。」
「いやぁ~師匠はどんどん人から離れていくでござるなぁ。」
「・・・サスケ、お前に創った毒を与えようか?」
俺がムカつきながらそう言うとサスケは直ぐに土下座した。
「・・・ふぅ~。まぁ良いや。とりあえずこの扉、開けてみるか。」
俺がそう言うとサスケは直ぐに立ち上がり頷いていた。そんなサスケに呆れながらも扉の中に何があるのか気になったので扉を開けてみるとそこには様々な武器や道具が置いてあった。
「これは見事でござるなぁ。」
「そうだな。とりあえず、持って帰ってルークやレイ、それにドラウに見せてみるか。」
「そうでござるな。これだけの量だと時間が掛かるでござるからな。」
俺達はそう言うとアイテムボックス改に扉を含めて全て入れると子供達を連れて戻り、1時間程中を散策した。
「後は火山地帯の数人だけだな。」
「師匠、かなりの人数を転生させてどの位レベルは上がったでござるか?」
「殆どが平民の人か冒険者でもDランク以下の人だったから上がってないぞ。」
「あんなに転生させたのに上がってないでござるか!?」
「まぁ、その為に転生させてるわけじゃないからなぁ。」
「それはそうでござるが・・・。」
「まぁ、それでもスキルの方は何個か手に入ったし、熟練度も上がったし、感謝しかないな。」
「何を獲得したでござるか?」
「えぇと投擲術、捕縛術、弓術だな。」
「それって師匠に必要なスキルでござるか?」
「まぁ、無くても出来ない事はないがやり易さが違うからな。それに俺は皆んなみたいに努力でスキルを手に入れる事も熟練度を上げる事も出来ないからな。」
「そうでござったな。」
「あぁ、だから感謝しかないんだよ。」
「なるほど、拙者が悪かったでござる。」
「まぁ、とりあえず明日、火山地帯に行ったらパイラー公爵領は終わりだからその後はダンジョン踏破をしてくからな。」
「明日からが本番でござるな。」
「そうだな。基本的にはお前達に任せるからな。」
「承知したでござる。」
「御意!」
俺達はそう言うと火山地帯のダンジョンのマントルまで転送した。
「此処は?」
「俺がこの前踏破したダンジョンだ。」
「此処にも居るのでござるか?」
「いや、此処には居ないけど此処を起点に動いた方が明日からの効率が良いからな。」
「なるほどでござる。」
「って事で今日は休むぞ。」
俺はそう言うとアイテムボックス改を開いて中に全員で入り、食事をして就寝した。
翌朝、朝食がてら本日の予定を話した。
「とりあえず父さん達は使命を終わらせたらダンジョン踏破をしていくがお前達はどうする?」
「一緒に行きたいなぁ。」
「ボタンちゃんはどうするんだ?」
「私の祝福があるから多分大丈夫だと思うよ。」
「そうなのか?」
「私が小さいファイヤーボール当てても平気だったし。」
「・・・お前達・・・一体どんな模擬戦してたんだ?」
「流石、師匠のお子様方でござるな・・・。」
「・・・俺は・・・まぁそうか。」
サスケのその言葉に俺は何も言えず、とりあえず使命が終わったら呼ぶ事にして一先ずサスケとツバキだけを連れてアイテムボックス改から外に出た。
「さてと、全部で3箇所に居るから近い順から転生してもらうかな。」
俺はそう言うとイーグルアイで遠くの場所を確認し、転送する方法を何度も使い1番近い場所に到着した。
「洞窟か。」
「あの中に居るでござるか?」
「あぁ、ダンジョンじゃないから何処まで続いてるかは現時点じゃ分からないけど、とりあえず奥に居るみたいだな。」
「どうするでござるか?」
「とりあえず中に入ったらエコーロケーションで中を確認する。」
俺はそう言うと中に入り、エコーロケーションを使用した。
中は500m先までは直線で下り坂になっていて、その後は上に鍾乳洞の様な空間があった。
「おっ、涼しそうな場所が在るな。」
「火山地帯なのにその様な場所があるでござるか?」
「あぁ、間違いなく涼しいはずだ。地底湖の様なのもあるみたいだからな。」
「魔物は居ないのでござるか?」
「とりあえず居ないな。地底湖らしき場所は行ってみないと分からないけど、そこまではマップにも反応が無いから一気に行くぞ。」
「分かったでござる。」
俺達はそう言うと地底湖まで走った。
「本当に涼しいでござるな。」
「熱い空気は上に行くから下に向かってこれだけの距離があれば中に暑さは伝わらないものなんだ。しかもこの地底湖が更に冷やしてくれてるんだ。」
「なるほどだから涼しいのでござるな。」
「あぁ。」
「それでこの後はどうするでござるか?」
「此処を潜る。」
「何処まで続いてるでござるか?」
「一寸待ってな。」
俺はそう言うと地底湖に顔を着けてエコーロケーションを使った。
「途中で何ヶ所か呼吸が出来る場所は在るがそこの空気に毒性が無いか確認するのに1度俺だけで行ってくるからお前達は此処で待っていてくれ。」
「・・・承知したでござる。」
「・・・。」
「危険かもしれない場所に俺が行く事に納得いかないか。だが、俺以上に状態異常に問題ないやつはこの中には居ないだろ。」
俺がそう言うとツバキも渋々という感じで納得してくれたので、俺は地底湖に潜り、先に進んだ。
最奥まで到着した俺はこれまでとは違い息苦しさを感じてステータスを確認するとHPが少しずつ減り始めていたが、毒を受けている感じがしなかったのでアイテムボックス改の中に避難した。すると直ぐに減っていたHPが復活したので、生活魔法で水を出して空気を包み、アイテムボックス改を出ると包み込んだ空気を解放した。
「やっぱりそうか。必要な酸素が殆ど無くなってたのか。」
俺はそう言うとサスケ達の所に戻り、最奥まで連れて行った。
「凄い景色でござるな。」
「あぁ、一面何かが光って星空の中に居るみたいだな。」
「発光ゴケでござるな。」
「とりあえず、その奥に居る人達を転生させたら子供達も連れて来るか。」
「それは良いでござるなぁ。」
俺達がそう話しているとツバキが動いている気配がないので声を掛けた。
「ツバキ。」
「・・・。」
「ツバキ!」
「は、はい!」
「俺達は先に進むけどお前は此処に居るか?」
「いえ、私も行きます。」
「そうか。後で子供達も連れて来るつもりだから先に進むぞ。」
「御意!」
ツバキが正常な反応になったので、俺達は奥に進むと少し行った所に焚き火をした形跡があった。
「なるほど、もしかしたらこれが原因かもしれないな。」
「焚き火でござるか?」
「あぁ、此処みたいな場所で火を使うと自分達が息をするのに必要な空気も無くなるんだ。」
「そうなのでござるか・・・。」
「此処に来た人も知らなかったのかもな。幾ら広いとはいえ、火を起こす事は危険だからな。」
「なるほど・・・だからあの時一緒に居た者が火魔法を使って怒られてたのか。」
「サスケも知らなかったのか?」
「面目無いでござる。」
「まぁ、実際こういう場所に来た事が無ければ知らないのもしょうがないか。」
俺達がそう話しながら進むと奥の扉の前に2人の女性とその下には人骨に首輪の様な物が嵌められている形跡があった。
「お話してもよろしいでしょうか?」
『・・・。』
「聞こえますか?」
『・・・。』
「自分達は貴女方に危害を加える様な事は致しません。」
『・・・本当に?』
「はい。」
『私達に何の用が・・・?』
「その前に貴女方は今の状況が解りますか?」
『状況というと死んだ事ですか?それとも周りの人達が魔物に食べられたのに自分達は大丈夫だった事ですか?』
「お亡くなりになった事は解ってらっしゃるのですね。」
『はい。』
「しかし、魔物ですか?」
『はい。周りの人達が次々と倒れて死んでいったら1人の人から魔物が出てきて、死んでいった人達の魂や遺体を食べ始めたんです。』
「ソウルイーターか。」
『ソウルイーターと言うのですね。』
「恐らく。では何故貴女方は何故捕食されなかったのですか?」
『それはこの扉の力だと思います。』
「コレですか?」
『はい。もう既に魔力が無くなって効果はありませんが、アーティファクトだそうで、魔力を注げば1時間程は半径2mは姿を消せるそうです。と言ってもこの扉の存在を知っている人には効果が無いそうですが。』
「なるほど、でもそれだと何故ソウルイーターは気付かなかったのでしょうか。」
『あの時は私達のご主人様のグループと取り引きをしているグループの方が居たのですが、ソウルイーターが出てきたのは相手方の人だったので。』
「なるほど。」
『それで私達に何の用で?』
「あぁ、すいません。自分はアストライアー様の使徒をしているのですが、貴女方を転生させる為に来ました。」
俺がそう言うと2人の女性は平伏してしまった。
「その様な事をしなくても大丈夫ですよ。」
『・・・。』
「えぇと顔を上げて下さい。」
『『はい。』』
「えぇと御二方はこの世に未練などは御座いますか?」
『いえ、私達は生まれた時から奴隷として生きてきたので未練はございません。』
片方の女性がそういうともう一方の女性も頷いていた。
「でしたら転生しますか?」
『『はい。』』
「分かりました。では来世は良い生を。」
俺はそう言うと2人を転生させた。
《ユニークスキルドクセイセイヲカクトクシマシタ。》
《ユニークスキルゲドクヤクセイセイヲカクトクシマシタ。》
《アクティブスキルケハイシャダン(チュウ)ヲカクトクシマシタ。》
《アクティブスキルケハイシャダン(チュウ)ヲカクトクシマシタ。》
《アクティブスキルケハイシャダンハトウゴウサレ、ケハイシャダン(ダイ)ニナリマス。》
俺が2人を転生させるとサスケが声を掛けてきた。
「師匠、今回は何を獲得したでござるか?」
「これまでは聞かなかったのに俺がいつもと違う状況になってたのか?」
「そんな事はないでござるよ。ただ何となくでござる。」
「なるほど、感か。」
「そうでござる。それで何を獲得したでござるか?」
「毒生成と解毒薬生成、それと気配遮断(大)だな。」
「嫌な予感はその所為だったでござるか。」
「何だよ、嫌な予感って。」
「いやぁ~師匠はどんどん人から離れていくでござるなぁ。」
「・・・サスケ、お前に創った毒を与えようか?」
俺がムカつきながらそう言うとサスケは直ぐに土下座した。
「・・・ふぅ~。まぁ良いや。とりあえずこの扉、開けてみるか。」
俺がそう言うとサスケは直ぐに立ち上がり頷いていた。そんなサスケに呆れながらも扉の中に何があるのか気になったので扉を開けてみるとそこには様々な武器や道具が置いてあった。
「これは見事でござるなぁ。」
「そうだな。とりあえず、持って帰ってルークやレイ、それにドラウに見せてみるか。」
「そうでござるな。これだけの量だと時間が掛かるでござるからな。」
俺達はそう言うとアイテムボックス改に扉を含めて全て入れると子供達を連れて戻り、1時間程中を散策した。
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